エルサルバドル/第79カ国目
2012年06月24日
2012/03/20(火): 79カ国目サンサルバドル・7カ国目ホンジュラス
サンサルバドルからコパンルイナスまで約5時間で、US35。
うーん、高い。
いくら旅行者向けのシャトルバスとはいえ、高いよなぁ・・・。
当初はこのシャトルバスの存在が確認できなかったからローカルバスを使ってサンサルバドル→国境→ホンジュラス入国→コパンと
いう経路をたどる予定でいたんだけど
ホンジュラスの治安情報があまりにも悪い。
旅行者同士での話ならまだしも、地元の人たちが口をそろえて言うレベルだから相当だろう。
この地元民ルートで行けばおそらく8時間以上かかるだろうが、
安いことは間違いなし。
・・・。
シャトルバスを申し込むワタシ。
いやね、時間がかかるのは良いんですよ。
地元民に交じるのも悪くない、むしろいい経験。
ただ、それと命や貞操、そして貴重品を引き換えにするわけにはいかんのです!
だんだん旅勘が戻ってきたとはいえ、女一人旅であることを常に忘れてはならん!!・・・と自分に言い聞かせ、
泣く泣く贅沢なシャトルバスのチケットを購入。
宿に朝6時半に迎えが来て、他の乗客を拾って、サンサルバドルを実際に出たのが8時半。
ローカルルートより早い秘策として、ダイレクトにホンジュラスに行くのではなくグアテマラに一度入国してからホンジュラスに入る。
コパン着は13時半過ぎだった。
コパンはこのグアテマラ経路で3年前に一度来たことがある。
その時はグアテマラからの日帰りで、遺跡だけ見て帰ったんだけど
今回ここにコーヒー農園があるという情報を得て、
この旅のテーマに沿うためやって参りました!
まぁ世界遺産に指定された遺跡がウリで、観光客が
ものすごぉぉぉくいるから治安もいいし、ホンジュラスらしくない村のようだけど、スーパーって言われて行ったところが
“スーパーマーケット”ではなく“露店の集まり”だったり、停電がかなり頻繁に起こったり、バックパッカー用ホステルの受付で
英語が通じなかったりと、明らかに他国より劣る環境条件。
こういう言い方は申し訳ないけど、長居はできない感じするなぁ・・・。
何が気に入らないかって、環境条件よりも何よりも、人。
サンサルバドルからのシャトルバスで到着した時の、最初の印象がとにかく悪かった。
コパンの街は石畳でできていて道自体も細いから、片側1車線がやっとか一方通行が多い。 そんな条件でも道路工事や建物の補修のための駐車は致し方ないわけで・・・
コパンの街に入って、我々の前を走る一台の車があったんだけど
行く手の反対車線に工事中の看板を出した軽トラが路駐して作業している場面に遭遇。
そこで突然、前の車が泊まったと思ったらためらいなく工事中の軽トラの横に駐車。
いやいや、片側一車線ずつなのわかるでしょ、そこに停めたら道塞いじゃうじゃん・・・なんて周りの迷惑なんてお構いなし。
若い男二人が堂々と駐車し車を降りてwestern unionへ入ろうとするところに我らが運転手が「おいおい、そこに停めたらみんなが通れないだろ?」という感じで声をかける。
そこで男らが取った行動は、
ペッ、と我々の方に向かってつばを吐き、無視してwestern unionへ
強行するというものだった・・・
結局、エルサルバドル人である我らがドライバーが事情を後続車4台に説明して進路変更してもらいUターンすることでしか
我々の行く道もないわけで。
そんなこと考えれば誰にでもわかりそうなことなのに、わかってて自分のことしか考えないあたり終わってる!
それが一回だけならまだしもしょっちゅう似たような光景を
見たり聞いたりするし、陽気なラテン人にも拘らずホンジュラス人は
愛想や笑顔も少ない・・・まるでベトナム人のよう。
そんないろいろなことが重なり、
早めにホンジュラスは退散したいと思っています。。。