どうも塚田です(●´ϖ`●)


森田さんとの出会いは、約6年前でした。

中目黒の劇場に観劇に行った際、たまたま森田さんも出演していらして、そこで「素敵だな」と思ったのが始まりでした。そこから何度か森田さんが出演している舞台を観に行ってはまた素敵だなと思い。ブロマイドを買ったりなんかもして。ほんと、普通にただのファンでした。


そんな森田さんと初めて接触したのは、エアースタジオで「第六天魔王の最期」という作品を観に行った時でした。森田さんと共演したことがある方と観に行ったため、その知人のはからいで終演後森田さんに話しかけることができたんです。さらには一緒に写真を撮ることまでできて…めちゃくちゃ照れたしめちゃくちゃ恥ずかしかったし。あとで写真を見たら、森田さんはとってもかっこいいのに私はすさまじくブスで。しんどかったぁ。でも、すごく良い思い出です。


そして、1年前の夏。なんと森田さんが「さよならサムゴー」を観に来てくださったんです。その時共演していた五十里さんが、森田さんと共演したことがあって。めちゃくちゃびっくりしたし、来るって分かった瞬間いつもとは違う緊張感が押し寄せてきましたね。まさか自分が推してる人が、自分の芝居を見ることになるとは思わないじゃないですか。どう思われるのかとっても怖かった…。でも、最後の9月3日のシーンで森田さんがニコニコしている様子がチラッと見えてホッとしたり。話はずれますが、さよならサムゴーは最初の9月3日のシーンではお客さんのほとんどが真顔で観ているのに、最後の9月3日のシーンではそれが明るい顔に変わっているのを見るのが密かな楽しみでした。

話を戻しまして。直接会えるのが嬉しくて、終演後はとてもテンションが高い状態で森田さんのもとへ行ったのですが(多分、ちゃんと接触したのは前述のツーショットを撮って以来で、おおよそ5年ぶりくらい)、森田さんの口から出た言葉というのが、

「来年の12月にプロデュース公演をするかもしれないんだけど、出ない?


ん?

ん??????

いや、え???????


「………私の芝居見てました?」

が、思わず出た言葉でした。

いや、だって推しだよ?何年も前から好きだった人に、芝居観てもらえて、それだけでも幸せなのに、自分のプロデュース公演に出てほしいと思ってもらえるって、え?何それ、夢?え??

その時点で、演目はKIRA、私がやるなら夏目鏡子(声がねぇ、って言われた)、演出は三好さんということを提示され、もう内心飛び跳ねたい思いでした。「KIRA」というのは、エアースタジオさんの「夏目シリーズ」の中のひとつで、このシリーズの中でKIRAが1番印象に残っていて、かつて何度も観に行っていたエアースタジオさんの数多いる演出家さんの中で間違いなく面白く仕上がるのが三好さんで、その作品の主演を、大好きな森田さんがやる。これは…いいことづくしだな、やりたいな…と。


でも、まだ企画している段階だったから、本当にやるかも分からないし、実際やるってなっても、呼ばれないパターンあるな…AVでもそういうのいっぱい経験していたから、そういう系の期待値が基本マイナス。期待したら負けだと思っている節がある。


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でも森田さん、ほんとに呼んでくれました。

というわけでかなり長い前フリになってしまいましたが、森田和正プロデュース「KIRA〜赤穂事件推理帳〜」無事終演しました。ご来場くださったみなさまありがとうございました。森田さんは全15ステージお疲れ様でした…!あの役どころを6日間で15ステージ…しかもゲネと小屋に入ってからの通しも合わせると、軽く20回は超えてる……ほんとにお疲れ様でした……。


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去年の夏に森田さんに言われた通り、夏目鏡子という役をいただきました。なんと舞台では初めての人妻でした。

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本編中、忠臣蔵に関する説明台詞が多かったので、みんな忠臣蔵についてたくさん調べてたけど、私はどちらかというと夏目夫婦について調べました。夏目漱石の妻、めちゃくちゃ良かったなぁ…。なんて素敵な夫婦なんだろう。パッと見そんなに仲良さそうじゃないんだけど、根っこがすごい堅い感じ。こんな関係を築けるんなら、結婚もいいものだなぁと思ったり。全4話で見やすいのでオススメ。

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三好さんには、「鏡子が1番この作品を楽しめると思うよ」と言われました。確かに楽しかった。みんな大変そうだなぁって思ってた…😇よくよく考えると、あんなに舞台上でふざけたのは初めてでした。楽しかったけど難しかったな〜!アドリブが!下手!!でも森田さんはなんでも受け入れてくれそうな予感がした(実際そうだった)ので、割と臆せず色々試せました。ビビらないって大事。

会場整理をする関係で全班の本番を観たけど、どの班も良いなぁ、他の班の鏡子面白いなぁ、やっぱり私まだまだだなぁとただ感じる90分でした。みんな良かった。それぞれ違くて。あとみんなとにかく優しかった。着物はヨドミの時に着られるようになったけど、帯を巻くのは最後まで下手くそで、色んな方に面倒を見てもらって申し訳なかったなぁ。


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千秋楽に森田さんと。実は森田さんと初めて写真を撮った「第六天魔王の最期」も、この夏目シリーズのひとつ。本編を観てくださった方はなんとなく察してると思いますが、KIRAに続く作品が第六天魔王の最期なんです。つまり当時写真を撮った時の森田さんの装いも夏目漱石、ちょっと隠れてるけど人差し指を立てたポーズも同じ。なんかもう、「感慨深い」の極みでした。あの頃より、ちょっとは可愛くなれたかしら私。これで当時の写真のデータがあれば更に感慨深いのですが、どっかに行ってしまった…。

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本人にもお伝えしましたが、なんだか夢を見ているようでした。幸せなひとときだった。今回事務所からのお花は「漱石が死ぬちょっと前あたりに流行っていた色」をイメージして発注してもらいました。いつもありがとうございます。


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踏切のサーカス、KIRAと大正時代続きでしたね。でもお話も雰囲気もまったく違くて面白かったなぁ。どちらもお客さんに面白かったと言っていただけて嬉しかったです。これからもできる限り面白いものを届けていきたい。


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というわけで次はゴリゴリに現代劇です。これまたKIRAとお芝居のアプローチがまったく違くてびっくりしてます。休んでる暇がなくてひいひいしてますががんばります。


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「決して歩くのをやめてしまってはいけないよ」


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