■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

すみませーん、ブログ更新がお久しぶりになってしまいました・。

別にどこかで行き倒れていたわけではないのですが、ちょーっと身内といいますか、プライベートなことに時間を使わざるを得ない感じでして。

今後はできる限り、いつも通りに更新していきますので、よろしければまたお付き合いくださいませ。


それでは今日のコラムです。

いただいたご質問にお答えしております。

よろしければどうぞ。




浅野カウンセラーへの質問

何をするにもお金が必要なので、お金を得る事にこだわってしまいます。「仕事が上手くいかず、お金が貯まらない。だから、やりたい事ができないし、夢が叶わないのが」悩みです。
仕事のイメージがネガティブな物しかありません。「残業が多い、給料が安い、仕事が合わない、人間関係が合わない」など。

特にネガティブなのは、
「残業が多く、給料が安くて、やりたいことができなかった。 」
「上司や同僚から怒られる、イジメられるなど酷い扱いを受けないか不安になる」

転職の度に、この不安に駆られて就活が苦痛でしかありません。特に、酷い扱いを受けないかが不安で、就活が苦痛に感じます。

せっかく就職しても、仕事が長続きしません。会社都合で退社、同僚とトラブルで退社、家族の病気の介護で退社など。

過去に働いた業種はどれも合わないと感じているので、転職の度に業種を変えまてきました。今では、やりたい仕事も分からず、ますます就活が苦しく感じています。

こんな不安から、 退職した後は、なかなか次の仕事へ踏み出せません。1-1年半程、求職状態が続きます。今度、仕事が得られると、それを手放したくなく、辛くても我慢して続けていました。貯金をしたいので、その為に頑張りました。

6年程前から、海外留学を考えているのですが、仕事が続かず資金が貯まらず、未だに留学出来ていません。その合間に英語の検定試験の勉強も頑張りましたが、頑張り過ぎてしまい、今では検定試験の勉強をしようとすると気分が悪くなります。

海外留学したい、旅行に行きたい、英語を上達させたいと夢はたくさんあります。行き詰まりを感じ、どうしたら良いかわからないです。

(まいさん ※原文のまま掲載しています)
まいさん、随分とおまたせしてすみません。今日はあなたのご質問にお答えさせていただきます。

■『何をするにもお金が必要だから、お金を得る事にこだわってしまう』

まず、この文章に嵌め込むといい言葉がありそうですね。

【何をするにもお金が必要なので、『嫌だけど』お金を得る事にこだわってしまいます。】

嫌なもの、苦手なものだからこそ、ついこだわってしまうことってありませんか?

もしそうであれば、どこかお金を得ることに対するイメージや感覚が、ちょっとネガティヴに触れてしまっているのかもしれませんね。これ、結構辛いお話かもしれません。

確かに、お金が全てではないのでしょう。

ただ、現実を生きる上で、ほとんどの領域でお金のことは無視できませんね。

しかし、お金やお金を得る手段でもある仕事に対して、抵抗感や嫌悪感、ネガティヴなイメージを強く持っていると、もうウンザリしちゃうかもしれませんしね。

だからこそ、ここはなんとかしておきたいと思われると思いますし、そういったご相談もいただきます。


・・・が、心情的に嫌なものは嫌、なんですよね。

また、特に仕事に対して、キツイ、辛い、対人関係が上手く行かない、なんて思いがあると、つい尻込みしちゃいますよね・。

だからといって仕事をしないとお金は手に入らないから・・・ここで葛藤しちゃうのかもしれません。



だとすれば、心理的なサポートという意味では、まず

『どうしてそこまで仕事(お金)、時には仕事での対人関係などに対してネガティヴな観念を抱える必要があるのか』

を見つめていくことになろうか、と思います。

特に仕事に対してネガティヴなイメージを持っていると、どこか仕事に対して余裕を持って向き合えなくなります。

そしてそんな自分を職場の人に知られることを怖れるがあまり、どこか人の目を気にしたり、過剰に対人関係の中で敏感に反応してしまうこともあり得るでしょう。もしそうであればこれは相当な強いストレスになりかねません。


また、あなたがもし、仕事で何かしら頑張ろうと思えた過去があるのなら、きっと仕事やお金の大切さや意味もどこかでお感じなのかもしれません。

しかしそれを知っていてもなお、心が苦しくなってしまうようなことがあるとすれば、それは仕事やお金にまつわる観念以上に、何かしら別の不安や怖れによって、あなたの心が葛藤している可能性もあります。

その結果、自分自身が葛藤してエネルギー不足になったり、怖れが強すぎて本来の私のポテンシャルを発揮できないままでいるのかもしれない、と考えてみることも有効かもしれません。



そもそも私達がネガティヴなイメージを持つとき、何かしら恐れていることがあったり、その恐れから自分を守る「防衛」をしていることが少なくないものですね。

苦手なこと、怖いこと、苦しいことに対してネガティヴな思いを持っておけば、すすんでその事柄に取り組まないようになりますから。逆に言えば、このイメージを持っているからこそ辛いし苦しいわけです。

だからまず、それぐらい「今の私には、いいも悪いもなく、仕事やお金(そこにまつわる人)に対するネガティブなイメージが必要らしい」という風に考えてみるといいのかもしれません。

心のレベルには善悪判断はなくて、本当はこれがあると辛いけれど、しかし必要だと感じてしまう観念や思い、感覚が存在しているものです。

それが時に「自分を守るもの」であると感じているなら、尚更しんどいけれど持ち続けることになるものもありますね。

それをいい悪いという思考での判断を横において、客観的に見つめてみるといいかもしれません。


そして、そういったイメージを持つ理由が見つかれば、「何故、私に必要なのか?」を、ある意味前向きに考えてみることです。

そしてそれは今も必要なのかどうか、を考えてみてください。


今も必要だと思うなら、それぐらい何かしらの怖れがそこにあるということ。その怖れの理由を見つめていくことになろうかと思います。

今はもう必要がないと思うのに、なかなか外れないイメージがあるなら、手放すことへの怖れがそこにあるのかもしれません。

それが取り組むといい課題になりますね。



こういったお仕事に対するイメージのお話はあらゆる角度からご相談としていただきますが、そもそも考えたくもないことを考えようとしても難しいし、嫌なものを嫌なまま取り組んでもなかなか気持ちはスッキリしませんよね。

もちろん仕事やお金に対するイメージが悪いからといって、あなたが悪いわけではありませんよね。

ただ、こういった問題は、向き合っているイメージ・対象が大きいからこそ、ある程度の自分なりの目的や意図が必要になってきます。

自分の夢を叶えたいだとか、少なくとも自分の人生を自分なりに心を楽にして過ごしていきたい、といった感じで。

これがないと僕の書いているプロセスはものすごく意味の薄いものになります。

なぜなら仕事やお金といったイメージ・エネルギーは、とても強い男性的な要素です。どうしても怖れや不安を感じやすいものでもあるし、ある程度の意思がないとつい自分の不安や自信の無さに負けてしまいやすいものでもあるのです。


ただ、今までに大変なご苦労をされてきたり、実際に仕事などで強い怖れや人からの攻撃などを受けたり、感じてこられた場合は、なかなか前向きになれないこともあります。

そんな時は、まず自分が感じている気持ちの整理から初めて見るのも手です。

自分や他の何かを責める発想を一旦止めて、今まで頑張ってきた自分を承認したり、自分なりに頑張ってきたことをリストアップして自分自身の過去を肯定すると言った作業に集中してみるのもいいでしょう。

できることを見る。できてきたことを見る。

これも自己肯定感につながっていきます。

私たちは、どこか不安や怖れが強いと僕たちはそれに飲み込まれて、どうにかそれから逃げられないか?と考えるものですし、そんな自分を力ないものにしてしまいます。

が、そうであっても今までの自分は自分なりに努力して必死に頑張ってきたのだ、と認めていくことで、少しづつであっても自分の価値やできることに目を向けられるようになるものです。

その流れの中で、自分にできること(と同時にできないこと・向いていないこと)が見えてくると、あえて無理なことは選ばなくなっていきやすくなります。

その結果、できることの中で自分のベストをつくすようになり、それが仕事などに対する怖れを軽減し、「自分なりにできる」ことに意味を見出していく一つの方法になることもありますよ。



ちなみに、この自分自身の内面を見つめる作業はできれば一人ではなく、信頼できる誰かとやってみるほうが効果的かもしれません。

一人で頑張ることが悪いわけではありませんが、どうしてもお仕事でもなんでも悩むと僕たちは人から分離して、一馬力で物事を自分に厳しい方向で考え込んでしまうことが多いもの。これもかなりのストレスになるんですよね。

だから、できる限り自分の気持ちを偽らないで話せる、信頼できる人との間で、いろいろ考えたり、サポートしてもらったりすると、気持ちの整理も付きやすくなるかもしれませんね。


以上、何か参考にしていただければ幸いです。




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