フィリピン英語短期留学<嫁>
2011年05月11日
2010/03/11(金)~03/13(日)
フィリピン・イロイロでの授業最終日、先生が慌ててあたしに言って来た。
Where is your hometown in
(あなた日本のどこに住んでるの? 今日の午後に日本で巨大な地震があったって!)
こんな日に限って宿舎のネットは不調で母と連絡が取れない。
まぁ先生達の話いわく、東京も結構なダメージを受けてるらしいが震源は宮城っていうしたぶん大したこと無いだろうとしばらく待ってはみたものの・・・
全く宿舎のネットが回復する様子が無いので、学校へ行ってメールをチェックすると、とにかく経験したことがないくらい物凄い揺れで、棚や本棚から物が散乱しまくって家の中は足の踏み場も無いくらいだけど、父・母・兄共に怪我なく生きているらしい。
あー生きてるんならとりあえずいいや。。。笑
あたしは授業自体今日で終わりだけど、明日イロイロからマニラに飛んでその後マレーシアを経由してパキスタン旅行してから帰るから、実質的被害はなさそう。
これまたすごいのがうちの旦那様なんだけど、地震の前日(3/10)に新橋で知人と飲んだくれた後、あたしと合流するのに羽田からマレーシアに向けて出国したとたん日本で地震が起こって・・・
もし出発が1日遅れてたら、しばらく羽田は機能しなくなってたから来れてなかったねって
話すほどの強運。
強運さならあたしも負けない自信があるけど(笑)、この強運はすごい。。。
話はマニラに戻るけど、
マニラのニノイ・アキノ空港というところは悪徳タクシーで名高い場所らしく地元民ですら法外な高額を吹っかけられたり、変な場所へ連れて行かれる事件が多発。
政府は対応策として近年空港タクシー制度を導入したけど、そいつらすらもボるので被害があとを絶たないというすげーめんどくさい空港。
いろいろ調べた結果、国内線到着ロビーから出発ゲートへ移動して、出発するための客を市内から乗せてきたタクシーがその客を降ろしたところで捕まえるという方法が一番安上がりでトラブルが少ないらしい。
私はホテルを予約してあったので、ホテルの住所をメモった紙を見せて走ること約30分パサイ地区のあるホテルへ到着。
空港タクシーなら450ペソ(=約900円)+リスク満載のところ、メータータクシーに気まぐれ10%チップ込み110ペソ(=約220円)で、お安く難なく到着!
今回のホテルはKabayan Hotelといって、思ったよりもだいぶ高級な感じがする宿。
女性ドミなんだけど、ネット予約特別価格で550ペソ(=約1100円)。
1年前まなくんと泊まったドミが約US4(=約340円)だったから、相当高い・・・。
でも今回はホテルに到着するのも出発するのも暗い時間で、且つ女性一人旅という安全を優先しなければならない状態だったので、1000円程度なら・・・と妥協。
女一人旅は、安全と引き換えの出費やあっけらかんとはしていられないのが現実だ。
翌朝は昨日の空港とは違う郊外の空港へ行くためのバスに乗るために4時半起き。
にもかかわらず、朝食サービスが4時から開始というミラクルで非常に助かった。
このフィルトランコというバス会社は昨年来た時に使っていたので、ここへ歩ける範囲と計算して昨日の宿を選んだのだ。
郊外(マニラ中心部から約2~3時間)のクラーク空港へ行くためのバスは昨年とスケジュールが変わっていたので、最新のものがこちら(2011年3月中旬時点)。
普段は渋滞のひどいマニラだけど、この時は日曜の朝だったせいかスイスイで6:30に出発したバスがクラーク空港に着いたのは8:30前。 空港が開いてなかった。笑
マレーシアに着いてからは無事に夫と合流し(2ヶ月ぶり!)、ずっと抑制されていた肉への欲求をぶつけ、中華料理店でとにかく豚肉や鶏肉を食らう!
一泊したのちにインドのデリーへ向かい、短期間のパキスタン・インド旅行の幕開けです。
日本へ帰る3月末に、地震の影響はどうなっているでしょうかねぇ。。。
2011年05月10日
2010/03/07(月)~03/12(土)
前回のブログで“ネイティブ英語”について語ったけど、フィリピン人の英語はあくまでネィティブではないということです。
それはフィリピン英語がネイティブでないから悪いということではなくて、たとえ多少訛りがあろうと彼らが英語を使い慣れているのは事実で、少なくとも我々より英語が生活に密着しているのだから、その部分は充分に活用すべきだと思うのです。
つまり、ネイティブ英語を学ぶという過剰な期待をせず、しかし学べるモンは何でも頂くってこと。
フィリピン人の先生に「---ってなんて言う?」って質問して、アメリカンに同じ様に尋ねると違う答えが返ってくることはしょっちゅう。(もちろん同じ答えであることもありますが)しかしそのときもアメリカンの先生は『アメリカ人なら、こう言うね』と言う。
彼は万人に伝わる万能な英語は無いという自覚があるから。
今回の留学の一番の目的は発音矯正だったんだけど、苦労した事は“発音の概念は人によって違う”ということ。
もちろん大前提となるレベルってのはあって、あたしはカナリかけ離れたところにいたから矯正される部分は非常に広範囲にわたったわけですが・・・
全てのノンネイティブは多少母国語訛りが入るし、ネイティブ同士だって発音は違う。
ただ教育現場の体勢として問題だと思ったのは、先生同士の見解の相違が大きいこと。
アメリカン英語を専門で教えるarlineはthoughtやboughtを[アー]と教育するのに対し、それ以外のフィリピン人教師はthoughtやboughtを[オー]と教育する。
厳密には、[アー]がアメリカン・カナディアンの発音で、[オー]がブリティッシュ発音らしいがフィリピン人教師の多くは[アー]の発音を知らない。聞いた事すらないと言う先生もいた。
でもarlineの教育が厳しいから[アー]に矯正しようと他教師の前でその発音をすると、理解されないのだ。 そして[オー]だと教育される。
結果arlineの前では[アー]と言わなければならず、それ以外は[オー]と 言わなければならず
混乱し混同すると双方で注意が入るという、ものすごく微妙な立場に立たされた・・・。
さて、ところでいよいよフィリピン生活も最終週となりました。
言いたいことを日本語で考えて英語に翻訳するというループから抜け出せていないため相変わらず会話スピードは遅いし文法グチャグチャになることもありますが・・・
語彙は増えたし、とりあえずは進化した!・・・ということにしておきましょう。。。
そうそう、大切なことを書き忘れていましたが、通常フィリピンに入国時、まずは21日間滞在可能なハンコがもらえます。
これはあくまで観光を目的としたのものなので、いくら英語の勉強が目的でもイミグレでは必ず「観光目的の入国」だと告げること。
就学目的の場合就学ビザでないと入国できないという無意味な”建前”がありますので。
そして21日間以上滞在するためには、各都市にあるイミグレーションオフィスへ行って滞在延長の手続きをしなくてはなりません。
大概学校側が手続きを代行してくれて、あたしの場合も入校3日目くらいにパスポートを回収されたのですが・・・3日たっても10日たっても音沙汰なし。
学校の韓国人マネージャー陣に尋ねても「作業が終わったら連絡が来るから」とのこと。
なんで??たかが手続きに2週間以上かかるもん?
これ、最後にわかったことですが、学校側の配慮(?)で、滞在期間中はイミグレオフィスに全生徒パスポートを預ける事にしているのだそう。
なんでも以前にパスポートをなくす生徒が続出したとか・・・
確かにただ滞在してるだけなら滅多にパスポートが必要になるようなことはないけど海外における唯一の身分証明を相談も無く期間中強制的に取り上げられるってのは正直どうかと思った。
万が一、有事の事態に陥る事が無いとも限らない。日本じゃないんだから。
そのときどうやって身分証明せいっちゅうんじゃい。どうせ助けてくれないくせに。。。
実際ショッピングセンターでクレジットカードで買い物するとき、身分証明がないと使えないって言われましたよ・・・
旅人らしくパスポートコピーを常備しておいたから認めてもらえたけど。
愛しのパスポートが帰ってきたのは出立直前でした・・・チーン。。。
しかもやっつけで何か印刷してると思ったら、コレ↓
封筒には値札貼ったまんまだし・・・マジいらねーってことで翌日マニラで即捨てました。笑
友達には恵まれなかったけど、先生には恵まれて楽しかったフィリピン・イロイロ生活。
将来子供ができたら一緒に留学するのもいいかもな。
ほんの少しの上達と、これからの英語生活への大いなる不安(?)を胸にイロイロ英語留学生活を終えました。。。
2011年05月09日
2010/02/28(月)~03/06(日)
夜中に騒ぎ立てる韓国人についにブチギレる。
あたしがいる第二宿舎にはミーティングルームとか無いから、仲良くなった生徒同士で話したい時に利用しやすいあたしの部屋の前のスペースを使うのも理解できる。
常識の範囲内として、夜11時までは。
でもそもそもこの“常識”って考えが日本人的発想なんだよね。 今となっては反省。
彼らに“常識”は存在しない。
まぁ実際にはするのかもしれないけど、それは全く次元の違ったもので
“人の迷惑”を常に考える日本文化は本当に特殊だけれど素晴らしいと思った・・・。
彼らは10時を過ぎてからいつもミーティングを始める。
まぁ若いときってなんとなく夜に気分が高まるのはわかるけど・・・そのミーティングは11時になっても、12時になっても、12時半になっても、おさまる気配が無い。
あたしは授業への影響を考えて、いつも1時までには寝るようにしていたのだけれど・・・
12時をまわった頃から何を思ったのかバドミントンをし始める韓国人ら。
なんでこの時間から!?どーしたらそうなっちゃうの???
1時を過ぎた頃、エスカレートしていくミーティングの音量に、ついにブチッといったあたし。
自分の部屋のドアを勢いよく開ける
↓
その場にいた奴ら6~7人を睨みつける
↓
怒りを込めて、思いっきりドアを閉める
これで一気に静まり返って、5分後には全員部屋に引っ込んだ。
うるせぇ!!と怒鳴ってやろうかとも思ったけど、それじゃ結局他の人にも迷惑かけることになるから行動に全ての怒りを込めましたよ。
その後静かになったはいいものの興奮しちゃって3時まで寝れないし・・・マジ最悪。
しかし翌日の朝食時に一人の韓国人女性が走って謝りに来た。
素直に謝れる精神は尊敬する。とっても大切な事。
夜11時以降は静かにするのがマナーだってことも理解してくれたみたいだし。
でもこの一日だけはHow was your weekend?と突っ込んで来た先生には愚痴りまくった。
今日だけ、明日になったら忘れるから、今日だけうっぷんはらさせて!!と。。。
まだ続いている先生の退職ラッシュのおかげで、今週も先生が2人変わる。
先週から担当になったJENNY はIVYの後任なんだけど、教え方とか雰囲気の作り方とかとにかく上手だし、キャラ的にもすごい良い先生でJENNY自身が楽しんで授業してるのが伝わってくるから、こっちも遠慮なく楽しめる。
やっぱ、自分が楽しむ→人に伝染させるって大事。。。
一方、今週から変わった2人の先生のうち一人はカタブツ!って感じのセレブっぽい中年女性Rheaで、生徒の希望とかよりも終始自分のペース。内容はリーディングばっかりであんまり楽しくはない・・・。
もうひとりのGlaceは家族の緊急的な問題やら看護師免許の更新やらでやたら休む。
ちゃんと事前に連絡してくれてるしサボリでないのは理解するけど、ちょっとね・・・。
授業内容もイマイチだったから、最終日はアメリカンのPhilipの授業に変えてくれ!ってオフィスに無理矢理お願いしちゃったよ。
オフィスも困りながらOKしてくれた。 こういう融通がきくところは個人経営のいいところ。
フィリピンは、マニラならタガログ語・ここイロイロならイロイロ語というように地域によってそれぞれの言語を持つ他言語国家だから、公立だろうが私立だろうが幼稚園から大学まで授業は全科目英語で行われるんだって。
つまり国民全員が英会話が出来て当たり前って環境で、たまにいる英語が全く出来ない現地人は学校にすら行けてない人ってことなんだけど、いくらそんな風に訓練したってやっぱりそれは“フィリピン人の英語”でしかないんだよね。
いつもあたしの発音をボコボコにしごくarlineって先生は、アメリカ英語を教えて12年、その信頼は厚いけど、それは今でこその話で「私は家が貧乏で公立学校に行ってたから、大学でアメリカ英語を専攻するまでめちゃめちゃだった。公立学校の発音は本当にヒドイ・・・。」って言ってた
確かに日本でも“フィリピンは世界のカスタマセンター”なんていわれてるけど、そんな風に綺麗な英語の発音をするひとはほんの一部。
こういう英語学校の先生ですら人によってはちょっと訛りがキツイと感じる先生もいるし、街に出て道を訪ねたりするとよくわかる。
流暢に喋ってるようで、発音が現地語そのものだから全然わからないって人の多いこと。
英語を流暢に話すっていうのは少し危険な感じすらした。
以前スウェーデンで会ったシンガポール人女性はおそらく英語を話し慣れてるせいで、その発声スピードは物凄く早くて流暢に話してるように見えたんだけど・・・
その場にいたドイツ人・イギリス人・トルコ人・マレーシア人・そして我々日本人
誰も一度で彼女の英語を理解できず何度も何度も聞き直していた。
それ以来、英語を流暢に話すことよりわかりやすい発音を心がけるようになった。
だって人に伝わらない流暢な英語って、ただの自己満足で何の意味も無いじゃん?
流暢に話すことより、多少速度が遅くてもきちんと伝わる英語じゃなきゃ意味を成さない。
ただ、そうすると「じゃあ伝わる英語って何?」ってなっちゃう。
それはもう、どの相手に伝えたいかってことだけだと思う。
いくら“英語は世界の共通語”って言ってても、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・・・有名なネイティブの国ですら、それぞれの訛りがあってそれぞれの国でしか通用しない言い回しがあったり、単語の使い方が独特だったり、全世界の基準となるような、万人に通じる英語なんて存在しない。
どんな相手に伝えたいか。それが全て。
どこか訛りの英語を学んで、その訛り以外の英語話者とは努力してわかり合うしかない。
そんなもんだと思う。
だからフィリピンの英語は使い慣れてる人が多いけど、やっぱりネイティブ英語とは違う。
でもこれもフィリピン訛りの英語ってわかっていれば、それでいいと思う。
ただ、そういう中にも“俺はネイティブ英語話せるぜ!”って勘違いしてる奴らがいるから面倒だったりするんだけどね・・・。
2011年05月07日
2010/02/05(土)~2月末日
フィリピン生活も折り返しを迎えましたが、体調不良でモチベーション低下。
土曜の夜になぞの突然の悪寒・発熱・・・そして強烈な水下痢。
最初は寒気がして風邪?と思ったけど、熱以外に症状が無い事と強烈な水下痢により、食あたりと勝手に断定(未受診なので)。
マジでヤバかった・・・旅してたときモロッコで卵にあたったときくらいのハードな下痢。
下痢はその後1週間ずっと続いたし・・・。
グループクラスが一緒だった韓国人の同い年の男の子と少し仲良くなって、韓国語と日本語の語学交換をしたいと言われ、雰囲気でOKしてしまったあたし。
しかし、わずか1回で終わる。
中国の大学に4年留学してたり、ちゃんと授業聞いてたり、結構マジメだと思ったんだけど1回目の文字を覚えるところで断念したとみられる。
まぁ確かに日本語は、ひらがな・カタカナの50音と小さいや・ゆ・よの音を組み合わせるとものすごい膨大な数になったんだよね! 書き出してみて自分でもビックリするくらい。
ほんと、ネイティブのパワーって偉大・・・。
あたし日本人じゃなかったら、日本語の勉強は絶対に諦めてたと思うもん。
だって日本語ってさー、まず文字がひらがなカタカナ漢字と3種類あって努力してひらがなカタカナは攻略できたとしても、漢字は読み方がひとつじゃない上にその数も無限でしょ。
じゃあ読み書きはそこそこで会話だけなんとかすればいいやって思ったとしても、「は・が・の・を」っていう助詞の感覚なんて考えた事ないでしょ!?
同じ“私”という主語でも、どんな時に「私は」と「私が」に使い分けられるかなんて説明できる日本人は限りなく少ないと思うし・・・
海外で会うノンネイティブの日本語話者は、大体その助詞がおかしい。
意思疎通ができれば充分だと思うけど、完璧に話そうとすると本当に日本語は難しい。
そう考えると、英語の文法構造は超単純だから世界の共通語になるのもわかる。
とはいってもスラスラ話せないのが現状なのですが・・・。苦笑
さて、すごく好きだったIVYという先生が退職するそうです。
大学院の卒業試験があるからって前から申告はされてたんだけど、いよいよという感じ。
わかりやすくて、授業中のポイントのメモもしっかりとってくれて、性格的にも明るく気さくで
1日の授業の中ですごくすごく楽しみな授業だったのになー。。。
そんな彼女にお礼のギフトを捜しに、ジプニーでSMシティへ行って参りました。
ジプニーとは、植民地時代に米軍が置いていったジープを改造した乗り合いバスのこと。
料金は1回7ペソ(=約14円)前後。
フロントガラスや車体にある行き先の表記で判断する。どこでも乗れてどこでも降りれる。
ただ、在住でない外国人にとっては行き先が書いてあってもルートがわかるはずもなく・・・
あたしはいつもの旅経験から、事前に地元民である学校の先生にリサーチして乗るときはドライバーに『○○に行きたいの!』と確認してから乗る。
さらに私のような方向音痴は『○○に着いたら教えて!』とドライバーに委ねるのが得策。
慣れてきたら風景見て降りたり出来るけど、慣れないうちはコレが一番。
海外経験が浅いと敬遠しがちだけど、乗り合いってシステムはものすごく便利で安い。
これに慣れると、なんで日本には無いんだろう?と残念に思ってしまうくらい。。。
そのIVYの退職をきっかけに(?)、先生達の退職ラッシュが始まった。
というのも、あたしが来てからというもの生徒の数が激減する一方!!!
一般的に1月で韓国人学生の休みの時期が終わって帰国するケースが多いらしいが今年はその後の加入生徒がなぜだかものすごく少ないらしくて、
1月中旬に50人近くいた生徒が、2月末の時点で20人前後にまで激減。
we academyでは、生徒は先生を自由に指名できるんですね。
だから生徒たちはお互いの先鋭の情報を交換し合って、よりよい先生を求める。
これって先生側にしてみれば結構シビアな現実で、実力やキャラクターがある先生は生徒数が少なくなっても、変わらず自分の時間割は全て埋まってるって状態。
全て埋まってる上に、次空きが出たら移りたい!って予約が入るほど人気の先生もいる。
けど、そうでない初級~中級レベルの先生からすると生徒が少なくなる=その分の生徒が実力のある先生に流れる=空き時間が多くなる・・・
つまり、稼げない。
先生にとって実力を磨くのはもちろん必要なことですが、生徒の収集は学校側の問題だし元々忠誠心の低いフィリピン人ですから、やはり生徒がたくさんいる学校へ!と流れる。
最後の方は、本当に学校が閑散として静かだった・・・。
2011年05月06日
2010/01/31(月)~02/06(日)
今週木曜は旧正月元旦で学校は休み。
韓国の習慣にならっての事であって、フィリピンとしては祝日でも何でもない普通の平日。学校は休みのくせに、庭でアクティビティを開催するらしい。
バドミントン・じゃんけん大会・韓国風伝統遊戯・・・・・・もちろん参加するわけありません!
だって[校内が英語以外禁止]みたいなルールが無いから、韓国人同士は韓国語しか使わないんだよね。 つまり韓国人による韓国語の世界が爆裂!
そんなアクティビティに日本人がポツリと参加して、なにが楽しいんだっちゅうの。。。
生徒50名ほどに対し、日本人は今のところ3名。
マネージャーらは着いたその日に紹介してくれて、日本人同士仲良くやれって感じだけどわざわざ日本人の少ない学校を選んで来たあたしには無用のことで、日本人であっても英語を使って会話しています。
日本人同士だから、発音が日本語訛りでも文法が日本語の語順でも内容を察せてしまうという点では「ただ虚しいだけ・無駄なこと」との厳しい意見を頂いたこともありますがそれでもいいからひたすらに英語だけを話し続ける行為にあたしは意味を見出ししたい。
だけど、韓国人たちの気持ちもわかる。あたしもフィジーにいたときそうだったから。
母国語で話すのがいかに居心地が良くて便利かを知っているし、同郷の人間に対してわざわざ使い慣れない言語だけを使う居心地の悪さも理解する。
特に込み入った話をしたり、笑い話をしたり、どこかに遊びに行ったり、そういう時は母国語かどうかで楽しみ方が大いに変わる。 特に初心者レベルは。
だけど、それでも習得したいと心から願うなら、その欲求に打ち勝たなければならないとあたしはフィジーでの失敗をもとに学んだ。
母国語を全く使うなと言っているわけではない。母国語だけ使っていては無しだということ。
私は欲求に打ち勝ち続けるほど意志が強い人間ではないので、あえて日本人に深入りはしないようにしようと今回の留学では決めていただけだ。
ところで、滞在している部屋には週2回の清掃が入るのだが、清掃係員のぬすみが日常茶飯事だと韓国人生徒らは言う。時に現金紛失が多いらしい。
正直、その情報を聞いてあたしは「あぁやっぱりね」と思った程度。
なぜなら1年前に世界一周の過程としてフィリピンを訪れたとき、やや高級なホテルにニンテンドーDSを忘れ、すぐに戻っても、出てこなかった経験があったからだ。
我々としてはそこ以外に考えられず、受付は清掃員に2~3度詰め寄ってくれたが清掃員も知らないの一点張り。
それもそのはず、彼らの給料はこの国の最低賃金ともいえる月3000ペソ前後。
DSの価値はその約2倍。
2か月分の給料が無条件に目の前に落ちてたら、盗みたくなる心理もわからなくもない。
そういう状況にある彼らだから、経験上のこともあり私は彼らを全く信用しておらず盗難騒ぎを聞く前から当たり前に、清掃の日はロッカーの取っ手にワイヤーを巻きつけて貴重品類を誰にも触れないようにしておいた。 (元旅人の基本が生かされています。笑)
学校だからと言って、甘く見てはならない。
韓国人でさえ、学校経営がうまくいかないときに、従業員の給料を支払わない上に生徒の授業料を持ち逃げしてトンズラした経営者がイロイロにもちらほらある、という話。
あくまで貴重品管理は自分自身の責任で徹底しましょう。
そんなの、フィリピンに限った事じゃないけどね。。。