◆樋掛豪

◇こちらは心理カウンセラー達が作る癒し系サイト「カウンセリングサービス」のカウンセラーのプロフィールページです。

カウンセリングサービス所属カウンセラー。
樋掛豪(ひがけたけし) 東京地区担当

両親の離婚をきっかけに、人間心理の疑問について考え始める。 三兄妹の長男。
心理的要因や現実的側面、家族関係や恋愛観、過去の傷や未来の目標など、多角的な視点から問題解決に取り組む。
今より少しでも良い人間関係、なりたい自分、楽しく安心できる生活を目指すカウンセリングを信条としている。
様々な業種に携わった経験から、就職、転職、職場の人間関係等の相談も多くこなす。

慢性的な不安や焦り、倦怠感や欠乏感など、漠然とした言葉に出来ないような感情を扱う事も得意としており、「話しているうちに、考えがまとまった」「考え方の方向性が見えてきた」「不安だった気持ちが、軽くなった」等の声も多い。

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6月3日(土)東京 スペシャルワークショップのご案内

みなさんこんにちは。今回は6月3日のワークショップのご案内です。
私、樋掛もゲストカウンセラーとして参加させていただきます。

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「手放す」という言葉は、心理学やカウンセリングの中でよく登場する言葉なのですが、この言葉は少々理解が難しかったり、誤解をしやすい言葉だったりします。

というのも、「手放す」と聞くと、「何かをあきらめましょう」とか「捨てましょう」と言われているように感じたり、難しそうだなぁとか、ネガティブな印象を持ってしまう事もあるようです。


一言で説明するのは難しいですが、手放すとは「自由になる」「楽になる」事だと思ってみて下さい。
私たちが何かを手放せないと感じている時、それは何かに「とらわれている」状態だという事ができます。

手放せないモノは人によって様々で、恋愛だったり、仕事だったり、自分に与えたルールだったり、様々です。
しかし、どんなモノであっても、「手放せない」と感じている時、それは楽しい状態ではありません。

これがなくなったらどうしようとか、こうでなければ幸せになれないとか。
「手放せない」とか「手放してはいけない」と感じている状態は、すでに苦しい状態なわけです。



つまり、「手放す」というのは、「大事にしているモノを手放す」のではなく、
「これがなくなったらどうしよう」とか「幸せになれない」とか、そっちの苦しさを手放していくという事になるわけですね。
そして当然、苦しさがなくなって自由になっても、何かをなくしてしまう訳ではありません。


みなさんが今現在感じている問題は、どのようなものでしょうか。それは、何を手放せないでいるからでしょうか。
是非、手放して、自由で楽に生きる許可を出してみて欲しいと思います。


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二枠目は野村香英カウンセラーの、「自分を責めるのは今日で終わり!~愛される私へシフトチェンジ~」です。

自分を責めるのは、ツライものです。全然楽しくありませんし、自分も他人も、誰も幸せになりません。
しかも、「自分でやっている事」なので、終わりがないのです。「これぐらいで十分だ」というのが無く、いくらでも自分を責める事ができてしまいます。

しかし、そうは言っても、この「自分を責める事」は、なかなかやめる事が難しいものです。
好きでやっているわけではありませんし、特に我々日本人は真面目なのか、勤勉さであるのか、この「自分を責める事」にとらわれてしまう事が非常に多いようです。


自分を責めてしまっている時は、ツライばかりでなく、恋愛もうまくいかなくなってしまいます。
なぜなら、このツラさが相手にも伝わってしまったり、「自分ではこの人を幸せにしてあげられないのでは」とか、「自分がダメだからあの人はツラそうなのでは」と感じてしまい、2人そろって落ち込んでしまったりします。

とは言え、自分を責める事は「クセになってしまっている」事が多いので、責めないようにしよう、と思ってもなかなか変わる事ができません。
そんな時は、「クセを治していく」とか、「新しいクセを作っていく」事が必要になってきます。

自分を責めるのは、今日で終わり!にしていきたいものです。是非、いらしてみて下さいね。


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三枠目、「恋愛カウンセラーが見つけた、恋がうまくいくたった1つの方法」は、沼田みえ子カウンセラー、森川陽介カウンセラーのコラボレーション企画になります。

どうすれば、恋愛がうまくいくのか。
カウンセリングの相談で最も多い案件ですし、人類の永遠のテーマと言ってもいいかも知れませんね。みなさんも興味があるのではないでしょうか。


恋愛がうまくいかない要因は様々ですが、大きな原因として、「男女の違い」というものがあります。
最近でこそ、男性と女性は色々な事が違っているという事が少しずつ認知されてきましたが、まだまだ知られていない事も多いようです。

そして、「知らない事」に直面した時、多くの人は「知っている範囲で考えよう」としてしまう事が非常に多いです。
つまり、「よく分からないけど、多分こういう事なはずだ」という風に、自分の納得できる答えを無理やりに作ってしまうのです。

しかも残念な事に、出てくる答えはほとんどが「私の事を愛していないからこうなったんだ」という答えになります。
事実かどうかとはほとんど無関係に、相手が何を言ったとしても、「私を愛していないからだ」というのが一番納得できる答えだと感じてしまうのです。「それ以外ありえない」とすら思ったりもします。


実際には貴方を愛している人にも、こんな風な誤解をしてしまったら、もったいないと思いますよね。
そんな事にならないためには、男女の違いや性質の違いを正しく理解していく事が近道になります。

そしてその為には、男性と女性、両方のカウンセラーの意見が聞けたら、もっと納得できて実感が得られそうですね。
今回のように、男女両方のカウンセラーの意見が聞ける場面は、なかなか貴重な機会だと思います。


しかも、今回の「恋がうまくいくたった1つの方法」は、お二人の意見が一致したそうです。
男性と女性、両方の意見が一致したという事は、その方法は真実だと見て間違いなさそうです。
それは一体、どんな方法なのでしょうか。

恋愛に興味がある方、今の恋愛をもっと成功させたい方、あるいは「そんな方法あるわけないよ」と思う方も。
是非、どんな方法か聞きに来てみて下さいね。


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今回の3つの講座は、いずれも「恋愛・結婚」などに関係したものですが、4人のカウンセラー全員が既婚者です。
それも、「ずっとうまくいっている人」ではなく、全員がうまくいかない時期や、数々の困難を乗り越えて、現在は幸せなパートナーシップを手に入れている人ばかりです。

「最初からずっとうまくいっている人」は、それが当たり前なので、「どうして自分は幸せになれたのか」という理由はわかりません。
しかし、「最初はうまくいかなかったけど、こうしたらうまくいくようになった」という人は、その方法を知っている訳ですね。

しかも、「私の場合はこうだった」というだけではなく、カウンセラーとして様々な相談を解決していく中で、「やっぱりここが重要なんだ。私以外の人も、こうすれば必ずうまくいくんだ」という方法を知っている訳です。心強いですね。


ですが、「必ずうまくいく方法」があったとしても、それを信じられるかどうか、あるいは実行できるかどうかも重要です。
「本当にそれでうまくいくの??」と感じてしまったり、「わかっていても、なかなか実行できない」となってしまうと、せっかくの方法も効果がありません。

そうならない為には、自分に向いている方法や、信じられる方法を見つけていく必要があります。
一人のカウンセラーの一人の方法だけでなく、沢山のカウンセラーの沢山の方法を聞ける場面は、問題解決の宝庫と言えるでしょう。

お気に入りのカウンセラーだけでなく、3講座通して参加してみませんか。
2講座以上参加されると割引も適用されるので、大変オススメです。
是非、様々な方法を聞いて、みなさんの人生のお役に立てていただければ幸いに思います。


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6月3日(土)東京スペシャルワークショップ


交通:JR田町駅より徒歩7分


13:30~15:30 やなぎあこ
「手放すとよりよいものがやってくる ~幸せな恋愛、結婚のために~」

16:00~18:00 野村香英
「自分を責めるのは今日で終わり! 〜愛される私へシフトチェンジ〜」

18:30~20:00 沼田みえ子森川陽介
「 恋愛カウンセラーが見つけた、恋が上手くいくたった1つの方法」 

ゲストカウンセラー
松尾たか 大みぞなおみ 樋掛豪

※料金について※
2本以上参加される方には通常1本あたり3,240円のところ割引料金を適用いたします。

1本・・・¥3,240-
2本・・・¥5,940-
3本・・・¥8,640-

受講料は当日現金にてお支払いください。
その際どのワークショップを受講されるのかを受付でお伝えください。  
なお、2歳未満のお子様は無料です。

※お申し込みについて※
下記フォームよりご希望のワークショップを「1本ずつ」お申し込みください。

お申込みはこちら >>>   
 


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みなさんのお越しを、お待ちしていますね。

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「不安」との付き合い方

コミュニケーションを上手に行っていく際に、感情との向き合い方はとても重要です。

たとえば「怒り」なんかは激しい感情なので、怒っている相手とのコミュニケーションは難しいですし、自分が怒っている時もうまく気持ちを伝える事は難しくなります。

一方、怒りほどの激しさは無いですが、地味にやっかいな感情の一つに「不安」があります。
この感情もまた、日常の中で感じる場面の多い感情なのですが、他の感情とくらべて気が付きにくかったり、慢性的に感じていると、不安が当たり前のようになってしまったりする事が多いのが特徴です。

今回は、ちょっと厄介な「不安」という感情について考えてみたいと思います。


***


一般的に、不安とはどのような感情とされているでしょうか。

大事なテストや会議の前に不安になるとか、彼からのメールが来なくて不安になるとか、色々な場面で出てきやすい感情ですね。
「心配」と似ている部分もありそうですが、ネガティブな感情であることは間違いなさそうです。
不安はこのように、「何かイヤな事とか、心配な事が起きた時に出てくる感情である」と考えられているようです。

しかし、同じような状況に直面しても、全然平気な人もいますし、場面によって感じたり感じなかったりする事もあるようです。
重要な会議なのに何故か平気な気持ちでいられる事もあったりしますし、反対に全然重要でない場面でもなぜか不安になってしまうような事も時にはあります。
あるいは、ある人に対しては返事が無くても気にならないのに、別の人の場合はすごく気になってしまったりと、「不安」は神出鬼没なところがあるようです。


何故このような事が起こるかというと、「不安」とは外からくるものだけではなく、内側からも勝手に出てくるようなのです。
もう少し詳しく言えば、「内側にある不安」に、「外側からの不安」が刺激を与えて、不安が発生する・・・、と言ってもいいかも知れません。

つまり、「内側にある不安」が小さい人は、外側から「不安の刺激」を受けても、「これぐらい大丈夫だよ」と平気でいられる事が多いようです。
反対に、「内側にある不安」が大きい人は、ちょっとした刺激でもすぐに不安を感じやすくなってしまう、という仕組みがあるようなのです。

周囲の人に、「心配性だなぁ」とか「気にしすぎだよ」と言われやすい人は、「ひょっとすると、私は内側にある不安が大きいのかもしれないぞ」と意識してみてもいいかも知れません。


では次に、この「内側にある不安」は、どのようにして作られたのでしょうか。
元々の不安が大きい人と、小さい人は、どのような部分が違っているのでしょうか。

これは、簡単に言ってしまうと、「今までの人生の蓄積」だという事ができます。

たとえば、先程の「彼からのメールが遅くて不安になる」という例でいえば、「今までに楽しい恋愛が多かった人」は、このような状況でも不安になる度合いはそんなに大きくない事が多いです。
「仕事で疲れてるんだろうな」とか「まぁ、大丈夫でしょ」と、あまり深刻に考える事は少なかったりします。

反対に、「今までに不安になる恋愛が多かった人」は、このような状況でもすごく不安になってしまう事があります。
「何か事故にでもあったのではないか」とか、「私の事をもう好きではなくなったんじゃないか」と、深刻に考えてしまう事も多かったりします。

つまり、「今の現実を見ていて感じた事」よりも、「今までの経験から感じる事」の方が、ずっと大きく影響してしまうのです。
元々の不安が大きすぎる場合には、「現実には何も起きていないのに不安になる」という事すらあったりします。


更に困った事には、この「元々自分の中にある不安」は、気が付いていないと、「現実を見て不安になった」と勘違いしてしまう事が非常に多いのです。
もちろん、現実から受けている影響もゼロではないのですが、自分の中にある不安が大きいと、何を見ても結局不安になってしまうのです。

彼からのメールが遅いから不安になった、と感じる人は、メールが早く来れば安心できるかというと、その一瞬は安心するのですが、すぐにまた別の事が不安になってきてしまう事があります。
「私が急かしたから早く返しただけで、本当は私の事嫌いなんじゃないか」とか、すぐにまた次の不安が出てきてしまったり、時には「自分から不安を探しに行ってしまう」事すらあったりします。

自分から探してしまうと、いくらでも「不安」をみつける事ができてしまいますから、彼の携帯を見てみたり、ネットで情報を調べてみたり、キリがなくなってしまいます。
そして、どこまでやっても「安心」が手に入る事はありません。慢性的な不安は「単なるクセのようなもの」なので、もはや根拠は無くても感じてしまっているものだからです。


***


では、そんな厄介な「不安」をどう扱っていけばよいでしょうか。
まず大事な事は、不安は「自分の内側から勝手に出てくるものなんだ」と一応覚えておく事です。

これは特に、メールやラインなどの「離れている時のコミュニケーション」の時に重要で、実際に相手が見えていない時は、相手がいる時よりも内側にあるものが大きく影響しやすいです。

会っていれば、相手の様子や笑顔などが見れて安心できる場合でも、離れていると自分の中にある感情が大きく影響するので、何故か不安が沸き上がってきてしまう事はよくあります。
「この不安は、私が勝手に感じているだけなのかも知れないな」と、頭の中だけでも思ってみてほしいと思います。


次に、「不安はクセになっている」事が多いので、「クセをなおしていく」事も必要になってきます。
これは、「自分を癒す」という風に表現したりもしますが、大げさに考えなくても、クセがなおると不安はだんだん減っていきます。

たとえば、不安を感じてしまった時に、こんな風なエクササイズをしてみてほしいと思います。

1・不安のイメージを具体的にする。
色とか形とか、質感とか場所とか、なんとなくでいいので不安を形にしてみます。

2・その不安のイメージを、変えていく。
色を変えたり、大きさを変えたり。消してしまえたら理想的です。

3・今度は安心のイメージを作ってみる。
自分にとって安心できる色とか質感を作って、じっくり感じてみます。

最初は慣れないかもしれませんが、うまくいくと、不安のイメージが変わっていったり、不安を思い出せなくなっていったりします。
何度もやっていると、体質が変わってきて、不安を感じにくい体質を作っていく事も可能です。
わからない人や興味がある人は、是非プロのカウンセラーに相談してみて下さいね。


***


不安はもともと、私たちが危険などを察知する為に必要な感情だったのかも知れません。
しかし、現在では必要のない場面で不安に苦しめられてしまう事の方が多いように思います。
「単なるクセ」に人生を振り回されてしまうのはもったいないですから、是非この「不安グセ」を解消して、快適なコミュニケーションを取れるようになってみてほしいと思います。

「相手の気持ちを考える」のは難しい。

子供の頃、幼稚園の先生や両親に「自分がされて嫌な事は、人にもしちゃいけません」とか「相手の気持ちになって考えましょう」と言われたことはないでしょうか。
私も友達や兄弟とケンカをした時など、たびたび言われた事があったように思います。

この、「自分がされて嫌な事は、人にもしない」というのは、シンプルですがとても大事な教えではあります。
空手家の大山倍達という人の言葉で、「自分が殴られた経験のある人は、相手の痛みも理解ができる」というものがありますが、「相手も痛いだろうな」「ツライだろうな」という事を考える気持ちは、人間関係を作っていく上でもとても重要な考え方です。


これを実践していこうと思うだけでも大変素晴らしい事なのですが、困った事に、場合によってはこの考え方が当てはまらない場合も時にはあったりします。
「殴られたら痛い」とか、「意地悪をされたらツライ」とか、そのぐらいならほとんどの人に当てはまるのですが、「ある人にとっては嬉しい事も、別の人にとっては嫌な事になる」とか、その逆な場合も世の中にはあるからです。


簡単な例でいいますと、食べ物の好みなんかがわかりやすいかと思います。
あなたが「甘いものが大好き」な人であれば、甘いものをもらったら嬉しいですから、それを基準に考えると「甘いものをプレゼントしたら、喜んでくれるんじゃないか」と思いやすくなります。
しかし、相手が「甘いものが嫌い」な人であったら、あなたが良かれと思ってプレゼントしたものも、あまり嬉しくなかったり、時には迷惑になってしまう事もあったりする訳ですね。

食べ物くらいであれば、「どんなのが好きかな?」と聞いてみればわかりますが、もっと判断が難しいケースもあります。
メールをもらったら、嬉しいと感じるか、迷惑だと感じるか。内容は、どんなものなら嬉しいのか。タイミングや量は、どのぐらいが丁度よいと感じるのか。
つらい事があった時に、励まして欲しいのか、ただ話を聞いて欲しいのか、あるいは一人になりたいのか。


こういった細かい部分に関しては、人それぞれ感じ方が全然違っていますし、特に男女では大きく感じ方が違っています。
同じ人でも、ある時は嬉しいけど、別の場合には嫌な時もあったりとか、状況によって変わってくる場合もありますので、判断はなかなか難しくなってきます。

こうなってくると、「自分が嫌な事は、相手も嫌だろう」とか、「自分がされて嬉しい事は、相手も嬉しいだろう」という考えが、通じなくなってくる事もよくあります。
「私がこんなにしてあげたのに、なんで喜んでくれないんだ!」とか、「信頼してたのに、なんでそんなひどい事をするんだ!」と感じる事もあるかもしれません。

しかし、感じ方がそれぞれ違っているという事は、「こんなにしてあげた」と感じている事も、相手にとっては全然嬉しくない事な場合があります。
反対に、「ひどい事をされた」と感じた時も、相手は全然悪気なくやっている場合もよくあります。

こんな風に、人はついつい「自分がこう感じるから、相手もそうだろう」と、自分を基準に考えてしまいやすい傾向にあります。
しかしここで、「相手は全然違っているかもしれないから、相手を基準に考えてみよう」という考え方は、大変難しいですが、うまく使っていけると、人間関係が格段にラクになっていきます。
無理をする必要はないですが、もっと良い人間関係を作っていきたいと感じる人は、是非取り組んでみてほしいと思います。


***


「相手の気持ちを考える」時にまず気を付けたい所は、「違っているのが当たり前」という前提です。
私たちは育った環境も違えば、歩んできた人生も違いますし、性別が違うと感じ方や脳の構造まで違っていますから、「同じ風に感じる方が珍しいぐらいだ」という前提をもっていると、大分余裕をもって相手を観察しやすくなります。

この考え方ができると、「私はこういう風にされると嬉しいけど、相手はどういう風にされたら嬉しい人なのかな?」という事を観察していく事ができるので、「こうされたら嬉しいはずだ!」と思っている時よりも、間違いは格段に少なくなっていきます。


また、「違っているという前提」があると、たとえば嫌な事をされてしまった時も、「この人にとっては、これが普通なのかも」「意地悪でやっている訳では、ないのかも」という風に、余裕を持って受け止める事も、多少はしやすくなっていきます。

これは特に、異性との関係の時には重要で、あなたがすごく嫌だと感じる事も、相手にとっては全く気にならない事だったりする場合はとても多いです。
「私が嫌いだからに違いない」と思わずに、「なんでこの人はこういう行動を取るんだろうなぁ。どういう理由でやっているんだろうなぁ」というぐらいに考えられると、嫌な思いをしたり傷つくことも、少しずつ減らしていく事が出来るようになります。


・・・とは言え、この「相手の気持ちを考える」という事は、「余裕がある時には考えてみる」というぐらいにしておいた方が賢明です。
人間は頭では分かっていても、余裕のない時には、どんなに簡単な事も出来ない場合もあるからです。
ただでさえ、とても難しい事をやろうとしている訳ですから、「できたらいいな」ぐらいに考えるようにしてみて下さいね。


相手の気持ちを考えるという行為は、試行錯誤の連続になりますから、余裕が無いとなかなか出来る事ではありません。
たとえば冒頭の「食べ物の好み」ぐらいの話であっても、「甘いものは好きだけど、甘すぎるのは好きじゃない」とか、「こっちの甘いのは好きだけど、こっちのやつは好きじゃない」とか、細かい好みは人それぞれ違っていますから、相手の喜ぶ事を探していくのもなかなか簡単ではありません。
ましてや、自分が全然興味のない分野であれば、「なんでそんなのが好きなのか、全然わからないよ」と感じる事が多いかと思います。

しかし、もしうまく相手の好きなものや、やって欲しい事を見つけられた時には、相手は「私の事を本当によく理解してくれているなぁ!」と大変嬉しく感じられますので、あなたにとって大事な人に対しては、諦めずに挑戦してみて欲しいと思います。


人はついつい、「自分の好きなものを、相手にも好きになってほしい」「自分がおいしいと思うものを、相手にもおいしいと感じてほしい」と思いますが、実際はそれぞれが違っていますので、なかなかうまくいかない事が多いです。
しかし、「違っているという前提」がある程度受け入れられると、「私はコレは全然好きじゃないけど、あの人はコレが好きみたいだから、コレをやってあげよう」という風に、「相手の立場」に立って考える事もできるようになっていきます。

慣れてくると、「相手にもっと喜んでほしいので、もっと相手の感じている事を知りたい」「もっと細かく、何が好きで、何が嫌いかを知りたい」という気持ちになれる事もあります。
そうすると、ますます相手の事をよく観察したり、どんな時に喜んでいたか、どんな時には喜んでいなかったかを、上手に見極める事ができるようになっていきます。


一見難しそうですが、ちょっとの心の余裕と、「どんな風に違うかな?」という目線があれば、決して不可能な事ではありません。
もし皆さんがもっと仲良くなりたい人や、大事な人がいるのであれば、「違っているという前提」を忘れないように気を付けてみて下さいね。


完璧主義のワナとは?

心理学の専門用語、という訳ではないのですが、この「完璧主義」というのはなかなか厄介なものです。
これにハマってしまうと、人生は大変生きづらくなり、何事も楽しめなくなってしまうのですが、恐ろしい事には「完璧主義」にハマっている状態の時には、その事に気が付かない事が多かったりします。
そんな厄介な「完璧主義」の性質について、今回は考えてみたいと思います。


***


人間だれしも、ダメな状態よりは、良い状態がいいなと思うのは自然な心理ですよね。
テストの点数も、低いよりは高い方が嬉しいですし、100点が取れたら最高に気分がいいかと思います。
お部屋も汚いよりはキレイな方が住みやすいかと思いますし、本棚の本もキレイに整頓されていたら、わかりやすくて良さそうです。
ノートの文字も、雑なよりは丁寧な方がいい、漢字も間違えずに正しく書きたい、線も曲がらずに定規で真っすぐ引きたい・・・

と、このように、完璧主義は私たちの日常のいたる所に潜んでいて、ついうっかりハマってしまう事が非常に多かったりします。


「完璧主義にハマっているかどうか」を見極める重要なポイントとしては、「楽しんでやっているのか、そうでないのか」という部分があります。
もし、これが楽しみながらやっているのであれば「趣味」や「こだわり」にすぎないので、いくらやっても問題はありません。

「完璧主義」のツライ所は、「楽しくないのに、やらなければいけないように感じている」という部分にあります。
お部屋の片づけなども、「どうせならキレイにしたいな~」と楽しみながらやっているのであれば、何時間かけても時間の無駄とは感じないですし、自分の満足のいく出来栄えになれば「やった甲斐があった!」と満足感を感じる事ができます。

しかし、「本当は面倒だけど、片付けなくてはいけない」と思いながらやる作業は、大変しんどいものです。
しかも、ようやくキレイに片付いても、「これでやっとマトモになった」と思うだけで、嬉しさも楽しさも感じられない事がほとんどです。


完璧主義が発生する心理的な原因としては、「自分をダメだと思ってしまっている」という事が多かったりします。
物事にあまりこだわらない、大らかな性格の人は、自分をあまり否定していない事が多く、完璧主義にとらわれる事は少ないようです。
「完璧じゃなくてもいいや」とか「失敗しても大丈夫!」いう風に、「完璧でない自分」を受け入れる事がしやすい訳ですね。

しかし、自分に自信がなかったり、逆に自分に厳しすぎたりすると、「完璧でなければならない」「完璧でなければ嫌われる」と思ってしまい、他の人が全然気にしないような部分にも意識が向きすぎてしまったりします。


また、完璧主義の困った性質としては、「ほどほど」という事がないので、どこまででも追及してしまい終わりが無い状態になったり、
反対に「完璧でないのなら、やっても意味がないから、やらない」という風に、極端になってしまいがちです。
いわゆる、お部屋のお片付けが極端にニガテな人などは、実は完璧主義であったりする事が多いのです。

これは人間関係の中にも起こりやすく、「役に立たなくてはいけない」とか「良い人であらねばならない」と思ってしまい、無理な仕事を引き受けたり、人の頼みを断る事ができなくなってしまったりする事もありますし、
あるいは「ちょっとでも嫌われたら、もうダメだ」と思ってしまい、一度の失敗や衝突で人間関係を断ってしまうような事もあったりします。
これが進んでいくと、だんだんと人間ギライになってきて、最初から人と会う事が面倒に感じたり、「対人関係は苦労ばかりで疲れるから、会いたくない」という風に感じてきてしまう事もあります。

こんな風になってきますと、大変生きづらいですから、早い段階で「あれ、完璧主義にハマりかけているかも知れないぞ」と気が付いていく事が重要です。


***


では、そんな厄介な完璧主義を手放していく為には、どうすればよいのでしょうか。
なかなか難しい事ではありますが、まずは「完璧など、本当は無いんだ」という風に考えてみて欲しいと思います。

お部屋の片づけ一つ取ってみても、「完璧なお部屋とは、どんなお部屋ですか」と聞かれても、明確な答えは無いかと思います。
「キレイな状態が完璧だ」と思っても、結局すぐに散らかりますし、完璧を維持するのは実際にはほとんど不可能です。
人間関係でも、「完璧な人間関係とは、どのようなものか」と考えても、答えはなかなか出ないかと思います。
答えが無いのに、その答えを目指して頑張っているような状態ですから、ゴールに辿り着く事は永遠に無いような状態になってしまいます。


とは言え、「でもやっぱり少しでも良い状態でありたい」と思うのが人情ですので、そんな時は「完璧はムリかも知れないけど、出来た部分に目を向ける」というのはオススメです。
完璧主義の人は、多くの場合「減点法」で物事を見てしまい、「出来なかった部分」に目を向けてしまう事が多かったりします。

テストの点数でも、95点が取れても「ダメだった5点」の方に意識が向いてしまい、「なんでこんな所を間違えてしまったんだろう」という風に感じてしまう事が多くなりがちです。
「95点も取れたんだから、いいじゃないか」と思えればラクですが、なかなかそう思えないのが完璧主義のツライ所です。

そんな時は、「でもこの問題を正解できたのはすごいな」とか「以前に出来なかった部分が出来るようになったな」とか、無理やりにでも「出来た部分」に目線を向けていく事は結構重要です。
そうしていくと、次第に「出来なかった部分」ではなくて「出来た部分」を探していく目線が育っていき、何か一つでも「出来た部分」が見つけられると、それだけで少し楽しさや満足感を感じられるようにもなっていきます。


と、こんな事を言うと「そんな風に考えていたら、どんどんダメな自分になっていくのでは?」と思いがちですが、
楽しめる目線を持ったとしても、元々持っている「出来てない部分を発見する才能」は変わる訳ではありませんから、「ここがまだできていないけど、やろうかな?今はやめておこうかな?」という事を、自分で選ぶ事ができるようになるだけで、ダメになっていってしまう事はありません。

むしろ、「完璧でなくてはいけない」と思う事で沢山のエネルギーを使っていたものが、無駄使いがなくなるので、よりラクに、楽しみながら、前以上の効率で物事を進めていけるようになっていきます。


***


日本人は元々勤勉であったり、真面目であったりして、この完璧主義にとらわれてしまう事は特に多いようです。
しかし、完璧を少しでも手放す事ができると、仕事でも対人関係でも、人生をずっとラクに生きていく事ができるようになります。
最近、なんだか疲れやすいとか、苦労が多いと感じる事はないでしょうか。もしかすると、自分でも気が付かないうちに、完璧主義のワナにはまっているかも知れません。
みなさんの人生を少しでもラクにしていく為に、少しだけ力を抜いて生きてもらえると嬉しく思います。


3/4(土)東京 スペシャルワークショップのお知らせ

みなさんこんにちは。今回は、来週に開催されるスペシャルワークショップのご案内です。
私、樋掛もゲストカウンセラーとして参加させていただきます。

スペシャルワークショップは、3人のカウンセラーが同日にワークショップを開催する企画で、お好きな講座だけを受講することもできますし、3枠通して受講すると割引も適用される、大変お得なワークショップになっています。

カウンセラーによって問題の解決法や取り組み方、視点などはそれぞれ違っているので、3枠通して参加すると様々な視点から問題解決の方法を学んでいけるので、個人的には3枠通しての参加をオススメしたいと思っています。


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1枠目は、2月に産休から復帰し、ますます精力的に活動している野村香英カウンセラーが、女性が愛される為に必要な魅力の磨き方についてレクチャーしてくれます。

世の中には、何もしなくても何故か愛される女性もいれば、頑張ってもなかなか愛してもらえないと感じている女性もいますね。一体何が違っているのでしょうか?
もちろん、見た目やスタイルの違いもあるかも知れませんが、見た目が優れていなくても沢山愛されている女性も存在していますね。何か、明確な違いがあるのでしょうか?

この、女性が愛される為に必要な要素の事を、心理学では「女性性」という言葉で表現する事があります。
極端に言えば、この「女性性」さえ高める事ができれば、他がどのような状態であっても愛される女性になる事ができる・・・、と言っても過言ではないくらい、この「女性性」は重要なものです。

では、そんなに重要な「女性性」とはどのようなもので、どうすれば高めていくことができるのでしょうか。
それを今回、野村カウンセラーがみなさんに伝授してくれます。
女性と男性の心理の違いなども解説してくださるそうなので、「女心が分からない」「女性を理解したい」と感じている男性にもオススメしたい講座です。



2枠目は、過去に「自己愛」や「自己肯定感」などのワークショップを多数開催し、人間の根源的な愛や安心感を扱う事に定評のあるやなぎあこカウンセラーが、「選択の力」について教えて下さいます。

みなさんは過去にいくつもの選択をして、現在へと至っていますね。
言ってみれば、現在のみなさんの環境や状況は、過去の選択によって作られた、と表現してもよいかと思います。
そして当然、これから先にどのような人生を選んでいくかも、「選択の力」によって決めていくことができるわけですね。

しかし、選択をするのは時に勇気が必要であったり、現在の状況に慣れてしまうとなかなか選択ができなかったりする事が多いのも事実です。

では、どうすればもっとラクに、自由に選択をしてく事ができるようになるのでしょうか?
それを、やなぎカウンセラーが皆さんに、実習を交えながら体感させてくれます。
このワークショップに参加してみよう、というのも一つの「選択」ですね。是非、みなさんの選択の力を高めていただきたいと思います。



3枠目は、世界の様々な国や危険地帯を渡り歩いた異色の経歴を持つ土肥幸司カウンセラーが、日本人が陥りやすい「完璧主義」を手放していく方法について教えてくれます。

人間、誰しも悪いよりは良い状態でありたいと思いますし、できれば完璧にできたら気分が良いだろうと思いますね。
しかし、実際には完璧になにかをやる事は大変難しいですし、できない事がほとんどです。

ですが困った事に、この「完璧にやらなければいけない」という事がクセになってしまい、「完璧でなければ愛されない」「完璧でなければ意味がない」と感じてしまう事が大変多かったりします。
実際にはそこそこ出来ていても、この完璧主義にとらわれてしまうと、大変生きづらく、人生を楽しめなくなってしまうのです。

では、そんな厄介な完璧主義を、少しでも緩めていく、ラクになっていくにはどうすればよいのでしょうか。
その方法を、「実は自分自身も完璧主義だ」と言う土肥カウンセラーが、みなさんに丁寧にレクチャーしてくれます。
人生にしんどさや、生きにくさを感じてしまっている方、なんだか疲れやすいという方などには特にオススメしたいワークショップです。


***


今回の3つの講座の内容は、どれもがみなさんの人生をラクに、自由にしていくために役立ってくれる内容ですが、「どの方法が自分に向いているか?」については個人差があります。

なかなか愛されないと感じていても、「完璧でなくていいんだ」と感じられれば、苦しさはずっと少なくなります。
完璧主義を手放せなくても、上手な選択ができれば、人生はずっと楽になっていけそうです。
選択がニガテであっても、女性として愛されるようになれば、選択の必要もなくなってくるかも知れません。

みなさんが人生を良くしていく為の方法は、1つではありませんし、みなさんが「コレだ!」と感じているものとは、全く別の角度から解決していく事もあります。
もしよろしければ、今回のワークショップを機会に、人生をラクに生きていく方法を色々な角度から体験してみて下さいね。


***


3月4日(土)スペシャルワークショップデー 

会 場:
 三田・機械工具会館 3F 第1会議室
交 通: JR田町駅徒歩7分、都営三田線三田駅徒歩7分、都営浅草線三田駅徒歩5分

13:30~15:30 (1)野村香英
 
18:30~20:30 (3)土肥幸司

ゲストカウンセラー: 三枝 みき沼田 みえ子、樋掛豪

※料金について※
2本以上参加される方には通常1本あたり3,240円のところ割引料金を適用いたします。

1本・・・¥3,240- 2本・・・¥5,940- 3本・・・¥8,640-

受講料は当日現金にてお支払いください。
その際、どのワークショップを受講されるのかを受付でお伝えください。  
なお、2歳未満のお子様は無料です。

※お申し込みについて※
下記フォームよりご希望のワークショップを「1本ずつ」お申し込みください。

 <<お申し込みはこちらから



みなさんのお越しを、お待ちしていますね。

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