さらに続きです。

そういえば一連のエントリーでの前提を書いていませんでした。
メールマーケティング、メルマガといっているものの業態・業界によってかなりセオリーが異なります。業界ごとの傾向をまとめました。

(1)BtoBtoC
ユーザと接点のない企業、いわゆるナショナルクライアントのメルマガ。(それ以外の中小のメルマガは消えました・・)
基本的に昔からやっている十万単位の規模のメルマガはこれからも消えることはないけど、blogやらSNS(いずれはツイッターも)も含むWEBコンテンツとの併用が基本で、コンテンツの更新をユーザに知らせるだけのRSS的な役割しか担わなくなってます。
企業のCM的なメールマガジンだけでユーザとの関係を強くしたりロイヤリティが高まったりすることはこれまでもなかったし、これからもないでしょう。


(2)BtoC(店舗系)
ユーザと直接接点のある企業のメルマガ。携帯に多いクーポン配信などの販促系が主流。マクドナルドのクーポンはもちろん、様々な企業で導入が進んでいるので、今後もなくなることはないでしょう。しかし、この場合効果があるのは「クーポン」であり、メール自体はRSSとしての告知機能しか意味をなしてないのは(1)と同じです。


(3)BtoC(非店舗系)
不動産・自動車・教育関連・ブライダルなどの営業の対応を挟む場合。WEBでの営業もあるけど営業のヒューマンスキルが顧客の購買行動に大きく影響するため、メールでのコミュニケーションでユーザとの関係を強化することも以外と有効。


(4)EC
ECは店舗系と同じようにタイムセール的にAttensionの役割をはたすだけのメールもあれば、動機付けに重要な役割をもたらすメールもまだまだあります。今も昔もメールマーケティングの主流。


(5)BtoB
非店舗系BtoCと同じように営業対応が基本なので、メールもWEBもあくまで補助機能。定型的なメルマガでのコミュニケーションはコンテンツがない企業がほとんどのため難しいが、メールのコミュニケーションでの情報提供で顧客の育成を行ったり「おそば感」を醸成するのは有効。


(6)メディア系
基本WEBコンテンツのRSSとしてしか機能はしていないものの、メルマガに広告を載せるビジネスモデルがかろうじて有効に機能している。これ以上どうしようもない?


(7)その他(まぐまぐ系、GtoC)
一時ブームになった「小泉総理メールマガジン」とかに代表される役所や団体の発行するメルマガと、まぐまぐなどで個人が発行するメルマガ。政権交代もあったし、政府関連はほぼ絶滅だし、まぐまぐも結構厳しいものがある。今後も一定のニーズはあるもののコレ一本で何かマーケティングができるレベルに今後はならないでしょう。まぐまぐで根気よく続けている個人の発行人はいるものの、情報発信はブログと併用だったり、WEBに誘導するRSSとして使っているだけか・・?


今回のコンテンツは「WEBマーケティング」と「営業対応」が入ることを前提にしているので、(3)(4)(5)、特に(3)と(5)を対象にしてます。