これからの農業ビジネス

農業所得1000万円を作りだす「中規模流通」という仕組み

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2006年03月03日

福岡経済3月号の特集記事に掲載

福岡経済3月号表紙福岡経済の3月号の特集のテーマが『“自社栽培”“直接契約”で差別化図る飲食業界』というもので、弊社の取り組みも一部紹介していただいた。

弊社関連部分だけ下記してあるので、特集全体の流れがつかみにくいかもしれないがご容赦願いたい。

※弊社の他に調味料の製造・販売を手がける蟲弩極棆藩諭大型飲食店「座魚」をチェーン展開する螢蓮璽弌璽魯Ε考諭玄米お結び専門店「峠の茶屋」をイムズ一階に出店している螢◆璽好泪ぅ鵐浜諭▲譽好肇薀鵝屬屬匹Δ亮」などを展開し「地産地消」を地元と一体となって推進しているグラノ24K様、「益正」などの飲食店をチェーン展開する蟇彑汽哀襦璽徑佑亮茲蠢箸澆あわせて紹介。

<掲載記事>
特集:農業とつながる飲食業界

【法人設立による農業の六次産業化は増加傾向 05年9月に会社法人の農地利用解禁】

 食の安全への関心が高まる中にあり、企業の農業参入のニーズは高くなっている。

 05年9月、会社法人による農地利用が解禁された。これまで構造改革特区に限定されていた株式会社の本格的な農業経営が可能となった。

 しかし、新制度では、自治体を介して農地を賃借する必要があり、賃借対象が比較的条件の悪い耕作放棄地になる場合もあり、企業にとって使い勝手が良いとはいえない。特に飲食業界にとって、自社栽培による「安全」という付加価値は大きな魅力だが、参入の意思があれば即、農業経営に着手できる体制ではないようだ。

 一方、農業者による農業経営の法人化は、近年増加傾向にある。従来の市場流通においては農家の背負うリスクが大きく、不作、豊作、農産物の規格といった影響に大きく左右される。また、企業の農業参入、輸入による市場価格の低下、農業従事者の減少、高齢化、消費者ニーズの多様化など、農業経営を取り巻く環境は複雑さを増す一方だ。

 そこで、農業法人自らが六次産業化に取り組み「生産」部分だけに左右されず「流通」「加工」「販売」の部分でリスクをマネジメントするという考え方が増えてきているようだ。これにより、計画生産、高付加価値化、需給調整などが可能になり、より安定的な経営が可能となる。

 だが、農業・青果流通コンサルタントを手がける螢ロスエイジ(福岡市中央区天神2丁目)の藤野直人社長は「今まで生産だけを手がけてきた農家が経営に戸惑う事は多い。成功している法人はごく一部」と現状を語る。生産管理、安定供給、販路の確保など様々な課題があり、増加傾向にあっても、六次産業化のハードルは高い。

 同社は法人化した農家のバックアップを手がける。農家の法人化が増加する中、「生産」のプロから「経営」のプロへ転向するための、サポート機関、企業の必要性が増してくると見られる。



福岡経済2006年2月号【生産者のネットワーク化を構想 生産管理改善による安定供給 クロスエイジ】

 農家との直接契約は、コスト、安全表示などの面からメリットは大きいが、安定供給が不安定という側面もある。限られた域内の生産なので、契約している農家が不作ならば、直接影響を受ける事になる。そこで、その不安を軽減する新たな流通システムを提唱する声もある。螢ロスエイジは農業生産法人のネットワーク化を構想している。

 これは、流通や農業経営のリスクを管理するコア企業を中心とした農家のネットワークを広域につくり、農業のフランチャイズ化を図るシステム。複数の産地の広域連携により、収穫量、収穫時期などによる生産管理のリスクを分散する事が出来る。「産地が違えば収穫時期も違うので、一年を通した供給が可能になる。不作の産地があっても他の産地で補えるので、コア企業の生産管理が安定し、取引先の開拓にも強みを増す。よりマーケットニーズにあった野菜、果物を作る努力をしてもらわなくてはいけないが、FCの農家は農業に専念でき、規模拡大も目指せる」と藤野社長は説明する。仕入先は安定供給が期待でき、農業者にとってもリスクが分散できるシステムとなる。

 現在同社は、宮崎県の農業生産法人新福青果をコア企業として、全国約百の農業法人とマーケットニーズにあった食材を安定的に供給できる体制作りに着手している。

 また、自社栽培、企業の農業参入などの流れが農業に与える影響について「何も変化がなければ日本の農業は衰退していくだけなので、むしろ市場が成長するきっかけ。それに農業には色々なやり方があり、私が提唱しているスタイルもそのひとつ。各々の強み、弱みや地域の特色は何なのか、冷静に判断すべき」(同)とかんがえている。飲食業と農業が近づく事で、農業市場がどのように影響するかも注目すべき点だ。

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この記事へのコメント
藤野社長ご無沙汰しています。
連休はいかがお過ごしでした
ブログすすんでいませんね。お忙しいのですか
Posted by 藤井浩一 at 2007年05月08日 00:07