レバノン/第35カ国目
2010年01月05日
いや、遺跡自体はそんなに久し振りじゃないから正確に言うと、本格的な遺跡だぁ~、と思える遺跡が久し振り。
いやいやこれは立派ですわ。
見る価値ありですね!バールベック。
規模がそんなに大きいわけではないから、1時間かからず見学できちゃったけど見ごたえは十分でした。
さて、実は昨日の続きなんでワイン工場行った後にそのまま来た結果、ここでやるべき事を1日で終えてしまったので明日は移動する事に決定。
一泊限りのこの町で、夕飯は宿のオーナーがやってるレストランへ。
今までケバブは結構食べてきたけど、カレー味のケバブがあったので頂きました。
味も美味しいし、見た目も綺麗に盛り付けられてたし、アラブ料理の元祖レバノン料理を堪能しました。
もちろんお土産に買ってきた白ワインと一緒にね。
正直カレー味と言うよりは風味だったけど、ワインも料理も美味しくて満足でした。
さて、明日はまたシリアに移動だっ!
サックリ派の我々は次々に移動するわけで、トリポリからベイルートという所に移動してきました。
ここはダハブで出会ったアブドゥールをはじめ、その他幾人可の人がベイルートは綺麗だから行った方が良いよ!と言うので来たのですが。
まー意味無かった!!!
なんて言うか都会ですね。
海が綺麗に見渡せて、高層住宅が立ち並ぶリゾート地と言ったところでしょうか。
こんなの色んな国に沢山ある風景の一つでしかない。
モスクを見て、レバノン料理を食べて終~了~
翌日、さっさと移動。
次に来たのはバールベックと言う町。
ここには遺跡を見る為とワイン工場の見学が目的でやってきた。
この町は小さい町で、宿の目の前に遺跡が見える。
遺跡は明日に残して、まずはワイン工場へ。
実はベイルートから来る時にそれらしき物が見えたので、注意しながら乗り合いタクシーに乗って工場へ。
やっぱり思った通りの場所にあったので中に入り工場見学。
まずはビデオを見て、このワインメーカーKSARAの歴史などを勉強。
続いて蔵の中を見学。
ここは少年が偶然見つけた洞窟で長さ2キロあり、これは良い!と言う事で貯蔵庫にしたらしい。
洞窟の中には一番古い1918年のワインも寝かされていたけど、物凄い埃まみれだった。
一通りまわり、お約束の試飲♪
4種類程のワインを飲んだけど、ここのワインは若くても今まで訪れたワインメーカーの物よりも味がとがっておらず、雑味も少なくマイルドでそれなりに美味しかった。
お土産にワイン工場に来ると必ず買うオープナーと赤・白ワインのハーフサイズと地酒?のアラックを購入。
これでしばらく酒には困らん!
コンパクトにまとまった工場見学と、十分な試飲ができて無料、そして味も良い!と訪れた価値ありでした!
旅の補足情報(レバノン/バールベック)
KSARAのワイン工場見学は基本的には9時から17時までです。
行きも帰りもセルビスで3000LPでした。
また歩き方にはバールベックの情報があんまりないので参考までに。
HOTEL SHOWMANのオーナーは宿にいない事があるのでその場合は裏手にあるレストランにいる事が多いと思います。
ホテルとレストランの場所は口頭では説明しずらいですが、バールベック遺跡のチケット売場まで行って辺りを見渡せば町の方にHOTELの看板が2階の高さの所に見えます。
(ある意味チケット売場の正面)
その左にある建物にレストランもあります。
あと、この町時々停電します。
俺らがいた時は30分位のが一回、10分位のが3回、そして朝になったら全然電気がきてなくて結局俺らが出発する2時間後まで電気はきてませんでした。
2010年01月04日
と言えばやはりあれでしょう!レバノン杉!
なにせ世界広しと言えど、国旗に杉を入れてるとこなんて無いからね!
と、言う事で見てきましたレバノン杉。
トリポリから1時間のブシャーレに行って、そこから少し歩き途中で
ヒッチハイクをして杉まで連れてってもらいました。
いやー立派でした!
思ってたよりも立派で、大きく存在感のある力強い木でした。
このレバノン杉は建築材として優れているので、乱伐され今では1200本しか無くなってしまい、そのうちの400本がこの辺にあるとの事。
しかも杉と言ってるけど、実際はマツ科で見た感じはクリスマスツリーの木みたいなのが沢山有った。
帰りは景色を眺めながら、歩いて山を下り、トリポリに戻りました。
除雪車にもレバノン杉マークがちゃんと入ってる。
永遠と高潔を現しているレバノン杉、なんか良かったな~