キプロス/第98カ国目

2013年05月06日

2012/07/12()13():第98カ国目南キプロス(こちらはれっきとした承認国家)

 

 

トロードスの次は島の西南に向かいます。

遺跡があるパフォスは海岸沿いなので、

リゾート目当ての客の多いことったら。

陽差しが焼けるほど暑い!

32パフォスのモザイク遺跡2

33パフォスのモザイク遺跡3








34パフォスのモザイク遺跡4 36パフォスのモザイク遺跡6





37パフォスのモザイク遺跡741パフォスのモザイク遺跡11




42パフォスのモザイク遺跡1244パフォスの教会














 

そして近くの聖ソロモン。

45聖ソロモン





 

 

世界各地にあるご当地マクドナルドをご存知ですか。

エジプトなどのイスラム圏ではマックアラビア・イ

ンドではマックマハラジャなど

その土地ごとのアレンジがあるもので、

日本では照り焼きバーガーがそれに当たります。

そんな南キプロスで見つけたご当地バーガーはコレ。

46キプロスなのにギリシャバーガー









 

やっぱりギリシャかい!!!

そんなんならいっそキプロスなんて名乗らずに

ギリシャに併合しちゃえばいいのにねー。

 
 

その他、ご当地料理を食べようと思って入ったレストランで

「ベーシックな郷土料理ください」と言って出てきたのは、

ギリシャ料理の代表ムサカ。

49ギリシャ伝統料理ムサカ






まぁこれすっごくおいしいし、ワタシはムサカが大好きだけど・・・やはりギリシャなのね・・・。
 

 

最後はギリシャ神話に登場するアフロディテが生誕されたとされる岩を沿道から眺める。

元気な欧米人達はそれらの岩に登っては飛び込んだりして、

海を満喫している様子でした。

47アフロディテ生誕の地148アフロディテ生誕の地2





 

 

そんな走りまくったキプロス島は、実は思ったよりも小さかった。

当初は3日のレンタカー計画だったのを2日に削ったのだけど、まさかそれでもこんなにお釣りがくるとは・・・!

あまりに時間が余ってしまったので、旅経験値のためにレンタカーでグリーンライン越えに挑戦しようと突如思いつき、

南北のチェックポイントに向かいました。

チェックポイントでは北側用の保険に強制加入。

南側の保険は北では無効なのです。

ワタシはその日中に戻ってくると言ったら€20だったけど、南のレンタカー会社の人は1カ月で€45としか言ってなかったから、滞在期間によって保険料は変わってくるんだと思う。

保険料払ってスタンプもらって、混んでいなかったこともあり15分くらいであっさり終了。

 

北に入ってすぐ、北キプロス・トルコの国旗が見える。。。

25南のレンタカーで北側に入国





 

 

北では、足がないと行けない聖ヒラリオン城を見学してきました。

26聖ヒラリオン城1

29聖ヒラリオン城4




30聖ヒラリオン城532聖ヒラリオン城7 

 










35聖ヒラリオン城1038聖ヒラリオン城からの眺め2





 

最初に降り立ったギルネの街に辿り着いたものの、街中で迷いまくった挙句 狭い路地でアメリカ人に必要以上に幅寄せされ

ワタシの車の左前が縁石に引っ掛かりパンク・・・

マジッすか!どーすりゃいいのさ?さ

すがにワタシひとりでこのトラブルは初ですけど!?

と思ったら、ちょうど良くタクシースタンドの前。

タクシーの運ちゃんにパンクしちゃったんだけど・・・というと、

なんと英語が話せる地元人で

それだけでもありがたいのに

「心配するな。俺らタクシードライバーは車のプロだから。

すぐ知り合いの修理士を呼ぶよ」

といって本当に知り合いの修理士が15分程度で到着。

サブタイヤに付け替えたあと2km先の彼の工場に行ってすぐ別のと付け替えてくれた。

海外ではフルプロテクションの保険をかけていても、

タイヤとガラスは保証されないのが一般的だから、イタイイタイ自腹出費・・・。

 

まぁでもこの後このおじさんが英語話せるおかげで仲良くなって、キプロスの歴史とかおじさんがキプロスで歩んできた人生とか色々聞けて、不謹慎な言い方かもしれないけど、ワタシにはとても勉強になりました。

 

日本は政治や経済に問題があるとはいえ、やはり世界的に見れば大国だから彼らの政治的・経済的苦労とは比べ物にならない平均値だし、

何より島国に住む単一民族だから民族対立による紛争なんて、日本じゃもう数百年起こっていない問題で、なかなか身近に感じることが難しい問題を丁寧に語ってくれました。

 

遠い昔、琉球やアイヌを併合した日本でもこういった問題はあったのかもしれないし

今でも沖縄の古い世代の人たちは本土の我々のことを「大和(ヤマト)のひと」というらしい。

日本でも民族問題が皆無なわけではないけれど、

長い歴史を経て平和に共存してきたことを考えると、本当にありがたいと思うのです。。。



croccicrocci at 01:45│コメント(0)トラックバック(0)

2013年05月05日

2012/07/12()13():第98カ国目南キプロス(こちらはれっきとした承認国家)

 

 

さて、レンタカーをするつもりで事前に予約しておいたのですが・・・

直前で予約してあったレンタカー会社に断られるという

どんでん返しのおかげで、予定より高くついてしまいました。

去年の春にアメリカレンタカー旅をしたとき良い対応してくれたレンタカーサイトだったから利用したんだけど、もう2度と利用しません!

みなさんも「トラベルジグソー」というレンタカーサイトには

お気を付け下さいね。。。

 

・・・と愚痴から入ってしまいましたが、代わりにAVISで予約。

知っての通り海外ではオートマではなくマニュアルが主流です。

ワタシはオートバイを運転するとはいえ、自動車のマニュアルは教習所以外では数回しか運転経験が無いので、どうしようか迷ったのですが・・・

 

まぁ日本の様に交通量が多くないから何とかなるだろということで安価なマニュアルを選択。

ただ真夏ですから若干高くてもAC付のものを選びましたけど。

そして当日オートマに勝手に変更されていてラッキーでした。

ただ一つ不安なのは、キプロスは旧英国植民地である歴史から道路が左側通行なこと。

日本と一緒で良いじゃーんと思うかもしれませんが、

海外に旅立って4年目。

自らが運転する機会こそ多くはないものの、

街歩きをしていても生活のほとんどは右車線だから頭の中で イメージしていることもあり、なんでかワタシの頭の中は既に右車線に切り替わっちゃってるんです・・・

なので常に「左・左・・・」と意識しながら、

ウィンカーとワイパーを何度も間違える事になるでしょう。。。

 

 

キプロスは公共交通が乏しくて移動しにくいのは事実ですが、

街から街の移動なら公共交通が皆無ではないので

やってやれないことはありません。

ただ、トロードスという歴史ある教会が点在する地域は

山の中で公共交通がゼロ。

ここを観光するためにはタクシーチャーターかレンタカーしか手段がなかったこと

あとは南キプロスの宿泊料が高すぎること

(全体的にリゾート地だから安宿が存在しない)

以上の2点をふまえて、だったらレンタカーして車中泊で宿泊費浮かしちゃえ!

という試案に至ったのであります。。。

 

 

少し話がそれますが、ワタシは国ごとにハガキを一枚ずつ日本へ送るようにしています。

家族へのちょっとした刺激と、切手の収集も兼ねて。

そんなキプロスで見つけた絵葉書はヨーロッパの国旗地図だったのですけれど・・・

3ヨーロッパ諸国旗の絵はがき







ユーロ加盟しているからこれはわかります。

 

ただ、トルコの地図は載ってるのに国旗は無い。

 

確かにトルコはユーロ加盟を許されていないから載せない

という理由もあるのでしょうけど・・・

北キプロスとの確執を考えると、

意図的な悪意を感じずにいられないのはワタシだけ・・?

 

 

そんなこんなで走り始めました。

昨日のうちにキオスクで党内地図を買ってはおいたものの、

道路が入り組み交通量が多い街中はやっぱりさっさと抜け出したい。 なんといっても方向感覚が皆無ですから・・・。

まずはレンタカーorツアーでないと行きずらい山間部のトロードスへ。

 

“プチ・ドラクエ”状態です。

世界遺産とはいえ観光客が非常に少なく、ちゃんとした入場チケットや観光設備が整っているわけではない。ましてや普段は会議が閉められていて自由に出入りすることも出来ない。

なのでまず近隣の街に着いて、教会の鍵を持っている人探しからスタート。

言葉は通じないけど適当にそこは聞き込んで、鍵の持ち主発見!

入場料はなくとも、このおじさんに“ご足労料”を心ばかり支払うシステムらしい。。。
6トロードスのアシナ教会23ガズィマウサ旧市街・城壁2




5トロードスのアシナ教会110トロードスのポディトウ教会の隣にあった教会1








11トロードスのポディトウ教会の隣にあった教会212トロードスのポディトウ教会の隣にあった教会3









見事。

みていて惚れ惚れしちゃう。。。

教会の壁一面にこんな絵が敷き詰められているのが、

この東欧~コーカサス地域特有。

 

 

次は同じくトロードス地域の比較的新しいキッコー教会。

ここはカナリ大規模に観光名所として公開されているのか、

駐車場も広かったし

ツアーバスも結構な数があって、欧米人観光客で溢れかえっていた。。。

17トロードスのキッコー教会120トロードスのキッコー教会4




22トロードスのキッコー教会623トロードスのキッコー教会7




25トロードスのキッコー教会926トロードスのキッコー教会10




27トロードスのキッコー教会1128トロードスのキッコー教会12




29トロードスのキッコー教会1330トロードスのキッコー教会14



 


 


 

 

ふと気になったのはこの国旗。

21トロードスのキッコー教会5





これはギリシャの国旗なのです。

そう、北キプロスがトルコの属国のような立場であるのに対し、

南キプロスは承認された独立国ではあるものの

ギリシャよりの姿勢が色濃い。

もともとはトルコ系住民vsギリシャ系住民の民族紛争が国の分断に繋がっているのだから当然といえば当然なのですけど・・・

つまりは単なる島内の民族的な問題だけではなく、

裏にはトルコvsギリシャという構図もみてとれるということです。。。



croccicrocci at 13:49│コメント(0)トラックバック(0)

2013年05月04日

2012/07/11():北キプロス(未承認国家なので一カ国にカウントしません)

・第98カ国目:南キプロス(こちらはれっきとした承認国家)

 

 

母には日本のキプロス大使館の奴が言ってることは

10年以上前の情報だということを伝え、自分で調べた結果が

本当に危ないところだと判断できれば渡航は中止するけど

今ワタシが持っている情報のほうがよっぽど信憑性があるのに、そんなくだらない人間が言うガセネタだけで渡航を中止するつもりはないとバッサリ斬り捨てました。

 

だって、本当のことだもん。。。

 

タシュジュの街には夕方の段階で着いてしまったので、チケットを購入後はネットカフェでしばらく時間をつぶしていました。

そう、チケットはやっぱり歩き方の情報を鵜呑みにしなくてよかった!

間違いすぎ!!

 

その後、フェリー会社の送迎のもとで港に向かい、

港にある小さなイミグレーションで出国税10TL(=約460)を支払い、出国スタンプをもらって乗船。

早めに乗船することが出来たので、34シートを独占することに成功!

夜行移動も快適にぐっすり眠れました。。。

 

 

北キプロス入国時は予定通り入国スタンプは別紙対応で、

全く問題なし。

47別紙入国スタンプ246別紙入国スタンプ1

 











ギルネの港に着いて公共交通を探すも、特にバスなんかはない様子。

市街地までは2kmと聞いていたので、明らかにボッタくってくるタクシーを使うよりは頑張って歩くことにした

けど・・・2kmという情報がガセなのか、40分歩いても一向に街らしきものが見えてこない。

ちょうど近くのビルに勤めてるらしき人が車から降りたのを見計らって道を聞くと

「説明が難しいな・・・ いいや、乗って。」

マジッすか! ありがたや~とご好意に甘えて桟橋近くのツーリストインフォメーションまで連れて行って頂きました。

 

その後はツーリストインフォメーションに大きな荷物を置かせてもらい、軽くギルネの街を散策後、ガズィマウサへ向けてバスで出発。

ガズィマウサは城壁や繁華街がある観光地と聞いていたのですが・・・行ってみるとまぁぁぁぁぁ閑散としてる。

通行人がいない、そして店が閉まってる。

通りがかった教会や街歩きはソッコーで終了。

3ガズィマウサ旧市街・城壁2






4ガズィマウサ旧市街・ララムスフタファパシャジャーミィ15ガズィマウサ旧市街・ララムスフタファパシャジャーミィ2








11ガズィマウサ旧市街・ララムスフタファパシャジャーミィ812ガズィマウサ旧市街の旧教会(現モスク)1



 

 

 

やることもなくなってしまったので、早々に次へ移動。

バスは1時間ごとの運行だと着いたときに確認していたので、すんなり首都のレフコシアへ。

 

レフコシアは、南北キルギスいずれも首都として定めていて、南北で分断されています。

以前は北→南のこの国境は越えられず、

数年前までは日帰り越境しか許されなかった。

24首都レフコシアのチェックポイント(北側)2










しかし、現在ではイミグレーションの建物から係員が顔を出し


イミグレ係員「You?

外国人通行者『France!!

イミグレ係員「OK!・・・you?

外国人通行者『Austlaria!!

イミグレ係員「OK!・・・you?


・・・の繰り返し。

写真ページのチェックすらなく、アッサリしたもんだ。

もちろん日本人であるワタシも難なく通過。

ほら見たか、アホ在日キルギス大使館員め。。。

 

南キルギスはユーロに加盟しているため通貨はユーロ。

物価もヨーロッパ波とまでは行かなくてもやっぱりちと高い。

そのうえ公共交通がさほど発達しておらず、観光地を周るにはイマイチ不便なのでひとりレンタカーをすることにしました。

宿代も高いので、このまま車内で寝ることも考えれば、

まぁアリな出費だろうと。

 

島国だけあってリゾートな雰囲気がバンバン出ています。

なんでも、日本人にとってのハワイ=ロシア人にとってのキプロスみたいなものらしく、街中ではちょいちょいキリル文字を見かけるのでした。。。 



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2013年05月03日

2012/07/10():第36カ国目トルコ(2度目だから)・

2012/07/11():北キプロス(トルコ以外には未承認国家なので一カ国にカウントしません)

 

 

タシュジュからの夜行フェリーは24:008:00着の予定だけど、

実際には3:00頃出発して9:30頃到着したという記載が2008年記載で情報ノートにあった。

20:30から乗り込み可能だから早めに行ったけど、
24時ギリギリに来た人は席の確保が

大変そうだった、とも書いてあって。

でもワタシが23時過ぎに乗り込んだ時はまだガラガラで
横になる34シートを独占できた。

 

 

さてキプロス島に上陸する前に、

キプロスという国がどこで、歴史上何が起こったのか、
簡単に説明したいと思います。

位置は、ざっくり言うとトルコの南、ギリシャの東、イスラエルやレバノンの北。

鹿児島県と同じくらいの面積しかないこの島には、
大きく分けて2民族暮らしている。

トルコ人と、ギリシャ人。

・・・そうです、
全世界お決まりの“民族紛争”が起こるわけです。

 

もともとはイギリスの植民地で、
独立後にギリシャ系キプロス人とトルコ系キプロス人で

紛争が起こり、トルコ系の住民は北にかたまり独立を叫びます!

が、紛争時に軍事支援をしたトルコ以外には承認されず・・・
現在は停戦中という実情。

東西にグリーンラインと呼ばれる国境のようなものができ、

首都であるニコシアは旧東西ドイツのベルリンのように南北に分割されています。

 

北側は国連だけでなく、トルコ以外は世界中どこの国も承認していませんが南キプロスの実効支配は及んでおらず、
公式な国家ではないけど実際は国のようなもの。

ただやはりトルコがバックにいるので、
通貨もトルコリラを使うなどトルコの影響が強く

トルコが軍事支援という名目のもとに占領しているだけのような気がします。

まぁ単なる旅行者のワタシとしては

国だろうとそうでなかろうと、
地元住人達にとって平和で幸せならそれでいいのですが。

 

このような背景があるため、キプロスの旅行は少し複雑です。

   数年前まで北キプロスから入国した場合、
 南に越境することはできなかった。(現在OK)

   そして北キプロスから入国した場合、
 南キプロス→第三国へと抜けることができず

南キプロス→北キプロス→トルコまたは第三国へと
 必ず北から出国しなければならない。

   しかし承認国家である南キプロスから入った場合は北に越境することもできるし、そのまま北キプロス→トルコまたは第三国へと抜けることができる。

 

このあたりはかなりグレーです。

①は過去規制が厳しく越境できなかったものが、のちに日帰りなら許されるようになり、今では宿泊もOK。年月と共に緩和の一途を辿り、越境は非常に簡単です。

実際に国境ではスタンプ押印どころかパスポートチェックすら無く

口頭で通過する人間の国籍を尋ねているだけ。
(つまり、嘘ついてもわからないってこと)

 

が。

北キプロス入国は、パスポートにスタンプが押されず、
別紙でスタンプもらうようになっており

北キプロス→南キプロス→第三国というルートを辿る場合だと、キプロスに入国したという記録がパスポートに残らないため
南キプロスから第三国へ抜ける出国の際に

トラブルになる可能性が高く、
おそらく現在もワンウェイでの通貨は不可能だと思われますが

ルートを作った当初、ワタシはなんとかワンウェイで行ける方法がないか調べまくっていて日本の親を通してキプロス大使館に現在の情報を聞いてもらった。

 

しかしこれがドンデモナイ的外れな、呆れた回答で

「北キプロスは承認されていない危険地帯で行くことはできません。

 万が一行けたとしても、未承認地帯ですから
 何か起きても身の保障はできません。」

 

はぁー!? それ10年以上前の情報ですけど!?

実際に北キプロスに行ってる旅人ゴマンといるし・・・

出たな、最新の現地情報も知らないくせに
駐在員という肩書きばっかりかざす野郎!!

 

いや、確かに問い合わせたのはキプロス共和国(=南キプロス)大使館ですから、敵対している北キプロスに対して
ネガティブな感覚を持っているのは理解できますけど・・・

ここまで偏った回答って、
情報発信元としての大使館の役割果たしてなくね!?

 

こんな余計な対応されちゃったもんだから
「そんな危険なところ行かないで!」と
母親が心配して騒ぎだす始末・・・

情報が得られないばかりか、マイナスしかなかった・・・
最悪です。。。



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