パーソナルコーチング

2006年01月19日

コーチングマインドその2

前回に続き、コーチングマインドについて書きます。

前回、コーチングマインドについて、一言で表現すると「人間尊重の心」と書きました。
その内容とは?

その前に、質問です。

相手に対する不信感、怒りを持ちながら、相手を承認したり褒めたりすることはできますか?
(承認は代表的なコーチングスキルです)

形だけならできるかもしれませんが、心が伴った表現は難しいでしょう。
これから、分かることは、様々なコーチングスキルを使う時、それにふさわしい心の状態に
なっていることが必要だということです。

次の代表的な各コーチングスキルを使う時、どのような心の状態になっていることが
ふさわしいでしょうか?

 質問、共感、励ます、承認、挑戦

考えてみてください。

    ↓
    ↓

私の考えは次の通りです。

・質問;主に質問によって相手から答えを引き出したり、新しい視点を与えます。
    相手側に答えがあることを信じる、あるいは、期待すること望ましい。
    相手の答えを重んじる、つまり信頼すること、そして相手との対等感が必要。
    
・共感;おもいやりの心

・励ます;愛情

・承認;相手の存在の尊重、いたわりの心、感謝、信頼等
   
・挑戦;信頼


これらの感情の中で常にあることが望ましいのは、相手の存在の尊重、愛情、信頼、対等感。
そして、時と場合により、いたわり、感謝等。
それらの心、感情=コーチングマインドであると思うのです。

どのような時でも、正しい考え方に基づかない薄っぺらな行動は、どんなにその場を上手く立ち回っても必ず見透かされてし まいます。コーチングも同じで、正しいコーチングマインドに基づかないコーチングは、相手に見透かされ、ほとんど意味をもたないと思うのです。

コーチングマインドの表現方法がコーチングスキルである。コーチングスキルを使う
前にまず、コーチングマインドを持とう。
コーチングマインドとは、相手の存在の尊重、対等感、愛情、信頼、おもいやり等の
人間尊重の心である。


きょうも、応援、ありがとうございます。
 ↓
ランキング



crpclub at 21:50|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!