あいだにあるもの

★★★ We are all ONE with the LOVE in the Universe ★★★


カサネ カサネテ
カサネ カサネテク
カサネ カサネテ
カサネ カサネテク

"イェーィ"
SNSで相手を検索
予習は常に抜かりなく
友達チョイスは躊躇なく
キャラ被りは絶対 "NG〜!"
ゆれるアクセ透けるレース
鎖骨のよく出た白い服
攻める夜なら3つの首出せ
首に手首に足の首
タイツのデニール30です
アイツのデニール60です
デニール0なら生足よ
"生足よ〜"

作り笑顔の常習犯
上目遣いは中2でマスター
脇しめ乾杯
グラスはいつも"内回り〜!"
左8°は魔法のアングル
可愛さいつもの2割増し
メニュー差し出す
軟骨青筋チラ見せて
あえて空けとく1メーター
からのマッハでズームイン

"リアクション3倍で
できる女の「さ・し・す・せ・そ」"
さ「さすが〜!」
し「知らなかった〜!」
す「すご〜い!」せ「センスいいですね〜!」そ「そうなんだ〜!」

"この子はすごく真面目なのレッテル"
貼ってライバルを足止め
少食な子に見られるよう
事前にたくさん食べておく
即席パパっと作った人工天然キャラクター

あの手この手で重ねていつだって
戦略的芸術的 それが無敵のテクニック
あのテクこのテク 重ねてカサネテク
したたかあざやか 女の豊かなテクニック
カサネ カサネテ
カサネ カサネテク・・・ 

暑がりセクシー【ATSUGARI SEXY】
ベタベタッチ【BETA BETA TOUCH】
おしぼりインサイドふきふき【OSHIBORI INSIDE FUKIFUKI】
話はおもしろくないけどとりあえず「私も!」とか「そうそう!」とか言っとく本音ゼロの同調スタイル【HANASHIWA OMOSHIROKU NAIKEDO TORIAEZU "ME TOO" TOKA "I SEE" TOKA ITTOKU HONNE ZERO NO DOCHO STYLE】

21時(くじ)を回れば酔回る
いろんなハードル下がりだす
エンジン前回遠慮なく
ここから本番関ヶ原〜
目当ての彼にお酒渡す
ちゃっかり隣の席ゲット
イメージチェンジで髪をかきあげ
うなじで不意打ち悩殺ショット
促したいなら「どんな味?」
果敢に行くなら「美味しいよ!」
関節キッスはさりげなく
ストラテジ〜!

お色直しは作戦タイム
淡いチークでほろ酔いメイク
茶色のアイシャドーで描く谷間は
まるで浮き出るトリックアート
あざといタッチは株が暴落
できる女は足タッチ
掘りごたつの下隠れてバレずに足タッチ
あえて付けすぎハンドクリーム
からのゴメンもらって〜

"戦略ぶりっ子で
もてる女の「あ・い・う・え・お」"
あ「あげな〜い!」
い「いらな〜い!」
う「うごけな〜い!」え「えらべな〜い!」お「押せな〜い!」

「撮った写真シェアしよう!」
連絡先聞き出すこと風の如し
「後でグループ作るから」
知りたくない人は煙に巻く(嫌だ)
割り勘でいいよと財布は出すけど
出・し・た・だ・け
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あの手この手で重ねていつだって
革命的驚異的 それが無敵のテクニック
あのテクこのテク 重ねてカサネテク
絶妙巧妙 女の豊かなテクニック
カサネ カサネテ
カサネ カサネテク・・・

強くなきゃ戦えない
技がなきゃ戦えない
泣きたい夜もあるけど
掴みたい幸せがあるから
少しの勇気で世界は変わるから
(カサネテク)

あの手この手で 重ねていつだって
戦略的芸術的 それが無敵のテクニック
あのテクこのテク 重ねてカサネテク
したたかあざやか 女の豊かなテクニック

あの手この手で 重ねていつだって
革命的驚異的 それが無敵のテクニック
あのテクこのテク 重ねてカサネテク
絶妙巧妙 女の豊かなテクニック

カサネ カサネテ
カサネ カサネテク・・・

(あの手この手 重ねてくあなたに。)
「4つの美味しいを重ねた 重ねドルチェ」


*****
あまりの総合的な完成度の高さにちょっと邦楽カテゴリーで掘りしました。(笑)
残念ながら作詞作曲者の情報は見つからず。

雪印ドルチェ特設サイトHomepage

中村千尋 Official Web (歌唱担当)
mig
SSW中村千尋さん
歌唱担当とのことなので作詞曲は別の方でしょうか。
メロディと語りの交差するところ、絶妙巧妙。
すなおな歌声いいですね。
製作スタッフの音づかいやユーモアのセンス抜群。
テクノ風な音に喋りをうまく入れ込んで
オフ・ビートの大サビで泣かせ笑わせる
作詞作曲は全面的に秀逸。
演出、カメラワーク等との折り合いが良く
キレのあるテンポが実にすばらしい。
途中、画像上に現れる文字も起こしときました(笑)
ローマ字で出てくるところに
英語が散りばめてあるのが可笑しい(爆)


モデル る鹿 Wiki風まとめ (主演)
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いやCMでは「戦えない」なんてセリフ言ってるけど
流石にモデルさんですね、キレイ、キレイ
とくに手指はものすごきれい
OL風「戦えない」重ねテク女子を好演しているのは
中国、四川省出身のモデルさんでした。
背中に鹿のタトゥーあり。(笑)
Vithmic Model Agency Ruka(る鹿)


振り付け Aya Komen 構免綾
kohmen
構免さんって、めずらしい苗字の方ですね。
広島出身とのこと。 
振り付け師の担ってるところも大きいですね〜。
いや〜、うまい!

 

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mxdwn.com all that matters in music


ホープ・サンドヴァルというシンガー。

つい最近まで、どういう素性の人なのか、
よくよく知らなかった。
アタマのすみに、なんとなーくその名前と
Mazzy Starというグループの存在感だけが
薄っすらとあった。

けっこう長いこと、薄っすらのまま
ほったらかしていた。

My Bloody Valentineという
個人的にはよく聴いていないバンドの
難しい名前のドラマーとの(スマン
"Hope Sandoval and The Warm Inventions"というユニット。

へぇ〜、カート・ヴァイルとデュエットしてるのか、
とか、思いながら、2016年リリースの
"Let Me Get There" なんていう曲を聴いていて、
ゆったりしてて良いなあ、とか、思ってたところに


Let Me Get There


アルバム "Until The Hunter" のA1 "Into The Trees" が耳に入り


Into The Trees

うひゃあ、A1から9分超えのダウナーだよおい。(笑

で、この音の空気感、とりわけリズムのアプローチが
ものすご〜〜く、気に入ってしまった。

このアコースティック。
って、なんていうの、
音像、というか、音響、反響の具合かな。

なんか、とっても深みがあって、
遠〜くから響くリズムな感じがして、
ものすごく魅力的だったもんで
ちゃんと買って聴いてみることにした。

そしたら、アイルランドはダブリンの
マーテロー塔っていう、
ナポレオン戦争時代に築かれた
こんな塔の中で録音された音だった。

ダブリンは相方のコルム・オコーサク(Colm O Ciosoig)の
故郷だそうで、なるほど、それで。
このベーシック・リズムトラックの音像の独特な深みは、これだ。
ナポレオン戦争時代だぞおい。

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ダブリン・マーテロー塔


これは僕にとって、
トレイシー・ソーンの「遠い渚」のような
例の「あの秘密の部屋」に入り込んで来てくれる、
そういうアルバムになる気配が、濃厚だよ。

アコースティック・ギターやヴァイブラフォンが
夕暮れの風に気持ちよく吹かれながら、
こんなに透明なのにスッキリ晴れない歌声を
ぼんやりと包み込んで、
深くて温かくて遠いリズムの闇の中で鳴っている。


Isn't It True

90年代に、ドアーズ以来最高のサイケデリックと言われた
イースト L.A.出身のメキシコ系アメリカ人アーティストが、
ダブリン出身の人気インディーバンドのドラマーと
こんな場所で、こんな音を録って、アルバムを作った。
なんて、考えただけでワクワクするじゃないか。

こういうアンダーグラウンドな音って
いつの時代にも必要とされるものなんだなあ。

いいタイミングで出逢えた。良かった。


until the hunter
"Until The Hunter" - Hope Sandoval and The Warm Inventions (2016)





jackson browne
https://worcestermag.com/2017/04/14/jackson-browne-mellows-hanover-theatre/50793

ジャクソン・ブラウンのコンサート・レビューが目に入った。
4月13日、木曜日のステージだ。
シンプルな3人のアコースティック・セット。
"(Pretty Much) Acoustic" というコンサートタイトルだ。

ジャクソンは、そのとき、そのときの自分が
自然体でやりたいことを常に探しながら
ときにフルバンド、ときにソロと形を変え、
いま歌いたい曲を選び、セットリストの主軸に置く。

ジャクソンのコンサートに行ったことがある人は
みんなよく知っていると思うが、
彼はステージ上で客席と自然にやりとりをしながら、
用意したセットリストを3曲めぐらいから無視してしまい、
丸ごとリクエスト大会になってしまう日もあり、
それがいつもかと思えば決してそういうわけでもなく、
いくつかのリクエストに応えるだけで、
リストをほとんど変えない日もある。

気分屋というのとは違う。
その日、そのときの自分と会場の空気や「流れ」を
大切にしているのだと思う。
今の自分が投げかけたいことと合致している、と
なったときには、気さくにコールに応じて
曲順や内容を変えてしまう日もあるのだと思う。
はなっから懐メロヒットパレードには決してしない。
そういうところがジャクソンの誠実さであり、
信頼できるところだ。

この日のステージは、
74年の "Late For The Sky" 最終曲
"Before The Deluge" で幕を開けている。
コンサートのオープニングにふさわしい曲を
たくさん持っているジャクソンが、
あえてこれを1曲めに持ってきている。

ジャクソンの長いキャリアの中でも、
初期の曲を待ち望む客は圧倒的に多いだろうし、
70年代を懐かしむ感傷的な気分とはまた別にして、
正直、聴きたい曲は、どうやったって初期だ。

しかし "Before The Deluge" の1曲めは意外じゃないか?
ぼくがこの場にいたら、
うひゃあ、そこから始めるのか、と思っただろう。

次々に客席からコールされる曲のタイトルを聞きながら、
「ここにドラムセットが見えるかい?」と
あの毒のない誠実なセンスのジョークを言い、
ロックンロールのヒット曲を求める客を落ち着かせ、
この編成で、少しフォーク寄りの歌をやりたいんだと語る。

途中、今年3月に亡くなったValerie Carterへの
トリビュートも織り交ぜていく。

もとより熟考するタイプのジャクソンだ。
ものごとをイージーにとれるなら、
あえて "Take It Easy" なんて歌にする必要もない。
なにか思うところがあるのだろう。


2017/04/13 Hanover Theatre


本編ラストはおなじみの2曲、
"The Pretender" と "Runnning On Empty"
これはもちろんファンお待ちかねのタイトルだが、
そこに至るまでの流れはとても印象的だ。
"For Everyman" "These Days"
Warren Zevon の "Don't Let Us Get Sick" カヴァー、
そして93年の "I'm Alive" から "Sky Blue and Black"
このラスト2曲前までの終盤の流れ。

じんわりと何かが伝わってくる。

*****

葛藤する、悩む、ということは、
言い方を変えれば、外にあるものごとと
自分との関わりについて「熟考する」ということだ。

ポジティブ / ネガティブという言葉は
ここでは、あえて使わないことにする。
ものごとと自分との関わりを熟考するとき、
どちらにも揺れることは当然あって、
それは決して不自然なことではないからだ。

ただし、負のスパイラルに巻き込まれる事は違う。

なにごとかを熟考して行く中で
負のスパイラルに陥る手前まで行ったら、
そのときには、すぐに思考を一旦停止して
気分転換をすることが必要だ。

無自覚に負のスパイラルに巻き込まれて
そのことに気づかずにいると、
健全に熟考することは出来なくなるし、
しばらく続くと健康を害する。

そこは、すでに人体実験済みなので
僕はそのタイミングはわかっており、
昨日書いた話し相手の先輩も
ぼくのそのあたりをわかった上で
魂の入った言葉を返してくれたわけだ。

葛藤ということや、悩むということは、
自分と自分の外にあるその「なにごとか」のあいだに、
熟考に値するだけの関わりがあることを
自ら積極的に認めて行くということだ。

会話の中では少なくともこういう意味のことだった。
そういうことがダイレクトに伝わる会話は貴重だ。



These Days


Don't Let Us Get Sick (Warren Zevon)


Sky Blue and Black



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自分の中にある大問題が
他の誰かにとっては
なんら意味もなく、
なんでそんなことに
引っ絡まっているのか
まったく理解できない、
というのはよくあることだ。

ともあれ、その大問題は
常に悩みの種であり、
いかんともし難いが故に
長年つきあっている。

そういう、深いところにある
ひとつの大問題を
とある人生の大先輩に
投げかけてみたら、
おどろくべき回答をいただき
打ちのめされてしまった。

じっくりと話に耳を傾けてくれた後、
しばしの沈黙のあと、
長い人生の年輪に裏付けられた
自信に満ちた声と話し方で
大先輩はゆっくりと僕に言った。


「いいね。」


それほど長いあいだ葛藤しているということ。
自分の中に葛藤があるということ。
そこが大事なのだ。
思う存分、葛藤せよ。
ごまかさず、やり過ごさず、
ぞんぶんに悩み抜け。


「大事なのは結果じゃなく、プロセス。」


簡単に言うと
そのような回答だった。
完全に視座を転換させられた。
地面は下、お空は上にあるものと
思い込んでいる自分というものを、
遠い宇宙からの視野で見せられた。

年長者の人生経験には
脱帽である。
その声と迫力と説得力を
文字で表現できないのが残念だが、
こういう人と出逢えているという
その事実だけで
自分の人生に自信が持てる思いだ。

 



3月、忙しかったからかな。
ヴァレリー・カーターが亡くなったことを
つい先日まで知らなかったんです。
ジャクソン・ブラウンのバックで来日した時に
一度だけおなじ場所に居させてもらいました。

R.I.P.

見事にバックアップする人でしたね。
サイドシンガーとしての、可憐な佇まいも素敵でした。

さて、"Ooh, Child"
77年のファースト・ソロ1曲めですが、
この時代のウェスト・コースト録音いいですね。

気になるのは、左チャンネルの極上のサイドギター。
このカッティングはステキです。
各曲の詳細なクレジットが見つからなくて、、
スライドのソロは、ロウエル・ジョージですよね。
となると、普通に考えて、フレッド・タケットか。
でもアル・マッケイもギターでクレジットされていて、
モーリス・ホワイトがプロデュースにからんでいるので、
そっちの可能性もあるかな。
どなたかわかりますか。

フレッド・タケットかな。

すいませんヴァレリー・カーターの話でした。
64才だったそうで、まだお若いのに残念なことです。
ソウル寄りのアプローチでも、サラっと聴かせちゃうところ。
本当にステキです。

Just a stone's through away

Valerie Carter - Just A Stone's Throw Away
邦題「愛はすぐそばに」いいタイトルだなあ。


 

late for the sky

出音の広がり。 
 


Before The Deluge

Some of them were dreamers
And some of them were fools
Who were making plans and thinking of the future
With the energy of the innocent
They were gathering the tools
They would need to make their journey back to nature

While the sand slipped through the opening
And their hands reached for the golden ring
With their hearts they turned to each other's hearts for refuge
In the troubled years that came before the deluge

Some of them knew pleasure
And some of them knew pain
And for some of them it was only the moment that mattered
And on the brave and crazy wings of youth
They went flying around in the rain
And their feathers, once so fine, grew torn and tattered

And in the end they traded their tired wings
For the resignation that living brings
And exchanged love's bright and fragile glow
For the glitter and the rouge
And in a moment they were swept before the deluge

Let the music keep our spirits high
Let the buildings keep our children dry
Let creation reveal its secrets by and by, by and by
When the light that's lost within us reaches the sky

Some of them were angry
At the way the earth was abused
By the men who learned how to forge her beauty into power
And they struggled to protect her from them
Only to be confused
By the magnitude of her fury in the final hour

And when the sand was gone and the time arrived
In the naked dawn only a few survived
And in attempts to understand a thing so simple and so huge
Believed that they were meant to live after the deluge

Let the music keep our spirits high
Let the buildings keep our children dry
Let creation reveal it's secrets by and by, by and by
When the light that's lost within us reaches the sky




peace


 

C8gJ4hOUMAANYiM

ブリジットのソロ・ツアーが始まった。
初日はNYかと思ってたけど
よく見たらシカゴだね。
"SPACE" ってとこ。
ステージ前のフロアが気持ちよさ気。
こういうスペースなかなかないよなあ。
向こうは、こんなとこだらけなんだろうなあ。
ドラムは冗談みたい(笑)
でもこのピンクのカワイイやつ、
ステージセットなのだな。
いいなあ。

space2
SPACE
1245 Chicago Avenue
Evanston, IL 60202



さて、楽しい話題と一緒でとっても恐縮だが、
リアルの会話なのでチラっと書いておこう。


「排他的経済水域に落ちてるよね。
漁業やってる人たちは、マジ怖いだろうな。
もし次のが来たら、落としてやっからね。」


「当たるの?」


「わからんよ、やったことないんだから。ガハハっ。(笑)
けど陸地に落ちたらエライことだろ?
だからスペースのある海で練習しといたらエエやないか。
落としたるから、まかしとき。
まー、けどエスカレートさせてはイカンけどなー。
そこの塩梅が難しいとこだわ。」



「不都合な真実」 ("An Inconvenient Truth") は
映画や本のタイトルかも知れないが、
現実世界は不都合な真実だらけだ。
見なくてすむなら見ないでいたいものだ。
けれども、リスクの評価は、
真実をしっかりと見なければ出来ない。

日本の外務省が、核兵器禁止条約の議論に
「不参加」を表明した件について、
国内外で非難轟々なのはもっともだ。
しかし曖昧に「棄権」などでなく、
不参加という反対票を投じたことは評価したい。
唯一の被爆国という立場にあって、
よくぞその判断をしたと思う。

「大国の溝を深めないようにし」
「日本の役割りを果たして行きたい」
この一見矛盾する外務大臣の説明は、
この時期においては適切と考える。

相互確証破壊、という論理があって、
(Mutual Assured Destruction, MAD)
冷戦時代からの古いものなんだが、
つまり超大国が2国間で核を使ったら
瞬時・同時に双方とも壊滅する、
その破壊力と即効性は確証されている。
おかしな話だが、これによって
核戦争のリスクは最大限、抑止できている。

世界の約94%の核を保有している
米露(旧・米ソ)間でMADが確立していて、
2020年になると中国もこれに入るという。

つまり、米国とロシアは
武器を構えたままじっと動かず
睨み合ったままの状態で
バランスを保って来ており、
そこに中国が参入して
3カ国が睨み合うという構図に
もうすぐ変わるのだという。

中国はもとより、アメリカもロシアも
どんどん変化している。
どういうバランスのとり方になるのか。
なにがどこでどういうリスクになり得るのか。

この3カ国の間には、いわゆる「核の傘」というものは
存在していないも同然、という状態になるわけだ。
よって、もっとも危惧すべきリスクは、
世界の秩序を破壊しようとする
追い込まれた小国や武装勢力が
核兵器を手に入れ、偶発的に暴走し、
その結果、大国間のぶつかり合いに発展する。
想定される中で最悪のシナリオだ。

これを最小限に抑えるには、
大国間がバランスを保てる状態へ貢献する外交努力だ。
なぜなら、そのような小国や武装勢力は
超大国や大国に比べて失うものが非常に少ないので、
暴発しはじめたら抑止力が効かないのだ。
日本が核の傘で守られているというのは、
まったくの幻想にすぎない。

言うまでもなく、核兵器の使用は
世界中の誰ひとりとして望んでいない。
どこの国でも、二度とあってはならない。
あんなことは、あってはならないのだ。
いわんや大規模な核戦争は人類の破滅だ。
今のイッパツは1945年の100倍とも言われている。
同時攻撃システムのスイッチが入ってしまったら
世界の穀物や水産資源が大打撃を受け、
人類ぜんたいが壊滅的な状態に追い込まれる。
それが論理的に立証されている。

だったらこんなものに費やすおかねを
教育や医療や食物製産や環境保全にあてられたら
どんなに良いだろう。

けれども今は議論の土壌すらない。
廃絶へと向かう努力は、
全体で協力する土壌作りから
じりじりとやっていかなくてはならない。
日本が目指す核廃絶はその先にある。
矛盾する話なのは重々承知だが
その手前に現実的なリスクがある。
小さいうちに摘み取らなくてはならない。

完全な抑止は出来ないという認識が必要だ。
大火事になる前にボヤで消し止める。
そのために冷静な協力関係を作っておく。
たとえ騙し合いであってもだ。

それが出来て、はじめてじりじりと
人類は先へ進む努力ができる。

こういう現実はぼくらを愕然とさせるが
しかし惑わされず、気落ちせず、
進むべきその先を見失わずに行きたい。

BABY, DON'T LET THE WORLD GET YOU DOWN.



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