2013年11月19日
2012/08/09(木):第102カ国目スーダン
カリマからミニバスで30分ほどのところにある「クッル」を
観光することにした。
もうひとつの観光名所(名称忘れた)は、昨日のジュベルバルカルと似た感じのピラミッドがウリらしかったので、
似ていないクッルをあえて選びました。
スーク(市場)近くのローカルバスステーションからミニバスに乗り、道なき砂漠をひた走る。
クッルに着くと「ここだ」と皆が教えてくれるので降りてみる。
そのまま乗ってきたバスは走り去るも手がかりゼロ。
鍵の管理人に辿りつかないとお話にならないので、鍵知ってる?とジャスチャーすると、ドライバーが100mくらい先を指差したので、そっちへ歩いてみた。
壁画がある“ほこら”に入るための鍵を探して地元民の話を聞いてそこへ向かうって・・・
まさにリアルドラクエの世界じゃないですか!!笑
そして鍵のおじいちゃんに辿り着き、
チケット代30ポンドを支払って一緒にほこらへ。
行った人のブログを読むと、入場料が高いと感じて値切った人やおじいちゃんの虫の居所が悪かったのか撮影禁止だと言われてもめたとか、あんまりいい情報は無かったんだけど・・・
ワタシに対しては全然普通・・・つーかむしろ親切に
写真撮影するときは大きなライトが当たるようにアシストしてくれたり(フラッシュは禁止)、一生懸命これが何で…みたいに
説明してくれてた。
現地語(アラビア語)全開だったから全然わかんなかったけど、すごく一生懸命説明してくれるもんだから
わからないばっかりは言えなくて、知ってる言葉が出て来た時なんかは特に「ヒエログリフ!?Oh!!」とか頑張って大きなリアクションをとってあげました。
脱出。
内部に電気はありませんでした。当然か。
2つのほこらを見終わったら、カリマ(に戻るのか)?と聞くので、カリマ(に戻る)!と答えると、
なんにもない・・・
いや、大通りがあるであろう遠いあっちを指差して親指を立てた。
あぁやっぱり帰りのバスは無いからヒッチハイクしろってことね。
にしてもちっこく見える車の大きさからして、あの幹線道路まで1kmはあるな・・・と砂漠しかない辺りを見渡しながら、
幹線道路へ歩き、ワタシはためらいもなく親指を立てた。
よそ者として、警戒心は最低限持ってますよ。
ただもう、この国に恐怖心は無い。
最初に来た車が乗り合いトラックぽい感じで。
地元のおっちゃん達に混ざって荷台に乗せてもらった。
砂まみれだってわかってるけど、感じた風はすっごい気持ちよかった。
降りたときに10ポンド(=約133円)も請求されて、荷台なのに高っ!と思ったけど
ラマダン中で疲れてるんだろうし、この街では本当によくしてもらったからこいつにちょっとボられるくらいまぁいいかと思えたので、言いなりの額を支払った。
宿へ戻る帰り道では少し身なりのいい人が英語で話しかけてきて、ラマダン中で食べるものが無くて困っているだろう?
と言って、レストランを紹介してくれた。
ラマダン中に地元レストランが営業していることはカナリ珍しいんだけど、ここは唯一なのかもしれない、すごくにぎわってた。
ラマダンとはいえ、お年寄り・子供・病気持ちの人は断食せず通常通りに過ごすから、そういう人たちがここに集まってきたのかな。
ゴハンは文句なしにうまい。。。
荷物を取りに宿へ戻る道で、下校中の小学生達に出会った。
彼女達は知っている限りの英語で、
外国人のワタシに興味を爆発させて来るのが可愛くて
写真が好きだというから、たくさん撮ってたくさん見せて、
こういう人種も貧困も関係なく無邪気な子供達の姿は、
世界中どこに行っても癒される。