リレーションシップカウンセラー * 安東 秀海

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カテゴリ: ◆秋葉のオススメ本

仕事柄といっていいのかどうか、

女性の価値観やものの見方について考えることが多いのですが、
なぜか今日はふと思い立って、男性のことを考えてみました。

少し前に、この本を読んだのも影響していると思います。

「男をこじらせる前に ~男がリアルにツライ時代の処方箋~」 /湯川玲子・著

男をこじらせる前に 



















 これ、久しぶりに出会った超オススメの一冊です。

リアルにツラい、なんてサブタイトルがついてますが、
読んでるとなるほど!と何度も膝を打ちましたよ。

だって冒頭から、

結局のところ男が現実社会で追求するのは、三つ。
「出世」 「カネ」 「女」 である。

と、本当につい最近まで、この言説は信じられてきた。

しかし現在、

出世カネ女をゲットするには、男としてけっこうな競争心と努力と根性がいるわけで、
そんな辛いことをする先の見返りが「あんまりなさそう」なら、やる気も起きないのは当然だろう。


ですもん。

現状に生きずらさを感じてる男性だけでなく、
今時男子にイライラ!なんていう女性にも是非読んでいただきたいですね。


さて、

そんなリアルにツラい現在を生きる男性についてです。
 

なんだか元気が出ない
何となく気力も湧かない

そんな感覚を感じてる男性、
近ごろ結構多いと思うんですよね。


理由はいろいろありますが、よく耳にするのは、


「仕事に頭打ち感を覚えている。」
 
「やりたいことが見つからない。」

「将来のビジョンが見えない。」
 

コレという問題があるわけではないけれど、
何だか気分が良くない。


漠然とした不安や、
焦燥感でいっぱい


そんな心の状態にあえいでいる男性が多いようです。



同僚や男友達を誘って飲みにでもいく?


確かに、心のモヤモヤを晴らす方法としてこれは定番。
新橋辺りの居酒屋に行くと毎晩元気なおじさんたちがジョッキ片手に楽しくやってたりします。

こういった場には、どこか連帯感というか、
会社員としてよく似た境遇にあるもの同士のやり場のない気持ちや、
ストレスを大声や悪い態度で発散しても許される空気感があったりします。

でも、お小遣いが減らされるいっぽうの昨今、
飲み歩くにも限界があるし、酔っぱらって帰る男性に妻や子どもたちの視線は決して温かくはありません。


では、どうするか?

ここでひとつ考えてみたいのが、
いつから男たちはこんなにも生きにくくなったのか?

ということ。


そしてこの漠然とした不安や焦燥感はいったいどこからくるのか?


そこには、

「自由」という一見、フレンドリーな顔をした、
けれど時に危険な価値観が関わっているのではないかと思うのです。


「自由」

それは多くの場合、とても素晴らしいこととして受け止められています。


けれど、


過ぎた自由は、
時に不安を呼び起こします。


例えばここに、1枚の400字詰め原稿用紙があって、
「30分以内に何でもいいからあなたの思いを綴りなさい。」

という課題が出たとします。

きっと、何を書こうか?

と題材を考えるだけで時間が過ぎてしまうでしょう。


けれど、

「30分以内にあなたの両親について思いを綴りなさい。」ではどうでしょう?

最近見た映画の感想について綴りなさい。」では?


私たちの思考というのは、
ある程度制限を加えられた方が働きが良くなるということがあります。


同じように、

自由すぎる風潮というのは、

時に私たちの心を混乱させ、思考停止を起こさせる場合があるのかもしれません。

出世もカネも女もあきらめた。。。
そんな立つ瀬がない時代の

リアルにツラい、
男性たちを混乱の中から救うのは、

ひょっとしたら、
「自由」を超えた新しい価値観なのかもしれません。


***
次回、「ジェントルマンシップと自由」 へ続きます

久しぶりに今日は、おすすめ本を一冊。


結婚生活に関する膨大な研究成果を元に、ニューヨークタイムスの女性ライターが書いた

「夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか」

をご紹介したいと思います。

「幸福な結婚生活を科学する」がテーマの本書。

まず驚くのは、パートナーシップや夫婦生活に関する研究成果の多いこと。

浮気性を解明するための遺伝子研究や、
恋に落ちた時に脳の中ではどんな変化が起こっているか?など、


いかに私たちにとって、パートナーシップが大きな関心事であるかということがよくわかります。


ちなみに、「浮気しない男はない」とまことしやかにささやかれたりすることがありますが、

アメリカ国立科学財団が実施した調査によると、実のところ浮気の経験があるのは

男性が12%、女性が7%だそうです。

案外少ないように思いますが、どう思いますか?

また、
結婚生活と健康は大いに関係があり、

結婚している人は独身者と比べて風邪にかかりにくく、がんも、関節炎も、心臓発作も比較的少ないそうです。

また、結婚生活は老後の痴呆症リスクも低下させる、なんていう研究者もいるのだそうです。

***

「夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか」タラ・パーカー=ホープ/著

⑴ よい結婚生活のために
01章 結婚の現実を知ろう
02章 結びつきの科学
03章 愛の化学反応
04章 セックスの科学
05章 結婚と健康との関係

⑵ 結婚生活に問題が生じたら
06章 あなたの結婚を科学する
07章 衝突の科学
08章 子育ての科学
09章 家事の科学
10章 結婚の経済学

⑶ 今日からできること
11章 ジェンダーによる役割と主導権争い
12章 結婚生活を長続きさせるには
13章 良い結婚の科学

***

幸せな結婚生活のための研究と考察が13章に渡って紹介されている本書。

結婚生活という極めて個人的な事象を科学的に検証することは、
問題を客観化し、有効な対策を打つ手助けになります。



例えば、夫婦ゲンカに関して紹介されているひとつの考察。

「離婚リスクが高い」と考えられる夫婦の場合、口論になると、


・しかめっ面
・無表情
・椅子に座り直す
・立ち上がって歩き回る
・軽蔑的に目を回して見せる


こうした態度が頻繁に見られるのに対し、

長期的に良好な関係を築いている夫婦の場合、

・ゆっくりとした口調で話す
・相手の目を見る
・肯定的な言葉を使う

という態度をどちらかが、または双方が取っているそうです。



ちなみに、タイトルでもある「夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか」についてですが、

男性は女性と比べると対人関係の衝突に対するストレス耐性が低く、

衝突しそうな気配を感じると、まずは心を閉ざしてガードを固めるのだそう。


つまり男は打たれ弱いってことですね。。。


このように、情緒的な問題としてとらえがちな夫婦の問題も、

客観視してみると、うまくいくのもいかないのもそれぞれ理由があることに気づきます。



紹介されている考え方や、対策のいくつかは、すでに経験的に理解していることも多いのですが、

案外、わかっているようで実践できていなかったりすることも少なくはありませんでした。


パートナーとより良い関係を築いていきたい、


そう考える私たちにとって、有用な示唆に富んだ一冊です。


是非、読んでみてください。



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「怖くて電話が取れません」

職場の後輩から、こんな相談を受けたことがあります。

営業サポートを担当する彼女は少し前にお客様にキツく叱られたことがあり、それ以来

また失敗したらどうしよう、
叱られたらどうしよう、と

心配のあまり電話を取ることができなくなってしまったようでした。

私たちには時として、他人から見れば「何で?」と思うようなことが怖くなったり、心配でならないということがあります。

「仕事に失敗は付き物、心配しないでまずはやってみれば?」と先輩にアドバイスされても不安は消えないし、怖さも無くならない。

頭では分かっていても心配に心が潰されそうな時というのが私たちにはあります。

今日は、そんな風に生きていくことが心配で心配でしょうななかった男の人生を垣間見ることができる一冊をご紹介したいと思います。

超ネガティブで心配性な作家・カフカの人生を考察した「絶望名人 カフカの人生論」です。

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将来にむかって歩くことは、
ぼくにはできません。

将来にむかってつまづくこと、
これはできます。

いちばんうまくできるのは、
倒れたままでいることです。

「絶望名人 カフカの人生論」(頭木弘樹・編/飛鳥新社)より


超ネガティブ!

しかもこれ、恋人に宛てたラブレターの一文だそうです。

普通、恋人に送る手紙にこんなネガティブな事は書かないものだと思うのですが、

これでも精一杯、「うまく自分ができること」を恋人に伝えているということでしょうか。

こんな手紙もあります。


ミルクのコップを
口のところに持ちあげるのさえ
怖くなります。

そのコップが、
目の前で砕け散り、
破片が顔に飛んでくることも、
起きないとは限らないからです。


失敗を恐れる気持ちというのは、私たちの心に組み込まれたアラート機能のようなものです。

無茶をして危ない目にあったり、無警戒に危険を冒したりしないように私たちに歯止めを掛けてくれる大切な役割を担っています。


他人から見ると些細なことや、取るに足らないことでも、心のアラートは本人仕様。

当の本人にとっては一大事です。

コップが目の前で砕け散る可能性なんて殆どない、と笑うのは簡単ですが、一旦鳴りはじめた心のアラートは容易には止まらないから厄介なのです。

そんな、超のつく心配性でネガティブ思考のカフカですが、読んでるこちらまで気分が暗くなるか、というと意外とそうでもないのです。

一貫したネガティブな発想に、笑える。
時には爽快感さえ感じるから不思議です。

ポジティブで前向きなことが重要だとされる風潮の中でこの感覚はとても貴重だと思います。

私たちはどこかで、できない自分、格好悪い自分を見せないよう、精一杯意地を張って生きているところがあります。

弱音を飲み込み、自信のあるフリをしてしまうところがあります。

ところが、カフカはそんなことを一切しない。

たとえ人生に絶望しても、ネガティブな自分を否定することなく曝け出す。

ネガティブであることにポジティブ(肯定的)とでもいえるでしょうか。

ちょっと疲れた時、
がんばっても元気がでない時、

ポジティブシンキングがウザい、
と感じる時、

カフカの生き方が
元気をくれるかもしれません。


ぜひ、読んでみてください。

お金が時に、自分の価値を計る物差しになってしまうこともある、というお話をしました。

いっぽう、若い世代を中心にお金はお金、生きていくためには必要だけれど、稼ぎの多少より好きなことを仕事にしていきたいという考え方を持った人も増えています。
以前、「秋葉のオススメ本」でも取り上げた「イタリア人の働き方」には、他人からの評価なんて気にせずに人生を楽しむことに価値を置いたイタリア人の姿が紹介されています。

例えば、まえがきのエピソードからひとつ。

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元旦の明け方アップしたブログに書いた『スタバの福袋』、
行ってきましたよ五反田、ゲットしてきましたよ2個も。

気合入れてオープン30分前に到着したらなんと一番乗り。
妻と二人、「誰もいないね。。」と外のテーブルで待ってたら店員さんがドリップコーヒーをサービスしてくれました。

Evernote Camera Roll 20130101 120453


さすがスターバックス。
お正月から気分のいい時間を過ごさせてもらいました。

ありがとうスタバ。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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秀逸なサービスで定評のあるスターバックス。
今日はその成功の源に流れている原則を説いた一冊をご紹介したいと思います。

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