僕の勤めるオフィスは23区外にあるため、計画停電の対象地域となっています。
昨日の金曜、初めてオフィスでの計画停電に遭遇しました。


震災前からエアコンは使っておらず、それでも特に寒くなかったので平気だろうと思っていました。
しかしとんでもない。
エアコンがなくてもパソコンなどの熱でどれほど室温が上がっていたのかを思い知りました。
オフィス内でコートを着て、かじかむ手で(冷え性なんです、笑)書類整理とか、あんまり笑えない風景ですが、もっと寒く過酷な環境にいる被災者の方のことを考えると、ともにがんばらねばという気がしました。


「もっと厳しい環境にいる人がいるから、」

「私も我慢する」
のか、それとも、
「一緒にがんばる」
のかは、一見似ていますが、目的もとる行動自体もずいぶん違う気がしました。



一昨日の夜、山手線に乗ったとき、暖房がついていませんでした。
都(国だったかな?)の指導で切っているとアナウンスされていましたが、たしかに若干寒いものの、まったく問題ない。
我慢するというほどでもないものでした。
あれでどれほどの電力が節約されているのかはわからないのですが、僕が思ったのは、「だったら常日頃からそうすればいいのに」ということでした。
真夏にエアコンまったくナシは厳しくても、もっと弱めてみたり、というようなことは十分できるはずかと。

コンビニが多少暗くたって全然困らない。
ビルの自動ドア、ふたつ以上ついているところはひとつにしたって特には問題ないし。

企業や団体レベルでも個人レベルでも、まだまだ、「困らない」レベルでもなんとかできるところがたくさんある気がします。
個人的には深夜放送とか減らしてもいいんじゃないかと思ったりもしていますが。



話が変わります。

数年前に、『不都合な真実』という映画がありました。
元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が作ったもので、平たくいうと、多くの政治家や経営者が、産業発展のためと無視・あるいは隠蔽している、地球温暖化についての内容でした。

映画のキャンペーンでゴア氏が来日してテレビに出ていたのですが、その番組で、出演者が「この行為はエコになるのかどうか」というようなことをゴア氏に質問していました。
その中で、あるお笑い芸人(誰かは忘れました)が、「風呂に入らないのもエコですよね!?」みたいな質問を投げました。
ウケ狙いの質問っぽかったし、たしかゴア氏は、曖昧に笑ってごまかしていたか、とにかくそれがエコだとはいわなかった思います(はっきりとは覚えていませんが)。

でも、「エコかどうか」でいえば、風呂は入らないほうがエコですよね(入らないことを正当化したいので念のため^^;)。



振り返ってみると、今、被災地の方々はお風呂どころか食べるものや暖をとることにも苦労されている状況です。

今回は天災というかたちで来ましたが、温暖化が進むと、南極の氷が溶け出し、世界中が海に埋もれるという話もあります。
あるいは大きな氷の破片が漂流し、海岸沿いにある原発を壊して回るという説もあります。

今度は人災として、世界が、そうなってしまう可能性があるわけです。
「エコとはいってもお風呂くらい入ろうよ」といっていられるうちに、みんなができるところから始めてもいい気がしました。


もちろん今は、少なくとも関東以北においては、多少無理をしても、普段以上に節電を心がけねばならないし、ほかにもがんばれることがたくさんあると思います。
自分にできることでがんばりたいと思いました。