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今日は19時〜
CROSS×LINE初の試み、
不審者対応トレーニングを行いました。


警察官の方を招き、
対応方法をレクチャーして頂きました。
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OTVと沖縄タイムスの方々が取材に来て、この取り組みについてメディアで取り上げてくれることになりました。


実際に終えてみて率直に思ったこと。
刃物を所持する不審者にどう立ち向かうのか、それは私たちの考えは到底甘く
立ち向かうほどの技術もなければ児童を守るために体を張ったもののすぐに突破されてしまい無力さを味わうこととなりました。

ただ知っているのと知らないのでは全く違うし、訓練を受けているのといないのとでも違うと思います。

その無力さを知れたことが最大の学びとなりました。



模擬訓練では
不審者役のトレーナー清玄が
警察官の方にどう振る舞うのかレクチャーを受け、私たちは何の知識もないままに対応することになりました。
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CROSS×LINEに通う会員さんに合わせ、グラップリング・キックボクシング・ダイエッターの3名が対応。

グラップリングは私が代表で、
ナイフに見立てた赤ペンで襲われました。テイクダウンを取って押さえ込みましょうと言われ、マウントになりましたが私の背中は赤ペンでいっぱいになっていました。
つまり、背中をメッタ刺しにされているということです。


次にダイエットで体をよく動かしている邦明さん。とにかく動いてくださいと指示をもらいましたが、
直ぐに距離を詰められてひっくり返され
邦明さんは主に胸腹部に赤ペンを付けられる結果となりました。
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キックボクシングはえいこうさん。
パンチや蹴りを距離を保ちながら出してはいたけど、ナイフをブンブン振り回す不審者には接近されやはり同じ結果となりました。
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赤ペンだらけ。
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そして1分も経っていないのに抵抗が多いから息が上がってしまう…


次は清玄がダミーのナイフ所持。
ダミーと分かっていてもナイフ向けられる経験がないため怖くて足はガクガクでした。

それからナイフを1つ手から落としたとしても、
こういう不審者は複数所持してることが多いとかで油断は全くできませんでした。



次は、座っている人たちを児童と見立てたそこに不審者を突破させないようにするという訓練。

不審者を羽交い締めにしたりしますが、
距離が詰まってしまうということで
みんなかなりたくさん攻撃される結果となりました。
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警察官の方が言うには、
距離・間合いを取ることが大事だそうです。

学校などに設置されてる、
さすまた。
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この使い方もレクチャーを受けましたが
知識がなければ、
意味は成しませんでした。

足を引っ掛けてバランスを崩させたり、
抑圧されることができるそうです。
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実際に触って試しました。
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さすまたを使っての模擬訓練。
さっきよりは間合いも取りやすくまた時間も稼げることが分かりました。
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そして抑圧の仕方。
首を抑えるなどなど。確かに
制圧はできた・・・
ただ制圧したとしても通報から警察官が現場到着するまでは早くて2分はかかるとのこと。
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むやみやたらに制圧することも、
リスクがあることだと学びました。
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こういう事件が起きたとき、
何より大切なことは子どもたちへの犯罪被害を防止すること。
目の前でそういった場面を見ることでさえ子どもたちにはトラウマとなって、
深い心の傷が癒されるのに長期間を要すことになります。

できるだけ子どもを避難させて現場を見させないことが大人の務めだと教えてもらいました。


不審者は目的を遂行するために目的に向かって突進することや、
警察官が警棒で抑圧しようと刃物の手を攻撃したとえ骨折したとしても刃物を離さないそうです。


どこからいつ襲ってくるかも分からない通り魔に自分自身が咄嗟に対応できるかは今も分かりませんが、


ひとつの教訓としてこういう場を設けて訓練しておくことは大切なことだと感じました。




後半は質疑応答などの時間を設けて頂きました。


以前、危険な目に合ったとき
恐怖のあまり腰が抜けてしまい動けなくなったり、声が出なくなってしまい
助けを呼ぶことができませんでした。


通報したけど喋れない時にどうしたらいいかの問いに、
声が出なくても110番をして
切らずにそのままにしておいていいということ

そして大きな声(悲鳴でもよい)を出して助けを呼ぶことが大切だと教えてもらいました。



最後。
警察官の方からも砂辺さんからも、
依頼すれば警察官が企業などに訓練に出向くことができるそうなので
こういった活動をどんどん拡げて言ってほしいとのことです。
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不審者には数人で対応した方がいいことも分かったので
地域の防犯意識を高めるためにも、
もっともっとこういった活動が地域でも増えてくれるといいなと思います。



今日は多くのみなさまに参加頂きました。ありがとうございました。
CROSS×LINEの会員さんをはじめ、
放課後等デイサービスの保護者の方々もご参加頂きました。


こうして顔合わせをできたこともいい機会となりました。


取材して頂いた、
OTV報道部のみなさま
沖縄タイムス社会部の記者さま
ありがとうございました。



そしてたくさんのアイテムを持って
レクチャーしてくれた警察官のお2人には大きな感謝でいっぱいです。
いつも私たちを守ってくれてありがとうございます。


先日起きたとても悲惨な
川崎の児童襲撃殺傷事件。
2名の方がお亡くなりになられました。

その場で傷つけられた被害者の方々は、今も懸命に治療を受けています。
そして心の傷は相当深いものであり
それを察すると本当に胸が引き裂かれる思いであります。


遠く沖縄からではありますが、
亡くなられた方の御冥福をお祈り致します。




6月6日(木)
CROSS×LINE
小濱 美穂