こんにちは。
カウンセリングサービスの吉村ひろえです。
いつもご訪問ありがとうございます。


連日、猛暑のニュースが流れていますね。
私は、健康には割と自信があるんですけれど、この暑さは侮れないと心しております
水分と塩分、バランス良く摂ってこの夏を乗り切りましょうね





「今まで夫のためを思って、家事もがんばって来たし料理だって一生懸命作ったし、夫の話しもたくさん聞いてきたんです。
でも、もう限界。 私は一生懸命、夫に尽くしてきたのに夫は全く私を優先してくれなくて、別れた方が良いのか悩んでいます」


別れるべきか、別れざるべきか。
そんなご相談をいただくことがあります。


とても献身的に、ご主人を支えて来られたのだと思います。
家事をがんばったり、自分の話しよりもご主人の話し、会社の愚痴なんかにも耳を傾けて、少しでも気をラクにしてあげようと、気遣ってこられたのだろうと。

でも

「私は
こんなにも夫に尽くしてきたのに夫は、私が夫を優先することを当たり前のように思っている。
それだけでなく、私の気持ちなどなにひとつ察してくれない。
それどころか、私が望むことはことごとくNGを出してくる」


そりゃぁ、腹も立ちますよね。
そんな時期が長ければ長いほど、彼のためになにかしよう、なんて気力は湧いて来ないかもしれません。

「精も根も尽き果てた・・・」

という感じでしょうか?

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でも
「ちょっと待った!」
と私は言いたいのです。


誰かのためを思って自分のことは後回しにして、献身的に尽くす。

その行為は素晴らしいことです。
あなたのその行いによって、ご主人は安心感を得たり救われた思いをしたことも、たくさんあるかと思います。

でも、この行為が愛からではなく、犠牲からだとしたら?

そう、あなたの心はかなり疲弊します。


犠牲と愛の行為は似ています。
けれど、この動機が違うと得れるものが、天と地ほどに違うのです。


愛からの行為は、喜び・感謝・自己承認が手に入ります。
けれど、犠牲からの行為は、不満・疲弊・心が枯渇した感じ、そして、隠れていた見返りを求める気持ちが疼いて浮上してきます。

同じ行為をしても、手に入るもの感じるものが断然違うのですね。





犠牲をしてしまいやすい人は当然、もともと優しい人です。

けれど、その優しさのあまり、自分を置き去りにしてしまっていて、それも、遠いむかしの子供のころから、自分を押し殺して我慢してきた方が多いようです。


自分の気持ちよりも、周りの人の気持ちを優先させるのは、今始まったことではないのではないでしょうか?
昔から感情性が強く、人の顔色を伺うことが多かったり、遠慮深かったりしませんでしたか?

あまりに長い間そのパターンを持っていると ”自分の気持ち” なんてないように感じる人もいます。


誰かが犠牲していると、犠牲している本人はもちろんのこと、周りの人も本当の幸せを感じることが出来ません。


けれど、今

「なんだか私ばっかり損しているぞ?」
「もう、こんな手の掛かるヤツとは別れた方がいいかも」

と思ったなら、あなたの犠牲のパターンを手放し幸せを受け取るチャンスでもあるのです。


犠牲のパターンを持つことにも、なにかキッカケや理由があったはず。
カウンセリングでは、この痛みを癒し、犠牲をして受け取れなくしているブロックを外してゆきます。

今まで、自分に我慢させていた感情を解放し痛みを癒し、本来のあなたの価値や周りからの愛を受け取ってゆく。

そして、与え与えられる、受け取り受け取ってもらえる、対等な関係性を築くことにチャレンジしてみませんか?

そこからもう一度 ”彼とどうしたいか?” を見つめられてもいいのではないかと思うのです。


心がニュートラルではないときの決断は、あとあと後悔しやすい結果を招くことが多いです。

たとえば今のパートナーとお別れしても、犠牲のパターンを持ったままでいると、また次のパートナーシップでそのパターンが露呈されやすいのです。
しかも、次はもっと早い段階で。


あなたが、そんなに心も体も疲れさせる必要はないと思うのですよ。
一生懸命がんばって来て、残るものがネガティブなものばかりだとしたら、それこそ理不尽です。
もったいないと思います。

たくさんの犠牲を払ってきた人ほど、たくさんの愛を受け取るのにふさわしい人なのですから。

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