■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて今日もご質問にお答えしていきますよ。もう少しハイペースでお答えしたいところですが、できる限りベストを尽くしますので、既にご質問いただいた方、もう少しお待ちいただければ幸いです。

よろしければどうぞー。


浅野先生への質問です。

いつも男性心理を学ばせていただいています。ありがとうございます。

私は昔から好きな人に好かれまいことが悩みです。でもそうではない人には言い寄られます。なぜこのようになるのでしょうか。好きな人に好かれたいです。

(匿名希望さん ※原文のまま掲載させていただきます。)

好きな人に好かれない、ではなく、好きな人に好かれてはマズイと考えてみると・・・

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この度はネタ募集コーナーにご協力いただきありがとうございます!今回いただいたご質問、これもよく伺うお話なので、今日は改めてまとめさせていただきますね。それでは本題へ。


■好かれない、というカタチで理解するのは自己批判的ですよね?

私は好きな人に好かれない。これって結構自分に手厳しい意見だと思いませんか?


「私は好きな人に好かれないって、神様どうなってんのよ?」

そんな「恋愛の神様へのクレーム?」のように考えることもできますが。


どこかあなた自身が自分を疑っているような

「私は好きな人に好かれない、私ってどうなってるの?」

そんな表現だと、僕は思うわけですね。



さて、そもそも心の世界では「○○できない」という言葉は「○○したくない」と解釈する、という考え方があるんですよ。

だからこの「好きな人には好かれない」という言葉は

「私は好きな人に好かれたくない」

と解釈したほうがいいんです。

すると、いろいろと見えてくることがあると思うんですね。


この話をさせていただくと、
「え?私は大好きな人に好かれたいんですよ」

という答えをよく伺います。が、これは欲求の話ですよね。


例えば、あなたがこの週末、どこに行きたい?と考えた時

「そうだなぁ、モンサンミッシェルにでも行きたいよね」

が、これを実現するとなると、具体的な行動や費用が必要になりますね。

だから、行きたいけど時間もないし、今、旅行に回す費用が使えないから無理かぁ・・・と思っていれば、きっとあなたは旅行に出かけないかもしれません。

これは出かけないのが悪い、ということではなく、

「あなたの中で旅行に出かけない理由が大きいので、旅行に行きたいけれど我慢をしている」

ということ。

これがあなたの制限、になるんですね。



これと同じで、「好きな人に好かれない」は、あなたのココロの中に「好きな人に好かれたいけれど、好きな人に好かれてはいけない、我慢しないといけない」と思う理由がある、ということになります。

あなたの制限の影響です。


そして、人はその自意識にはまりこんで、「こんな自分がバレないように・・・」と意識しているときほど、「相手がどう思っているか」にサッパリ意識が向きません。

自分を隠すことは最重要項目になってしまうからですね。

そうなると、仮に、あなたに好意を向けている人がいたとしても「あなたの意識がそこに届かない」んです。むしろ意識を外に向けるだけの心の余裕がない、といいますかね。

むしろ、自分を表現すると(自分から人を愛すると)、大切な人の気持ちが離れてしまうのではないか・・・そんな感覚を持ってしまう方も少なくないんです。

こうなると、あなたにとって好きな人が「脅威」になってしまうんですね。

***

このように、どこか「私も私を愛せない」「こんな私ってどうなのよ」・・・そう自分で自分を疑っている部分が大きいと

「私ですら愛せない私がいるのに、他人が私を愛せるわけないよね」

とつい感じてしまうのです。


これが、「好きな人には好かれるはずがない」という意識につながることもあります。


時には

「あれだけ私を好きと言っていた元カレも、結局は私を愛せなかった」
「両親や家族ですら、私を愛してくれなかった、認めてくれなかった」

私以外の人を使って自分を疑う、そんな観念になることもありますね。

その結果、
好きな人に近づけない。
自分らしくいられない。
私を表現できない。つい構えてしまう。
いい子ちゃんを演じてしまう。

といったことも起きますね。



■好きになってもらう戦略より、愛する戦略のほうが楽で楽しい

私は大好きな人に好かれないのではないか、もしくは、嫌われているのではないか・・・と思う気持ち。

これはめっちゃめちゃ辛いし苦しいです。

つい私たちは誰でも、このような受け身な感覚を持つことがあると思うんです。

ただ、これは、あなたの中の「人が私をどう思うか」という不安。

なので、結局、人があなたを嫌うか嫌わないかは、相手次第で、コントロールできないことになってしまいます。


そんな時は、あなたが「大好きな人をどう喜ばせてあげようか」と考えていくほうがよっぽど楽で楽しいですよ。

「人に好かれたい」と思っているときほど、「人を喜ばせよう」と意識することで、自信がつきやすいんです。


あなたの好意や愛は、人をいい気分にさせるのだ、とちゃんと理解することなんでしょうね。


ただ、この「好き」というエネルギーはふわっと浮くような軽いエネルギーなので、ある程度「相手を実際に愛する方法」を身に着けておかないと、どこか無力さや非力さを感じやすい、という側面もあります。

だから、あなたが自分の自己嫌悪や不安を乗り越えるために「私はこんなふうに好きな人を愛せる」という意識・感覚は持っておくほうがいいですね。


私たちは悪気はないんですが、つい

「ただ、相手を好きと思うだけじゃ意味ないよ」

そう思ってしまうもの。

普段いろんな困難に立ち向かっている私たちは、そう感じやすい側面がありますからね。



また、「え、私が?相手を喜ばせる?・・・自信ないなぁ・・・」

そう感じている度合いだけ、愛することが怖くなるものです。誰だってそうです。

だからこそ、あなたがあなたをちゃんと評価し、自分は人を喜ばせられる存在だ、と感じていくといいんですね。

そもそも私たちは私たちとして〜完璧じゃなくとも〜素晴らしいし、だからそれでいいわけです。

あなたが自分を必要以上に「ちっぽけに扱わないこと」、「自分は誰かの喜びで素晴らしいのだと感じること」が、その前提として大切になります。

もし仮に、私が私を評価していないのであれば、それはなぜだろう?

そのブロックに気づき、そこを変える、手放す。

その上で、自分を評価し、ダメな自分を隠さないようになる。

そのために今、あなたが何をするか?が大切といいますか。

そもそも私たちはつい自分に厳しく接し、自分を評価することを忘れているものですからね。




 


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○講師:浅野寿和  
○ゲストカウンセラー:はたのえり 服部希美 

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※妊娠中の方は誓約書を書いていただく必要がございます。詳しくは>こちらのページ<でご確認ください 。 
※当日飛び込み参加もOKですが、できるだけお申し込み頂けると助かります。