カザフスタン/第61カ国目

2010年10月21日

2010/09/02(土)~04(土)

アルマトイの鉄道駅では一大作業が待っていた。

モスクワ行き鉄道の情報収集とシムケント行き鉄道チケットの購入。

 

これは言葉が全く通じない地域では非常に重要且つ根気強い作業なのです。。。

しかし既に幾度となくそのような不便な状況に対応してきている我々。

今回の作戦は中国でおなじみの筆記作戦でいきます。

 

ガイドブックの巻末にある“現地のプチ会話集”と“指差し会話帳ロシア編”を手がかりにとにかくロシア語の単語を丸写しする。

 

『明日(もしくは日付を数字で書く)』

『△△:△△(時間がわからない場合は午前・午後・夜の単語を記入)』

『○○駅→○○駅』

『開放寝台(もしくは個室寝台)』

『お願いします』

ラテン式のアルファベットではなくキリル語なので初めて書く字もチラホラあるがそこは見よう見まねでとにかく丸写し。何とか伝わってくれればそれでいい。

 

あとは笑顔でパスポートと一緒にそのメモを提出。

 

・・・すると係員がなにやら話しかけてきたけど、何語かすらさっぱりわからない。

状況を察して何か書いてくれたのを見ると、どうやら出発時間だった。

 

時刻表が分からず夜行としか書いてなかったから、どれがいいか時間を聞かれ到着時間が知りたかったので“到着”と“時間”という単語をその場でさっと探して聞き希望の時間を指差して乗り切る。

 

・・・するとまた何やら言ったあとゼスチャーしだした。

 

並んでた人達も一緒になって説明してくれるけど、当然英語ではないので理解できず・・・。

すると旦那様が「上段か下段かって聞いてくれてるんじゃない?」と読んで、希望を出しチケットを購入する事に無事成功した。

 

日本だったら5分とかからない作業と戦うこと、15分ほど。

それもこれも根気強く付き合ってくれたチケット売場のおばちゃんとそんな面倒な奴の後ろに並んだ不運にも拘らず懸命に説明してくれたカザフ人のおかげ。

 

マジでありがたいっす・・・涙

カザフスタンはこれといって見どころ何にも無いけど、人の良さですごく居心地がいい。



そんな苦労の末に辿り着いたシムケントの街からバスで2時間、カザフスタン唯一の観光トゥルキスタンにある世界遺産:コジャ・アフメドヤサウィ廟に行ってきました。

寝台列車はこんな感じ
22 寝台列車123 寝台列車2

 

久々のイスラム教遺跡!って感じで楽しみにしてたけど、意外とアッサリと終わった。。。


24 コジャ・アフメドヤサウィ廟1
25 コジャ・アフメドヤサウィ廟2
26 コジャ・アフメドヤサウィ廟327 コジャ・アフメドヤサウィ廟4

帰りに腹が減ったので、近くの地元定食屋でランチ。

中央アジアは「シャシリク」と呼ばれる串焼きが伝統料理で、鶏・牛・羊と選べる。

 

ラマダン断食中のはずなのに、断食どころか生ビールまで売ってた。旦那様即購入!

 

31 シャシリクと生ビール

散々世話になっといて何だけど、指差し会話帳のロシア編はカナリ使えない。

ロシア語の手がかりとしてはコレしかないんだが、他の指差し会話帳シリーズにあるような旅に必要なフレーズがあまりに少ない。

 

おそらく作者はロシア語を知ってる人なだけで、旅行経験がほとんど無いんだろうと思う。

 

そんな中、偶然にもシムケントの宿の姉ちゃんが英語堪能で足りないフレーズを英訳し、その下にロシア語を書いてもらうというオリジナルフレーズ集を作ることに成功した。

 

こうして工夫に工夫を重ねていれば運が舞い込んできて、何とか成っていくものである。

 

翌日、ウズベキスタン国境に行く乗り合いタクシーが発着すると地球の歩き方にあったシムケントの鉄道駅まで行くと、ここからじゃなく別の発着所があるという。

 

仕方なくタクシーで連れて行ってもらい(距離感がわからず結果的にしっかりボられてた)そこから乗り合いバン(マルシュルートカ)で、ヤルラマへ。

 

「イミグランツィア(ロシア語のイミグレのこと)」と確認したにも拘らずヤルラマのどこかで突如降ろされ、仕方なくまた乗り合いタクシーで行く事に・・・。

 

最初200テンゲ(=約120円)/perって言っておきながら、マルシュがいなくなると突然800テンゲ(=約480円)/perとか言い出したので、怒って交渉の末200テンゲに戻ったものの、直通だと聞いていた我々の手持ちテンゲには足らず国境に着いたときに闇両替でテンゲを買い足して、運ちゃんに支払った。

 

このとき400テンゲ支払いの約束だったが395テンゲしかなく、可愛く「5まけて☆」とお願いしたら、周りの現地人みんな笑って和んだ空気で運ちゃんも5テンゲまけてくれた。

 

基本的にカザフ人は陽気で親切なんだけど、ボりは日常的なので注意が必要。。。



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2010年10月19日

2010/09/01(水)~02(木)

 

8/30(月) 14:30頃 カシュガル発

 ↓

8/31(火) 17:00頃 ウルムチ着

バスターミナルからチケット売場にもぐりタクシーで移動してチケット購入後、別のバスターミナルへタクシー移動してアルマトイ行きのバス発車10分前に到着。

 ↓

9/01(水) 8:00頃 中国国境越えバトル

9/01(水) 11:00頃 無事にカザフ入国

 ↓

9/01(水) 19:00頃 雨の降るアルマトイバスターミナルに到着  白タクで目当てのホテルに移動

 

寝台バスに乗ってるだけだからさほど疲れてはいないけど、移動しっぱなしの53時間。

 

それは別にいいんだけど、このウルムチ→アルマトイという経路は国境が混む事で有名。

なんでかって・・・故郷の規模と通行者量があってないってのはもちろんだけど、中国の出国審査が鬼のように厳密らしい(情報漏えいを恐れて)。

 

6:00頃、どこかに到着。

朝食タイムが終わると、カザフ人夫婦に連れられてタクシーに乗り込む。5元、10分。

 

着いた先はイミグレだけど・・・7:30現在、国境は閉まってるのにもう既に人だかり。

さすが並ばない国、中国。

 

8:00に開くのかと思いきや、8:40過ぎという微妙な時間に開門。

この瞬間押し合いへしあい・・・みんなしてゲートの先陣を争って、人の足踏み放題。

 

ビーサンのあたしは傷だらけ。もちろん激しく踏んだヤツには容赦なく報復しといたわよ。

並ばない方にも問題あるけど、やっと開いたゲートが1~2人しか通れない激狭構造にもカナリの問題あり・・・。 コレを越えてしまえばあとは「少し混んでるイミグレ」程度。

 

でかいバックパックを旅の共にしているあたしらは、チベットに入国したときみたいにあれやこれやと隅々までさぐられるんだろうと覚悟してたんだけど

 

バスの乗務員が「貨物と一緒に通してやるから50元くれ」みたいに言って来たから(言葉が全く通じないからニュアンスだけで判断)、それにまかせてラクチン通過だった。

 

カザフ側のイミグレはどこにでもある至って普通のイミグレで、難なく通過。

 

正規タクシーがほとんど走っていないというこの国で、白タクは当たり前。

日没後の雨のけだるさに負けて白タクでアルマトイのホテルへなだれ込み、翌日、簡単にアルマトイ観光。

28人のパンフィロフ戦士公園(たぶん第二次大戦がらみ)と、アルマトイ中央バザール。


12 28人のパンフィロフ戦士公園2
13 28人のパンフィロフ戦士公園3
18 アルマトイ中央バザール419 アルマトイ中央バザール5

カザフスタンの主要言語はカザフ語で、該当表記はラテン表記ではなくキリル表記。

旧ソビエトだったためにロシア語も広く通じる。

 

当然、我々はカザフ語もロシア語もキリル語も全く分からず、英語が話せる人間は稀・・・。

 

もともとアルマトイは大して見るところが無いから軽く街ぶらの予定のみだったんだけどカザフスタン人はとっても人がよくて、いろいろ親切に対応してくれるのに感動。

 

ちゃんと並ぶ習慣もあるし。

(中国から入ってくるとこんな当たり前のモラルがとても素晴らしく思えるのです)

 

旧ソビエトの国々には“滞在登録(レギストラーツィア)”という外国人がしなきゃいけない手続きがあって、そのために「オヴィール」といわれる場所に出向かなきゃならない。

 

いまいちシステムがはっきりわかっていなかった上にそのときがいろいろ難関で・・・

でもそこは強運の我々。

偶然にも超稀な英語がわかる現地人客がいて、通訳してもらう事に成功!!

 

2010年9月現在、4日以内の滞在ならレギストラーツィアは不要。

5日以上滞在する場合はいかなる理由でも必ず手続きを踏む必要があり、怠ると罰金。

あたしらは4日以内でウズベクに抜ける予定だったから、手続きせずに終わった。

 

つーか正確には12時で業務終了(着いたのは12:15)で困ってたんだけど、現地人通訳がいたおかげで質問には答えてもらう事ができたってわけ。

 

そんなこんなでカザフスタン通過の旅の幕開けです。

この後は夜行列車でシムケントへ。

旅の補足情報(カザフスタン・アルマトイ(アルマトゥ))

2010年9月1日

まずウルムチ→アルマトイ間のバスチケットは辺彊賓館の2121号室で買えます。

メインの入口はいってレセプションの右側の通路を奥まで行って左側の部屋がそうです。

北京時間19時発一人400元

乗場は辺彊賓館ではなく国際運輸汽車站

辺彊賓館からメータータクシーで15分~20分13元程度。

 

 

我々の場合は19時に出発して1時間半後に夕食休憩。

朝の7時前に国境近くのバスターミナルに到着、7時40分頃まで休憩してタクシーで国境まで(5元)。

歩いても行ける距離だけど20分位はかかるかも。

ちなみにバスに大きい荷物を入れっぱなしで中国の国境を越えてもらうのには50元かかりました。(俺らはバックパック2個と手提げ1個で50元でした。)

 

国境は8時45分位に開くと同時に入口の狭い門のところだけ人がなだれ込む。

その後は意外と皆歩いてイミグレのオフィスへ。

 

噂ほどの込みようじゃなかったから意外とアッサリ出国完了。

時間にして門が開いてから30分かかんなかった。

 

で、本来出国終わって出たところでバスを待ってりゃ良かったらしいんだけど、そんなことさっぱりわからん俺らはさっさとカザフスタンの入国まで済ませてしまった。

(個人の場合はカザフのイミグレまでは一人20元、強制的にバス使用です、俺らは本来乗ってきたバスで移動できたから乗らなくて良かったんだけどね。)

 

カザフスタン側ではバスから荷物を全部出して入国手続きの時に荷物検査しなきゃだから、訳を説明して入国審査終わってたけど一旦バスに荷物を取りに行かせてもらった。

 

12時前には荷物も積みなおして再度アルマトイへ向かい出発。

 

途中お昼休憩なども挟み、アルマトイ着いたのは19時を過ぎてました。

 

ターミナルの中には小さなATMがあって新生銀行のカードで引きおろせました。

 

ターミナルから中央バザールまでは白タクだと500~700テンゲが相場らしいけど雨も降ってたので俺らは1000テンゲでOK出しました。

 

本当はトラムで行こうしたんだけど、トラムの線路はあるんだけど乗場が全然わからなかったんだよね。

 

後日分かったんだけど道の上の方に写真の看板みたいなのがあるところがトラムの停留場。

9 トラムが停車する位置の目印はコレ110 トラムが停車する位置の目印はコレ2
 

わかりづらいったらありゃしない。

 

バスでもターミナルの北側から65番で行けるらしいんだけど、乗ってないんで詳細不明です。



croccicrocci at 22:27│コメント(0)トラックバック(0)