モルドヴァ/第86カ国目

2012年12月26日

2012/06/07():第86カ国目モルドバ・第87カ国目沿ドニストル共和国

 

 

モルドヴァへやってきました。

しかし現在朝5時。

バスターミナルでもない路上で降ろされ、ガイドブックの情報もたった2ページしかないこのキシニョウという街で、

ワタシはどうすればいいのでしょう・・・。

そもそもここはキシニョウのどこなの?

そしてホステルはどこなの??

例によってタクシーが客引きにやってくるんだけど、

相場がいくらかさっぱりわからん。

っていうかモルドヴァの現地通貨今持ってないから

事実上無一文。

どーしろちゅーねん・・・。

 

とりあえず周りの人に予約してるホステルの名前と住所を見せるも、誰も知らない。

っていうか誰も英語話せないからコミュニケーションできない。

かといってこのまま見過ごして人気が無い早朝の街で独りになるわけにはいかないので、そこら辺にいる人に食いつくと

なんと乗客の一人が家族の車に乗れとジェスチャー。

マジッすか!

助かるけど、ご迷惑では・・・。

タクシーの相場を教えてくだされば結構でしたのに・・・。

でもそんなワタシの想いを伝えるすべも無いので、

お言葉に甘えてお願いします!ってことで近くまではスグ行けたんだけど、そこから迷う迷う!

20分以上周辺をフラフラしては地元民に尋ねるの繰り返しで

ご迷惑をかけっぱなし・頼りっぱなしで

やっとホステルに辿り着いたのが6時ちょい前。

お礼したくてもお金が無い。想いを伝える共通言語も無い。

本当にありがとうと深々と頭を下げるにとどまりました。。。

 

 

モルドヴァはヨーロッパの最貧国なんて言われる貧しい国らしい。

確かに物価は安いし、街も裏手に入れば道路が未舗装だったりと発展途上な感じだけど、首都の表通りはおしゃれな建物やマックもあったりと、最貧国ってほどでもない印象。

ただ、特別何って見所が無いのがモルドヴァ。

街歩きは1時間で終了。

うーん、どうすっか・・・と思い

ボケッと過ごしてもせっかくのモルドヴァが意味ないので

これからティラスポリという別の街ヘエクスカーションすることに決めました。

 

 

モルドヴァの東にある街:ティラスポリは国連見承認国家のひとつである『沿ドニエステル共和国』の首都。

ロシア等 全世界で4カ国だけが承認していて、モルドヴァは承認に至っていませんが、国境のようなところでパスポートチェックもあるし、独立国家と同じように専用通貨もある。

 

キシニョウの中央バスターミナルから行けるんだけど、

イキナリ客引きのおっさんに

『ティラスポリ?ならこの車。50MDL(340)ね?さぁ乗って乗って!!』と言われ

「去年の情報で13番乗り場から30分毎・29MDL(200)ってあるけど」とメモを見せると

正規ドライバーがまずいと思ったのか「あのブースでチケットを買って」と言いだした。

ブースでの料金は事前情報通りの29MDL(200)

しょっぱなからあぶねー!

事前情報メモッて来なかったらボられるとこだった・・・。

 

結局、モルドヴァもこういう部類の国なのね、と思ってしまう。

こういうとき国民全員がそうでははないとはわかっていても

やっぱりひとりの行動で、それが良いものでも悪いものでも

こっちには“印象”として強烈にしみついてしまうわけだ。

 

 

ティラスポリまでは約2時間程度。

国境までは1時間半くらいだったかな?

入国の要旨みたいなのを記入したけど、地元民は難なく通過。

でもワタシと同じミニバスに乗っていたイギリス人・カナダ人の3人が別室に呼び出され

モルドヴァの出国スタンプが無い!と責めたてられる。

「そりゃ、ドライバーがイミグレでバス止めなかったんだから知らないよ」と我々も抵抗。

どこにあったのか聞くと、この近辺ではなくキシニョウの外務省に行けとか言う。

いやいや、外務省に行ったところでモルドヴァは独立国家としてここを承認してないんだから、ティラスポリ行くって言ってもスタンプもらえないのがオチでしょ。

こいつらわかって言ってやがるな・・・と思ったとき、

デキる感じのイギリス人が

「こういうケース初めてじゃないでしょ、今までどうしてたの?」と聞くと『何人かはキシニョウに戻って、何人かは・・・“ボスとトーク”よ。私は通訳だけだから。』

 

来た。

 

“トーク”が意味するもの、それは通行料としてのワイロ請求。

 

イギリス人男性がまかせとけ!と頼りになりそうなことを言ってくれる。 そしてその後イギリス人とボスが話し合った結果、

ひとり100MDL(690)のワイロ要求をイギリス人が50MDL(345)に値切ったことで決着がついて、無事通過。

 

モルドヴァともども、黒い共産主義の影響が残るドニエステル共和国へ入国です。



croccicrocci at 00:43│コメント(0)トラックバック(0)