◆樋掛豪

◇こちらは心理カウンセラー達が作る癒し系サイト「カウンセリングサービス」のカウンセラーのプロフィールページです。

カウンセリングサービス所属カウンセラー。
樋掛豪(ひがけたけし) 東京地区担当

両親の離婚をきっかけに、人間心理の疑問について考え始める。 三兄妹の長男。
心理的要因や現実的側面、家族関係や恋愛観、過去の傷や未来の目標など、多角的な視点から問題解決に取り組む。
今より少しでも良い人間関係、なりたい自分、楽しく安心できる生活を目指すカウンセリングを信条としている。
様々な業種に携わった経験から、就職、転職、職場の人間関係等の相談も多くこなす。

慢性的な不安や焦り、倦怠感や欠乏感など、漠然とした言葉に出来ないような感情を扱う事も得意としており、「話しているうちに、考えがまとまった」「考え方の方向性が見えてきた」「不安だった気持ちが、軽くなった」等の声も多い。

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メールやラインの使いかた注意点

以前も同じテーマで書いた事がありますが、改めて今回は文章でのコミュニケーションの難しさについて書いてみたいと思います。
結論から言うと、「文章のコミュニケーションは実際に会った時の会話の10%くらいの情報量しかなく、残りの90%はほとんど想像になってしまうので、あまりアテにしない方がいいですよ」という話です。

これだけで終わってもいいくらいなのですが、今回改めてこの話をしようと思ったのは、マッチングアプリなどの普及によって文字でのコミュニケーションから始まる関係性がここ何年か増えてきているようで、それに伴って新たな誤解やトラブルが増えている様子だからです。

少し前まではメールアドレスやラインを交換するのは既に会った事のある家族や友達などが多かったので、多少内容が適当であったとしても、本人を知っているのでそこまで誤解が大きくなる事は少なかったようです。

あるいは、すでに十分な信頼関係ができている間柄の人とメールなどをする時は、どちらかというと日常のささいな出来事の報告だったり、待ち合わせ時間の確認だったり、それほど「長い内容や大事な内容」のものが少ないので、トラブルが発生しにくいという要素もあります。
「そもそも、お互いにそんなに真剣にやってないから、トラブルにならない」という言い方もできます。これは非常に重要なポイントだと思います。


しかし、メールやラインなどで関係性を構築したり、これから仲良くなっていこうという人と、文章のツールで信頼関係や親密感を作っていくのはそもそも難しく、仮に相手が誠実な人であったとしても(誠実でなければ尚更ですが)、誤解やトラブルは大きくなってしまいやすいです。

たとえば、返事が返ってくるまでの早さだとか、既読がついたとかつかないとか、「既読がついたのに返事がない」とか、こういった事はトラブルになりやすいですが、これが気になってしまう人というのは大抵の場合、「私の事が大事じゃないから返事がないんだ」という解釈をしている事が多いです。

返事が返ってこない理由は無数にあって、中には大した理由でない事も多いです。「うっかりしていた」とか「後で返事を書こうと思って忘れていた」とか「忙しくて返せなかった」とか、そういう事は誠実な人であってもゼロにはなりません。そのぐらいの事は、日常に沢山起こりうる事だからです。

しかし、こういった事がある度に「私が大事じゃないから返事がこないんだ」とか、「私の事が大事だったら忘れないはず」という風に結び付けて解釈をしてしまうと、それが事実であったとしても、そうでなかったとしても、どちらにしても嫌な気分になってしまいますね。

そして、「私を嫌な気分にさせた人」とは仲良くなりたいと思わないですから、関係性はうまくいきにくくなってしまいます。こういう事が、約束を守らない人とか嘘をつく人が相手の時だけでなく、本来誠実な人との間にも起こるとしたら、「誰が相手でもうまくいかない」という事にもなりかねないので、十分に気を付けてほしいです。「メールやラインの返事が遅いのは、誰にでもある事で、私のせいではない」と割り切っていくぐらいがオススメです。


そして更に、状況をもっと混乱させる大きな要因が1つあり、これが組み合わさると、もう訳が分からなくなってしまいます。
その要因とは、「恋愛がある程度進むと、好き嫌いに関係なく抵抗感が出て、返事がこなくなる人が一定数いる」という事です。

ここだけでもブログが書けるくらい長い話になるので詳しくは割愛しますが、結論だけ言うと、「たとえお互いに好き同士だったとしても、途中から急に返事が来なくなったり、しばらくするとまた返事が来たり、そういう変な動きをする人が一定数いるので、そういう事があっても落ち込まないように気をつけましょう」というお話です。

「そんな人がいる訳ない」とか「そんな人とは出会った事がない」という人は、ラッキーなので良かったですが、実際にこういう相談は非常に多いです。一日に何件も同じような相談があったりするぐらい多いです。

そりゃあ、つい何日か前までお互いに好き同士で楽しくやっていた人から急に連絡が来なくなったら、誰だって慌てるし、「何故なんだろう?」と考えると思います。しかもそれが、特に何の理由もなく、解決するのも難しいので、「運が悪かったと思って諦めて下さい」と言われたら、なかなか納得はできないかと思います。

しかし、運が悪かったと思うしか無いぐらいこういう事は多く、下手をすると何年も同じような人に振り回されたり、何回も同じようなパターンが起こったりするので、それだけは避けたい所です。
ネットやオンラインでの関係性は特に、怖くなって逃げてしまったりする事がしやすい環境なので、一度だけのドタキャンくらいだったらまだしも、何度も同じような事があるようだったら「この人はダメそうだな」と早めに見切りをつける事も必要です。

そして、最もオススメしたい事は、「最初からそういう人かも知れないから、ある程度の関係になるまではあまり期待しすぎないようにしよう」と、少し気楽に構えておく事です。
「やっと運命の人と出会えた!」と思った直後に逃げられて(もしくは避けられて)しまったら、ダメージが大きいかと思います。しかし、「もうそろそろ、関係性が近くなってきたから、何かトラブルが起こりそうな時期だけど、大丈夫かな?ここを乗り越えられるかな?」と事前に予測できれば、大きなダメージを受ける事も回避しやすいかと思います。


今回、少しネガティブな側面を多く語ってしまいましたが、メールやラインも使い方次第ではとても役に立つのはご存知の通りです。日時の確認とか、ちょっとした連絡とか、仕事関係に使うにはとても優秀なツールかと思います。

しかし、恋愛に向いているか、しかもまだ出会って日が浅い人との関係構築に向いているかと言われると、「向いてないと思う」と言わざるを得ません。
そして、「向いてないと分かっていながら使う場合」というのは、事前にミスやトラブルが起こるのはもう当たり前だと思って、ある程度覚悟して使っていくか、トラブルに耐えられるぐらい強いメンタルを持っていないのなら、使うのを控えるのも一つの方法です。

せっかくの便利な道具も、使い方を間違えると振り回されたりケガをしたりするので、あまり深刻にならずに気軽に考えていく事をオススメします。ぜひ、上手に便利に扱えるようになってほしいと思います。

価値観の違いを尊重する?

よく、「人は分かり合える生き物だ」みたいな言葉があったりしますが、みなさんはどう思うでしょうか?
もちろん、仲良しの友達などと愉快に話せて、「分かり合えたなぁ!」と感じる事もあれば、会話がうまくいかずに口論になったり、価値観が合わずに離婚したり、様々なケースがありますね。

私も、できれば「人は分かり合える生き物」であって欲しいとは思いますが、実際なかなかうまくいかない事もあるようです。
私たちが「分かり合えていない」と感じる時、どんな事が起こっているのでしょうか?どうすればうまくいくでしょうか。
今回は、その辺りをちょっと考えてみようと思います。




まず大前提として、私たちはそれぞれ持っている価値観が違います。
価値観とは、「何を大事だと思うか」という意味ですね。ある人にとっては大事な事が、他の人にとってはそうでなかったりする、という事がよくあります。

これは、国や文化の違いを考えると分かりやすいかも知れません。
私たち日本人が海外の文化や習慣などを見た時に、その価値観の違いに驚く事も多々あるかと思います。
しかし、外国人のお友達とも問題なく仲良くなれる人もいるのは、「価値観が違う」という事をちゃんと理解して、それを尊重する事ができた場合です。

たとえば宗教の違いがあったりすると、食べれる物、食べてはいけない物の種類なども違ってきたりしますね。
もしそれを尊重するなら、行くレストランを選んだりもできますが、「えー、そんな習慣意味ないじゃん」とか「国が違うんだからこの国の文化に合わせろ」とか言い出したら、ケンカになってしまうかも知れません。

こんな風に、価値観の違いは「それを尊重できれば分かり合えるけど、否定したり、無理やり合わさせようとすると分かり合えない」という事が言えるかと思います。


しかし、外国の人や違う宗教の人とも分かり合えたりする一方で、同じ国の人、それどころか親子や兄弟、恋人であっても分かり合えない事もありますね。
どうしてこんな事が起こるのでしょうか?

大きな理由としては、関係性が近くなればなるほど「価値観の違い」というのは大きく見えて、尊重しにくくなってしまう事が多いです。
価値観を尊重できないという事は、「私と同じ考えでないと駄目だ」という事になります。


たとえば、親が子供の仕事とか結婚相手に反対したりする場面で、「お前のためを思って言ってるんだ!」という言葉が出たりしますが、これも価値観の違いから起きやすい問題です。
「自分の大事な子供に幸せになって欲しい」と思うのは良いのですが、「どうなるのが幸せか」というのはそれぞれ違いますし、「どういう仕事をしたいか」も違えば、「どんな人を好きになるか」も違いますね。当たり前の事のはずなのですが、距離感が近いとそんな事も忘れてしまいがちです。

「自分が思うようなやり方で幸せになって欲しい」とか、「自分から見ても幸せに見える状態の幸せでないと駄目だ」と思ってしまうと、価値観を尊重できなくなってしまいます。
たとえ愛情から言っていたとしても、「価値観の尊重」ができていないと、「なんで私がやりたい事に反対するんだ、私の事がそんなに嫌いなのか!」と、全く逆の受け取り方をされてしまう事が多いです。これでは、「分かり合えた」とはとても言えない状態ですね。


また、仕事選びや結婚相手などの大きな事ならまだしも、もっとずっと小さなことでも「価値観の違い」が問題になる事は多いです。
ゴミの捨て方とか、誰が掃除をするかとか、ご飯は何時に食べるとか、朝は何時に起きるとか。どれも「正解」というのはありません。人によって、どうしたいかという価値観はそれぞれ違っているでしょう。

しかし、ちょっと油断すると「普通こうするんじゃないか」とか「そんな考え方はおかしいんじゃないか」とか、自分の価値観が正しい、と思ってしまい、「それ以外は間違っている」とか「あなたも私の価値観に合わせるべき」と思ってしまう事があります。
本来、「価値観なんてみんな違っているのが当たり前」という事を、ついつい忘れてしまうようなのです。


もちろん、言いたい事は言っていいし聞いていいと思いますから、「なんでそうするの?」とか「もっとこうした方がいいんじゃない?」と提案するのはいいと思います。それはコミュニケーションとして重要な事です。
相手が「それもそうだね」と納得すればそれでよしですが、相手からの答えがよく理解できなかったり、「いや、私はそうは思わないな」という答えが返ってきたら、「私はこれ以上、この人の価値観を尊重できるだろうか?」と一度考えた方がいいでしょう。

もし、尊重できるのならば素晴らしいですが、「いや、私は絶対それは間違ってると思う!」と感じても、落胆する必要はありません。
単に、「この人とは価値観が合わないんだな」というだけの話ですから、あなたが仲良くできる人はもっと他の所にいます。




朝起きる時間や好きになる相手に正解が無いように、価値観にも正しいとか間違っているとかはありません。ただ「違い」があるだけです。
その「違い」を面白いと感じるか、絶対に嫌だと感じるか、まぁ別にいいかと思うか、それによって人間関係は大きく変わります。

人間は生まれた環境や習慣や文化、国や宗教が違っても分かり合える事もあれば、同じ家で育った兄弟や親子でも分かり合えない事もあります。
そして、私たち人間は思っている以上に違っています。何を好きになるか、何を嫌だと感じるか、違う所だらけです。

「違っているのが当たり前」と思う事が、相手を尊重できるコツだと思います。そして、違っている事は不幸ではありません。
つい忘れがちですが、価値観の違いに戸惑った時は、ぜひ思い出して欲しいと思います。

心理学のオススメな使い方

今までに心理学のお話やコミュニケーションについてのブログを沢山書いてきましたが、単純に「読み物」として読んでもらってもいいのですが、実際に皆さんの生活に少しでも役立ってもらえれば、それに越したことはありません。

ただ、世の中にこれだけ沢山の情報があって、その中でも心理学は結構難解な部類に入るかと思うので、下手をすると役に立たないどころか混乱させてしまう事にならないか、少々気がかりです。

今回は、この手の心理系ブログを読む際の注意点について考えてみました。少しでも参考にしてもらえれば幸いです。


1・無理して読まない

当たり前のようですが、まずこの時点から間違えてしまう事が多いようです。
興味がある、読んでいて楽しいならいくらでも読んでほしいですが、疲れていたり、難しいと感じた時には無理に読まない事をオススメします。

そもそも、無理をしてでも何かを学ばなければならないと思うような時は、「自分には何かが足りていないから、もっと知識を得なければ」というような動機から行動してしまっているので、読んでいても楽しくないし、正確な意図を読み取れない事も多いです。

本当に必要な知識は、探している時も楽しいし、読んでいる時も楽しい事が多いです。
興味をひかないものは読まない、疲れている時は読まない。そういう所に気を付ける事も、立派な心理学の活用法だと思います。


2・無理やり納得しない

これも気をつけて欲しいのですが、心理学には難解な理論も多いので、感覚的に理解しづらいものや、一度聞いただけではピンと来ないような話も多いです。

感覚的に理解できない、ピンと来ないという事は、「覚えたけどすぐに忘れそう」とか「イマイチ使いどころが分からない」みたいな状態ですから、まだ十分な理解をしたとは言えない状況かと思います。

こういう時に、「きっとこういう意味だろう」とか「こういう場面で使えばいいんだろう」と勝手な解釈をして納得してしまって、それが間違っていたら、かえって悪い結果になってしまうかも知れません。

難しいと感じた話や、自分にどう置き換えたらいいか分からないような話は一旦保留にするのがオススメです。そのうち、もっとわかりやすい文章などを読んだ時に、本当の意味で理解できる時が来るかと思います。


3・知識と経験は別

もし、すごく分かりやすい心理学のブログを読んで、「なるほど、これはいい話をきいたぞ!」と思っても、まだ油断はしないでもらいたいです。
当たり前の事ですが、知識と経験は別物で、その差はかなり大きいです。そして、ブログを読んだ時点では、これはまだ知識の段階だと思ってほしいです。

たとえるなら、「すごく良さそうな筋トレのやり方」を読んで、「なるほど理解した!これは私でもできそうだぞ!」と思う所までが知識で、実際にやってみて、できたりできなかったりするのが経験です。実際にやってみると、全然できなかったとか、理解してない事がわかった、なんて事も多いです。

しかし、せっかく良い心理学の話を聞いたなら、なるべく早く実践して、知識から経験へレベルアップさせてほしい所です。
できたとしてもできなかったとしても、それは経験になります。できなかった場合は、理解が足りなかったのか、状況が違ったのか、別の方法は無いのか、など調べていくと、より幅広い知識、経験になっていきます。


4・経験を更に深めていく

すでに読んだことのあるジャンルの話、知識も経験もある話だったとしても、それで終わりという訳ではありません。
同じ内容について、違う人が書いていたり、より広く書かれていたり、深く書かれている事もあります。そして、知識にも経験にも、成長の限界はありません。

自分の興味や関心のあるジャンルに関しては、より深い理解と実践をしていくと、更に上手に心理学を使いこなしていく事ができます。
同じ理論でも使える場面とそうでない場面があるとか、この理論は別の系統の心理学ではこう説明されているとか、その細かな違いや共通点を見ていく事で、より本質的な部分に気が付いていきます。


今回、とりあえず4つほど紹介してみましたが、特に3番目については注意してしっかり取り組むと、「筋トレの本を読んで、その通りにやったら、実際に筋肉がつきました!」というように、「心理学のブログの通りにやったら、人間関係が変わりました!」という結果を得る事もできるでしょう。

まずは、無理をせずに楽しみながら、自分の興味のあるジャンルで分かりやすそうなブログを読んで、余裕がある時に実践してみる事をオススメします。「実践できそうな話だけを読んでいく」というのも方法の一つです。
ぜひ、心理学を知っている人ではなく、「心理学を使いこなしている人」になってみて下さいね。

情報との付き合い方~振り回されない為に~

人と人とのコミュニケーションも大事ですが、今回は様々な情報との付き合い方についてです。

近年はネットニュースやSNSなどを中心に、実に様々な情報が飛び交っていますね。
芸能人がお付き合いをした、不倫をしたというニュースから、ダイエットや健康についてのお役立ち情報、お金の稼ぎ方などのビジネス情報もあれば、この心理系ブログなども情報の一つと言えるでしょう。

そんな、情報過多と言われるような現代において、みなさんはどんな風に情報を選んでいるでしょうか。正確な情報か、有益な情報かを正しく見極められるでしょうか。
今回は、そんな情報との付き合い方、向き合い方について考えてみたいと思います。




まず前提の話になりますが、「これは絶対に正しい情報だ」と断言できるようなものは、世の中にはほとんどありません。

ちょっと極論ですが、テレビのニュースで流れている情報なども、時には間違っていて後で謝罪文などが出る事もありますし、間違ってはいないけど少し極端な意見になっている事もありますし、アンケートなども、何人ぐらいの人にどんな場所で聞いたのかによって結果は大きく違ってきますね。

ネットニュースや個人が発信している情報などはもっと見極めが難しいと思います。どんな出版社が、どんな風に調べて出している記事なのか。その記事を書いたのは、どんな人なのか。そこに流れているデータは、どのような調査をして得られたものなのか。それによって、情報の正確性、信憑性は大きく変わってくると思いますよね。

たとえば、「ウィルスの特効薬が開発されました!」みたいな内容の文章があったとして、それを信じるかどうかは、「その文章の内容」というよりは、「誰がそれを言っているか」の方が重要になってくると思います。
信頼できるメディアであったり、医療機関の偉い人などが発信している事なら比較的信用できるかも知れませんが、誰が書いたかもわからない、どんな根拠で言っているのかも分からない話であれば、簡単に信じてしまう事は少ないかと思います。


ただ、どんなに怪しげな情報であったとしても、すごく不安になっている時とか、「そうなって欲しい」という願望が強い時などは、簡単に信じてしまう事もあるので注意が必要です。

「飲むだけで簡単に痩せる薬を、今だけ格安でご案内!」とか、「毎月ラクラク100万円稼げるビジネスを、あなたにだけ特別に教えます!」とか、冷静に考えたら色々矛盾があったり、「こんなの信じる人いるのかなぁ??」と思えるような情報をたまに目にするかと思います。

しかし、そういった情報が流れているという事は、「誰かがそれを信じてお金を払うから、誰かが流して得をしている」という事でもありますので、心に強い不安がある人などは特に気を付けて欲しいと思います。
もし気になった時は、大金を支払う前に一度誰かに相談してみる事をオススメしたいと思います。もし本当に良い情報なら、他の人が聞いても「いいわね、私も買ってみようかしら!」となるはずなので、そうならないとしたら、自分の判断力が鈍っている可能性も考えてみてほしいと思います。




では一方で、ある程度信用できるとか、立場のある人が言っている事なら、信じて良いという事なのでしょうか。これも、やはり一概には言えないかと思います。
たとえば、その情報を発信している会社とか人物とかを調べた時に、ある人は「あの会社の記事は信用できる」と言い、別の人は「いや、あの人は前も間違っていた事を言っていたから、今回も信用できない」とか、「前は間違ってても今回は合ってるかも」とか、様々な意見が出てくるかと思います。
更には、そのコメントをしている人に対して「この人はいつも批判ばかりしているから信用できない」とか書かれていたら、もう何を信じればいいか分からなくなってしまう事もあるかと思います。

ただ、こんな風に情報が錯綜していたとしても、何が正しいか、何が有益な情報かを見極められる人もいます。その為には、大きく分けて2つの要素があるかと思います。
1つ目は、「何が正しいか(何を信じるか)」の根拠を、自分の中にしっかりと持っていて、それがブレないという事です。

これも極端な話なのですが、最終的には「何が正しいか」というのを判断できるのは、「世界中で自分しかいない」という所があります。
仮に、有名な学者さんが言っていたとしても、それを疑う事はいくらでもできるし、どれだけ正しいという根拠が示されても、「本当かなぁ?」と疑う事はできてしまいます。
反対に、どんなにウソ臭い話も信じる事はできてしまうし、それほどの根拠が無くても、「この人の言う事は大体いつも正しいから」と思えば、信じる事もできる訳ですね。

その「判断の基準」がなるべくしっかりしていて、自分で納得できていて、揺らぐ事が少ないと、どんな情報にも惑わされる事はなくなっていきます。


もう一つ重要な事は、シンプルですが、「あなたが安心している事」です。
これは、冷静であるという事も含まれますが、それ以上に「もし、間違っていたとしても、別に大したことは無いさ」と思えている時、その情報の正確性は、もはや重要ではなくなってきます。

たとえば、「いいダイエット方法がありますよ」という情報が流れてきた時、「今度こそ成功したいから、絶対に正しい情報でないと困るわ!」と思って調べ始めると、少しでも批判的な情報があったりしたら「ほらやっぱり、ウソなんじゃないか!」と思ってしまいます。その割に、「でも、もし本当だったら、やらないと損だしなぁ・・・」とも思うので、どちらにも決めれず、苦しい感覚が続いたりして、まさに「情報に振り回されている」という状態になってしまいます。

しかし、「まぁ、ホントかどうかわからないけど、せっかくだからやってみようかな」というぐらいに思っている時は、たとえそれが正しい情報でなかったとしても「まぁいいか」というぐらいだったり、少し疑っている時は「金額次第で考えようかな」とか「周りの様子や意見を聞いて判断しようかな」と思ったりするので、その情報が正しくても、間違っていても、その人に悪影響はほとんどありません。


今回、少し極端ですが「結局は自分で判断をするしかない」とお伝えしましたが、これは裏を返せば、「あなたが信じたい事を、信じていい」という事でもあります。たとえ他の人に否定されたとしても、あなたがそれを信じていれば、それはそれであなたにとっては正しい事になります。

ただ、やはり「あなたが安心している事」がそれ以上に重要になるので、もし情報に迷ってしまったり疲れてしまった時は、「あれ、私はちょっと不安になって、判断力が低下してるかもな」と思って、情報から離れてみる事も必要です。
せっかく沢山の情報がある世の中ですから、惑わされずに、自分にとって有益な、良いものだけとお付き合いしていけるようになって欲しいと思います。

相手の感情(目的)に注目してみよう

カウンセラーに必要とされる能力の一つに、相手の感情を観察する、推測するというものがあります。

たとえばある人が、「私は昨日、家族4人、父と母と姉と一緒に旅行に行きました。旅行先ではどこへ行って、何を買って・・・」というような話をしていたとします。
情報量が多いので、「どこに旅行へ行ったんだっけ?」とか、「お姉さんは同居してるんだっけ??」とか、色々な部分が気になりますが、「この人は、どんな感情でこの話をしてるんだろう?」という部分に注目していく事が重要ですよ、という考え方です。

なぜ感情が重要なのかというと、どんな感情で話しているかがわかれば、「どんな目的の話か」もある程度推測ができるからです。
楽しい気持ちで話しているなら、「私は家族と仲が良くて幸せだなぁ」という事を言いたいだけかも知れません。
しかし、なんとなく会話の中に怒りや不満のオーラを感じたとしたら、「おや、旅行先で家族と揉めたという話になるのかな?」という予測もできるかも知れません。

これはカウンセラーに限らず、日常会話の中でも役に立つ場面が多いかと思いますので、今回は感情に注目する事について考えてみたいと思います。




感情の中でも、特に注目する価値があるというか、注意してみて欲しい感情は、「怒り」かなと思います。
怒りが重要な理由は沢山あるのですが、一番わかりやすい理由として、「ある程度以上怒っている人」とは、まともな会話はできません(笑)。

怒っている状態の時というのは、「問題を解決したい」とか「あなたと仲良くなりたい」とか、そういった事を考えられる状態ではありません。「とにかく怒りを発散させたい」とか「誰でもいいからこの気持ちをぶつけたい」とか、そういう状態ですから、下手な接し方をすると余計に怒らせたり、攻撃されて巻き込まれてしまうかも知れません。

また、そういう怒っている状態の人が言う「言葉」というのは、ちゃんと考えて言っている訳ではなく、「とにかく怒りを発散したいからめちゃくちゃな事を言っている」場合が多いですから、こういう状態の人が言っている言葉を真に受けないのも大事な事です。


怒りが重要な理由は他にもあり、多くの人は「自分が怒っている事を隠そうとする」という事です。これによって、見分ける事が難しくなる場合があります。
日本人が特にそうなのか分かりませんが、「怒ったり短気になるのは良くない事だ」という教育や文化があったりするので、仮に怒っていたとしても、「怒ってないですよ」という態度を取るんだけど、「実は怒っている」という事もあったりします。

一番わかりやすいけど厄介なのは、「怒ってないって言ってるでしょ!!」と、明らかに怒りながら言われてしまったりするパターンです。
こういう時、本人は本当に怒っていないつもりで、「私はあなたと話し合って、問題を解決したいと思っているのに、何故あなたは私が怒っているとか言って話し合いから逃げようとするんだ!!」というような感情だったりします。

しかし、この時に前に出てくる感情は「問題を解決する」よりも「怒りを発散する、相手を攻撃する」という方が強く出るので、ちゃんと会話が成立して問題が解決する事はまず無いと思われます。一度冷静になって、後日また話し合った方がいいでしょう。


怒りについてばかり沢山語ってしまいましたが、他にも「文句を言いたい」とか「自己嫌悪」とか、厄介な感情は沢山あります。

たとえば、「文句を言いたい」という感情を(自覚は無くても)持っている人がいて、その人の会話を聞いて何かアドバイスをしたりすると、多分怒られるか嫌われます(笑)。
なぜなら、その人の目的は(自覚は無くても)「文句を言う事、聞いてもらう事」であって、それ以外は求めていないからです。求めていない事をされても、喜ぶ事はないというわけですね。


こういう時に、「あの人はいつも悩んでいるみたいだから、アドバイスをしてあげるんだけど、全然聞いてもらえないのは何故なんだろう?」という風に悩んでしまったりする事が無いように、「あの人はどんな感情(または目的)で話をしているんだろう?」という所に注目してもらいたいと思います。
そこで、「あぁ、あの人は文句を聞いてもらいたいだけなんだな」と分かったら、「あらそうなの、いつも大変ねー」と聞いてあげてもいいでしょうし、「文句は聞きたくないなぁ」と思ったら、アドバイスなどはせずに逃げてしまった方がいいかも知れません。


「自己嫌悪」なんかはもっと厄介だと思いますが、それも気が付いたら、「なんで何でもかんでもそんな風に悪く取るの!」と言った所で解決しませんね。「ほら、また怒られた。どうせ自分はダメなんだ」と、また悪く取られてしまうだけでしょう。そっとしておいてあげる時間も必要かも知れません。

こんな風に、相手の会話の内容や情報だけでなく、「どんな感情や目的で話しているかな?」という事に気が付けると、怒っているとかいないとかの水掛け論になったり、何年も同じような言い争いを繰り返したりする事は、かなり少なくなるはずです。




最後に、相手の感情に注目する事と同じくらい大事なのが、自分の感情に注目する事です。

怒りまくっている人に近づいたら危険なのは何となく理解しやすいですが、「自分が怒っている状態の時」というのは、自分が「人と会ったら何を言うか分からない、危険な状態である」という事です。
そして、その事に多くの人は気づかないので、怒ったまま人に会って、心にもない暴言などを吐いてしまい、後で後悔しても今更謝る事もできず、誤解されたまま終わってしまう・・・なんて事になったら、大変もったいないかと思いますよね。

会話ではついつい、情報や出来事、表面的な言葉の意味などに意識がいってしまいがちですが、そこだけに囚われてしまうと本質を見失ってしまうかも知れません。
普段から少し余裕をもって、相手の言葉の一歩奥へ意識を向けると、より深いコミュニケーションができるかも知れません。今より一歩先へ進みたいという上昇志向のある方には、オススメしたい方法です。

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