2度目のタイ/第52カ国目
2010年12月28日
2010/12/17(金)~18(土)
ワットプラケオのあとは、ワットポー。
ここももはや3度目か。メインは巨大涅槃。
5年も経ってるから当たり前っちゃそうなのかも知れないけど、入場料が20B→50B(=約60→150円)と倍以上になってるのにビックリ・・・。
タイもどんどんバブリーになっていくんですね。
このワットポーは初めてタイに来たときに、併設(系列)のマッサージスクールに通った思い出のある場所。
寺院内にもマッサージスペースがあって1時間360B(=約1080円)【5年前当時】で、カオサンにあるところが大体1時間180B(=約540円)前後だから倍の金額とってたけどここのおばちゃんたちは確かにうまかった。
タイマッサージだけじゃなくマッサージ技術は人によるアタリハズレが大きいけど、タイマッサージに関していうと“体格のいいおばちゃん”の技術はアタリの傾向が強い。
昨夜今回バンコクに来て初の1時間タイマッサージを受けたけど、カナリひどかった。
細身の若いおねぇちゃんで、明らかに人に体に触れる経験が足りてない手つき。
押す力加減も、普通に考えて太ももとふくらはぎが同じ圧であっていいいわけないのにうつ伏せで太ももの裏に全体重かけて乗られて(踏まれて)、これは全然問題ないんだけど、その勢いでふくらはぎにも全体重かけて乗られ・・・
いくら細身ったってこちらも女性の身体ですからさすがにキツイ。
「もっとソフトに!」って訴えても英語がわからない様子で伝わらないから耐えたよね・・・。
旦那様は『なんでいつも受けていい気分になれないのに受けるの?』って言うけど95%期待できないとわかってても、残り5%は本当のプロフェショナルに会えることもある。
そこから盗めるものは限りなくデカイ。
たとえ嫌な思いをしても、こちらもプロフェッショナルとしてその一縷の可能性に賭けたいと挑戦する事は、周りから見るとそんなにつまらないことに見えるのかなぁ・・・。
さて、今日の観光の最後はワットアルン。
ここは初めて行く場所。
シリラート病院と同じ様に少しアクセスが面倒で行きたくていけなかった場所。
三島由紀夫の小説の題材になったこともある寺らしい。
かなり急勾配の階段を一応上までのぼってみたけど、何にも無かった・・・。
で降りようとしたとき、旦那様がナナメ掛けにしてたペットボトルホルダーの底を蹴り上げ、1.5ℓの水ペットボトル落下
↓
衝撃で蓋が外れる
↓
修学旅行中のタイ人少女の頭に激突
↓
びしょ濡れ
本当にゴメン・・・
ひたすら謝る我々に良いよ良いよとは言ってくれてたけど
1.5ℓのものが重力に引かれて落ちて来て、痛くないはずがないし、背中びしょ濡れだし・・・
せめて寒い国じゃなくて良かった・・・かな? いや、本当に申し訳ない。。。
そんな衝撃の思い出を刻みつつ、タイもこれにて終了。
翌日は今年の8月に新設されたという鉄道でバンコクの国際空港に向かい、渋滞も無く無事到着・・・したと思ったら、出国審査が激混みで30分以上かかり大ピンチ!!!!!
ゲートを閉められる時間にやっと手荷物検査まで終わり、目指すは一番端のE10ゲート!
1kmくらいあったんじゃないでしょうか、汗だくになりながら走ってやっと辿り着いたら案の定AirAsiaだから遅れてて、ゲートを閉めるどころかまだ開いてもいなかった・・・。
まぁ、乗れればそれでいいんだけどね・・・。
2010年12月27日
と、言うわけで一昨日無事に日本に帰って来ました。
オーストラリアは鬼の物価高でネットもできず、帰って来たらWi-Fiのルータが取り外されててネットできずだったりでしばらくぶりの更新となります。
いや~何か日本に居るの変な感じするわ~。
なんか落ち着かん。
嫁さんは1月の中旬からまた海外に行っちゃうけど、俺は3月の中旬までは居るから日本でゆっくり色々やりながら過ごすつもり。
ダイエットもね・・・・
とりあえずはブログを完結させねばね。
ブログはアユタヤ観光終了してバンコクに向かうところです。
2010/12/16(木)~17(金)
アユタヤからバンコクの戦勝記念塔まで、ミニバスで約1時間、60B(=約180円)/per。
あっという間にバンコクに到着。
この日はあまりに暑かったので、陽が暮れる頃になってから近くのショッピングセンターに行ったりナイトマーケットに行ったりした。
つーか、ルンビニにナイトバザールはひどかった~!!
2006年に契約が切れて立ち退き問題が勃発、近い将来閉鎖って情報は知ってたけどネットで調べたら今年の11月に行った人が別に普通だったって言うから行ってみたら、まぁ~ひどい有様!!
5年前に来たときの半分以下の店舗数で当時の活気のカケラも無かった・・・。
外枠の店舗は空いてるところが多いけど、中の通りにある店舗はほとんど壊滅。
正直、もうあの状態の場所に行く価値はないな。
その後は夕食に大手チェーン店のMKレストランにて初の“タイスキ”を食べました。
タイスキとは、その名の通りタイ風スキヤキのこと。
注文したのは「タイスキセット、きのこセット、タイ風ネギ、ネギ、生卵」
このレストランはタイスキの店だけど、それ以外のものもお手ごろ価格でメニューが写真でわかりやすいだけでなく、英語と日本語まで併記してあるのが助かる。
・・・けど。 味は別にタイスキだから何が特別って訳じゃない、ただの鍋でした・・・。
翌日はさっそく観光へ。
今回はカオサンでなくチャオプラヤ川近くの宿だったので、観光エリアまではボート移動。
このとき単発チケットなら25B(=約75円)/perなのに、1日券を熱く勧められて「こっちも行けるの?」と気になったエリアについても『You can go anywhere!!!!!』というので150B(=約450円)/perで買ったら、やはり心配は現実となり現地で使えないと言われた。
単発券で買うより100B×2人分(=約600円)も無駄にさせられた・・・。
別に金額的に諦めつかない額じゃないからいいけど、ロクに話も理解しないで売り込んで、痛い目見させられるのは客っていう職務態度が嫌。
さて、気を取り直して王宮&ワットプラケオ観光。
ここは脚を露出する短パンはNG(肩を露出するのもNG・半袖はOK)で、その貸衣装を借りるのは無料なんだけど、一着につき200Bのデポジットを取られあげく貸衣装の量が不充分だから順番来るまで結構待たされるっていう駄目システム。
長ズボンで行くか、足首まで隠せる長さのある布を持参して、内部でだけ使用しましょう。
ここは350B(=約1050円)/perと、タイでは異例の高額入場料。
でもそれでも仕方ないかと思うくらい価値があった気がする。
伝統的っていうのとは違うけど、煌びやかでこまめに色の塗り直しとか整備してる感じ。
なんとなく周りの観光客に便乗して、兵士と並んで記念撮影してみる。笑
二人とも下半身は貸衣装(半ズボンだったため)。 夫のはデカすぎてとび職の人状態。
ワットプラケオ観光も終わり、気が付けば14:00。
観光のメインは寺がだから、朝早くて夕方には閉まっちゃうところがほとんど。
朝油断したのもあって、結構時間ない・・・ってことでシリラート病院は今回もキャンセル。
シリラート病院は始めてバンコクに来たときからずっと行きたい場所であるにも拘らずアクセスが若干面倒だったり、平日の昼間のみっていう開院時間も噛み合わなかったりで結局いつも行けずに終わる。
今回も無理すれば行けたけど、見たい内容が「解剖学博物館」みたいな旦那様には全く関係ないことだったので、次回一人で来たときにまた来ればいいかと。。。
まだまだバンコクの観光は続きます。
2010年12月20日
2010/12/14(火)~15(水)
スコータイからアユタヤへ移動。9:45バスが出発。
これまたいくつかバスのランクがあったけど、政府運営の安い冷房つきバスを選択。
風があれば冷房無くてもこの時期イケるけど、今のタイで冷房なし長距離バスは少ない。
途中、1回休憩に泊まって、15:30頃アユタヤだと降ろされた場所はバスターミナルでもなんでもないただの高速道路の片隅にあるタクシースタンドだった。
やっぱりね。
北部からのバンコク行きバスはアユタヤのバスターミナルに寄らず、途中の高速道路上で降ろしていくことが多いと聞いてはいたけど。
で、そのタクシースタンドにいる輩がすばらしくボる(完全なる売り手市場)という評判。
聞いてみると、市内まで約15分のところをひとり100B(=約300円)だってさ・・・。
普段なら絶対ありえない超高額。
ガイドブックには近くにあるアユタヤパークまで歩けば、安い手段があるってあったけど肝心のアユタヤパークまでがどの程度の距離かわからないので、諦めてタクシーで移動。
それにしてもアユタヤは暑い!!
スコータイでも思ったけど、比じゃない暑さ。コレが一番暑さが落ち着く時期とは・・・。
アユタヤ観光はレンタサイクルが主流でどこでもチャリンコの貸し出しをしてるけど、我々はレンタバイクを選択。
結果的に物凄く天気のいい日で陽射しが暑くてレンタバイクですら体力を消耗したからチャリンコにしなくてマジ正解だったと実感した。
ワット・ラーチャブラナ。
神秘的さでウリの、ワット・マハーター。
ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット。
ワット・プラ・シー・サンペット。
ワット・ロカヤスタ(涅槃)。
ワット・スワン・ダーラーラーム
ちょっと遺跡群から離れたところにある、ワット・ヤイ・チャイ・モンコン。
ここは一番入場料が安かった(20B/per)けど、一番良かった。
実はこのアユタヤ、訪れたのは3回目。
初は友達とタイに来た4年前の春。 2回目は旦那様を道連れにした4年前の夏。
まぁ当時はタイしか知らなかったし、とにかくタイにハマッてた時期だった。
今ではこうして個人観光する事が当たり前だけど、アユタヤの各駐車場に止まるHISの車とか見ると「うちらにもあんな時期あったなー」って
ちょっと懐かしかったりする。
今じゃもう自分でどうにかできることが見えてるから、日本企業のパック旅行なんてよほどのことでもない限り使わないだろうからね。
当時はバンコクから日帰りということもあって丸1日かかった観光も、半日で終了。
午後からは宿で溜まったPC作業をして、いよいよ明日バンコクへ!!
2010年12月19日
2010/12/11(土)~13(月)
チェンラーイ行きのときはVIP・1等・2等とか色々ありすぎてむしろめんどくさかったけどスコータイ行きは2等しかなくてラクだった。
だって我々としてはそれなりに移動できれば何でもいいわけで、2等以上の何が違うって多少のバスのランクと、水とかお菓子とかの車内サービスくらいなもの。
そんなん別に無くていいから、安いのでいーよ!とやはりあたしは思ってしまう。
9:45バスが出発。 意外と冷房が効いてて寒い。
途中、1回休憩に泊まって、スコータイのバスターミナルに着いたのは15:30過ぎだった。
ニューシティ行きのソンテオは無いと言われ(多分本当に無い。オールドシティ行きはある)トゥクトゥク30B(=約90円)/perでお目当ての宿へ。
翌日、街からスコータイ遺跡は少し離れているので、レンタバイクで観光。
うーん・・・ぶっちゃけ、保存状態が良くなくてたいしたことなかった。
翌日は近くのあるショッピングモールで特価の短パンを買い換えたり等のお買い物して99B(=約297円)の贅沢パフェを食べてみたりして、豪遊しました。笑
そうはいっても結局買ってるもの超安物なんだけど。
パフェは日本じゃ絶対300円でなんか食べられないサイズの本気のパフェだったので贅沢に一つずつ頼んで平らげてやりましたよ。あー東南アジアだからできるこの贅沢!!
ちなみにタイのケンタッキーのソフトクリームはミニサイズながらも10B(=約30円)。
そりゃ、食べるでしょ!!
ミニサイズってところが、飽きが来る前に食べ切れて嬉しい☆
ラオス・タイに入ってからはそんなささやかな贅沢を自分に許している毎日です。。。
2010年12月18日
2010/12/10(金)
さて、今日はチェンマイ周辺の観光。
以前バンコクで「いわばバンコクが東京・チェンマイは京都みたいな感じ」と評判を聞いてちょっと楽しみにしてたんだけど、意外と普通の寺観光だった。笑
・・・最後のデブい像はだいぶ仏陀とかけ離れてる気がするけど、一体誰?
タイらしさを思わせる、ゾウに守られるストゥーパも立派。
寺の裏側にはちょっとした遺跡もあったりして、素敵。
一通り街歩きを終えた後は、専用の乗合ソンテオで約20分(20B/per)のところにあるアンブレラメイキングセンターを訪問。
ミャンマーのピンダヤで見たようなのと感じは一緒。でもこっちの方が規模が全然デカイ!
しかしデザインとか作業風景はやっぱり素朴なミャンマーの方が良かったな。
大小様々なデザインの土産用の傘が売ってるんだけど、中には無地のものもあって購入後工房に持参して好みの絵を描いてもらうことも可能。
これがまぁ細かくて結構スゴイ。
美術の才能が皆無な我々二人にはどんなに努力しても成し得ない職業でして・・・
見ると見本の携帯が置いてあって“携帯にもデザインできるよ♪”みたいな。
でもうちら携帯無いし・・・と思ったら、いつもは観光のときに貴重品持ち歩かないのに本当にたまたまI Pod Touch持ってたから記念に書いたもらう事にしました。
辰年の旦那様にちなんだ龍チョイス。
10分足らずで完成、これで50B(=約150円)なのがスゴイ。
やってもらってるときは「すぐ剥がれちゃうかもね」なんて言ってたんだけど、書き終わった後ドライヤーでインクを乾かして、仕上げにマニキュアの透明な艶出しを上から塗ってカバーしたからそう簡単には剥がれなそう。スバラシイ。
こういう時代似適した方向転換って、本当に大事だよね。
時代は止まってないんだから、この時代に紙傘のデザインだけじゃ限界がある。
でもその技術を利用して携帯にデザイン・・・なんて、今の時代みんな携帯持っててしかも時が過ぎれば簡単に買い換える消耗品なら、一人から何回でも仕事が取れる。
伝統は大切でも、それだけにしがみついてちゃ時代に取り残されておまんま食えないし。
“もし最初からこのシステム知ってたら、DSとかPCとか持って行っても良かったのにー”って我々みたいな一度来た客に思わせてるんだから、大したもんだタイ人!
あの人日本に連れてきて商売したら何か生まれるんじゃ・・・なんてふたりで話してた。笑
このあと旦那様は散髪屋で髪を切り、あたしは軽いタイマッサージを受けチェンマイでの日々は終わったのでした。。。