2度目のホンジュラス/第7カ国目
2012年06月28日
2012/03/21(水): 7カ国目(2度目だから) ホンジュラス
コーヒー農園ツアーを終えて、宿でのんびりしていると宿のオヤジが突然近づいてきて『君日本人でしょ?』と言ったので、
「Ye-s!! I’m Ja-pane-se!!!」と海外ノリで陽気に答えたら
デブなおっちゃんの後ろに一人いたのに気付かず、
その彼が『あ、日本の方なんですね。まさかホンジュラスで日本人に会うなんて』と冷静に対応。
私も慌てて「あ、どうも、こんにちは」と挨拶。
こういうときめっちゃ恥ずかしい・・・。
彼はTakaさんという36歳の男性で昨年から世界一周ひとり旅をしてるらしい。 当初は2年くらいを見込んでいたけど、
あまりに進度が遅くてブラジルから始めて1年以上たつのに
まだ中米というペースだから4年くらい覚悟してるらしい。
が、つい先日グアテマラのATMで現地通貨を引き出したとき
スキミングで20万被害に遭って、現在保険申請手続き中とかで
かなりバタバタしてる様子だった。
でもこのコパンは停電がひどいからネットもろくに使えず・・・
お互いやりたい調べものもできないし、せっかく出会ったご縁
だからということで二人で夕食に行き、いろいろ話を聞いてみると、かなり異色な人でした。
日本ではずっとミュージシャンとして営業でメシを食ってきたけど
いつの日からか「歌うこと」は仕事として稼ぐための手段として
しか感じなくなり、よくありがちな「歌が好きだから!」とか
「いつかデビューしたい!」とか、そういう感覚は全くないらしい。
日本社会上では会社に所属したことが一度もないから
経歴としてはプータローになるわけで、旅が終われば40近い。
今後の行き方も全く考えていないらしい。
世の中、色んな人がいるなぁ…。
そんなTakaさん、旅人としてはかなり迂闊。
あまり情報集めを重要視しないことが仇となり、ニカラグアの首都マナグアで強盗に襲われ戦ったあげく血まみれのボコボコにされたとか。
マナグアと言えば私が「真昼間なのに、なんか、通行人少なくない・・・?」こう思って、街の観光をとりやめたところ。
私が行こうとした場所の2ブロック先がTakaさんがやられたスラム街入口だったらしい・・・。
地元人ですら怖くて近づけない、銃や殺人が横行し、ポリスですらヤル気がない地域。
相変わらずワタシ強運なり。
つーか中米の首都の治安、マジでシャレにならない。。。
その時ニカラグアの日本大使館員と話をする機会があったらしいんだけど、以前からあった“地球の歩き方の信憑性に対する疑惑”がまさに現実のものとなったそうで、
まず歩き方に載っているマナグアの地図にある「このあたり危険!」の表記は全く的外れ、その場所が危険じゃないとは言わないけど、そんなところよりもっとヤバイところはあるのに、それは載せず(実際には載せないというよりもたぶんちゃんとリサーチしてない)。
特派員も、中南米でたったの二人。 そのうえひとりはスペイン語が話せないときた。
現地取材に来ることは珍しく、たまに大使館に電話してきては旧版の歩き方からの変更点を尋ね、言われた情報を鵜呑みにして変更し新版として発行する。
ラクな金儲けしてるよね・・・。
ヨーロッパとかアメリカとか需要が大きそうなところはそれなりにやってるのかも知れないけど、いくら中南米が旅行者の絶対数が少なくて初級レベルの旅行者が少ないとはいえ、ヒドすぎる。
なので、地球の歩き方の情報はほどほどに参考にしましょう・・・。
そんなTakaさんとの語らいの間も電気は全く来ず、
暗闇の中でのディナーでした。
2012年06月26日
2012/03/21(水): 7カ国目(2度目だから) ホンジュラス
さて、今日は朝8:30に宿にコーヒー農園からのバンがピックアップに
来て農園見学です。
今回行くのはサンタイザベル農園という、コパンから車で約1時間のコーヒー農園。
http://www.cafehonduras.com/categories/4
ここの対応がかなりイマイチで、すったもんだがありました。
事前に連絡を取って、見学希望の旨を伝え詳細を訪ねると上記のようなPDFが送られてきてHPにあった予約フォームから申し込んだものの(3日前)、折り返しの連絡の英文が意味不明。
ピックアップ時間とか必要事項が何もわからない内容で、そうしてるうちにコパン到着。
もはやコパンまで来たなら返信を待つより電話が早いと、
まず私の拙すぎるスペイン語だけで事情を説明するのに一苦労し(約30分のやりとり)・・・
やっとの思いで状況を理解してもらい電話してもらったら
「このツアーは最小人数が2名だから、1名では受け付けられない」
と突然断られる事態に。
いやいやいやいや・・・最初の問い合わせメール送った時点で
「1perosn」って明記してたのに前日になって今更それは無いでしょ!だったらコパン来る必要無かったし!!
と、思ったそのとき英語が話せるホンジュラス人登場。
天の助けとばかりに英語できっちり事情を説明し、私には意味不明な英文の返信も、スペ語風に解読するとさっきの電話対応と矛盾する内容だからともう一度連絡してくれて
結局事前に連絡していたということが実り、一人でもツアーが敢行される事になったのです。
翌朝8時半に宿までピックアップが来て、途中でガイドを拾い、
約1時間かけて農園へ。
まずはトラクターみたいなものをひとり占めして、
ガンガン山を登ること30分以上。
そこから森の中に作られた道を下りながら説明を受けるというものだったんだけど・・・これがまぁ楽しくないのなんのって!!笑
失礼ですけど、完全にハズレガイドです。
英語は流暢に話すからうまいんだろうけど「訛り付きで速い」って言う最も厄介なパターンで
自分の伝えたいことをただ一方的に話し続けるだけ。
工夫して話してる様子もないから正直話つまらないし、
いい加減飽きて適当に聞き流してたら
『君の反応はちゃんと理解しているのかよくわからなくて不安だよ』とか私に不満をいう始末。
・・・と伝えるのも面倒だから
「大丈夫だよ~」と更に適当にかわしました・・・。
US5でつけてみたオプションの昼食。
ホンジュラス伝統料理らしいが味は可もなく不可もなく。
まぁ…パナマ【US30で上質ガイドとコーヒー豆450gの土産付き】 と
コスタリカ【US20で上質ガイドと美味しいコーヒーの飲み方の詳細説明付き】を体験した経験から、ここはUS20~30(オプションによる)かけてまで行く必要は全く無いですね。。。