■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて昨日は名古屋で1Dayワークショップを開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

昨日のテーマは「自己肯定」でしたね。僕からお伝えしました「こうすると自己肯定感は高まるよ」という部分、ぜひ日常に持って帰っていただいて、実践していただければと思います。

今後の皆様の幸せをお祈りします。

また機会がありましたらセミナーでお会いしましょう!


それでは今日のコラムです。よろしければどうぞ。


私は人の幸せが喜べません。ついイライラして嫌味を言ってしまったり、距離を取ってしまいます。そんな自分がとても嫌なので、やめたいと思うのですがやめられません。
どうしたら人の幸せを喜べるようになりますか。

(匿名希望さん ※一部編集させていただきました。)
人の幸せが喜べないにはちゃんと理由がありますよ
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この度はネタ募集コーナーにご質問をお寄せいただきありがとうございます。いや、このご質問はありがたい、といいますか、「僕達の心のあり方」についてご説明させていただくのに適したものだと思うんですね。

また、僕はご質問を送ってくださった匿名希望さんって、きっと優しい方なのだろうな、と思うんですね。また、どこか努力家ではないだろうか、とも思うのです。

だから、人の幸せが喜べないって、結構辛いといいますか、自己嫌悪の理由になってしまうだろうなぁとも推測しているんですね。

それでは早速本題へ。


■人の幸せが喜べないのはたしかに辛いですね・・・

さて、人の幸せが喜べないというご相談は多岐にわたるものだと僕は思います。

よくうかがうご相談としては

・会社の子や友達が結婚・出産。でも喜ぶ気になれない、表面上は喜ぶけど。



このお話が多いのですが、それ以外にも

・彼のことが好きだけど、つい責めてしまう。
・夫の成功は私の幸せのはずなのに、何故か喜べない。
・会社の同期の出世を妬んでしまう。
・SNSを見ていると同業者が成功しているようにみえる。その度にイラッとする。
・兄弟が先に幸せを掴んだけれど、素直に祝う気持ちになれない。
・子供の幸せを願いたいのに、子供につい辛く当たってしまう。


これも同じではないか、と思うんですね。

人の幸せが喜べないとき。確かに僕達の愛は止まっていますから、どうしても自分を責める気持ち、罪悪感、劣等感などを感じやすくなってしまいます。

だからこそ、悩みになるといいますか、あなたの中での自己嫌悪の理由になりやすいと思うんですね。



■あなたにとっての喜びの意味を少し考えてみてください

さて、僕が「人の幸せが喜べない」というご相談をいただくとき、必ずと言っていいほど伺うこと。

あなたが自分を喜ばせるために、普段何をしていますか?


そもそも喜びとは、「私が努力して達成感・充実感を味わえるものだけ」と決まっているわけはないと僕は思うんですね。

どこか優雅なリゾートに生き穏やかに過ごす、高級ななホテルラウンジでくつろぐ、じっくり趣味と向き合う時間をつくる、気の合う仲間と楽しい食事をする時間・・・などなど様々あっていいはずです。


しかし、この「人の幸せが喜べない」とお感じになっている方ほど、自分を喜ばせることはあまりされていない可能性がありますよ。

むしろ、自らを追い立てるように、仕事・家事・結婚生活・育児・友達付き合いなどに、努力して向き合っている方が圧倒的に多いはず。もちろん、あなた自身が「私は努力している」と実感しているかどうかは別で、事実として努力されてきている方が多い、という意味です。


■人の幸せが喜べない理由

そう考えると、あなたが人の幸せが喜べず、どこか批判的な態度を取ってしまうのは、どこかあなたの心の余裕を失ってしまっているからだと、僕は考えるのです。


実はですね、「人の幸せが喜べない」ようなメンタリティって、「一人で努力すること」によって生まれていることが多いと僕は思うんです。

もちろん努力が悪いという話ではないんですが、長い間「一人で努力する」ことで、いつしか僕達の心が荒んでしまう、潤いがなくなるような、そんな事が起きるだろうと僕は思うんですね。


○また「あなた自身が自分自身を過小評価している」と、人の幸せは喜べなくなります。

私たちは誰よりも自分に厳しい、と言いますが、あなたがあなた自身に対し、本来持っているポテンシャル・能力・才能・魅力よりも『低い評価』をつけているとしたら・・・

疑う予知もなく、つい「もっと努力しないと一人前になれない・幸せになれない・成功しない」といった発想にとらわれてしまうでしょう。

これ、心理的にはあなたが罪悪感を選んでいる、ということであり。自分をちっぽけに扱っているということなんですよね。だからつい「人の幸せが眩しく見える」のです。


○また、あなたの「努力の目的」の問題もありますね。

あなたの努力の目的が、どこか途方もないモノ、自分では扱いきれないものになっていると、どれだけ努力しても、その目的は達成されないので、心の潤いや余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。

典型例は『私以外の人の幸せだけ』が目的になっているとき。

例えば、

なにより会社のために
最愛のパートナーを心配して
親や家族・子供を心配して

なんとか相手を喜ばせようと努力する。

それは時に涙ぐましい愛とも感じられ、僕もそのお気持ちは大切にしたいところです。

が、実はあなたの努力によって、相手が喜ぶかどうかや、相手の機嫌の問題は、あなたの心配や努力だけでどうにかなるものではない、ということって意外と多いんです。

要は人の機嫌はその人が決めるわけですからね。

しかし、いわゆるあなたの「心の境界線」が曖昧になって、あなた以外の人の「不安を払拭する・悲しみを拭う・苦労させない」ことがあなたの努力の目的になってしまうと、これは燃え尽きます。

なかなか結果が出にくいですからね。

そのエネルギーの使い方は、どこか「犠牲」と呼ばれるものに近いので、あなたの思いがどれだけ素晴らしくても、あなたの心の余裕だけがどんどん奪われていく、という結果が待っていることも少なくないようです。



この状態になれば、そりゃ人の幸せは妬ましく感じるでしょう。

僕だってそうなると思います。これは言い切れます。だからその前に自分メンテを欠かさないのです。これが僕の自分との付き合い方、です。

つまり、誰だって、もし先に書いたような自分自身の扱い方をしていれば、「人の幸せが喜べなくなる可能性はある」ということなんですね。



■僕達の心のエネルギー・愛は確かに強い、けれど、使い続ければ必ずエネルギー不足を起こし、心は疲労します。

そんな時ほど、あなたのエネルギーチャージが必要なのですが

しかし、あなたの心が疲労していたり、エネルギー不足を起こしているのにもかからわず、「こんな自分ではダメだよね」と更に自分を追い込む皆様、多数。

もっといいましょう、そのように自分を責め立て、悟りと覚醒を求めている忍耐女子の皆様、超多数。


ただですね。

そもそも私たちは「その心に余裕があれば、ある程度のことは余裕を持って受け止められるほどの強さ」を持ち合わせているものです。

しかし、多くの方が「心の余裕を失っていること」に気づかないので、「人の幸せが喜べない」という事実だけを感じて問題意識を持ち、更に自分を批判的に見てしまうのではないか。

僕は常々そう見つめているんです。

だから、喜べないあなたの問題ではあるのですが、あなた自身を批判しても問題解決にはつながらないだろう・・・と感じているんですね。


ではどうすればいいのでしょうか。



■心の余裕を回復するための『癒し』

まず、そもそも論として『人の幸せが喜べないことが問題になるのは、本当は人の幸せを喜びたいから』なんでしょうね。

でなければ、問題としては成立しないのです。

ということは、

あなたは素晴らしいし、愛がある、と僕の中では強制的に結論付けられます(笑)

カウンセリングの現場でも

「ね、私って最低ですよね、こんな自分嫌いなんです」

と僕の前でおっしゃっていただいても、

「何言ってるんですか、あなたは愛の人ですからね。僕はもうあなたのその言い訳聞き飽きましたから〜」

と僕にしれっと言われてしまいますよ( ̄ー ̄)ニヤリ


そうではなーい!のです。

この問題解決の鍵は

・あなたがいわゆる「自立」しすぎていないか?心の余裕がなくなっていないか?(自分を恥じて嫌っていないか)

・あなたが自分自身のことを誤解して、過小評価しすぎていないか?(あなたの心が傷ついていないか)

・あなたの今の努力の目的が、あまりにも私以外の人に向きすぎていないか?(私の幸せもちゃんと考えられているか)


なのです。


そして、あなたの心が「なぜそうなってしまうのか?」を見つめるのが僕がご提供する「心理分析」であり。

それを実際に変化をさせるためのアプローチが、カウンセリングやセミナーでご提供する「セッション(心へのアプローチ)」というカラクリなわけです。



僕達の世界では「愛は与えてナンボ、与えるから豊かになる」といいますけどね。

それはその通りなんですけども、あなた自身がもう燃え殻になっているのに、無理やり与えるのはちょいと違うんです。

あなたが豊かになる使い方をすることが大切で、あなたの心がちゃんと自分自身を正当に評価し、余裕を感じられれば、人の幸せは勝手に喜べるようになるのです。

そんなプロセスをセミナーやカウンセリングでバンバンご提供するのが、僕の趣味・・・もとい、仕事なのですね(笑)


何か参考になりましたら幸いです。



 


\ほぼ30代からの心理学ワークショップ 第8回/
『やる気の心理学』
〜モチベーションの高め方・諦めへの対処法〜


○日時:2017年10月27日(金)19:00〜20:50  
○会場:ウインクあいち12F・1210号会議室(名古屋駅より徒歩2分)  

○講師:浅野寿和  
○ゲストカウンセラー:はたのえり 服部希美 

○この講座で学べること:  
「やる気・モチベーションに関する心理」「諦めが生まれる心の力学」など  

○受講料:3,240円  

※当日は懇親会(打ち上げ)(近隣の居酒屋などで、任意参加・完全割り勘制)をご用意しております。なお、打ち上げ参加は当日お聞きします。打ち上げ参加の事前申込みは不要です。   




※妊娠中の方は誓約書を書いていただく必要がございます。詳しくは>こちらのページ<でご確認ください 。 
※当日飛び込み参加もOKですが、できるだけお申し込み頂けると助かります。