パキスタン/第72カ国目

2011年05月22日

2010/03/23(水)~25(金)

 

さて、また悪路に耐え、今度は26時間でラホールに戻ってきたのですが・・・

旦那様の腹の調子が超ピンチ。

もともと非常にお腹の弱い人ではあるんだけど、それはそれはひどいそうでいくつか行こうかと思っていたモスク観光も行けず、宿から歩けるラホール博物館がやっとという状態でした・・・。

76 ラホール博物館179 ラホール博物館4
83 ラホール博物館884 ラホール博物館9

それにしてもこのラホール、とにかくよく注目されます。

パキスタンって「ビンラディンが潜伏」とかの情報もあいまって、危険なイメージが強いけど実際は全然何てことない普通の国。

 

単なる旅行で訪れる分には(実際住むとなったどうなのかはわからないが)、日本の報道が過大なだけなんじゃないかと思えるくらいに全く持って平和な国です。

が、そのイメージは日本人だけが持つものではないのでしょうね・・・外国人が少ない。

インドがあんなに観光大国として外国人で溢れてるのに対してパキスタンではほとんど見かけない。

よって注目の的なのはもちろん、まるで我々がアイドルかのごとく「写真撮って!」と囲まれるのです。 数日前ラホールに来たときよりも囲まれた気がする・・・。

 

翌日は宿のおっさんが元リキシャードライバー且つワガー村の出身だそうで、ワガー国境の降旗セレモニーに連れてってもらいました(往復Rs.800=約800円)。

昨年夏にインド側から見てたときは「本当はこの国境を越えるはずだったのに・・・」って恨めしく見てたなぁ。笑

 

パキスタン側はRs.10(=約10円)の入場料がいるって聞いてたけど払わなかった。

(宿のおっさんが肩代わりしててくれたかどうかまでは不明だが)

なのにVIP席にとおされて、見やすかったよーん。

まぁただセレモニー自体は残念ながらインド側の方が盛り上がってたね。。。

87 ワガー国境セレモニー392 ワガー国境セレモニー8
93 ワガー国境セレモニー995 ワガー国境セレモニー11
104 ワガー国境セレモニー20106 ワガー国境セレモニー22
108 ワガー国境セレモニー24114 ワガー国境セレモニー30

驚いたのは、こんなところにも日本人の観光客グループ:S旅行社がいたこと。

ただねーそういうのってすごいお金かかるから、

お金貯めてそうな中年のジジ・ババばっかだったけど、写真取るときに身を乗り出すからまぁ迷惑で、一回あたしキレて「ババァ!このやろう!!」って言っちゃったわよ。

 

最後は宿のおっちゃんと知り合いだというパキスタン兵士さんと記念撮影させてもらう。

並んでみてわかったけど、ずんげーでかかった!!さすが兵士だね。。。

117 ワガー国境セレモニー・記念撮影1

 

そんなこともあったにせよ、ひとまず来れてよかったパキスタン。

恐ろしげなイメージとは裏腹に、インドよりよっぽど素敵な国でした~☆

 

125 パキのド派手トラック1127 パキのド派手トラック3
128 パキのド派手トラック4

↑パキスタンでよく見かけるド派手なトラック



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2011年05月18日

2010/03/中旬

 

2010年1月にパキスタン北部で起こった大洪水による堰止(せきとめ)湖の影響について2011年3月時点での現地情報をお伝えします。

洪水による堰止(せきとめ)湖はもはや除去が不可能となり、新しい「アタバード湖」として現在は機能しているそうです。

 

まず我々が実際に使った経路ですが、ラホールのリーガルチョークからリキシャーでDaewooのバススタンドへ。所要15分、Rs.150。

ラホール6:30発Daewooのバスで出て所要4.5時間、Rs.940/per。

 

ラワルピンディーDaewooバススタンドからNATCO社まで所要20分、Rs.200。

ラワルピンディー14:00発→フンザ・アーリアバードのNATCO社バスは、問題なく運行中。

所要26時間、Rs.1675/per。

 

NATCO社前に着いたのは11:30頃で、後ろから3列目の座席を確保できたので当日でもチケットの入手は可能なように思います。(たぶん時期とタイミングによる)

 

距離にして600km前後でしょうか? そのうち半分くらいは未舗装の超悪路&山道で、バスの運転は荒く(発展途上国はどこもそうですが)、車体のはサスペンションは死亡。

エアコンも壊れており窓を開け放つので砂埃との戦いですが、辿り着けます。

 

アーリアバードからカリマバードへ移動するスズキでは大荷物1つにつきRs.5取られてRs.50/2人+大荷物2個、所要約20分。

 

帰りはフンザ・アーリアバード11:00発→ラワルピンディーのNATCO社バスで所要22時間、Rs.1800/per。

時期によるかと思いますが宿の人に頼むなどして座席の事前予約をしておくのが無難。

前日の朝に予約して前から2列目の席を確保、やはり後の席よりは揺れが楽です。

 

この経路に関して、大洪水による堰止(せきとめ)湖の影響はありません。

ただ、カリマバードから中国・カシュガル方面への経路では影響があります。

 

現地人ガイドから聞いた情報によると、カリマバードからアーリアバードへ行き、アーリアバードからアタバードまで乗合ジープを交渉しRs.150~200/per。所要約1時間。

アタバートからはボートでアタバード湖を越えなければならないそうです。

ボート自体は中国からの製品輸入に使われるもので40人乗り規模の大きなもの。

所要約2時間Rs.500/perで、ホサニまで。

 

ホサニからパスーまでと、ホサニからスストまでの道のりはバスもあるそうですが、ハッキリしません。

チャーター車になることが多く、その場合はホサニからパスーまで所要30分でRs.1000/車一台。

パスーからスストまではバスが運行しており、所要1~1.5時間。運賃不明。

各種交通機関の頻度も不明ですが、以上の経路で通行は可能なようです。

 

《まとめ》

カリマバード

 ↓  スズキで約20分 Rs.20/per

アーリアバード

 ↓  ジープ交渉で約1時間 Rs.150-200/per

アタバード

 ↓  ボートで約2時間 Rs.500/per

ホサニ

↓ ↓  ジープ交渉チャーター車で約30分 Rs.1000/車一台

↓ パスー

↓ ↓  バス約1-1.5時間 料金不明

ススト

(ホサニ~ススト間のバスの運行は不明)

 

また、カシュガル~スストの国境のみパキスタンのアライバルビザ取得可能とのこと。

流動性があるって聞いたけど・・・と突っ込みましたが「そんなことない、いつもやってる」との回答でした。

ただ実際に我々が使ったわけではないので、あくまで参考情報ですが

 

また、2011年は例年より少し寒くて杏の花の開花も遅いし、雪もだいぶ残っているから積雪状況によってはカシュガル~スストの国境開きも遅れる可能性があるとのことです。

 

余談ですが、フンザ・カリマバードでは「カリマバードイン」に宿泊。ツイン一泊Rs.300。

宿のスタッフは非常に丁寧・親切で、レストランも併設しています。

 

最初「ハイダーイン」という宿へ行ったのですが、オーナーらしきジジイがなんとかして我々を引き込もうと「うちは役人と特別なつながりがあるから24時間停電しない」とか「○○って宿は現在休業中でここがベストだ」とか、信頼できない発言が多かったのでやめました。

 

パスー氷河を観光しようかと思っていたけど、予想以上に厳しいトレッキングになることと宿の人が紹介してくれたトレッキングガイド:イリヤスさんいわく、3月のパスーは行くのが難しいってことで、手近でトレッキングもさほどハードでないホパール氷河というところに連れて行ってもらいました。

 

カリマバードからジープをチャーターして往復約2時間、Rs.2500/車一台。

トレッキングは往復で1時間ちょっと、ガイド代は冬季:Rs500・夏季Rs1500/group。

全部で約3時間半でした。



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2011年05月16日

2010/03/18(金)~22(火)

 

ラホールからラワルピンディーへ、バスで4.5時間。

バスを乗り継いで、今度はパキスタン北部山間部フンザまで未舗装&山道の超悪路にバスで揺られること26時間・・・辿り着きましたフンザの村。

 

ここは日本人バックパッカーと世界中の登山愛好家に非常に人気が高い場所で、宮崎駿アニメ「風の谷のナウシカ」のモデルとなった地でもある。

3月下旬にはあんずの花が咲き乱れ、えもいわれぬ美しさ・・・という前評判だったのでさぞ村は観光客で混んでいるだろう、宿の確保は大丈夫かと懸念していたところ・・・

 

3月はオフシーズンだそうで、ガラガラ。。。

ホテルはいくつか休業中。 村にいる外人我々だけ。

あげくインド鉄道のトラブルで来訪が1週間前倒しになったことと、今年の気候が例年より寒いことであんずの花はまだまだ満開には程遠くちらほら咲き始め程度だった・・・。

52 アーモンドの花153 アーモンドの花2

コイツはあんずではなくアーモンドの花。

 

停電がひどいとは聞いてたけど、やはり昼間はほとんど来ないらしい。

夕方くらいからぼちぼち来出して、たまに落ちたりすることはあるけど、一応暗い時間は来てるみたい。

 

日本は計画停電でぶちぶちいってるけど、ここじゃ“昼間は電気なし”が当たり前っす・・・。

まぁただ一般家庭はまだいいとして、企業とかお店は電気ないと本当に困っちゃうよね。

フンザには2件ほどネットカフェがあるんだけど、ネットカフェなんて電気が来なかったらまず営業できないじゃん!!そのうえ1時間40円。

いくら我々の感覚とは物価の違いがあるとはいえ、その値段設定で夕方から限られた時間しか営業できないって・・・やっていけるの?

 

翌日は村歩き程度で昨日の悪路で磨り減った体力を回復して、翌日はトレッキングへ。

 

本当はパスー氷河に行こうと思ってたんだけど、片道3時間の道のりがかなりキツくて元々山歩きが嫌いなうちらには荷が重過ぎるように感じたのと、宿の人が紹介してくれたガイドさんが今の時期パスーに行くのは少し難しいってことで山歩き嫌いな我々でも気分だけ楽しめるホパール氷河というところを教えてくれたのでそこに行ってみました。。。

 

フンザの景色はこんな感じ。 今年は杏が満開になるまであと2週間程かかるらしい。

55 フンザの景色160 フンザの景色6

そういえば、雪の様なあられの様な大粒が降ってきたことがあって(確かにすごく寒かった)そのときは宿で待機してたんだけど、のちのち話を聞いたらあれは山で雪崩が起こった影響で山頂の雪が風に乗って届いたらしい。

 

そしてこちらが簡単トレッキングのホパール氷河。 黒氷河と白氷河がある。

64 ホパール氷河トレッキング270 ホパール氷河トレッキング8
65 ホパール氷河トレッキング371 ホパール氷河トレッキング9

下の2枚が白氷河と黒氷河。



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2011年05月15日

2010/03/17(木)

 

来た・・・ついにこの日が・・・

前回ここに降旗セレモニーを見に来たとき(インド側から)、こんなにも近くて遠いパキスタンの地を、何度うらめしく眺めたことか。

 

しかしそれも念願かなって本日余裕で国境を越え、パキスタン国境の街ラホール到着!

国境にはラホール行きのバスがあるという情報だったのに、リキシャードライバーたちがこぞって「バスなんて無いよ」というのを疑うところから始まったけど、結果本当にバスは無いようで、料金もぼった栗なしの値段でアッサリ交渉成立。

 

インド人との値段交渉を経験してきた我々から見れば、超余裕。

インド人とパキスタン人は勝手に近いイメージがあるけど、実はそんなこと無いのかも?

 

実はパキスタンに来る直前、パキスタンはATMで現地通貨を落ろせない疑惑があり今回は短期だからと米ドルも日本においてきちゃってどうしようかと焦ってたんだけど・・・

2011年3月現在、銀行によりますがATMでの引き出しは可能でした。

ただ、田舎の村にはATMなんて無くて普通だから、行く地域によって準備が必要。

 

今日はとりあえずラホール観光。

1 ラフォールフォート15 ラフォールフォート5
8 ラフォールフォート89 ラフォールフォート9

11 ラフォールフォート1118 ラフォールフォートで写真撮影を求められる16

まぁぁぁぁこのラフォールフォートでは大変な思いをした・・・

とにかくジロジロ見られる。 →パキスタン(ラホールだけ?)では外国人が珍しいらしい。

まぁそれはいいのよ、発展途上国ではたまにあることだし。

でも、あたかもアイドルかのごとく「一緒に写真を撮らせて!」という要望が殺到。

 

16 ラフォールフォートで写真撮影を求められる2

もちろん我々にとっては全員初めて会った人達。

ラホールはゲイの聖地(?)としてうちの旦那様は恐れていただけに、この中にもそっちバリバリの方がいらっしゃるんじゃ・・・。

 

次はバードシャーヒーモスク。

有料のラフォールフォートよりも立派で良かった。。。

21 バードシャーヒーモスク124 バードシャーヒーモスク4
26 バードシャーヒーモスク629 バードシャーヒーモスク9
23 バードシャーヒーモスク327 バードシャーヒーモスク7



今日はたまたま木曜日。

イスラム教国であるパキスタンでは礼拝の日である金曜が、我々で言う日曜的な扱いで木曜の夜=土曜の夜・・・つまり休みの前日で盛り上がる日なわけですが、週に一度:木曜の夜にだけスーフィーダンスというのが開催されるそうなんですね。

 

宿のおっさんがものすごく地元臭漂う集会所に連れて行ってくれたんだけどスーフィーダンスといえばトルコで見た宗教集団の瞑想のダンスだなぁと思ってたら内容的には全く違った。

 

30 木曜の夜はスーフィーナイト131 木曜の夜はスーフィーナイト2

トルコのときのようなクルクル回る穏やかさなんてどこにも無い!

みんな太鼓の音に合わせて頭ブンブン高速で振り回して(ブレ具合からご想像下さい)その後に自身も高速でぐるぐる回る。

 

見てる分には珍しいけど、かなりイッちゃってる感じがしてこわいよ・・・。

タバコの煙すごいしドラッグやってる方もちらほらいたみたいで、空気の悪さに耐えられず30分くらいですぐに帰ったけど、なんとも変わった経験だった。

 

他では絶対に見られなさそうな、興味深い地元人の生活の場でしたよ。。。



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