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こんにちは。
原裕輝です。

いつもありがとうございます。

私たちは心理パターンと言って、
こういう時にこういう行動をする
こういう時にこういう思考をする
といった心の癖のようなものをもつことがあります。


今日は、言いたいことを飲み込むことを多くすると、それが心の癖になってしまうことがあるというお話です。
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言いたいことを飲み込んでませんか?


■目次




言いたいことを飲み込んでませんか?


●言いたいことを飲み込むのは我慢という状態


言いたいことを飲み込んでんじゃう癖はありませんか?


言いたいことを飲み込んじゃうと言うのは、
違う言い方をすると
言いたいことを我慢しているという言い方もできます。


我慢というのは心に負荷がかかるのであまり多くないほうがいいかもしれません。

●心の癖がつくことがある


空気を読んでそうしなきゃいけないというシーンもあるかもしれませんが、たくさんしすぎてしまうとそれが癖になってしまうことがあります。


例えば・・・


子どもの頃、
家族の中で、自分の気持ちを言おうとしたところお母さんに、
「子供は黙っときなさい」
と言われたとします。


嫌な思いがしますよね?


そんなことが度々あると
嫌な思いをするのは嫌なので、
自分の気持ちを伝えたいことがあっても言わないようになってきます。
言いたいことを飲み込んじゃうんです。


それを、度々していくと、
それがやがて癖になってしまい、
お母さんとは違う人間関係でも、
自分の言いたいことをついつい飲み込んでしまうということをしてしまうことがあります。


先ほどの、お母さんとの関係で言いたいことを飲み込んじゃうことが癖になった子どもが大人になり、恋をして、恋人ができたとします。


すると、その恋人に対して言いたいことがあっても、言わずに飲み込んでしまうということが起こることがあります。



「子供は黙っときなさい」
と言ったお母さんと違い、その恋人は優しく、意見に耳を傾けてくれるようなタイプであっても、言いたいことを飲み込んじゃうんです。
癖で、オートマチックに自分の言いたいことを飲み込んじゃうんです。


本人も意識的に言いたいことを飲み込んでいるという自覚はなく、癖で飲み込んじゃっていたりします。


そして気づいたら言いたいことを飲み込みすぎて、恋人に対して不満がいっぱい溜まっているという結果をまねくことも・・・


こんな場合、カウンセリングなんかでは、
無自覚的に(オートマチックに)自分の気持ちを飲み込んでいるわけなので、自分の気持ちを表現することを意識していこうというお話をしていくことがあります。


また「子供は黙っときなさい」という嫌な体験がもとで自分の気持ちを飲み込むようになったので、インナーチャイルドワーク(心理療法の1つです)をすることで、この言いたいことを飲み込む癖を緩めていくアプローチをすることもあります。


●癖にしたくはない人や癖を無くしていきたい人は



このように、あまりにも飲み込むと言うことを繰り返しをすると癖になってしまうことがあるのですね。


子供の頃お母さんに「子供は黙っときなさい」と言われたことをきっかけに言いたいことを飲み込むくせになったという、子供を時の体験バージョンの例え話で説明をしましたが、違う体験でも一緒です。


職場で自分の言いたいことを飲み込む
友達の関係で言いたいことを飲み込む
パートナーとの関係で言いたいことを飲み込む
などなど、あまりにも多くやっちゃうと癖になっちゃうことがあるんですね。


空気を読んで自言いたいことを飲み込むことがいるシーンなんかもあるかもしれませんが、あまりに多くやりすぎて、癖にまでになってしまわないように意識的に自分の気持ちを表現するという場面を作ってもいいかもしれません。


もうすでに癖になっている!
という方で、その癖はなくしていきたいなと思われる方も、意識的に自分の気持ちを表現することをしてみるといいと思います。
意識していくことでこの癖がゆるまっていくことがありますから。


あなたが言いたいことを飲み込むという我慢することが少なくなるといいですね。

●心の癖に興味を持った人



心の癖についてご興味を持ってくださった方は、
こちらの音声動画もチェックしてみてくださいね。
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