コソヴォ/第94カ国目
2013年01月29日
2012/06/30(土)~07/01(日):第94カ国目コソヴォ・第95カ国目モンテネグロ
コソボの世界遺産修道院群、最後はペーヤ修道院。
ここはアクセスがないのでタクシーチャーターで行きました。
交渉の結果€5(=約510円)。
しかし着いてみると、
今日は特別警備の日?とかなんとかで中に入れないという。
あーこれか。
似たような境遇で断られた人の体験談を知っていて
その人が頼み込んで外観だけならOKという前例を作ったのを知っていたので、同じようにとにかく頼み込んで外観だけならOKというとこまでこぎつけた!
でもこの門から教会の敷地に入るまですっげー長い。
500m以上あった気がする・・・。
タクシーの料金交渉のときに広くないなら見学時間は15分くらいだと思うっていってたのに、予想外に辿り着くまでの時間がかかっちゃったから25分近く待たせちゃったんだけど
気付いてか気にしてないのか何の文句も要求もなしに終わろうとしてくれたから、気持ちで€6あげた。
こういう金にがっつかない誠実な人なら、チップを渡すのも悪くない。。。
バスターミナルに戻って荷物を取らせてもらったあと、食堂で地元食。 かなりウマイ! しかもこのセットで2.5ユーロとは安くて嬉しい。
夜行バスでモンテネグロのポドゴリツァへ。
本当はこの経路も事前情報の段階では定かじゃなかったんだけど、なんとかなると思ってとりあえず来てみた。
特にこの時期のヨーロッパは21時近くまで明るいし。
こんな適当なことが出来るのも、
治安のいいヨーロッパ地域だからなんですけど。
ポドゴリツァ到着は深夜3時半。
事前情報がつかめない時点で覚悟してたけど、
ほんとこの国境不便でならない・・・。
モンテネグロの首都ポドゴリツァは特に見るものが何もないのでスルーして、今日はこのままコトルという海岸沿いの世界遺産の街へ行きます。
ネット上で調べたポドゴリツァ→コトルへの始発は5:30。
バスターミナルの電光掲示板に出てるコトルへのバスも5:30発があるのを確認済み。
もはや2時間程度の待ち時間なんて何とも思わないワタシは、ブログ作ったり・書きものしたり・ウトウトしたりして、5:20頃にターミナルへ行こうとすると職員が何か言って通してくれないけど100%現地語でまくしたてるのでさっぱり理解できず。
状況を見かねた他の現地人が英語を話すタクシードライバーを連れてきて、話を聞くと、チケットがないとターミナルには入れないが、5:00にチケット売り場を開ける人が来ておらず・・・チケット売り場が開いてないからまだ通れないという。
いやいや、ワタシが乗りたいバスは5:30なんだけど、
チケットがバスの中で買えないの?と聞くと
あの電光掲示板は100%正しいわけじゃないから慌てないで大丈夫とか言う。
バスターミナルにあるバス時刻を知らせる電光掲示板が100%じゃないってどういうこと!?
斬新すぎる・・・。
チケット売り場の女は通勤途中のバスが故障したとかで結局5:45になって到着。
待っていた人たちは一斉にチケットを買い、ワタシも列に並ぶと
「コトル行きは次7:05だけど、いい?」と女性は言った。
良いも何も、次のバスが7:05までないなら待つしかないし・・・
今日は予定おしてないから全然良いんだけど・・・
にしたって、7:05なんて情報ネットにも電光掲示板にもどこにも無かったんですけど?
さっき通訳してくれたおっちゃんは「OKかー?これがモンテネグロなんだよ。」と笑った。
日本の常識は世界の常識ではないって、
コレだけ旅してりゃわかってるつもりだった。 けれど、
まだまだ日本人感覚じゃ考えられないことが世界には溢れてるんだろうね。。。
2013年01月28日
2012/06/29(金)~30(土):第93カ国目セルビア・第94カ国目コソヴォ
ベオグラードから南部に向かうバスは、
日に12:30と18:30の2便で1950DIN(=約1736円)。
所要時間は6時間のはずだったんだけど、途中でバストラブルが発生し、コソボのプリシュティナに到着したのは20:30。
到着後すぐバスターミナルにあったインフォメーションによったんだけど・・・
新しい安宿の情報もない・地図も無い・観光情報も無い。
バス時刻のインフォメーション以外なにも情報がない。
そしてワタシはガイドブックを持っていない。
なにせこの国、2008年の独立宣言して、
その後徐々に国際社会に認められつつあるものの
全世界200カ国以上ある中、承認しているのは90カ国前後とまだまだ新しい。
何を隠そう旧宗主国セルビアは、コゾヴォの独立を断固として認めていない。 (国連と日本は既に国家として承認しており、日本で買う地図にはコソボの記載がある。)
セルビアにとってコソボは歴史的聖地だから、手放すわけにはいかないらしいし、かといってコソボ住民のほとんどはセルビア人ではなくアルメニア系民族だから
セルビア人に支配されることを当然快くは思わない。
現段階ではまだ国家としての機能構築が最優先事項で
観光開発どころじゃないんだろう。
それでもスタッフが英語を話せたことだけがせめてもの救い・・・。ちょうどそのスタッフもワタシが調べていた宿を勧めてきたので、そこに泊まることにした。
日本を発って1ヶ月ちょっと、ドミじゃない宿泊は初めてでちょっぴり感動!
もともとスボラな性格でもあるし、ドミでもなんてことないつもりだったけど、やっぱ個室の自由さ・気楽さったらないね!
翌日、午前中に世界遺産の修道院群観光。
まず最初はグラカニツァ修道院へ。
内部は撮影禁止なので、写真はこれしかありませんが。
帰りは地元の人に言われるがままのバスに乗ってプリシュティナに戻ったけど、出発点のバスターミナルに戻るかと思いきや、全く分からない場所で終点を告げられる。
そのバス運転手が親切にバスターミナルまで案内してくれると言ってくれたと思ったら・・・
セクハラしてきやがった。
基本コソボ人達は英語が話せない。だから言葉でのコミュニケーションはほとんどできない。
だけど片手でグーみたいに輪っか作っては、人差し指をそこに出し入れする仕草したりFack・・・とか気持ち悪く言ってくる。
とはいえ歩行者は少ない・タクシーは少ない、コイツにターミナルまで連れってもらうのがおそらく最善策だと判断したため、 ワタシはI don’t ndestand とかno noとか言って
はぐらかし続けてたんだけどだんだんボディタッチが多くなってきて、ついに軽く胸を触ってきたから、触んないでよ!と大声で怒って相手の尻を蹴った。笑
その後は無言で歩き続ける。
最初徒歩20分って言ってたけど、既に40分くらい歩いてる。
万が一を想定してポケットの中でそっと護身用に持っていたナイフの鞘を外し、襲ってきたらとりあえず太ももあたりを刺して相手の追跡を封じ走って逃げよう、と男と距離を置いて歩く。
怒ったのが効いたのか、その後は一気に大人しくなり、バスターミナルに着いた後もfackはもちろん金銭要求などもされることなくアッサリ別れた。
どういう神経してるんだろう?
街で知り合った言葉も通じない外国人女性とヤッてみたかったんだろうか。
いやいや、だとしたら考え方が安易過ぎ。
あんな風に誘われてオッケーする奴いないでしょ・・・。
なんとか無事プリシュティナのバスターミナルからペーヤ行きのバスを見つけ、乗車。 所要約1.5時間、€5(=約510円)。
ペーヤのバスターミナルのおばちゃんに頼んで、荷物をオフィスに置かせてもらった。
そしてデチャニ修道院に向かって歩き始める。
ここは遠かったけど、街のバスストップひたすら歩いていって、片道30分近く歩いた・・・。
帰りは通りがかりの車が街中のバスストップまで送ってくれたから助かったけど!
こちらも内部撮影禁止なので写真は外観だけ。



