KOUSATU

前回 がっこうぐらし!11巻までの考察 まとめ その18はこちら



※今までの説を読んでる方前提で話を進めておりますので
初めての方は『クローン実験説 考察まとめ』から読んで下さるようお願いします



どうもー cryです
今回は空気感染について掘り下げていきたいと思います!
気になったきっかけとして コメントでいただいたのですが・・・

No-0020
↑11巻 ランダルが学園生活部を追跡する際 防護マスクしていないのは怪しいですね
空気感染の恐れがあるのであれば 無防備すぎでは・・・?

では がっこうぐらし! 11巻までの考察 まとめ その19


1.椎子さんの感染から紐解く 空気感染の真偽!

No-0023

11巻で『かれら』化してしまった椎子さん
順当にストーリーを追っていくと「空気感染のタイムリミットがきてしまったかー」といいたいところなのですが・・・他の可能性も考えられるのでご紹介を

結論から申しますと・・・


『かれら』化 自然発症の原因は『ストレス』ではないでしょうか?


椎子さん本人の気持ちの変化や
他に自然発症した人物達を考えていくとある共通点があったので
そちらをまとめていきたいと思います!


・椎子さんのストレス解消は『何もかもどうでもいい』と思うこと

No-0000
↑人によってストレス解消方法は様々


11巻 64話『とうぼう』で椎子さんは
「何もかもどうでもいいと思う事でストレスを溜めない」とみーくんに語っています


つまり 何もかもどうでもいいと思えなければストレスは溜まります(椎子さんにとっては)

一人で研究していた椎子さんは
学園生活部との接触によって由紀達を大切に思うようになり 心境が変わり発症したのではないでしょうか


No-0002
↑前回の考察でも書いた「彼女たちのために改造が必要になった」が重要な一文
徹夜も続いてたしなぁ・・・

------------------(余談)-------------------
・・・あ!椎子さんの徹夜って『かれら』化の前兆だったのか!?(初回の徹夜はマジで徹夜かもしれませんが)
椎子さん くるみと同じように眠れなくなっていたのでしょうか
『かれら』化直前の貴人も眠れなくなっていましたね

No-0014

---------------(余談終了)----------------

更にコンビニで由紀が「ボーモン君ならきっといい考えがあると思うんだー だから大丈夫」
とみーくんを励ますシーンがあります

No-0003

その後 椎子さんは席を立ち パソコンの前で思案し咳き込みます

No-0005
↑咳き込みは『かれら化』秒読みの合図

椎子さん 学園生活部に何が出来るかを必死に考え
それがストレス・・・というよりプレッシャーになり 発症してしまったのでしょうか(涙)


また メタ視点になってしまいますが
みーくんに「ストレス解消法」を語らなければ
読者にとって椎子さんが発症した理由がわからないままになってしまうので(原因がストレスだった場合)


あえてこの時点でストレスの話をしたのでしょうか
ストレス解消法の話をした直後に発症というところが因果関係を感じてしまいますね


さて これだけだと根拠が弱いと思うので これまでに自然発症した人物について考えていきましょう!




・ヘリパイロット→任務のストレス 学園生活部への罪悪感で発症?

No-0008
↑防護マスクつけてるのに発症 本当に空気感染か・・・?


巡ヶ丘学園を火事にしたヘリパイロットさん
持ち物をよくよーく読み直してみると
注射器(のようなもの)が3本あるんですよね


No-0009
↑今まで完全に見逃してました(うっかり)


言うまでもなく『おてがみ』にのっている3人分の注射器だと思うのですが・・・
やはりヘリパイさんの目的は学園生活部から血清を入手?

となると 任務のプレッシャーか
危険地に赴くプレッシャーか
学園生活部に対する罪悪感かわかりませんが

心にかかるストレスは相当だったのではないでしょうか

No-0006
↑何度も『おてがみ』を見直すヘリパイさん
普通に考えればターゲットを確認しているだけかもしれませんが
罪悪感から「ああ・・・俺・・・今からこの子たちの事を・・・」とか考えてたら胸熱じゃないですか!!


・DJさん→孤独感で発症?

No-0011

ラジオで皆に呼びかけ 何度も「会いにきてほしい」と言っていることから
孤独によるストレスで発症したのでしょうか
調べてみると 人間独房に5日間閉じ込められるだけで発狂するらしいですね・・・


No-0018
↑置手紙でも「誰かに会いたい」と切望しています
いつ死ぬかもわからない世界で一人・・・気も狂いそうです


・高上→勧誘(?)失敗によるストレスで発症?

No-0012

失敗=切り捨てられる武闘派
高上 見張りをすれば学園生活部へボウガンを発射しヘイトを買い
『かれら』退治はシノウから「私のほうが上手いから」と言われ

武闘派で居場所がなくなる事を恐れ ストレスを溜めたのでしょうか

No-0013
↑書いてて可哀想になってきた
レンくん・・・(涙)


・貴人→高上発症が発端 色んな人を切り捨ててきたストレスで発症?

No-0015
↑もうちょいメンタルズタボロの描写があれば・・・(本音)


・くるみ→ダメだと思えば思うほど『かれら』化が進行

No-0016
↑弱音を吐くほど視界が狭くなっていきます


ストレスによる感染ではないですが
精神状態が『かれら』化を左右する重要な描写
この後 由紀の激励でくるみは復活しますね


また 『かれら』は帰巣本能があったり
前回の考察でもチラッと書いた『精神的に弱くなると過去の幻想が見える』症状等
メンタルが病症を左右する可能性は大いにあり得るのではないでしょうか


これで今まで空気感染と思われてきた人は全員かな?(くるみはめぐねえからですが)
しかしまぁ・・・自分で言うのもなんですが・・・

この世界に住む事自体が多大なストレス
だからどの人もストレスが溜まっている描写があるのは当たり前


と言われれば その通りとしかいえない!


逆に自然発症しない人達の周りには
楽しい事を考える人が居るのが特徴でしょうか

学園生活部の由紀 モールのリーダー サークルの桐子がその代表例

No-0021
↑「モールのリーダーって誰だっけ」
という方は2巻参照


と ここまでがストレスによる発症の根拠なのですが
かといって空気感染がもないとも限りません
つまり・・・


・初期の空気感染で住人全員は保菌状態 空気感染に免疫があったとしても 『かれら』による接触感染 ストレスでの自然発症がある


なので まとめると


・初期パンデミック(空気感染)に耐える
→かれらとの攻防(接触感染)に耐える
→ストレスに耐える(自然発症)
→選ばれしモルモット 血清入手


うーん 私的にはこれが一番しっくりきますね
11巻のランダルが防護マスクしていないのは 空気感染の段階が終了したからでしょうか
もしも『がっこうぐらし!』がこんな世界観だったら・・・マジで難易度インフェルノのクソゲーですね!

No-0017

今回の考察はここまでで!
次回は・・・何を書こう・・・?
まだ決めておりませんが、何かは書きます!


---筆者余談---

※ここからは考察ではないので スルーしていただいても大丈夫です


感想のほうも考察のほうもコメントありがとうございます!記事を書く活動力となっております
そして 皆様方が気になっているのはやはり「あと1巻で本当に完結出来るのか?」と・・・


はい ぶっちゃけ私も心配です(汗)


うーーーん 恐らく全ての謎は解き明かされないですよね・・・
かといって世界観の解説や伏線回収に力を入れすぎて 本編の学園生活部の動きがなくなるのもちょっと・・・

キャラクターも謎も世界観も大好きなマンガなので どうしても期待を膨らませてしまいハードルを上げる『読者ワガママモード』が発動してしまいそうです

なので 無理矢理話を詰め込んでしまうなら 別の媒体で連載を再開したり 一度期間をあけて『第2部』のような形で続きが見れると良いなぁ・・・


・・・いや!まだキレイに終わる可能性は残ってる!
作者様を信じて待っています(期待)

コメントでいただきましたが
最後のページで「私は学校が好きだ~」の下りで実験再スタート
考察当たってるのが嬉しいと同時に 悲しい終わり方で泣けますね(泣)



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