恋愛や夫婦関係、リレーションシップに関わるカウンセリングを専門にしていると、


気持ちを伝える話し方や、効果的なメールの書き方など、

「言葉」の使い方について質問をいただくことが多くあります。


どうすればもっと上手に話ができるようになるんだろう?

どう伝えればわかってもらえるの?


私たちにとって「言葉」というのは大切なコミュニケーションツール。

言葉を磨くことはお互いの気持ちを理解するうえでとても有効ですが、

時にそれが誤解や行き違いを招く原因にもなることもあるので、

取扱いにはとても慎重になってしまいます。


いっぽう、コミュニケーションにおいて「言葉」と同様に、

あるいはそれ以上に重要な役割を担っていながら「言葉」ほど重視されていないのが「態度」。


「態度」というのは、知らず知らずのうちに私たちの印象を形成し、

時に言葉より雄弁に私たちの心を相手に伝えます。

***

例えば、気になる相手と初めてのデート。


何か話さなきゃ、話題をつくらなきゃ、


沈黙は最大の敵、とばかりに私たちは、

懸命に会話を繋ぐ「言葉」を探したりします。


だって、話が続かないとつまらない人って思われてしまいそうですからね。


ところが、そんな時、見落としやすいのがその時の「態度」。


何を話そう、どう話そう。って考えているとき、

果たして私たちはどんな「態度」をしてるでしょう?

相手のことは上の空。

会話の糸口を探して、最近読んだ雑誌の特集やYahooトピックスの話題に意識は飛んでいないでしょうか?


それって、好感持てる態度?

それとも?


たとえあなたが、楽しく時間を過ごすための話題作りに必死であったとしても、

態度を通して相手に伝わる印象が「無関心」や「無愛想」であったとしたら、

それがデートにふさわしくないことは言うまでもありません。

反面、たとえ話題が途切れて
まったく会話が続かなくても、


あなたの「態度」が、相手から見て好感度の高いものだったなら?


きっとデートは成功。次につながるチャンスは広がるはず。




また、こんなケースではどうでしょう。


仕事や友達との約束ばかり大切にして、
いつも私を優先してくれない彼。


「もっと一緒にいたい。」

と、何度話しても分かってくれない彼にイライラはマックス。

そんな時にも「態度」は重要な役割を果たします。


「もっと一緒の時間を作って」


と伝えるとき、あなたならどんな態度をとりますか?


ひょっとして、彼を遠ざける「態度」を無意識のうちに選んではいないでしょうか?

***

幸せなパートナーシップを育むうえで、「言葉」と同様に大切な「態度」。

無言のコミュニケーションツールであるそれは、

あなたが本当に伝えたい気持ちや想いを相手に届けてくれているでしょうか?


次に挙げるものは、良好な関係を築くうえで時にマイナスに作用することもある態度です。

なんだかうまく気持ちが伝わらないな、

と感じる時には案外知らないうちにこんな態度が増えるのかもしれません。


◎幸せを遠ざける「態度」


・ため息をつく
・腕を組む
・よそ見をする、目を合わせない
・うつむく、あるいは天を仰ぐ
・目を合わせない
・鼻で嗤う


鼻で嗤う、というのはそうそうないですよね?!

でも、なかにはついついやってしまいそうなものもあるのでは?


例えば、話を聞きながらの腕組みは、時に批判的な態度に映るし、よそ見は無関心に見えます。

うつむいているのは、つまらない様子にも見えるし、

天を仰ぐ態度は批判的、ため息はあきらめや呆れた様子に映ります。

どんなに言葉を選んで話をしても、批判的な態度に見えれば人は抵抗したくなるし

たとえ緊張しているだけでもつまらなそうに映ったら良い気分はしません。


視覚は聴覚の何倍も記憶に残ると言います。


パートナーの前でとる態度や仕草は、

実のところ、言葉以上に私たちの印象を決定づけているというわけです。


***

パートナーが欲しい、パートナーとより良い関係を築きたい。


そんな時には、言葉の使い方だけでなく、無言のコミュニケーションも見直してみましょう。

・目を見て話をする、話を聴く
・顔をあげ、笑顔を向ける


これらの態度は、シンプルながらパートナーシップを好転させるうえで効果的なアプローチといえます。


意識しないと忘れてしまいやすいので、身につくまでは繰り返し実践してみることをお勧めします。


ネガティブな印象は残さずに、
良いイメージを記憶に残す。


きっと、パートナーとの関係性も変わり始めるはずですから。



2014-02-22-10-02-23