2度目のエジプト/第27カ国目
2013年11月07日
2012/08/06(月):第27カ国目エジプト(2度目だから)
スーダン行きのフェリーの出航予定時間は17:00。
乗船締め切りは14:00。
だけどMr.SARAHは「席取りがあるからゲートオープンの10:00前にはいた方がいいね!」と言ったので、
港があるアスワンハイダムにはアスワンから鉄道で行けるのですが、アスワン8:00発の鉄道が一番いいとのアドバイスを戴きました。
ものすごく雑なスケジュール構成に笑える・・・けど、
エジプト人の効率性なんてこんなもの。
電車は若干早めに出ることもあるというので、
万が一にも逃さない様に7:30前に駅に着き
フェリーポート!と駅員に聞くも「ゴータクシー」といわれる。
確信犯なのか、
物事を知らなすぎるだけなのか、
英語が通じないのか知らんが、
無視。
別の駅員数人に聞き込み、
チケットは事前入手でなく社内で購入ということが判明。
プラットフォームも確認して電車を待っていると、これだよ~と
周りの人が教えてくれるままに乗車。
そして以外にもアッサリ発車!
え!?8:00が若干早くなるかもとは聞いてたけど、今
まだ7:40ですよ?
テキトー・・・
ま、もうワタシは乗り込んでるし、
どこだろうが待つのに変わりはないからいいですけどね。
港開門までの待ち時間に、
フェリー会社の英語が話せるおじちゃんと仲良くなったら
ちょいちょいスタッフたちに話しかけられるようになったんだけど、大体「国籍・名前・職業」を聞かれるのが王道で
Acupuncturist(鍼師)と言っても、相手が医療に精通している
もしくは英語のボキャブラリーが堪能でない限り伝わらないので、大体の場合はMassage Therapistと言うようにしている。
いつも通り そう言ったはずなのに、
なんか反応が妙に大げさな感じ。
実は昨日チケット発券のときMr.SARAHと職業について話をしていたとき、彼はワタシの技術にたいそう興味を持っていた。
その彼のワタシに対する尊敬の念?みたいなものが話を大きくしてしまったようで、いつのまにかワタシは“日本から来たマッサージ専門ドクター”として
社内の人間に噂が先行してしまっているらしかった!
いやいやいやいや・・・3年+3年しか専門学校に行っていない身でそんなこと言われたら本物のドクターに申し訳ないっす!と思いながら、
一応プロフェッショナルマッサージは本当だけどドクターじゃないよ!と鎮火に取り掛かるも、一向に効果がないので
諦めました。
その後ワタシは10人くらいの現地人にスカウトされまくった。笑
「場所はうちの一角を使っていいから、
このヌビア村でマッサージのビジネスをすればいい。
絶対に成功するよ!みんなマッサージ大好きだからね。
もちろん僕も!」
と言うような誘いをここで待っていた2時間のあいだ、
何度受けただろう。。。
いつのまにかワタシは、このあとスーダンに行ってもヌビアの村に戻ってくることを強制的に約束させられたのでした。
(戻ってこないってさんざん言ったのに・・・)
まぁ現実は別だとしても、これだけマッサージや鍼灸に興味を持ってくれる体制があるっていうことが知れただけでも、
面白い経験だったなぁと思う。。。
10時少しすぎに、港の門はオープン。
ずっと傍にいてくれたおじちゃんが「ついて来い」とVIP待遇で案内してくれた。
エジプトからの物資を運ぶ現地人とその大量の荷物で、
ゲート周辺は大変な混雑状態。
おじちゃんのお陰で外国人パワーを使って、
ワタシはサラッと通過。
税関・イミグレを通るとき、
予想外に出国税2ポンド(=約28円)を請求され
「全部両替しちゃってエジプトポンドが残ってない」と言ったら
まったくもって当たり前かのようにそのおじちゃんが2ポンド払ってくれた。
2ポンドなんて気にするなって言ってくれたけど、
おじちゃんが払う必要もないお金なのに
素敵だなぁと感心してしまいました。。。
建物の外に出て、おっフェリー発見!
と思ったら、これはプライベート用の豪華客船で、
今日乗るのはこっち。
この写真左側の船に、
乗客700人前後ととてつもない荷物を積みます・・・
(ちなみに定員は400名ですが、誰もそんなの気にしちゃいません)
2013年11月06日
2012/08/05(日):第27カ国目エジプト(2度目だから)
アスワンでスーダンビザとフェリーチケットを手に入れた後は、
マックで待ち合わせ。
ワタシが今朝、スーダン大使館でビザを申請しているときに
偶然もう一人東洋人が現れた。
彼は宮崎で医大生をやっている創さんという日本人男性で、
文系大学滞在中にボランティア活動で訪れたウガンダに
魅了されて、医大に入り直すことを決めた優秀な人。
将来はアフリカで僻地医療がしたくて、医者を志したんだとか。
ワタシも医療人として彼の話がとても面白くて、
半日ずっとおしゃべりしちゃいました。
旅をしていると、思っているよりもよく日本人に会う。
それがどんな秘境でも、意外と日本人はいるもんだったりする。
でもその限られた出会いの中で、
その人の人間力に魅せられて興味を持って話をできる人に
出会える確率は、そう高くない。
こういう言い方は失礼かもしれないけど…
やっぱり相手に魅力を感じないと
どこか表面的な付き合い以上になれない。
ワタシのような人見知りが根底にある人間は尚更どーでもいい対応になってしまう。笑
そしてそれは一方通行でも意味がなくて、
相手にとっても魅力を感じてもらえる人間力を
ワタシ自身も有していないとこういう関係は成立しないと思う。
創さんがどこまでワタシに人間力を感じてくれたかはあまり自信がないけれど、きっとゼロではなかったはず。
ワタシはとても創さんの人生観(みたいなもの)や歴史に魅力を感じて、この場所・このタイミングで出会えたことがとても嬉しかったし・・・
こんな風に大きな影響を受ける特別な出会いかも!と思えたのは、この旅では、ルーマニアで出会ったTakaさんに次ぐ2人目。
Takaさんはワタシの方がだいぶ年上だったから多少お姉ちゃんぽく気負う部分もあったけど、創さんは私の方が年下だから、それに乗じて「教えて教えて!」って感じでラクでした。笑
いつも思うけど、人間の出会いって、
偶然のタイミングだけど必然の出来事なんだよね。
我々柔道整復師がドクターとあまり仲がよろしくないことは周知の事実でして、積極的に整形業界にコネクションを作ろうと努力しない限り、ドクターとの繋がりは思うほどありません。
(急性患者が来たのときにはドクターの了承が必要なのにどうなってんだって感じ・・・)
だからこそ彼が本当のドクターになって我々柔道整復師との関係に亀裂が入る前に(笑)、いろんなお話を聞かせてもらえるチャンスがあって、とても貴重な時間でした。
おかげでワタシも微力ながら僻地医療に興味がわいちゃって!
親には悩みの種なんだろうなぁ。。。
でも順番でいったら両親がワタシよりも先に死ぬわけで、
両親が死んだあとに“私が絶対日本に残りたい理由”って無いんですよ。
この話はフィジーの英語学校で出会った看護師のヒロエともよく話す。
日本に住むことが嫌だってわけじゃない。
日本のことは愛してる。
日本の食文化はどこにいたって恋しい世界一のものだと思ってるし、“日本語”も好きだ。
歴史のある日本文化も好き。
侍の美学は日本人じゃなきゃわからない。
日本人であることに誇りだって持ってるし、
もし将来子供を持ったら、
同じように日本人という誇りを感じてもらえたら嬉しいと思う。
だけど、やっぱりそれが日本に住まなきゃならない理由にはならない気がして。
この時期に僻地医療の話を聞くことになったのも
天が与えてくれたキッカケかもしれません。
いくら医療人といってもドクターや看護師とは違う、単なる地域治療家のワタシでは、もし今目の前に死にかけている人がいてもきっと命は救えないでしょう。
だけど、命を救うことだけが医療じゃない。
ワタシは今まで発展途上国では“生きるか死ぬか”が最優先事項で、マッサージや鍼灸のような“生活になくてはならないもの、ではないもの”は富裕層以外の需要は無いと思ってきました。
でも「QOL:生活の質を上げること」は誰もが願っていることで、
今日の飯にも困っているような超低層階級でなければ、
一般に需要はあるのかもしれない。
発展途上国におけるマッサージや鍼灸の需要度合いがどの程度かまではわからないけど、
もしそれでそこに新たな希望が生み出せるのだとしたら・・・
それもワタシが治療家として導かれた意味があるのかもしれないということ。
だって、日本で活躍する治療家はたくさんいるから、
きっとワタシじゃなくても困らない。
どうしてもワタシがいいって言ってくれるバンクーバーのMickelや赤羽の青木のじいちゃん・白木校長先生なんかはもうすでに症状が安定しているから、たまに調整してあげれば調子が安定するように会いに行ってあげたらいい。
治療家スガキとしての存在意義を深く深く考える、とても大切な出会いでした。
2013年11月04日
2012/08/05(日):第27カ国目エジプト(2度目だから)
本日はアスワンにてスーダンビザ申請に向かいます。
カイロのスーダン大使館と違って、
アスワンのスーダン大使館はあまり知られていない。
昨年のネット上の情報では、カイロの日本大使館で
在アスワン・スーダン大使館のことを聞いても
日本大使館員ですらその存在を知らなかったと言っていた。
が、やはりそれは確かに存在し、
しかもカイロより断然条件がいい!!!
スーダンという国は政情があまり安定していないせいか、
在カイロの大使館でビザを申請する場合、
日本大使館からの推薦状を添える必要があり
更に発行までに所要3日・US100かかるらしいのだが・・・
在アスワンの大使館でビザを申請する場合、
日本大使館からの推薦状を添える必要は無く
即時発行・US50で済むのだ!!
今年に入ってから一部でアスワンでは翌日受領という情報も
あったけれど、結果難なく即時ゲットできました!
アスワン駅から徒歩15分くらい。住宅街(団地)の一角にあるので、わかりずらいです。
朝9時過ぎに訪ねて、現地で申請書をもらって記入。
申請料US50はその場で現金払い。
待ち時間含め
所要1時間ちょいで1ヶ月観光ビザを取得できたのです!
ありがたい。。。
その足でフェリーチケットのオフィスへ行き
Mr.SARAHは本当に紳士で、
英語の訛りがきついものの雑談なんかもたくさんした。
(※これが翌日とんでもない誤解を招くことになるのだが)
その話の中で両替について聞いたら、
やはりこのオフィス近辺や明日のフェリー乗り場前には
たくさんの両替商がいるとのこと。
現に帰り道「チェンジマネー?」と声をかけてくるエジプシャンがいて、そのおっさんは以下のようにレートを言ってきた。
『110エジプトポンド=100スーダンポンド』
『US1=5.7スーダンポンド』
そう、ベニス細川屋ホテルのオーナーは、両替について
巧みな言葉遣いで騙すような発言をしただけでなく
レートについても極悪で儲けのことしか考えていなかったわけだ!
だって彼らが言ったレートは
『US1=4.6スーダンポンド』
ですよ!?
ほんと、ゲストを餌にするなんて信じられない・・・
っていうかこんなこと当たり前にやってる奴らになんて、
いずれ天罰が下るだろうな・・・。
とか思いながら、結局この場も保留。
「考えさせて。必要だったらまた来るから。
あなたはここにいるんでしょ?」 とだけ言っておいた。
前からわかってたつもりだったけど、
やっぱり簡単にエジプシャンを信じてイイコトはない!
結局両替は、翌日フェリーの港の最寄り鉄道駅に着いたときに
ドワッと両替商が寄って来て
彼らのレートが一律して
『100エジプトポンド=100スーダンポンド』
『US1=6スーダンポンド』
だったことから、これが落としどころだろうと判断
その中に昨日レートを聞いたおっちゃんもいて
「昨日話したじゃないかぁ」的に言われたけど
いやいや、昨日のあんたのレートこれより悪かったじゃん!
と心の中でつぶやく。。。
周りにライバルがいないと思って、
小金稼ぎしようとしたのかもしれないけど
そんな性根の悪いヤツに報いなんて無いのよ!と
言わんばかりに、おっちゃんの目の前で別の両替商と
US600ほど両替を済ませてやったぜ。
ざまぁみろ。
ちなみに、あとでスーダンの港で会ったイタリア人個人旅行者によるとフェリー内で両替を持ちかけてきた奴のレートが
『US1=6.1スーダンポンド』 だったとも言っていた。
スーダン側港町:ワディハルファにも両替商はいて
(トゥクトゥク運転手に聞くのが早い)、
彼らのレートも 『US1=6スーダンポンド』 だった。
しかしあくまでこれは闇レートで、
正規のレートはUS1=5スーダンポンド前後。
ただしスーダン政府も闇両替が横行している事実は
承知しているものの食い止められず
その差を解消するために“ボーナスレート“という特別措置を
実施している銀行がある。
ハルツームの銀行で見たボーナスレートは
『US1=5.5スーダンポンド』で、
ハルツームでは闇両替の情報を得る手段がわからなかったため、ワディハルファから入る場合は、先に必要な分を予測して闇両替しておくのが一番
得。
2013年10月31日
2012/08/02(木)~04(土):第27カ国目エジプト(2度目だから)
翌日、宿のスタッフにもう一度フェリー会社のアスワンオフィスに電話してもらおうとしたら、金曜日の今日は14時くらいが
ベストタイミングだから後でもいいかと聞かれ・・・
了承したけど、
そう言ったオーナー本人が14時を待たずして家に帰ってしまう事態が発生。
宿泊客に対するホスピタリティーが適当なのは
前回泊まった時点でわかってたけどさ・・・
大して使えなさそうな下っ端スタッフに事情を話して
電話してもらうも、
「冷たく“無い”と言い放たれて電話を切られた。
私はこれ以上わかりません」とのこと。
まぁジタバタしたってないものはないんだから仕方ないけど、
ただ単に、ここのスタッフの“直接お金にならないサービス”に
対する対応の真剣味のなさを
実感するだけの結果となりました。
ほんとそのへん3年前とちっとも変わって無いっつーか
むしろ更にひどくなってる気がする。
一連の流れからワタシがスーダンへ行くと悟った上層部スタッフ(おそらく経営者のエジプト人)が
「ここでスーダンポンドに両替できるよ、
国境に両替はないから多少持っておいた方が良い」
と言って来たので、考えさせてもらうためにレートを確認。
彼はハッキリした口調で『US1=4.6スーダンポンド』と言った。
スーダンは、闇両替の国である。
だからネットでレートを調べても、何の役にも立たない。
正規両替は損をするだけだ。
だからネットや現地でクチコミ情報を探すしか、
闇レートを確認する方法がない。
この時点でワタシは闇レートに関する情報がゼロだったため、即答せず両替を見送った。
過去の経験からして、国境に両替屋はなくとも両替商はいる。
ボリやごまかしなどのリスクは高いけど
自分次第で防げるし、
たったひとつしかない情報に決断を下してしまうことの方が
尚早だと思ったのです。
これがのちに大きな決断となる・・・。
ガイドブックにはないけど、
安宿のビルから徒歩圏内のトルゴマーンバスターミナルからも
アスワン行バスは出ている。
毎日17:00発で110ポンド、所要17時間半。
このアッパーエジプト社の長距離バスは
地元人も使いたがらないことで評判と聞いていたが
旅人目線でいえば申し分なく移動できる普通のバスだった。
このバスターミナルからもうざいタクシー客引きを蹴散らして
乗り合いのミニバスへ。
目指していた宿がつぶれていたけど、
代わりになりそうな宿を地元人が紹介してくれて
“ユースホステル”という看板を掲げる、
絶対協会加盟だとは思えない胡散臭い宿に宿泊。
30ポンド(=約420円)とアスワンの安宿物価と比較すれば高いけど、個室で冷房付きなので良しとしよう。
今回はちょっと贅沢な娘ですがママ許して!笑
荷物を置いたら真っ先にフェリー会社のオフィスへ向かう。
ベニス細川家のスタッフ情報では「土曜日はオフィスが閉まる」と聞いていたのに、普通にやってるし・・・
そこで体験談ブログでよく登場するMr.SARA(男性)が登場。
アスワンでフェリーチケットを買う場合、
この会社の英語話者が彼しかいないので
彼が外国人対応窓口として、
バックパッカーの間では非常に有名なのです。。。
一部で「当日のキャンセル待ちが出た枠にMr.SARAは全員女性を優先した」という情報もあったので、出来るだけ可愛らしく
『あのぅ・・・次の月曜のフェリーチケットまだありますか?』と言ったら、超アッサリ「イエス!行きのスペースを確保できるよ!」という意外な返事!
やっぱり!
あんな利益最優先のクソ日本人宿の言うことを真に受けずに
チャレンジしてみて良かった!!
ただし
「チケットの発行にはビザナンバーが絶対条件で、
今は予約番号だけ出してあげるから
明日領事館でビザが取れたらチケットを正式発券できる」
とのこと。
もうほんっっっっっとに嬉しかった~。
17時間のバス移動で1週間待つ覚悟固めてきたから、
ホントにホントに嬉しかったぁ!!
すっかり上機嫌となり、ランチを贅沢マックで過ごしていたとき。
(ラマダン中のため日中は他の安レストランは開いていない)
気がついたらオリンピック番組が流れていて
サッカーの日本対エジプトのゲームがやっていた。
私が座っていた席は偶然にもテレビ画面の近くで、
数人の人が注目している。
1-0で日本リードの後半戦。なんと日本が2点目を決めた!
・・・気まずい。だってここはエジプト。
マックの客で東洋人は今ワタシだけ。
サッカー中継を一緒に見てるとなれば、
対戦国の日本人であることは容易に想像がつくだろう。
残りの時間考えてももう日本が勝つだろうな~と思った
その瞬間、
なんと3点目のシュート!
・・・あまりの気まずさにワタシは店を出たのだった。笑
2013年10月30日
2012/07/31(火)~08/01(水):第27カ国目エジプト(2度目だから)
うざいうざいうざぁぁぁぁぁいエジプトに
まさか再度来ることになろうとは・・・
空港からその洗礼は始まる。
今までの人が良い地域とは違うので、
気を引き締めなければ!と戦闘体制万全で挑む。
群がってくるタクシードライバーを蹴散らし、ガイドブックには
「ドライバー同士裏で値段を共謀しているせいか50~70ポンドを境として一歩も引かない」と書いてあったけど、
結果的にワタシが40ポンド(=約560円)以上はガンとして
譲らなかったため、思ったよりアッサリと交渉成立。
お金大好きエジプト人なら、いくら共謀していても
絶対に離反者は出る。
そう確信した上での強気の交渉は大成功でした。。。
公共バスで使っても全然良かったけど、
暗くなっちゃったから40ポンドならOK範囲でしょう。
宿は3年前と同じベニス細川家という日本人宿。
正直前回の時点であまりいい印象はなかったんだけど、
クロアチアでスキミング被害に遭い、再発行してもらった
新生銀行のカードを送ってもらった小包を受け取るのに
日本語が通じる宿の方が対応が楽だし、
何よりも日本文化を知っている人間なら責任を持って
引き受けてくれると思ったから。
翌日は
1.朝一番でエチオピアビザを申請
2.アスワンからスーダンへ渡るフェリーチケットの予約
3.郵便局へ荷物の受け取り
4.アスワン行きバスチケットの手配
5.夜になったら水曜開催のスーフィーダンス観光
・・・と計画はばっちりだったけど、
なんとフェリーチケットが既に売り切れで予約できず。
カイロオフィスの分だけ完売かと聞いたら、
アスワンに行ってももう無いと言う。
だってカイロオフィスは発売が月曜・
アスワンオフィスは火曜なのに・・・
水曜の時点で完売ってマジで言ってんの!?
このエジプト⇔スーダンを繋ぐフェリーは月曜日発の週一便しか無い。
つまり、次の8/6月曜日発を逃すと
8/13月曜日発まで待たなければならない!
エジプトからスーダンへ入るには、
この週一便のフェリーか、空路を使うしか手段がないのだ。
せっかくここまで来て、名物のフェリーを経験せず
フライトで移動なんて面白味なさすぎ・・・。
急ぎ宿に戻り事情を説明してアスワンオフィスに確認の電話をしてもらうも
「たぶん残ってる」という曖昧な返事のみで全く役に立たず。
もう、一か八かアスワンまで行ってみて、完売だったら、
1週間待つか空路を使うか決めるという方法しかないだろう・・・
とか頭で考えながら郵便局へ移動して、
荷物を無事受け取り、
確定したスケジュールを考える為にアスワン行バスチケット
手配は明日に延期。
この日は夕方になってから、
週一回水曜に開催というスーフィーダンスを見に向かった。
通常は20:30開始で1時間前から席を取る必要があると聞いていたけど、ラマダン中は時間変更で21:30開始との張り紙・・・。
無料でこれを見れるのはかなり貴重。
並んでも行く価値アリです!!
高田純次似の仕切りのおっさんが名物らしい。
<在カイロ・エチオピア大使館への行き方>
2012/08時点
地下鉄El Dokki駅で降りて、al-Duqqi通り方面に歩き、
al-Duqqi通りを右折
ガソリンスタンドが左手に見えたらそこを左折
(これがMusaddag通り)
しばらく直進して、正面に
が見えたら
Mohamed
El Ghazali通りを右折して右手にある。
大使館の住所は
21
Sheikh Mohamed El Ghazali street, Dokki Giza
申請書は大使館の門にいる警備員にもらえるので、
ペンを持参しその場で記入。
(館内には入れませんでした)
パスポート原本を預けて写真1枚と申請書を提出。
1ヶ月シングルUS20/3ヶ月マルチUS30をその場で、
USドル現金で支払う。
午前中申請で、翌日の午前中受領。