2013年11月06日

2012/08/05():第27カ国目エジプト(2度目だから)

 

 

アスワンでスーダンビザとフェリーチケットを手に入れた後は、

マックで待ち合わせ。

ワタシが今朝、スーダン大使館でビザを申請しているときに

偶然もう一人東洋人が現れた。

彼は宮崎で医大生をやっている創さんという日本人男性で、

文系大学滞在中にボランティア活動で訪れたウガンダに

魅了されて、医大に入り直すことを決めた優秀な人。

将来はアフリカで僻地医療がしたくて、医者を志したんだとか。

ワタシも医療人として彼の話がとても面白くて、

半日ずっとおしゃべりしちゃいました。

 

旅をしていると、思っているよりもよく日本人に会う。

それがどんな秘境でも、意外と日本人はいるもんだったりする。

でもその限られた出会いの中で、

その人の人間力に魅せられて興味を持って話をできる人に

出会える確率は、そう高くない。

 

こういう言い方は失礼かもしれないけど…

やっぱり相手に魅力を感じないと

どこか表面的な付き合い以上になれない。

ワタシのような人見知りが根底にある人間は尚更どーでもいい対応になってしまう。笑

そしてそれは一方通行でも意味がなくて、

相手にとっても魅力を感じてもらえる人間力を

ワタシ自身も有していないとこういう関係は成立しないと思う。

 

創さんがどこまでワタシに人間力を感じてくれたかはあまり自信がないけれど、きっとゼロではなかったはず。

ワタシはとても創さんの人生観(みたいなもの)や歴史に魅力を感じて、この場所・このタイミングで出会えたことがとても嬉しかったし・・・

こんな風に大きな影響を受ける特別な出会いかも!と思えたのは、この旅では、ルーマニアで出会ったTakaさんに次ぐ2人目。

Takaさんはワタシの方がだいぶ年上だったから多少お姉ちゃんぽく気負う部分もあったけど、創さんは私の方が年下だから、それに乗じて「教えて教えて!」って感じでラクでした。笑

 

いつも思うけど、人間の出会いって、

偶然のタイミングだけど必然の出来事なんだよね。

 

我々柔道整復師がドクターとあまり仲がよろしくないことは周知の事実でして、積極的に整形業界にコネクションを作ろうと努力しない限り、ドクターとの繋がりは思うほどありません。

(急性患者が来たのときにはドクターの了承が必要なのにどうなってんだって感じ・・・)

だからこそ彼が本当のドクターになって我々柔道整復師との関係に亀裂が入る前に()、いろんなお話を聞かせてもらえるチャンスがあって、とても貴重な時間でした。

 

おかげでワタシも微力ながら僻地医療に興味がわいちゃって!

親には悩みの種なんだろうなぁ。。。

でも順番でいったら両親がワタシよりも先に死ぬわけで、

両親が死んだあとに“私が絶対日本に残りたい理由”って無いんですよ。

この話はフィジーの英語学校で出会った看護師のヒロエともよく話す。

日本に住むことが嫌だってわけじゃない。

日本のことは愛してる。

日本の食文化はどこにいたって恋しい世界一のものだと思ってるし、“日本語”も好きだ。

歴史のある日本文化も好き。

侍の美学は日本人じゃなきゃわからない。

日本人であることに誇りだって持ってるし、

もし将来子供を持ったら、

同じように日本人という誇りを感じてもらえたら嬉しいと思う。

 

だけど、やっぱりそれが日本に住まなきゃならない理由にはならない気がして。

この時期に僻地医療の話を聞くことになったのも

天が与えてくれたキッカケかもしれません。

 

いくら医療人といってもドクターや看護師とは違う、単なる地域治療家のワタシでは、もし今目の前に死にかけている人がいてもきっと命は救えないでしょう。

だけど、命を救うことだけが医療じゃない。

ワタシは今まで発展途上国では“生きるか死ぬか”が最優先事項で、マッサージや鍼灸のような“生活になくてはならないもの、ではないもの”は富裕層以外の需要は無いと思ってきました。

でも「QOL:生活の質を上げること」は誰もが願っていることで、

今日の飯にも困っているような超低層階級でなければ、

一般に需要はあるのかもしれない。

 

発展途上国におけるマッサージや鍼灸の需要度合いがどの程度かまではわからないけど、

もしそれでそこに新たな希望が生み出せるのだとしたら・・・

それもワタシが治療家として導かれた意味があるのかもしれないということ。

だって、日本で活躍する治療家はたくさんいるから、

きっとワタシじゃなくても困らない。

どうしてもワタシがいいって言ってくれるバンクーバーのMickelや赤羽の青木のじいちゃん・白木校長先生なんかはもうすでに症状が安定しているから、たまに調整してあげれば調子が安定するように会いに行ってあげたらいい。

 

治療家スガキとしての存在意義を深く深く考える、とても大切な出会いでした。



croccicrocci at 19:41│コメント(0)トラックバック(0)28歳女ひとり旅・東アフリカ編前半 | 2度目のエジプト/第27カ国目

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