■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて大晦日ですね。2016年も最後の1日になりました。

今年も1年間、たくさんの方にカウンセリングをご利用いただきました。

本当にいつもありがとうございます。


新年は1月7日から面談カウンセリング、1月28日に名古屋でワークショップで始まります。

来年は、少し今までとは違った視点を加えたカウンセリング・セミナーをご提供できればいいな、と思っておりますし、今からアレコレ考えているんですよね。

ロジカルな部分と、ちょっと不思議な部分を組み合わせたセミナーをやってみようかなぁ?と思いつつ。

どうぞ2017年もよろしくお願いします。


そして、皆様どうぞステキな新年をお迎えくださいね。



では今年最後のコラムです。

短いですがよろしければどうぞ。


■「人を頼るのが難しいです」

そういったお話を伺うことがあります。

「人を頼るとなんだか自分がダメに鳴っちゃう気がして・・・」

そういったお声も伺うことがありますよ。

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例えば、カウンセリングの中で僕から

「もう少し人をアテにしていきませんか?もっと心を楽にしてバランスをとっていきましょう。

もう一人で抱えるんじゃなくて、誰かに持ってもらったり、誰かの力を借りましょう。

あなたが燃え尽きてしまっては、あなたの幸せも、あなたの大切な人の幸せも成り立たなくなるかも?ですからね・・・」

そんなお話をさせていただくと。

「理解できるけれど、しかし、どうしても難しく感じる・・・」

といったお声もいただきます。


そういった時、僕はこんなお話をさせていただくことがあります。


■我が師匠がいつだったか?こんな話をしていました。

「(どんなことも経験が物を言うように)

他の人の力を信頼するには(他力に依存するではなく)

他の人の力を信頼して、結果的に成功する経験の積み重ねが必要」

だから、あなたにとって「人をアテにする」ということより、一人で頑張ってきたのであれば、どうしたって「うまくいくはずがない」「不安だ」という発想にとらわれてしまうのは普通のことなんですよ。

なので、そう思う事自体は自然なことなんだと思います。

人を信頼することも、一つの経験・慣れが必要ということですね。だから、ある意味、やってみないと始まらないかもしれませんね。


■また、投影・境界線の問題もあります。

あなたが人をアテにする時に、「相手の負担がかかったら申し訳ない」と思い、あなたが罪悪感を選択する。

それはきっと相手への思いやりなのだと思います。

ただその結果、あなたが罪悪感を選択すること、が、本当に愛情の結果なのでしょうか?


まず、あなたの罪悪感の投影・・・あなたが悪いと思っているから、相手にとって私の存在が負担なんだと感じている、のかもしれません。

そして、人には人それぞれ程度は違いますけれど、きっと相手を受け入れる力も、受け入れられずに断る力もあると僕は思っています。

だから、相手があなたを支えきれないなら、無理と言うでしょうし。

相手が苦労してでもあなたの力になりたいと思うならば、それだけあなたに価値を見出しているのでしょうし。

相手が断れない人であなたを受け入れていたとしても、あなたが感謝や相手の労をねぎらうことって、あなたが今できることですよね。

それでも人との関係で、相手をうまく信頼できないなら、心の距離(境界線)がかなり曖昧になっている可能性も考えられます。

心の距離が近くなり・境界線が曖昧になっている方ほど、「結局、自分が頑張ればいいんだ」思考が強まることもありますからね。相手の感情の影響を受けすぎて、そう考えてしまう方も少なくないんです。

そんな時は、適切な相手との距離感を取り、相手に感謝し、相手には相手の意志があるという部分を見つめてみてもいいかもしれません。


■最後に、人をアテにすることって、人によっては「ある意味、無力感や屈辱感を刺激」します。

自分が一人で生きていけないのだ、問題解決できないのだ・・・

そう思うことを受け入れるって、ぶっちゃけ僕も難しい時があります・・・。


少なくとも「自分はまだしっかりしているし、ちゃんとできるはずだ」と思っていたいんですよ。

例えば、僕が病気をしたとして。一人では立てない、歩けないとき。

病気だから仕方ないと思っていても、しかし自力歩行ができない自分のことを恥じる可能性もあるかな、って思うんです。

どこか悔しいんですよ、そんなに自分は無力なのか・・・と思うので。

それが受け入れられないから、どこか他力を信頼したくないし、今までの自分に「できていたことができない」・・・そんな自分と向き合いたくないんですよね。


でも、本当に歩きたいなら、今歩く必要があるなら、今の僕は人の手を借りると思います。

そして、人の手を借り、ちゃんと感謝できた時、また別のことも見えてくるのかもしれません。


どこかで、あなたが悩んでいる時、手を差し伸べたい、共に生きたいと思っている人がいるかもしれない。

あなたのために何処までできるか自信がないけれど、それでもできるサポートはしたいと思っている人がいるかもしれない。


もし、あなたがこの逆の立場だったらどう思います?

あなたが助けたい人が、あなたの手を振り払ったとしたら・・・。


だから、人を信頼してもいいのかもしれませんよね?

あなたが自分に許可を出してもいいのかもしれませんね。

人を信頼し、どこか心のナガで罪悪感を選択しないで感謝を選択する感じで。

もしかすると、こういった経験の積み重ねが、他力を信頼することを容易にしてくれるかもしれませんし、一人じゃないんだという、自尊感情や親密感を与えてくれることだってありますよ。


他の人の力を信頼することは、「信頼してから見える感覚」がとっても大きいんです。

なので、物は試し、頼れそうな人から頼ってみるのはいかがでしょう?

そこにある、あなたの抵抗感を突破する鍵は「感謝〜ありがとう・ありがたい〜」かもしれませんね。

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