28歳女ひとり旅・コーカサス編

2013年10月29日

2012/07/29()31():第99カ国目グルジア・第36カ国目トルコ(2度目だから)

 

 

クタイシからバトゥーミに移動したものの、

この街の人間は冷たい人が多くて居心地が悪い。

というのもここは少し前までグルジアから独立を主張していた

固有民族が支配する地域で・・・厳密に言うと、

トビリシにいるグルジア人とは違う民族であるわけだ。

 

なんどもくどいが、旅において最重要なのは“人”である。

つまり、この街に用はないということで、

翌朝さっさとパトゥーミをあとにし、グルジアを出国。

リゼ行きのバスに乗り、いよいよトルコへと戻った。

トラブゾンの隣街:リゼは紅茶の街として有名なので、

紅茶工場を訪ねたのですが・・・

やはりトルコの田舎町。

観光案内所も、工場も、歩行者も、誰一人 英語を話さない。

ま、トルコではそもそも学校教育で英語の授業がないんだから

話せるわけないやな。
 246リゼ紅茶工場1_R247リゼ紅茶工場2_R




249リゼ紅茶工場4_R251リゼ紅茶工場6_R








でも、トルコ人の場合、トルコ語ゴリおしだけど、

いつもなんとか伝えようとしてくれる。

だから好き。

大切なのは受け入れようとする気持ちだもん。

その気持ちに応えて、帰りは売店でリゼ紅茶を土産用に購入。

 

普段紅茶は飲まないスガキ家ですが、せっかくなので

リゼ一番の丘に登って茶畑を見学しながらチャイ(甘い紅茶)

一杯飲んでみる。。。

259丘から見える茶畑2_R

260丘の茶畑1_R




5TL_R 

 





 

トラブゾンに戻ると、

安宿のホテルベンリが日本人割引をしてくれて

通常20リラ(=約960)のシングルを「日本人だから」という理由で15リラ(=約720)に値下げしてくれた。

(もちろんこのやりとりも英語ではない)

ほんと、トルコ人の日本人びいきは相変わらずすごい。

ありがたいっす!

一体いつ我々はトルコの人全体にここまで好感を持ってもらえるようなことしたんだろうか?

 

トラブゾンでの観光は前回既に済ませてしまっているので

いよいよ、トラブゾンからイスタンブール経由でエジプトに飛びます!!

 

ちょうど今はイスラム教のラマダン=断食月に当たる。

そんなラマダン中にも拘らず、

機内食はアラブ系の人もみんな食べていたので意外だった。

のちに他の旅行者から

「病人・妊婦・子供以外に、旅行中もラマダン免除らしい」

との情報を得たのだけど・・・

なんじゃそりゃー!じゃない???

病人・妊婦・子供が除外なのはわかるとしても、

旅行に特例与える神って・・・胡散臭ッ!笑

 

 

さて、コーカサスの旅を終え、いよいよ目指すはアフリカ大陸。

 

東海岸縦断を目指して、次はエジプトに再上陸です!!



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2013年10月28日

2012/07/28():第99カ国目グルジア

 

 

クタイシに来たのは、このスリコ・メディコの宿を体感したかったのが大きな理由でしたけど

せっかく来たならば観光もしてみよう、ってなことで

ゲラティ修道院とモツァメタ修道院を目指します。

この修道院も途中までミニバスが使えるものの、

やはり有用な公共交通が無い=徒歩。

昨日スリコ劇場でご一緒させていただいた日本人の話によると

1.ものっすごい歩く!

2.サンダルで行かず靴を出してよかった!

3.苦労したわりに見れたのは大した物でもなく、

別に行かなくてもいいレベル。

・・・という3つの情報。

 

とはいえ他にやることも無いし、

歩く道もアップダウンはなく延々と歩くだけってことだから

試しにチャレンジしてみることにしました。

 

まず最初に行ったのは、こっちは行く価値ある!といわれた

ゲラティ修道院。

バスが修道院まで直通で行ってくれるので余裕です。

ただし希望者が多くすぐ真人になってしまうので

8:30発のところ1時間くらい前からスペース確保に向かい、

バスの中で時間を潰しました。。。

 

ゲラティ修道院までの道は山道で、

おんぼろバスがとにかく頑張って登る!

内部のモザイクが素晴らしいのはおっしゃるとおりでした。

バスなら行く価値あり。
89ゲラティ修道院5_R90ゲラティ修道院6_R




88ゲラティ修道院4_R95ゲラティ修道院9_R








99ゲラティ修道院13_R101ゲラティ修道院15_R








103ゲラティ修道院17_R















106ゲラティ修道院20_R96ゲラティ修道院10_R









 

なんだか怪しげな、

ゲラティ修道院オリジナルウェーターらしきものも販売中。

91ゲラティの水 販売1_R

92ゲラティの水 販売2_R







 

抜けそうなスカイブルーの空が気持ちよくて、

芝生に座ってしばしぼんやりしてた。

 

そんなことも束の間・・・勝負はこれから。

バスがひたすら登ってきた道を徒歩で下ります。

機能的に、下りの坂や階段が筋・関節に与える仕事量は

上りのときのそれより大きいのです。

だからリハビリには必ず上りから始めるのが通常なのですが

そんな機能的な面とは違い体感としては、

下りって上りと比べてなんて楽で早いんでしょう。

上るんだったら徒歩はヤだけど、

下るんだったらなんとかなっちゃうもんなのです。。。

 

なんてことを考えながら、分岐点らしきところに差し掛かる。

言っておきますが、

観光開発の進んでいないグルジアにおいて、

修道院行きの看板なんてもちろんありません。

事前に情報ノートやバックパッカーたちのクチコミ掲示板で

道を調べておいた上で、の話。

そんなポイントとなる“線路”を発見。

今では使われていないというこの線路をたどって、

2-3kmひたすら歩くそうです。

108モツァメタ修道院への道1_R109モツァメタ修道院への道2_R







 

さあ来た。

周りには誰もいない・・・ので、カラオケタイムスタート!

歩きながら、MP3で聴いた音楽を口ずさむ。

いや、堂々と歌う。

声だして歌うのなんて久しぶりで気持ちいーーーーー☆

とか思いながら、のんびりと歩く。

50分近くたったころ、人の声が聞こえたのでのぞいてみると

(もちろん看板なんてない)

みつけた~モツァメタ修道院らしき場所!!

111モツァメタ修道院2_R

116モツァメタ修道院7_R




117モツァメタ修道院8_R118モツァメタ修道院_R












119モツァメタ修道院10_R121モツァメタ修道院12_R










 

 

先の日本人から聞いていた道のりは

ワタシにとっては全く辛くなく、あっけなく終了。

しかも普通にビーサンで。

馬鹿にするわけでも自慢するわけでもないけど

やっぱりこれだけ旅すると、場数も違うもんだなぁと

しみじみ考えてしまったりして。

ワタシの旅慣れ適応力は自分でも目を見張るものがある。

 

旅人として必要に思える方向感覚は皆無に等しい私ですが、

それをカバーすべく歩き回る体力は人一倍兼ね備えているようです・・・。

 

ほんと、いつもいつも思う。
ここまで丈夫に産んでくれた母に感謝ですね。



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2013年10月27日

2012/07/27():第99カ国目グルジア

 

 

グルジアのクタイシには世界遺産級の民家宿があると

バックパッカーの間では評判だ。

(注:もちろんあくまで世界遺産“級”であり、

世界遺産ではありません)

 

その名も「スリコ・メデイコの宿」

 

アルメニア/エレバンに続き、

またしても一般民家なので看板などはないのですが・・・

この街には住所の番号がこまめにかかっており、

彼らの家の住所は入手していたので

エレバンの「リダの家」よりは全然簡単に見つけられました。

というか、付いたバスターミナルからは少し距離があるので

タクシーに尋ねたら事前情報とケタ外れのボリ金額だったので

腹が立って交渉しているところを

「大学生の娘の迎えに来ている」という粋な父ちゃんが

新車で送ってくれたのでした。

 

お金を支払いたくないわけじゃないけど、

やっぱり法外にボられるのはおもしろくない。

こういう人の優しさに触れられるのは、とっても嬉しい出来事。

 

そんなこんなでリダの家とは違い、

ちゃんとドミベッドに空きがあって一安心。

この一般民家がなにゆえ世界遺産級かって? それは・・・

 

老夫婦の夫の方:スリコが御年70歳を越えるご高齢にして
なお現役の大酒呑み!!

毎晩旅行者と飲み語らうのが彼の楽しみだそうで、

そりゃーもう呑む呑む・・・。

ワタシも勧められるけど、もちろんひとくちでアウト。

だってこの家の地価で醸造してるワインらしいけど、

すっごい強いんだもん!無理無理!!
128スリコ劇場1_R



 


 

ドイツからの男性客らが主に餌食となっていました。笑

131スリコ劇場4_R132スリコ劇場5_R




134スリコ劇場7_R136スリコ劇場9_R




137スリコ劇場10_R









 

微笑ましかったのは、この光景。
143スリコ劇場15_R144スリコ劇場16_R






 

酔っ払ったスリコが、奥さんであるメディコに I love you~☆

と言ってキスをせがむんだけど

酔っ払っていない冷静なメディコは冷ややかに拒否。

しょうがないわねーってな感じで笑ってあしらう。

ワタシも結婚していた時代に呑んだくれのパートナー経験が
ありますから、メディコの面倒くさい気持ちよくわかります!

酔っ払ったときに絡んできて甘えられるのって、

面倒くさいことこの上ないんですね。笑

 

でも、この光景を見る限り、あぁいい夫婦だなぁ・・・って

きっとこうして何十年も歴史を積み重ねて一緒に歳をとってきたんだなぁって、ほっこりしちゃいました。

 

メディコのゴハンはおいしいし、

スリコは一風変わった劇場を見せてくれるし()

息子さんには英語が通じるから

(夫:スリコはダメだけど、妻:メディコはちょっと通じる)

時間があれば、こんな環境を一度は体験してみるのもオススメです!

 

ちなみに、つい最近日本人がスリコ劇場に巻き込まれ寄って

暴れて何か壊した(?)とかで

日本人の宿泊客はドミ25ラリ(=約1250)から30ラリ(=約1500)に値上がりしました。

(スリコは無理矢理呑ましたりはしないので、

たまたま起きてしまった事故かと・・・。)

 

お泊まりの際は、

ご高齢の二人に迷惑はかけないようにしましょうね。。。



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2013年10月26日

2012/07/26()-27():第101カ国目アルメニア

 

 

アララート山とホルビラップだけでは飽き足らず、

今日はもうひとつ観光に向かいます。

午後からはエレバン周辺最大の観光:アルメニア正教総本山のエチミアジンへ。

ミニバスで行くのに「エチミアジン、エチミアジン!」と確認して乗ったけど、着いたところはただの街中。

エイチアジンはどこ!?って言っても、ドライバーはここだとしか言わない。

そこでやっと気付いた、はーん・・・どうやらエチミアジンは

建物の名前ではなく地名だ!と。

ガイドブックにあった写真を見せると、

あっちあっちと指差してくれた。

 

これがそのアルメニア正教総本山のエチミアジン。
77エチミアジン大聖堂1_R79エチミアジン大聖堂3_R




86エチミアジン大聖堂10_R87エチミアジン大聖堂11_R








89エチミアジン大聖堂13_R93エチミアジン大聖堂17_R



 

90エチミアジン大聖堂14_R













 

さすが、総本山なだけあって敷地は広大だったし、

建物は本当に立派なつくりで

巡礼に訪れる人や観光客も他と比べて格段に多かったです。

 

 

翌日は、グルジア/トビリシに戻るべく国境越え。

昨日エチミアジンに行くのにこのバスターミナルへ来たとき、

トビリシ行きのミニバス発車時間を聞いておいた。

始発が8時ってことだったので席取り合戦も含めて7時半前にバスターミナルに着いて、トビリシ!というと、チケットの有無を

聞かれ「ない」というと「じゃ、このミニバスね」と割り振られた。

8時のは既にいっぱいか?まぁ最悪9時でも仕方ないか・・・

と思いながら何時に出るか聞いたら

10時。チケット無いんでしょ?8時と9時のはもう満席。

10時前でも満員になったら出る」 とのこと。

ミニバスレベルで前売り券があるとか聞いてないし!!

てゆーかここで2時間半も待つわけ!?

満員になったら出るとか言ってるけど、

前売り券があるってことは10時発のつもりで事前にチケットを買ってる人はギリギリじゃないと来ないだろうから

大幅に早く出ることは考えにくい。

 

・・・無駄だ。

 

人は移動するもの。

国境を越える人間が、毎日この限られたミニバスの数十人なんてことは考えられない。

探せばきっとどこかしらから国境行きの公共交通があるはずだ!!

とりあえずドライバーや近くの乗客に聞いてみるものの英語が通じないこともあってうまく意思疎通が出来ず・・・

彼ら的にはこのバスが一番早いという。

2時間半のロスがあったら、絶対そんなわけない。

ここであきらめてたまるかと、尋ねる人を変える。

 

そうしてバスターミナルを歩いていたら、

ふと少し身なりのいいおじさんと目が合った。

イケる!と直感的に思ったワタシは「Do you speak English?」と

聞いてみるも答えはNO

しかしおじさんはフランス語を話すという。

だったら英語とスペイン語mixで何とかイケる!と思い

話を聞いてもらう。

本人は英語は話せないと言ったけど、

簡単な英語なら全然意思疎通が可能なレベルで

たとえば英語の「Border」がわからなかったときに「Frontera」と

スペ語に訳せば彼は理解してくれるので、

最終的にはこの人のお陰で地元民愛用の国境行きミニバスは

アッサリと見つかり、しかも8時出発というベストタイミングな

上に2500ドラムと安い!

 

こういう道を切り開いた時の達成感が、旅はたまんないと思ってしまう。

もちろん切り開こうとした自分の努力以外に、

助けてくれる地元民あってこそなんですけど。

 

おじさんに丁寧にお礼を言った後、10分としないでミニバスは出発した。

ボロいから遅い。

国境までは昨日より時間がかかって3時間半。

まぁ車のボロさを比較すれば当然。

それでも2時間以上ボケッと待つよりはずっとマシ。

 

国境通過はあっけなく、グルジア側のイミグレを出てすぐトビリシ行きバスが待っていた。

それがオルタチュラバスターミナルまでなら5ラリ(=約250)

鉄道駅までなら7ラリ(=約350)という安さだったので、

6500ドラム(=約1370)だった直通ミニバスを逃したことで

結果として予想外に安く上がった。

 

今日はこの鉄道駅の裏にあるミニバスターミナルから、

クタイシという街を目指してもう4時間移動します。

この道は山道で揺れる上にドライバーの運転も荒いため、

車酔いする人間が続出する。

そんな中、揺れによる睡魔に襲われるワタシ。

あんなに車酔いに弱かったのに、

いつの間にこんな強くなったんだワタシ・・・。

人間の適応能力の素晴らしさを自らの体で実感しています。笑



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2013年10月25日

2012/07/26():第101カ国目アルメニア

 

 

エレバン滞在最終日は情報ノートにあったホルビラップ修道院へ行ってみることにしました。

ガイドブックに載っていない、マイナーな場所。

そもそもコーカサス三国自体が日本語版のガイドブックでは

ほとんど紹介されていないため、

本当に主要観光地しか情報が無い。

そこから漏れるということは、

主要観光地ではない=おそらくたぶん大したことないっぽい。

 

しかし、ホルビラップに向かう途中で、

この地域の住民達があがめるアララート山が非常にきれいに見えるということだったので、そのオプションもあるなら行ってみるか!ってな具合に決めたのでした。

アララート山はノアの箱舟が沈没した?不時着した? と言い伝えられている場所で、

アルメニア人には憧れだったり誇りだったりする場所。

我々でいう富士山みたいな存在かもしれませんねー。

 

余談ですが、ワタシみたいに生まれも育ちも東京で、

富士山を見ようと思えば簡単に日帰りできる圏内の場合

富士山のありがたみってさほどでもない気がします。

確かに綺麗に見えたら写真撮りたいとか思うかもしれないけど

正直「見飽きた感」もあり、

「いつでも見れる感」もあり、

そんなに希少性はないっていうのが現実だと思うんです。

でも、この後日本の中国地方出身・在住というふたりの旅人に話を聞いたら、彼らにしてみれば富士山は大きな感動を呼ぶものらしくて。

ワタシはそんなの考えてもみなかったから、

とても驚きました。。。

 

ほんと、世の中には

自分の立場からじゃわからないこと

当たり前のように思っていたものが本当は全然当たり前じゃないこと で、

溢れているんだなぁと日々の出来事から気付かされます。。。

 

 

いつものごとくドライバーや乗客らに行き先をアピールしておろしてもらう。

ホルビラップにも直通の公共交通はなく、

大通りから修道院までの約2kmは徒歩。

この日は天気もとてもよくて、気持ちのいい青空。

ま、そのぶん影ひとつ無い炎天下を黙々と歩かなければならないわけですが・・・

そんなワタシの目の前に現れたのが、あのアララート山!

手前には小さくホルビラップ修道院も見える。

52陰一つない道を歩く_R57アララート山とホルビラップ修道院5_R





 

 

30分以上歩いて、修道院の駐車場が見えてきた。

やはり公共交通がイマイチなだけあって、

ツアー客用らしき大型バスがいっぱいあった。

61ホルビラップ修道院全景1_R

64ホルビラップ修道院2_R




65ホルビラップ修道院3_R







66ホルビラップ修道院4_R69ホルビラップ修道院7_R










 

日本語版ガイドブックには載ってないだけあって、

やはり修道院自体はイマイチだけど

高台にある修道院から眺められるのはこの光景。

73ホルビラップ修道院からの景色2_R76ホルビラップ修道院からの景色5_R







やっぱり、現地人は“神聖なるもの“として崇めたり拝んだり

写真を撮ったりしていました。

 

帰りも炎天下の道をひたすら大通り目指して歩いていたら、

タクシーが“乗れよ”と止まった。

一瞬ボリかと思って、いくら・・・?と聞いたら、どうせ大通りまで行くからいいよ~と親切に乗せてくれたのだった。

そして大通りの八百屋で待つこと1時間弱、

ようやくらしき行き先の乗り合いバンだと

八百屋の夫妻に教えてもらって、エレバンに戻ったのでした。



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