■僕自身、心理学やセラピーに出会う前、「自分には何も問題がないはず」

そう思い込んでいました。

家族も健在、堅実で安定した収入・仕事もある、少ないけれど友達もいる、趣味もある。
ごく普通の家庭に育ち、みんなと同じ生活をしているはずだと思い込んでいたのです。

ただ、2つ気になることを除いては。

それが僕が昔から抱えている酷いアトピーのことと。
そこから派生する自分自身の劣等感コンプレックスがもたらす、恋愛がうまくいかないこと。
 

■ただ、その当時20代なかばであった僕は、それらの問題も「辛い」と思わないように生きてきたようです。

どんなことも、慣れてしまえばなんとかなる。
辛いと思うから辛いんだ、そう思わないようにしよう。

そうやって生きてきたんです。
 
そう思うと、あの頃の僕は「自分の辛さ」や「コンプレックスからくる孤独」から目をそむけていたようです。
 
・対人関係ではいつもどこかで孤独を感じる
・恋愛がうまくいかない
・自分の身体という大きなコンプレックス

いつしか僕のアトピーは暴れ始め、思春期に重度化し入院した、その当時の症状を、社会人になってから追体験しはじめていました。

それはとても恐ろしい経験でもありましたね。
またあの地獄が来るのか?と思うと、もういてもたってもいられなかった。

その当時、僕の身体はもう症状を抑える薬もほぼ効かない状態になりつつありましたし、毎日強いストレスがかかるわけです。

それでも「仕方ない」「どうしようもない」「もう慣れっこだ・・・」そう必死に自分に言い聞かせて生きてきた気がします。


■どこか息苦しい毎日を感じながら。

しかし、実は僕はこう考えていました。

「たしかに今を何とかしたい。

けれど、それは無理。病気のことは医者にかかるしかない。それ以上のことはできない。

でも、心の相談、セラピーって、ちょっと心の深刻な問題を扱うっぽくて、これも気が引けるな・・・。

もっと普通に気軽に、何か自分を知り、相談ができるところってないだろうか?」


日常の中で、いたって普通の生活をし、いたって普通の感覚の中にいる人にとって、自分の悩みを相談する場所って、なかなか見当たらないような気がしていたんですね。

もちろんその当時は、そんな自分が甘いとしか思っていませんでしたけれども。 

そして、一時期は悩みを抱えすぎて、精神的に追い込まれてはいましたが、普通に生活をし、普通に仕事もしていましたし、恋愛もしていましたしね。

でも、何だか生きにくい。生きることにしんどさを感じる。
その感覚が拭えなかったことも事実です。

最後は「自分の努力次第」
それで人生は変わるはずだから・・・。

そう思っていた時期が長くありました。
今思えば、もっと早くにカウンセリングに駆け込んでおけば・・・と思うところもありますけどね。



■「君が変われば、世界は変わる。幸せになれるよ。」

そう聞いて、意味がわからないと思う人もいるかもしれません。
僕もそうでした。

むしろ、「イヤイヤ、違う・・・今が楽になる方法、うまくいく方法、周りが変わる方法が知りたい」と思っていましたからね。

しかし、その当時、かなり追い込まれた僕は、セラピーに取り組み、心理学を学びはじめます。


何より僕が初めてセラピーというものを受けた時、正直、衝撃を受けたんですよね。

ただ、カウンセラーとたった二人の部屋で話をしているだけなのに、ボロボロと涙が溢れるのです。
会ったこともない他人の前で、号泣している自分がいたのですね。

今まで、どんなに辛くても泣き言は言えど、泣いたことなど無かった自分が、嗚咽しながら泣いているんです。

そんな自分に驚きました。

そしてその涙の中で感じている感覚は、まさに「幼き日の自分」だったんです。
父と母に愛して欲しいと願っていた、あの甘酸っぱい当時の感覚が蘇ってきたんですよね。

それと同時に「これぐらい君は一人で全てを抱えて生きてきたんだよ」というカウンセラーの言葉。

僕が当たり前のように生きてきた、その生き方がどれほど孤独な道だったのか?
その時からです、その事に気付き始めたのは。
 
悩みの中、問題の中で一人ぼっちで生きるのが当たり前になっていたなんて、気付きもしなかった。
 
そして驚くほど自分の中に感情が押し込められていることにも、今の今まで気づくこともなかった。

自分の事は自分がよく知っている。

それは僕が幼き日に抱えた全能感のかけら。
それがどれだけ「自分を癒やす」ということの邪魔をしていたのかを知りましたね。
 

そこから僕の自分癒しの旅は始まります。

そして自分自身の気持ちに気づき、癒やしていく度に、自分が変化していくのが分かります。

感じられなかった人の温かさ。
自分に対する肯定的な感覚。
苦しさだけで彩られていた自分の世界に、ゆっくり楽しみが増えていく。
今まで根に持ったこともある家族や両人への思いが変わる。

ふと気がつくと、僕も、家族も、周りも、確かに変化していました。

驚くのは、僕が癒やしの道に入り、自分を癒やして自分の人生を生きはじめた時。
僕の家族の人生も同時に変わり始めたこと。

僕の兄弟が立て続けに結婚し、子供を作り。
あれだけ停滞していた家族のプロセスが進みはじめ、いつしかそこには幸せな家族が存在していました。

僕自身の身体も変化し、心理学と共に、名医と呼ばれる医師のサポートのもと、いつしか身体の症状も安定し始めましたし。

何よりパートナーとともに過ごし、自分が手に入れたかった天職まで手に入れました。

今まで何一つうまくいくことがなかった自分の人生と家族のプロセスが上手くいきはじめた・・・そんな瞬間です。


■僕がここに来るまでに学んだことはたくさんあります。

しかし、人生を変えるために取り組んだことはそんなに多くありません。
ただ、自分の気持ちを向き合い、心を癒やし、新しい価値観を感じていくこと。

何より一人の力で歩んだわけではありませんしね。

今までに出会った人たち全てが、そして癒やしの道に進むキッカケをくれた、カウンセラーや師匠が、僕を支えてくれたのです。

だから、僕はいろいろな心理学を学び、カウンセリングでも理論的なお話をします。

心理学はきっとあなたを変える良き相棒になってくれます。

ただ、カウンセリングをさせていただくものとして、僕が何より大切にしていることは「ハートでつながること」だと思っています。

ハートのことは、ハートでしか変えられない。
いくらアタマで考えても、変えようと意地になっても、我慢しても、変えられない。 

でも、そういった心のことは僕にまかせてください(笑)


「まぁまぁボチボチやっていきましょう。そんなに息巻かなくても大丈夫。
だってあなたにはちゃんとパワーも魅力も愛情もありますからね。
そろそろ、僕と一緒に楽になっていきますか〜」


僕が今この仕事をしている理由は、今までもらったものをただ皆さんにお返ししているだけなんですよ。

そして未来、沢山の人が、心から生きててよかったと感じていてほしい。
そんな夢を持ちながら、僕は今日もカウンセリングルームで皆さんをお待ちしています。

さてさて、どんなお話をお伺いしましょう?