心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、この週末は東京でセミナーを担当しておりました。そこでまたいろいろとネタが思いつきましたのでブログでも還元していければと思っています。

それでは今日のコラム。

よろしければどうぞ。



何かを怖れる、には理由があります

『私の彼は今も結婚に対して曖昧な態度をとるんです』

『彼が未来のことをちゃんと考えてくれていない気がして不安です』

そんなお話を伺うことは稀ではないんですが、いろいろカウンセリングをさせていただいていると率直に「彼は私のことなんてどうでもいいって思ってるってことなんですよね?!」というお声も伺うわけです。

なるほどなぁ、そう感じますよね・・・って僕も素直に思うんですけどね。



いわゆる結婚にしても、子供や家族を持つことにしても、態度をハッキリさせない男性。

実はそういった男性ほど「限界」を迎えていることも意外と多い話です。

ただ単純に「責任」から逃げたくなっている男性もいるかもしれませんが、

「確かに彼女との未来を考えたいけれど、しかし・・・」と躊躇している男性のお話も意外と伺う事が多い話でもあるんですね。


僕が知る限り、パートナーとの未来を考えてはいるけれど、前に進むことを怖れる男性たちに共通している心理。

それは自立です。

言い換えれば人をアテにする、誰かの手によって自分が愛され、幸せになる、という発想で物事を考えていない、ということ。

自力本願と言うと妙ですが、自分の力だけでどこまでできるか?としか考えていない男性です。


だから「俺は今の状態で妻を養い、責任を持って未来を過ごせるか」を考える。

しかし、今のその男性が自立的にしか物事を考えられない〜誰も当てにしていない〜のであれば、そこには限界がありますよね、発想の。

なので未来をちょっと不必要なぐらいにヘビーに捉えてしまい、そのヘビーさを受け容れなければ前に進めない、という風に考えている事が多いのかもしれません。

でも誤解、ですよね、それって。

よっぽど女性側が依存的であれば話は別なんでしょうが、僕のクライエント様から伺う話の殆どは「私が彼を愛してもいいのか」という不安なんですよね。


私は彼のことが好きだけれど、彼は私のことをどう思っているの?という表面的な疑問。

しかしよくよくお話を伺うと、彼との関係を深めても大丈夫なのか?

そこで拒絶されるならこんなに辛いことはない・・・というお話だったということは少なくない話。

そういったお話を伺うたび、「あぁ、あなたはそこまで愛する準備があるんですね、と僕は思うんですけれどね。


ただ、そういった状況にある男性のことを伺えば、僕が分析する限り

「彼が自立しすぎて余裕を失い、この先の未来も一人で生きることしか考えていない」

ただそれだけ、というケースも意外と多いんです。


まぁ男性ならではの発想といいますか。


そしてそういった男性ほど「社会との葛藤」を持っているケースも少なくないもの。

この世知辛い社会で、この組織の中で、自分がどう生き残るか?ばかり考えてしまい、心が疲弊しちゃっているケースもあれば、どこか自信を失っているケースも多いんですよ。

たしかにその発想の延長線上で、これから彼女=背負うべきパートナー、家族をもつ、と考えれば、責任しか感じないでしょうね。未来に希望や幸せ、楽になるイメージが持てない男性も多いんじゃないか、と勝手に想像しています。


だから「人生を前に進めることを怖れる男性たち」ほど、一人ぼっちなんだろう、と僕は思います。

そして彼らにとって、その一人ぼっちがスタンダードなんです。

そういった男性に「もう、私のことどう思ってんの?」と聞けば、「あぁもうひとりのほうが楽だ」と思う男性がいても不思議ではないな、と僕は思います。

いいか悪いか別にして、彼らにとっては一人に戻ることは、元に戻るだけですからね。


彼らはこのままだと俺は一人で戦えない、人の人生を背負えない、と言っているようなものです。

もちろんそこまで全て背負いこむ必要なんてないんだけど、そう思う男性は多いと思いますよ。


もしあなたのパートナーがこういった男性ならば。

そんな男性をどれだけ理解し、バカだねー一人で生きなくていいじゃん、と言ってあげられるかがポイントになりそう。

そこであなたが愛することを怖れる必要はないのかもしれませんね。



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