あすなろの木(一歩一歩進む)

おもに障碍と雇用について、感じたことをメモしています。(2011年まで民間企業で知的に障碍のある人の雇用担当でした)息抜きでは有りませんが、最近読んだ本・CD等も紹介しています。(2006年2月7日、初記事掲載)

新規学卒者の離職状況(平成23年3月卒業者)

表題のデータが、平成26年11月7日厚生労働省から発表された。
新規学卒者の卒業後3年以内の離職状況を、雇用保険の加入状況から調査したもののようで学卒者の離職状況を推測する唯一の統計ではないだろうか?
概要は以下の通りとなっているが詳細は、同省HPをご覧いただきたい。

大卒以下全学歴で離職率が30%を超えている状況をどう考えれば良いのだろうか?
すでに終身雇用が一部(過去のもの?)となってなっているということなのだろうか?
労働市場が流動化していて、転職がマイナスイメージではなくなったということなのだろうか?

終身雇用のもと定年まで勤めた私には、理解が及ばないところである。
この統計でいう離職率は、企業で使用している離職率とは定義が異なり、学卒として雇用保険に加入した人がどのくらい離職しているかという数値となっており、離職者が現在就業しているか否かは問うていない。
乱暴に言えば「離職経験率」とでもいうもののようだ。

上記の方法で調査すると、このブログで触れることの多い特別支援学校(高等部)の卒業生(就業して雇用保険に加入している者)は、高卒に含まれるものと思われる。



【新規学卒者の卒業後3年以内離職率】
○ 大学   32.4% 前年比1.4ポイント増
○ 短大等 41.2% 同1.3ポイント増
○ 高校   39.6% 同0.4ポイント増
○ 中学   64.8% 同2.7ポイント増

【事業所規模別卒業後3年以内離職率】( )内は前年比増減
○ 大学                           ○ 高校
  1,000人以上 22.8% (+1.1P)              1,000人以上 20.0% (+0.7P)
   500〜999人 28.7% (+0.5P)               500〜999人 28.2% (+0.1P)
   100〜499人 32.1% (+1.1P)               100〜499人 36.8% (+0.5P)
    30〜99人 39.6% (+1.3P)                30〜99人 47.2% (▲0.2P)
     5〜29人 51.4% (+1.1P)                 5〜29人 58.2% (+0.9P)
     5人未満 60.4% (▲0.7P)                5人未満  67.6% (+1.0P)

【産業別卒業後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業】( )内は前年比増減
○ 大学                           ○ 高校
  宿泊業・飲食サービス業    52.3% (+1.3P)   宿泊業・飲食サービス業    66.9% (+0.3P)
  生活関連サービス業・娯楽業 48.6% (+3.2P)   教育・学習支援業        65.7% (+5.6P)
  教育・学習支援業        48.5% (▲0.4P)   生活関連サービス業・娯楽業 62.6% (+0.5P)
  小売業               39.4% (+1.7P)   小売業               53.3% (+3.3P)
  医療・福祉             38.8% (+1.1P)   建設業               48.5% (+1.7P)

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障害者就労支援・雇用促進フェア面接会(東京都江戸川区)

江戸川区・ハローワーク木場共催の面接会(完全予約制)の情報です。
内容に興味がある方は該当HPの情報をご覧ください

○開催月日:平成25年12月4日(木)
○会場:タワーホール船堀(1階展示ホール1・2)
○アクセス:都営新宿線船堀駅 徒歩2分
○面接会:13:30から16:30(受付 13:00から16:15まで)

面接会(参加企業21社・職種・就業場所・募集人員)
1.(1)本店事務スタッフ、江戸川区他、3名、
  (2)店舗スタッフ、江戸川区他、3名、
  (3)音楽教室運営、江戸川区他、3名、
2.一般事務、江戸川区、1名
3.(1)経理事務、江東区、1名、
  (2)一般事務、江東区、7名、
  (3プログラマー補助、江東川区、1名、
  (4)システム管理補助、江東区、1名
4.倉庫内業務、江東区他、3名
5.一般事務、千葉県船橋市他、2名

6.(1)テクニカルエンジニア、江東区他、1名
  (2)セールスエンジニア、江東区他、1名
7.一般事務、江東区、3名
8.一般事務、江東区、3名、
9.クリーンスタッフ、江東区他、3名
10.一般事務、江東区他、3名

11.(1)一般事務、江東区他、5名
   (2)店舗商品陳列他、江東区他、10名
12.一般事務、江東区、1名
13.業務作業スタッフ、江東区他、2名
14.一般事務、江東区他、1名
15.(1)保育士補助、江戸川区、3名
   (2)事務職、江戸川区、1名

16.(1)一般事務、江東区、1名
   (2)システムエンジニア、江東区、1名
   (3)営業、江東区、1名
17.(1)総務・一般事務、江東区、2名
   (2)ルート営業補助、江東区、1名
18.(1)事務、江戸川区他、1名
   (2)軽作業、江戸川区他、1名
19.(1)調理補助、江戸川区他、1名
   (2)小物ピッキング、江戸川区他、1名
20.一般事務、江東区、3名
21.商品管理、江東区、1名


該当情報へは、「東京ハローワーク」から「求職の方へ(障害をお持ちの皆様へ)」サイトに進んでください。

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特別支援学校の進路(東京都高等部・平成26年3月卒業)

東京都の平成26年3月卒業者の進路が発表されています。

特別支援学校(高等部)延50校、うち視覚障害2校、聴覚障害3校、肢体不自由17校、知的障害28校、その卒業者は、1,743名で前年の卒業者に対して42名(2.5%増)となっている。

内知的障害28校の卒業者は、1,402名(対前年11.8%増)となっている。(次項では、知的障害のある卒業者は,カッコ内に内数として示す)

特別支援学校全体(知的障害校)の進路は、進学者が44名(0名)、専修学校等入学者21名(17名)、社会福祉施設入所者938名(670名)、就業者670名(628名)、在家庭者68名(44名)、その他2名(1名)となっている。

数の一番多い知的障害校の卒業者は43.3%(昨年43.1%)が就業しており、昨年、一昨年を上回る過去最高と思われる好成績を続けている。

知的障害校卒業者のうち、就業者628名の内訳は、常雇(1年以上の契約で雇用されている者、雇用促進法による雇用を含む)174名、日雇い臨時13名、、パートタイム441名、となっており、職業別では、事務153名、販売85名、通信2名、技能工等32名、サービス職業327名、その他29名となっている。

東京の特質であろうか、事務の割合(22.8%)が毎年高くなっていること、サービス職業というカテゴリーが清掃、医療、教育、物流、介護などを含むため分野別の増減がわかりにくくなっている。
全国ベースの統計ではあるが東京都独自の数値を参考で公表してもらいたいものだ。

雇用区分については、雇用促進法上のカウントを取り入れているためだろうか?
区分ごとの割合が大きく動くように思える、報告する学校の担当者にたいする定義の徹底がなされているのか疑問に思えてしまう。

詳細については東京都教育員会のHPをご覧下さい。

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求人情報(障害者枠・面接会・11月6日)

都内の面接会(完全予約制)の情報です。
内容に興味がある方は、該当HPの情報をご覧ください

○ハローワーク池袋 ・2014年11月6日(木)障害者面接会(参加企業3社・社名・職種・求人番号)
1.螢肇廛灰鵝^貳婿務、13090-43611941、
2.蠢甍霤張▲デミー(1)一般事務、13090-43601641(2)講師、13090-43599141
3.蠧本アイデックス
(1)受付(パート)、13090-40819941
(2)受付(パート)(シフト)、13090-40816441

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平成26年度最低賃金各地で発効


東京都では、昨年の最低賃金869円を再度19円上げて888円とする、中央最低賃金審議会の目安通りの金額で10月1日から発効している。

皆さんのお住まいの都道府県は何円アップで決定したのだろうか?
厚生労働省のHPに一覧表が掲載されているので確認されてみたらいかがだろう。

給与が月額の場合、時給額に直さないと比較ができないので注意が必要です。
また、新しい最低賃金以下の給与を支給している企業については、賃金改定および差額支給について対応が必要なケースがあります。


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平成26年度の埼玉県での障害者就職面接会

今年5月26日および8月の当ブログ既報だが、ハローワーク埼玉のHPに2014年度の障害者を対象にした就職面接会の開催日程が掲載されていますが、すでに終了した面接会もあり10月以降開催が連続するので再度紹介する。

詳細は、ハローワーク埼玉のHPを見て頂くとして、日程及び会場を紹介しておきます。

埼玉県内だけでなく、例年北部については群馬県内からの応募があり、そのほかの地区には都内から通勤時の混雑が少ないなどの理由による応募もあると言う。

現在就労に向けて訓練を受けているかた、これから手帳取得をして障害者枠での就職を考えている方などはこの就職就職面接会を一つの目標として(焦ることはなく個人のペースにあわせて)いかれたらいかがだろう。

・平成26年度・障害者面接会(名称・開催日時・開催会場)
1.県北地域障害者就職面接会:10月24日(金)13:00から16:00、熊谷市立市民体育館(熊谷市桜木町2−33−5)
2.ハローワーク所沢・飯能障害者就職面接会:10月16日(木)13:00から16:00、所沢市民文化センター「ミューズ」(所沢市並木1−9−1)
3.ハローワーク川越障害者就職面接会:9月26日(金)13:00から16:00、坂戸市文化会館(坂戸市元町17−1)*実施済み
4.障害者県南地域就職面接会:10月15日(水)13:00から16:00、さいたまスーパーアリーナ「展示ホール」
5.県東地域障害者就職面接会:10月17日(金)12:30から16:00、越谷市中央市民会館(越谷市越谷4−1−1)
6.大宮地区障害者就職面接会:平成27年1月28日(水)13:00から16:00、大宮ソニックシティ市民ホール
7.入間東部障害者就職面接会:平成27年1月30日(金)13:00から16:00、ふじみ野市総合福祉センター「フクトピア」(ふじみ野市福岡1−2−5)

なお同内容の記事が、埼玉県のHPにも掲載されておりこちらでは、会場にリンクが張られており場所の確認に便利です。


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平成26年度・中央ブロック障害者就職面接会(10月22日)

毎年開催されている表題が、飯田橋・上野・新宿・池袋・王子5ハローワーク合同で今年も下記により開催される。

日時:平成26年10月22日(水)午後1時~4時(受付は12時30分から)
会場:東京ビッグサイト・会議棟レセプションホール(江東区有明3−11−1)
参加企業数:130社(予定)
当日は、例年大変混雑するので、最寄りのハローワークで事前申込みをお勧めします。

詳細及び参加企業一覧がハローワークHPに掲載されているのでご覧ください。

問い合わせは:ハローワーク飯田橋(03−3812−8609 44♯)
ハローワーク上野(03−3847−8609 43♯) 
ハローワーク新宿(03−3200−8609 41♯) 
ハローワーク池袋(03−3987−8609 41♯) 
ハローワーク王子(03−5390−8613)


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平成26年度・城東ブロック障害者就職面接会(10月9日)

毎年開催されている表題が、足立・墨田・木場の3ハローワーク合同で今年も下記により開催される。

日時:平成26年10月9日(木)午後1時~4時(受付は12時30分から15時00分)
会場:すみだリバーサイドホール 墨田区役所2階(墨田区吾妻橋1−23−20)
参加企業数:45社(予定)
詳細及び参加企業一覧がハローワークHPに掲載されているのでご覧ください。

問い合わせは:ハローワーク墨田: 専門援助第二部門(03−5669−8609 48♯)

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平成26年度・多摩地区障害者就職面接会(10月10日)

毎年開催されている表題が、立川・青梅・三鷹の3ハローワーク合同で今年も下記により開催される。

日時:平成26年10月10日(金)午後1時~4時(受付は12時30分から15時00分)
会場:東京障害者職業訓練開発校体育館(小平市小川西町2−34−1)
参加企業数:15社(予定)
詳細は、ハローワークHPに掲載されている。

問い合わせは:ハローワーク立川: 専門援助部門(042−525−8624)
ハローワーク青梅: 専門援助部門(0428−24−9173)
ハローワーク三鷹: 専門援助部門(0422−47−8618)

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キャリア教育の充実と障害者雇用のこれから 尾崎祐三 松矢勝弘 編著

企業からの視点を多く取り入れてきた東京都知的特別支援学校における進路指導全般について体系だってまとめられた好著。東京都の事例だが基本的なところは全国共通するとこがあるため他の自治体でも参考になるとおもわれる。

冒頭で「障害者雇用の状況と今後の課題」などを概説しており、ここ10年ほどの知的障害特別支援学校生徒の在籍数の増加、卒業生の企業就労数並びに企業就労数の大幅増加が雇用促進法の改正や文部科学省のいわゆる「連携通達」の大きな後押しを受けた上で、企業のCSR意識向上等に支えられる形で進んできたことを指摘したうえで、
義務教育段階からの「キャリア教育の必要性」「進路指導に携わる教員の専門性を高めて行く必要性」を強く指摘している。

一方、特別支援学校生徒を積極的に受け入れてきた先進企業の思いはどのようなものかを
、本書第3節で「蟷葦朧棒丹ソレイユ代表取締役社長の四王天正邦氏」「螢僖愁淵蓮璽肇侫觴萃役の白岩忠道氏」「蠅い覆欧筌Εング管理運営部長石川誠氏」「横河電機衞輪優子氏」が各社の取り組みと特別支援教育への期待を込めて「企業が特別支援学校に求めるこれからの進路指導」について、障害者雇用を経営立場で進められてきた経験の傍ら「東京都特別支援学校の就労支援アドバイザー」「学校経営協議会委員」などを通して授業改善、進路指導の実際を知悉された経験をも加味して熱く語られている。

各氏の所属されている会社はともに「障碍のあるひとの雇用」関して、多くの平均的?な企業から見ると、一段と高いレベルに基づいた提言であるようには思えるが、目標とすべき障害者雇用の在り方として決して不可能ではないということを銘記して努力することが求められるのだろう。
各氏が強調されているとおり学校にも「決して個人の能力に限界や枠を設けてしまわない教育を求めておられる」ことを是非くみ取ってもらいたいものだ。

本書では、各所で特別支援学校卒業生の就労事例が先進事例を含めて、就職先別(カフェ、大学、アーティスト、病院、事務系、鉄道関連、スーパー、特例子会社、ホテル)に生き生きと働く姿が9例紹介されていて、就労することの具体性を高めてくれている。

第2章「進路指導者の仕事」では、東京都特別支援学校高等部の経験豊かな先生が得意な場面ごとに分担されて執筆している。
実習先の開拓、企業との打ち合わせなどでは電話の掛け方などの初歩的なことから記載されており進路学習、進路相談、移行支援、進路指導担当者の育成まで詳細に述べられている。

ここまで、丁寧に開拓の方法までが必要なのは東京都の企業数の多さ(2014年のいわゆるロクイチ調査報告企業数は17,000を超えている)等も影響しているのかもしれない。
反面企業数の少ない地域では、新規開拓の余地(必要性)は少ないのかもしれない。

本書では、続けて第3章「進路指導の実際」第4章「今後の特別支援学校におけるキャリア教育・進路指導」と続き将来展望までが語られる。

東京都特別支援学校で進路指導にあたられる先生にとっては必携の一冊となるだろうし、他の道府県でも参考になる点が多くある一冊ではないだろうか?是非一読を勧める。





キャリア教育の充実と障害者雇用のこれから
  • 尾崎祐三_::_松矢勝宏
  • ジアース教育新社
  • 2160円
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