性格は変えられない?

魅力を構成する3つの要素、
「容姿」「才能」「性格」。

このうち、「容姿」と「才能」はすぐに磨きをかけることができるとは限りませんが、
「性格」というのはその気になればすぐに手を打てるものです。

ところが私たちはこの「性格」こそ、もっとも変え難いものと考えます。

消えない不安を何とかしたい!
焦げつく嫉妬を消してしまいたい!
ピリピリイライラしたくない!

もう、

こんな性格変えたい!!!!!!!!

………。

でも、無理!!

と、開き直ったりあきらめたり。

確かに性格なんてそう簡単に変えられるものではないかもしれませんが、
そもそも魅力的であるために性格を変える必要、あるのでしょうか?

違いを楽しむ

私たちの性格は、生まれ持った気質をベースに、
育った環境や人との関わりによって育まれます。

前回ご紹介したとおりベースになる気質には大きく6つのタイプがあるのですが、
同じタイプの気質を持って生まれても育った環境によって形成される性格は違います。

言うまでもなく私たちの性格というのは唯一自分だけのもので、
同じ性格をしたふたりが出会う、なんてこと自体ありえないわけです。

ところが対人関係の問題の多くは、
そんな性格の違いを受け容れられないところに生まれます。

相手の態度にイライラするのも、
悲しい気持ちになるのも、
がっかり落ち込んだ気分になるのも、

私ならこうする、
私ならそんなことはしない、

と、私目線の願望やポリシーを相手に乗っけて期待していたり、

彼はどうして欲しいんだろう?
彼は何を期待してるんだろう?

と、相手目線で自分を変えようとしている時。

「私と彼とは違う」

その事実を受け容れてみると、案外うまくいくことも多いのではないでしょうか。

こと魅力的であるということに関しては、自分や相手の性格を変えようとするよりも、自分と他者との違いを受け容れることが重要。

大切なのは、違いを楽しんでしまえるメンタリティを育むことです。

もっと共感力

私たちは本質的に、理解されたい、認められたい、受け容れられたいという欲求を持っています。

つきあい始めたばかりのカップルがお互いを選んだ理由として
「一緒にいて安心できる」という点を挙げるのは、まさしくそのためでしょう。

ロマンスの魔力は、本来別々の性格を持ったふたりが、あたかも同じ人格であるように錯覚をさせ、

完璧な理解、完璧な承認、完璧な受容を期待させます。

ところが、そんな錯覚もやがて醒め、
あとには違う考えと違う性格をもったふたりが残る。

そして私たちは思うのです、
「彼は変わってしまった」と。

それはもちろん、間違い。

彼が変わったのではなく、

「ふたりは同じ考えを持っている」
あるいは
「ふたりは同じであるはず」、

というロマンスの勘違いが終わったのです。

私たちには、違いを越えて相手を理解するための力が備わっています。

それが共感する力。

「他人事」を「自分事」に変える能力です。

性格や考え方の違う相手と向き合って、
お互いの違いを指摘しあっても良好な関係を作ることはできません。

またどちらか一方が自分の考えを相手に合わせて変えるのもまた長期的な関係を築くうえで得策とは思えません。

そこで発揮したいのが共感力。

ギャップや違いは脇に置き、共感できるポイントがないか探してみる。
ポイントは興味を持ってみてみること。

意外に共鳴するところが見つかったりするものです。

本質的に私たちは、人から理解されたい、認められたい、受け容れられたいという欲求を持っています。

ゆえに、共感と理解を注いでくれる人というのは誰の目にも魅力的に映る。

大切なのは、異なる趣味や嗜好、考え方に触れた時に拒絶して遠ざけるのではなく
共感できそうな部分を探すことなのです。

魅力は作れる。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。