2度目のインド/第56カ国目
2011年05月27日
2010/03/29(火)~31(木)
3月下旬ともなると酷暑期に差し掛かる頃なので、2週間前にインドに着いたときより確実に暑くなってる気がするこのごろ・・・。
今日は18:15発の夜行列車でデリーに戻るので、それに合わせた時間で朝出発!
我々はラーナクプルしか知らなかったけど、その途中にクンバルガルフォートという観光地があるらしい。
ウダイプルの街を走り出してから1時間半ほどで、レトロな水車を発見。
人力ならぬ牛力で畑に水を供給してるらしかった。
そこから更に1時間ほどで、何の情報もない“クンバルガルフォート”に到着。
フォート=城なんだけど、何故ガイドブックに載ってないのか疑問なほどカナリ立派。
ただ、立派=広い=歩く・・・。
しかも城なんて敵の襲来に備えて高台だったり辺鄙なところにあることが多いから今回も例外なく、城門までのなかなか急な坂道を1.5kmほど歩いた。
めっちゃ疲れたけど・・・でもホントなんでこれがガイドブックに載らないんだ?ってほど立派で、欧米人観光客もたくさんいた。
その後1時間ほどまた走って、ついにやって参りました今回のインド旅行の目玉ラーナクプル。
ここはジャイナ教の総本山(聖地?)なので、観光客だけじゃなく巡礼者も多い。
中心部は信者じゃないと禁止らしく我々は入れなかったけど、建物自体は600年前に作られたとは思えないほど保存状態もいいし、周りを見るだけでも充分に満足できるくらいやっぱり素晴らしい場所だった。
これにて、今回のショートトリップはジ・エンド!
帰りはAirAsisのためマレーシアのクアラルンプールで乗り継ぎをして、東京・羽田へ。
国際化となった羽田を見るのは初めて~。
とはいっても着くの夜23時ごろだから、ただ帰るだけだけど・・・。
でも地震の影響で交通機関も混乱してるっつーから、無事練馬まで辿り着けるかどうか。
3ヶ月ぶりの日本だけど、混乱が続く日本はどうなってるんでしょう。。。
2011年05月26日
2010/03/28(月)
アジメールを適当にやり過ごしたあとは、湖の街:ウダイプルにやってまいりました。
ここは今でこそインドの一部だけど、インド共和国として独立するまではずっとひとつの国家を形成してた街なんだとか?
確かに、乾ききった大地っていうインドのイメージとは裏腹に、この街はいくつもの湖に囲まれていて、空気も潤ってるし、街ゆく人達もどこか少し違って見える。
例えば、街を歩いてて何かを売りつけようとしたり勧誘しようとするインド人には山ほどあったことあるけど、この街で果物屋台を見てても、手編みカゴの製作現場を見てても「これは○○だよ」とか教えてくれるだけで、我々を“カモ”だと思っていない様子。
・・・インドにしてこの雰囲気はすばらしい!
観光は駅から送ってもらったオートリキシャーのおじちゃんが勧誘してきて、お客さんからの評判を書いてもらったノートを見る限り評判は悪くなかったので色々とお願いすることにした。
まずは一日目・リキシャーでの市内観光。
一番チープだったのが、パペット博物館というところ。
旦那様は予想してたみたいなんだけど、あたしは予想を上回るチープさに驚いたよ・・・笑
最後はシティパレスでドライバーと別れて、あたしはネットカフェと近くのジャイナ教寺院に寄り道して帰ったんだけど(旦那様は体調不良のため先に帰宅)
・・・旦那様の予想を裏切らず、ホテルまでの道を通常10分のところ40分迷いました。
そんな中でもこの街のインド人は下心なく助けてくれたのです。素敵すぎ・・・。
そしてここに来た目的はなんといってもラーナクプルという、ガイドフックにも小さくしか載っていないジャイナ教の聖地へ行くためで、タクシーチャーターでしか行けない場所。
それもちょうどリキシャードライバーの弟がタクシーで連れてってくれるというので悪くない値段で明日連れて行ってもらうことになりました。。。
2011年05月23日
2010/03/25(金)~27(日)
短かったパキスタン生活も終わりを告げ、戻ってきちゃったインド・・・。
今度は突然の列車の変更はなかったんだけど、前回からお世話になってたインド鉄道のチケットをおさえるサイトがエラーで全然機能しない!
なので予定より1日早くパキスタンからインドに戻り、窓口で鉄道のチケットを確保。
昨年5月に来たときはアグラーの窓口で並ばないインド人らとおしあいへしあいのすったもんだにウンザリしたけど、今回のアムリトサルの駅ではレディース専用窓口があったから女性であることを利用して、さほどめんどくさい事態に巻き込まれずに済んだ。
インドやアラブ諸国みたいに、女性の立場が絶対的に弱いという理念を持った国はそのぶん国をあげて女性にさまざまな特権を与えているので便利なことも多々。
その分セクハラにあいやすいとか、差別があったりもするんだけどね。
結局、アムリトサルからデリーに戻る鉄道チケットが満席で確保できず夜行バス移動。
寝台バスだから寝れると思いきや、道が未舗装で超揺れるわ(フンザよりはマシ)、その振動で何度閉めても窓が開いちゃって冷たい風が吹き込んでくるわ、結果、夫が冷風を浴び続け風邪っぴき&下痢・・・。
デリーからは鉄道でアジメールに行ったものの、観光はものすごくイマイチだった。
それにしてもインド人英語の訛りの強いこと!
いや、ワタシだって日本人訛りがあるわけですから人のこといえませんけど、インド人の場合、その訛り全開の英語がわからず「わかんないんだけど」とこっちが言うと『こっちは英語話してんだよ、お前英語もわかんないのか?』って言われる。
すごいよねー・・・自分の非に気付かない・認めようと思わないあたりは国民性か?
2011年05月14日
2010/03/14(月)~16(水)
来ましたインド。 別に来たかったわけじゃないけど・・・笑
今回の旅の目的:パキスタンに行くには、インドから入る陸路経由が一番安いと判断。
フィリピンに出る前に日本でインドビザとパキスタンビザを取得しておいたのです。
去年ハノイでビザを取得したときは申請から取得まで5日もかかったのに、 今回は母国ということで、なんと翌日発行というありがたさ。
ただ、昨年から始まったインドの再入国制限が明確化されてきているので、 パキスタンからインドへ再入国するのにしっかり再入国ビザ手数料取られましたよ。
パキスタンビザも、去年3カ国で玉砕して あんなに苦労しても手に入らなかったのに
在日大使館では100円で即日発行。ありがたいことですけどね。。。
そんなあまり好きじゃないインドへ、少し重い気持ちのまま降り立った我々ですが・・・
空港がすんんんんんごい綺麗になってる!!!
のちのち調べてわかったことだけど、去年の夏(我々が帰った後)から今までの間に新ターミナルが完成・使用開始したらしく今まで[外国人観光客VS旅行会社やタクシー運転手のボッタクリ]っていうトラブルが絶えなかったデリーも、少しは外国人観光客に優しい空港のつくりになったみたい。
前回来たとき、インドの移動の複雑さにはさんざん痛い目見せられたので今回は3ヶ月前からネットで行程上の全てのチケットをおさえておいたのに・・・
翌朝ニューデリー駅の掲示板で見つけた予定列車の欄にあった文字は[cancelled]。
係員らしき人を見つけて事情を聞くと、線路上で起こったアクシデントだっていうから 2~3日どうなるかわからないってことで、我々にはどうしようもなし。
あーやっぱりインド、一筋縄ではいかなかったか・・・。
ひとまずネットカフェに行って対策を練り直し、本来インドの一部を見てからパキスタンに渡る予定だったのを、先にパキスタンに渡る案に変更。
こんなやり取りをしてる間に、何人の日本人学生旅行者と会ったことか。
そしてその全員が無計画にインドに来て、鉄道チケットに困惑するというトラブルに遭遇。
無計画に旅をすること自体は全然悪い事じゃないんだけど、インドに関してはよほどの時間に余裕のある場合じゃない限りリスクが大きすぎる!
そんな現状を全く知らずにインドに来て、困り、悪徳業者に騙される、ってケースが多発。
マジでインドは個人旅行初心者にはレベルが高すぎる。。。
ニューデリーの外国人鉄道チケットオフィスで外国人専用切符を手に入れられたので翌日、無事アムリトサルへ移動。
順調に14:30に着いてくれれば今日中に越境できるかも?なんて淡い期待も虚しく列車は1時間遅れで国境が閉まる時間の15:30に到着。
まぁわかっていたけどそんなもんですよね。 1時間くらい遅れるのはなんてことない話。
否応なしに泊まるはこびとなったので、夜のシーク教本山:黄金寺院へ行って来ました。
ここは前回来たときにも訪れてはいるんだけど、酷暑期だったからあまりの暑さにダウンしてライトアップは見に来なかったんだよね。
我々にしてみれば、インド=酷暑期50℃=死ぬほど暑いって方程式なんだけど、今回は3月後半=乾季の終わりってこともあって、さほど暑くないどころか夜~朝方にかけては長袖を一枚欲しいくらい感じてしまう涼しさに感動。
インドって、涼しい時期もあるんだね。笑
明日はいよいよ念願の国境越えです。。。