南アフリカ共和国/第44カ国目
2010年03月09日
ケープタウンから夜行バスに約20時間揺られ、ついに最難関のヨハネスブルグに到着。
バスターミナル内は安全だとは聞いてたけど・・・
“バスで荷物を受け取るときが一番狙われる”って情報もあったから
ポッケには護身用の果物ナイフを仕込み、二人であたりを見回しながら最警戒状態で足早にターミナル内へと逃げ込む。
案内所でメータータクシー安全性を確認した上で依頼すると、目的のホテルがあるケンプトンパークまでは、なんと280ランド(約\3,400)という!!
たっ高い・・・。
でも行き先別の料金一覧表(←おそらくメータータクシーの“メーター”はこれのこと)
みたいな紙束見せて一生懸命説明してくれたから、ボッてないっぽい。
まぁここの移動が今回南アフリカ圏を旅する上で最もリスクの高い場所だったためお金に安全は代えられまいと、了承して出発。
ヨハネスブルグの治安の悪さは世界一といわれるくらい有名だけど、それはヨハネスブルグ全域ってことでは決してなくて、場所によるわけですね。。。
確かにバスターミナルを出てすぐのところに、スラム街のような怪しげな雰囲気のとこも
見えたけど、でもほとんどのところは「さほどでもなくない?」って感じだった。
前評判で“空港の外に出られないから数日間空港で過ごした”とか
“赤信号で止まるとカージャックされるから、みんな信号を無視するしかない”とか
悪い話ばっかり聞いてたけど・・・
我々のタクシーを始め、周りの車はみんな普通に信号守ってたし、他の車もカージャックを予期してないほど車の窓開けて風入れながら走ってた。
タクシーが迷って宿に着くのが遅れたりってトラブルはあったけど、宿も事前に安全な地域を調べておいたから、近所のスーパーまでの道を歩いても何の問題も無かったし、ATMでお金おろしても狙われたりなんことももちろん無かった。
あと半年後くらいに開催するワールドカップの影響で、急激な治安整備がされたのかそこんとこはどうだか知らないけど、我々が見た範囲のヨハネスブルグは注意を払っていれば、フィジーより安全そのもの。だった。。。
フィジーの怖いところは注意を払ってても、白昼堂々襲われるところだよね。
それにしてもこの南アフリカ圏では全く「地球の歩き方」が役に立たなかったなぁ。。。
覚悟してたより南アフリカ圏は全然治安の心配が無かったので(気をつけていれば)
いつかまたもう少し広い範囲でアフリカを周遊したいと。うん。
アフリカには若干悔いを残しつつ、いよいよアジアに旅立つのでした。。。
レンタカーで有名な自然遺産「喜望峰」に行ってきました。
大航海時代にバスコ・ダ・ガマがこの素晴らしい景色のように、ポルトガルにも希望を与えるように「喜望峰」って名付けたんだってさ。
綺麗な漢字使っていいネーミングしてるな~と思ってたのに、ただ日本語訳した人のセンスが良かっただけで、英訳では「Cape of good hope」なんだって・・・
なんか安易でダサい。
最初、宿の人にレンタカーの話を聞いたら結構レンタカー屋は混んでると言われたけど、迷った末に直接レンタカー屋に行ってみたら、最安クラスではなかったけど当日でも空きが見つかったから借りることに。
フォルクスワーゲンの小型車だったんだけど、まぁぁぁ~コイツが扱いずらい最低の車でマニュアルに慣れてないあたしは完全にギブ!
1日中旦那様がクソ車と対決し、何とか無事ケープポイントまで辿りつけました。
こっちが噂のcape pf good hope。
通りがかりの景色。
正直、旅慣れしてしまったあたしらにとってはなんてことない景色だったけど・・・
でも夏の暑い日に、青い空!青い海!!っていうのはやっぱり綺麗だった。
なんていうか、バイクで日本を周ったときの北海道の海を思い出した感じ。
(つまりは北海道でも似たようなものが見れるってことになっちゃうんだけどね。)
ついでに、ペンギンの生息地に寄ったりもした。
夜はスーパーでダチョウの肉を手に入れて(250gでR70=約\840と、結構高級!)
旦那様に焼いてもらいました。 やわらかくてなかなか美味い!
14:10 喜望峰自然保護区入場&観光
14:45 喜望峰自然保護区出発
16:45 レンタカー返却
145.4km/ガソリン代R105.05(約\1,261)
2010年03月07日
2010/02/10(水)
ウィンドフックからバスに乗ること21時間。
いよいよ治安が悪いという南アフリカに入り、再び気を引き締めるときが来た!
・・・と思ったら、このケープタウンという街はさほどでもないらしい。
もちろん安全な地区を事前に調べてはあるんだけど、道も別に危なくなさそうなのでお目当ての宿まで歩いて行くことに。
さて、ケープタウン観光まず一発目は、アパルトヘイト時代に黒人たちが収容されていたという「ロベン島」へ。
ガイドブックには「超人気ツアーなので当日チケットはほぼ無理。数日前に手配せよ!」
みたいにあったけど、前日でも全ての便に空きがあった。
結論から言いますと、ハズレです。
網走刑務所みたいなのを想像しちゃったもんだから、行ってみたは良いけど島内のほとんどがバス内でのガイドの解説。
しかもそいつの英語が早いし、多少発音に癖があるしで全然わからん。。。
英語が堪能な人は充分に楽しめるのかも知んないけど、そうでなければ行かなくてよし!
別にくそつまんなかった思い出しか無いけど(笑)、一応写真載せときます。。。
後に黒人大統領となったネルソン・マンデラさんも長いことここに収容されてたらしい。
翌日行ったのは、ワインランド。
南アフリカのワインは世界的にも注目を集めてて、その生産量もカナリ多いらしい。
飲んだくれたい旦那様のために宿で手配してくれるツアー(調べた中で一番安かった)で行ったんだけど、1dayでR525/per(約\6,300)。
4ワイナリー周るってのは事前に聞いてたけど、最初のワイナリーで工場見学したあと、2件目からは工場見学とか無しでただひたすら試飲するのみ!!
お酒好きな人には1日中飲んだくれられていいかも知んないけど、あたし的には工場見学とかお土産やさんの小物を見るのが楽しみなのに、南アの工場はショップが併設されてなくて、ただワインボトルが買えるだけだったから、全く酒の飲めないあたしに、このツアーはもったいなさすぎだった・・・。
1件につき5杯以上試飲してるから、最終的に30杯近く皆さん飲んでいらした様でした。
夜は自炊ばかりだったアフリカ生活で、初のアフリカ郷土料理を食べに外食。
旦那様はキーマカレーに似たアフリカン料理食ってたけど、あたしはナミビアのエトーシャ国立公園で見た「スポリグボック」を食ってみたのでした。悪くなかった!
《旅情報》
INTERCAPE社のリビングストン→ウィントフックのバスは月・水・金・土の18:30発、
約21時間(トイレ付)。 SeverクラスでR630=約\7,560(時期により異なる)
ロベン島行きのフェリーチケット(入島料含む)は、観光案内所で手配してくれる。
また、ロベン島のHPからカード決済で手配可能。但し、必ずチケットを印刷していくこと。
ワインランドは電車を使って自力で行くことも可能らしい(おそらく一番安上がりな方法)。
観光案内所の資料にあった1dayワインランドツアーはR650前後だった。