あいだにあるもの

★★★ We are all ONE with the LOVE in the Universe ★★★

ninni

日々、根本のところにある自己矛盾。

このところの世相の影響もあって、
面倒くさい考えが、絶えずめぐっている。
それが、一瞬のためらいや、
気負い、気後れ、などなど、
いろんな些細な「やりにくさ」を生んでいる。


石井ゆかりさんの
天と地 (6/20)
ひとつの 「解」 (6/21)

このふたつのブログエントリーが、


「それでいいよ」 と、そう言ってくれた。


おかげで、すこし気分が軽くなった。


そう、無理をすることはない。
それでいいんだよ。
だいたい、そんな風にして
引っ絡まっているのが僕じゃないか。


この週末は、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを
あらためて、じっくり聴きなおしている。
1967年というこの時代に、
よくぞこれほどオリジナルなロック音楽を。
ブルーズが下敷きにないのが実に驚異的だ。


The Velvet Underground & Nico /// Heroin
 

keith richards 2015_1

微かに、回復の兆しが見えてきた。


ほんとうは、なんにもないのだな、
などと思いながら

パソコン、スマートフォンの使用をなるべく控えて、
ゆったりして、ストレッチたくさんしてたら。

上を向いたときに痛みの出ない角度が、
ほんのちょっとだけ、ふえてきた。


Yessssss!!!!!


いやいや、まてまて。
痛みは引いてきても、まだ痺れている。
油断大敵。

姿勢をよくして、
無理しないで、
根を詰めないで、
ビタミンB群を摂取して(笑)


ここが我慢のしどころだ。
スティーヴ・ジョーダンとキースだ。

keith richards 2015_2

折しも、夏至である。
夏至といえばキース。

理由はまあ、適当によろしく。


What is the story behind "Something for Nothing"?
 

Song's comin' different ways. There is no formula. If there was it would be easy, right? But ah, song's something you...uh, they're around you. You grab them, mess them out with them and...see what comes out.
They're living thing, you know. They're wrestled.


とか、言ってるような。


ワディのギターも、きもち良く鳴っている。
よろしい、よろしい。

きもち良いってことが、なにより。

keith richards 2015_3

 

logo_stax

左肩の怪我からもうすぐ丸2年。

当初は、
「今日一日をなんとか乗り切ろう」
と、ただそれだけ考えて、
なんとか日々やっていた。

そんな時に限って、
困難な状況は立て込むもので。

乗り切れるだろか?
と思ってるうちに、1年。

ああなんとか持ちこたえたな、と
ほっとするまもなく、
次々と容赦なくたて込んで来る
様々な諸問題。

乗り切れるだろか?
と思ってるうちに、また1年。

泣きごと言ってもしかたがないし、
みんな誰だって、
何かしら抱えてることがあるよね、と
そんな風におもってみたり。
ごまかし、ごまかし
心身ともに負荷をかけないように
気をつけて、
とくに身体的に、
左側に負荷をかけないように。

そういうのも、
長く続くと、
身体的、精神的に、
偏りを生むようで。

ま、それに加えて、
今年はそうとう
ストレスレベル高いんだけど。

こんどは、頼りにしていた右に、
頚椎からの神経圧迫らしき
痺れと痛みが出始めて、
右の肩から、腕、手指が
ヘタレちゃんになってしまった。

なにこれ、両側ダメじゃん。
あれれー、けっこうなピンチだわ。

心身の健康と引き換えにする
値打ちのあるものなんて、
なんにもないね。
ほんとうに健康はだいじ。

なんも考えたくないし、
なんも考えられん。
オーティスでも聴いて、
とりあえず、
最低限、やれることをやる。



wings 76 lineup
"Lennon Remembers" を読んでいたら、
なぜか全盛期 '74-'76年のWingsが
めっちゃ恋しくなってしまった。
ビートルズの終わり頃の
険悪さを想像していたら、
ポールの方に思いをはせてしまったのだな。
めずらしい流れだった。

で、’74年の"Junnior's Farm"から、
 '76年の"Speed Of Sound"までを聴いていて、
何度か、意外なとこで泣けたのだ。


Wingsのビデオを見ると
もちろんリンダの姿には泣けるんだが、
今回グッときたのは若き日のジミーだ。


STONE THE CROWS

ジミーがWings加入前に在籍したバンドの73年の映像。
うふ。このライブは他の曲もイイのが載っているぞ。
好きな人は深掘りして観て下さい。
次いくぞよ。


THUNDERCLAP NEWMAN

Wikiによると、この曲はTHE WHOの
ピート・タウンゼントのプロデュースで
69年に全英一位を獲得したそうだが
ジミーはこの当時16才、英国ロック史上最年少の
ヒットチャートNo.1バンドのメンバーだったそうだ。

この曲はTom Petty & The Heartbreakersが
カヴァーしていたな。
イイとこ突いて来るなヤツらも。

Wingsを脱退した後、スティーヴ・マリオットと
バンドをやる予定で、たったの26才で
死んでしまったジミー。
若かったのに、惜しかったなあ。
スティーヴもだけど。


さて
"Speed Of Sound"のボートラは、
お楽しみのボンゾ・ドラム
"Beware My Love"
これ、けっこうクルマとかで聴くんだけど、
今日はなぜか、イッパツめのキックで
ボロっと来た。 
ま、そこに行き着くまでに
考えてたこともあっての、ボロっ、だけど。 

始まるまでちょっと間があるんで、
できたら、音、大きめにして、
なるべく低音出しておいて下さいね。
ドあたまのキックね。


すごいドラムだねー。

ジミーのギターが、またすごくイイんだな。
ポールのベースもすごくいい。
持っていかれる。
前にも書いたと思うけど。(笑)

ボンゾもさあ、死んだとき、32才だって。
早すぎだよね。

こちらは長くなるので、1分ちょいのコレを。



んで、ですね。(笑)

Wingsメンバーの話に戻ると、
ジョー・イングリッシュ大好きなんです。
ドラムも、歌声も。

で、こちらはWings加入前に、ジョーが参加してた
Tall Dogs という、ジョージア州メイコンのバンド。
これがまた、ファンキーで洒落たバンドだわ。



ジョーはWings脱退後、Sea Levelに入るんだよね。
このアルバム、ほしいなあ。
"Long Walk On A Short Pear" 79年
良い頃合い、夏向きでグーです。
ジョーのドラムも冴えてます。


これ欲しいな。いい塩梅。
 
 

Lucinda_williams4
ACOUSTIC GUITAR - Lucinda Williams & The Ghosts of Highway 20
FEBRUARY 11, 2016 By Mark Kemp
 

先だって出逢ったChris Danielsの曲に、
"This Old Guitar" というのがある。
彼の曲紹介のノートに、こう書いてある。

"If you are afflicted with the soul, 
ear, eye or passion of an artist, it is 
likely that you will inflict some 
damages on these you love - because
of that passion. It may be a gift,
but it has a darker side."

「アーティストとしての魂や
耳、目、情熱、そういうものに苛まれる人は、
大概その人の周りに居る愛すべき人たちに
何らかのダメージを与える。
-- その情熱のせいで。
それは恵まれた才かも知れないが、
同時に暗い面も持っている。」

 Lucinda Williamsの前作、
"Down Where The Spirit Meets The Bone"は、
詩人である父親、Miller Williamsの
"Compassion"という
一遍の詩を元に作られたアルバムだが、
新作の"The Ghosts Of Highway 20"も
その流れを組んでいるとおもう。
 
compassion

"You do not know what wars are going on
down there where the spirit meets the bone."

圧倒的な2行だ。

新作の1曲目"Dust"では、
さらに凝縮して、
"Even your thoughts are dust"
と、連呼している。

こういうところに圧倒されていなければ、
毎日が立ちゆかなくなるのだ。
たとえ自分で選んでやっていることだとしても。

実にすばらしい演奏と歌だ。
打ちのめされるな。
そして、すっかり伸びてしまったら、
また立ち上がって明日へ向かうというわけだ。


Dust

There's a sadness so deep the sun seems black
And you don't have to try to keep the tears back
Well you don't have to try to keep the tears back

'Cause you couldn't cry if you wanted to
You couldn't cry if you wanted to
You couldn't cry if you wanted to
You couldn't cry if you wanted to

Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust

So you stare at the ceiling and wish the world would mend
Trying to recall some better feeling to no good end
Trying to recall some better feeling to no good end

But even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust

There's a sadness so deep the sun seems black
And you don't have to try to keep the tears back
Well you don't have to try to keep the tears back

Because you couldn't cry if you wanted to
You couldn't cry if you wanted to
You couldn't cry if you wanted to
You couldn't cry if you wanted to

Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust
Even your thoughts are dust


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50年ぶりとか20万円とか言われると、
ちょっと夢っぽくなくなるんで、
まだ全員ピンピンしてて、
声もバリバリ出てて、
ポールとリンゴが実際にそうであるように、
ジョンとジョージも一緒になって
勢揃いして来日することも
それほど珍しいことではない、
ただし、「へー、武道館は初めてだね!」
という設定に変えてみた。
その方が楽しいから。(笑)
もしもビートルズが2016年に武道館公演を行ったら!?
11曲セットリスト、ぼくもやってみました。
 
1. Anytime At All
2. Twist And Shout
3. Happy Just To Dance With You
4.  Yes, It Is
5. Tell Me Why
6. Here Comes The Sun
7. With A Little Help From My Friend
8. Hey Jude
9. All You Need Is Love
10. I'm Down
11. Dizzy Miss Lizzy


ひー、11曲は、しんどい!!(笑)

134835
 
 

eldorado canyon

ようやく、全容がつかめて来た。
"Chris Daniels" って、
言ってみれば、わりと、「よくある名前」なもんで、
けっこう情報をひっぱり出すのに
時間がかかった。
検索すると格闘家の話題ばっかり出てきた。

magic band

その母体は1969年頃から出来て行ったらしい、
コロラド初のアコースティック系ジャムバンド
"Magic Music"
70年代初期から活動を始め、
当初は、エルドラド・キャニオンという場所に
住み着いていたらしい。
2台のスクールバスで暮らしていたというので、
ちょうど、上の写真のかんじだろうか。(笑)

コロラドのジャムバンド、ってことは、
String Cheese Incident の、大先輩ってことだな。

地図を見ると、エルドラド・キャニオンは国定公園で、
デンバーの北西20キロほどの場所だ。
コロラド・スプリングに住んでいた友人がいて、
たまに家族の写真を送ってくれていたのだが、
よく、背景に広大な山脈が見えた。
あれがそうなんだな。
Google Earthで見ると、
ニュー・メキシコまで連なっている、
その山系の北端にあるのが、エルドラド・キャニオンだ。

Magic Music リユニオンの紹介ビデオがあった。


もういっこ。これすごく良いよ。ちょい長いけど。
Magic Music Movie


クリス・ダニエルズという人を知ったのは、ほんの最近のことだ。
5月10日公開の "eTown Webisode #992" が
新着動画のお知らせに入っていて、
ここで演奏されている "Eldorado Canyon" という曲が、
歌詞、メロディー、歌声と演奏、そのぜんぶが、
やけに、「ストン」と、心地いい場所に入ってきて、
その入ってき方が、妙に、自然だったくせに
後に残るものがあって、
「あれ?これって誰だろう?」
と、思い、いくつか他の曲も
聴いてみたりしたのだ。

eTown をチャンネル登録してて良かった。


そして、決定的に気になったのは、
"Sister Delores"
という、この歌を聴いたときだった。
これが、なぜか、そうとう、こころに触った。
この時点では、なぜそうだったのか
まったく、深く考えていない。
兎に角、"Better Days" というアルバムがあって、
アマゾンを覗いたら、¥1,789円という安価で
「新品」の取り扱いがあったので、
早速、注文したのだ。

普通に、ペラっとしたジャケのやつが届くと思っていた。


数日後にCDが届き、梱包を開けるや、
これがタダ事でないブツであることがわかった。
こんなものが、この値段で買えるはずがない。
見るからにそうだった。
直感的に、むむ、これは何かあるな、と
音を聴きながら、慎重に分厚いページをめくった。

そして、最初のページで、闘病からの生還を知り、
最後のページで、これが1000枚限定で作られ、
50枚は家族と仲間の分として別のシリアルナンバーが入り、
残りの950枚に本人の直筆サインが入れられている、
そういうアルバムだと知った。

better days 8


そこに書いてあったことのうち、
ふたつをエントリーに書いた。

chris daniels

モノが届くまでは、ベテランの
カントリー系シンガー・ソングライターだと思っていた。
違った。

クリス・ダニエルズは、「バンドマン」だった。

トラッド・フォーク・ルーツの "Magic Music" の後、
いくつかのバンドを経て、1984年に
自らのリーダーバンド "Chris Daniels & The R&B Kings" を立ち上げる。
後に "Chris Daniels & The Kings" となる。
いかにもハッピー・ゴー・ラッキーなかんじの、
ファンキーなアメリカン・バンドだ。
ここには、黒人のリードシンガーがいて、
腰に来るリズム隊と、
グッド・オールド・R&Bなホーン・セクションが入っている。
ニュー・オーリンズ・スタイルのスウィングから
メンフィス・ソウル、ブルース、ポップなロックナンバー、
なんでも来いのイカしたバンドだ。
このバンドなら、一晩中でもダンスフロアを踊らせるだろう。
アル・クーパーや、サザン・パシフィック、
リトル・フィートのビル・ペインなどが関わっている。

Chris Daniels & The Kings は、
その後25年に渡り、アメリカ、ヨーロパなどで
年間40週ものツアーを敢行し続ける。

あとでわかったことだが、
前回のエントリーに書いた、妻の他界。
おそらく時期的に、そのあと、
トラッド・フォーク・ルーツの "Magic Music" から、
しばらくのブランクを経て、
ファンキーでダンサブルな "& The Kings" 立ち上げへと
移行したのだと思う。

そんなバンドを率いていた人が、
活動停止を余儀なくされた闘病生活を送った後、
「初めての」ソロ・アルバムを作った。
それが、"Better Days" だった。
ふたつ前のエントリーに書いたとおり、
自らの、悪性腫瘍の闘病からの生還後、2011年の製作だ。

1970年代初期からプロの世界に居た人が、
初めてゆっくりと人生を振り返り、
フォーク・ルーツに戻ったソロアルバムを作った、
というわけだ。

アルバムには、
2010年〜2011年の新しい曲と並行して、
"Magic Music" 時代に書かれた古い曲、
1980年代や90年代の "& The Kings" 時代のものが
バランスよく収録されている。
アップな時期の曲、ダウンな時期の曲、
双方、素晴らしい仕上がりだ。
音質にバラつきがないので、
すべて2011年に録音されたのだろうと思う。

すべての曲にクレジットと本人の解説、
そして歌詞が載せてある。
"Sister Delores" は、
ほんとうの、シスターの名前だそうだ。
死ぬかもしれないな、と
そう思って沈んでいたときに、
"I'm standing in the gap for you." と
そう言って、祈ってくれたシスターだそうだ。
「おれの頭が考えられるような事と、
彼女を導く信仰とのあいだにあるギャップ、
そこに居て祈ってくれている、と
そういう意味に受け取った。」
と、書いている。
 
録音メンバーは曲のタイプによって違う。
アップなブルーグラス、ディキシーランド、
ポップでノリの良いロック、
ダウンなトラッドフォークや
アコースティックなギターインスト、
そしてシンプルでミニマルな弾き語り。
すべてにおいてバランスが良くエレガントだ。
「オールタイム・ベスト」的な性質のアルバムでない事は、
その作りの丁寧さからもわかる。

曲の並び、パッケージングやアートワーク、
ページの一枚一枚に綴られている言葉、
ひとつひとつの曲、すべてに、想いが込められている。

better days 9

これほど人の良心に満ちあふれている「品物」には、
めったにお目にかかれない。
間違いなく、一生モノになると思う。

感涙の三連投である。
出逢いに感謝だ。 
 
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