心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

昨日から水道橋に滞在しています。水道橋には20年以上振りに来たんですが、んーなんでこんなに馴染んじゃうんでしょうね(笑)ずっと知っている街のように感じていて、ちょっと不思議な感じがしています。

僕は仕事柄、全国に行かせていただいているわけですが、その土地土地の匂いって結構敏感に感じているんですよねー。

ちなみに僕が「そこにいて落ち着く場所」は・・・名古屋駅です(笑)

いつも使っているから以上に、名駅はとても好きですねぇ。


では今日のコラムです。

よろしければどうぞ。




これから書く話、かなり昔に「カウンセリングサービス感謝祭の講演」でお話したことなんですが、なぜか・・・昨日のセミナーでボロっと喋ったんですね、何年かぶりに。

話そうと思った理由は自分でもわからないんですけどね(笑)



僕が17〜18歳のころ。自分で言うのもあれですが、僕の体はボロボロでした。重度のアトピー症状ゆえにまともに体を動かすこともままならない毎日。

多感な時期の僕は「このまま生きててもしゃーないな」と考えていたんですよね。

僕の人生にとっての暗黒時代の話です。

本当はもう一度体をもとに戻したかったわけですけど、それすら諦めていた。まるで燃え尽きているような状態だったわけです。

まぁそんな僕を見かねて両親が病院によって連れて行かれ、診察室に入ったら即入院が決定。どれだけ自分をめちゃくちゃに扱っていたかは、今となってはよく分かるんですけどね。

ホント、僕は自己嫌悪の塊でした。


そこで始まった入院生活の中で、母はとても献身的に支えてくれました。今思うとどんな気持ちだったんだろう、と、とてもありがたく感じるんですけどね。

が、それ以上に僕が「本当かよ・・・」と思えるような、出来事に出会い、実はこの体験が僕をカウンセラーという仕事を目指した理由にもなっているんです。

それが僕の幼馴染3人との面会です。

自分のことをボロボロにしていた僕は、もちろん自分を全く信じていませんから、誰かに愛される、必要とされるという意識は皆無でした。実際体のことで何もできない、まともに外にも出られないような状況でしたしね。

ただ、ひょんなことから幼馴染が僕の自宅に電話をかけてくれたそうです。その3人とは中学までは同じ学校で、高校は別々だった。かなり長い間、会っていなかったんですよ。

ただお互いに高校卒業するから旅行に行こう、スキーに行こうと僕を誘ってくれたわけです。

が、彼らが僕の自宅に電話すると、僕の母から僕が入院していることを告げられます。

この電話があった話、母は僕にしなかったんですね。きっと僕を気遣ってくれたのでしょう。

そして入院生活を送っている途中、僕は看護師さんに「面会の方が来ています」と告げられます。

その当時、もう誰とも関わっていなかった僕は「面会に来てくれる人間なんていない」と思いこんでいたから、「間違いじゃないか?」と思い病室の外に出てくと。

その幼馴染3人がそこにいたんです。お土産を持って。

「ほい」と手渡されたおみやげは、きっと500円程度のおまんじゅう。

「なんか大変やなー」

僕の体を見て彼らは笑いながら話します。

「旅行に誘ったのにお前が入院していると聞いてさ、見舞いに来た」

ぶっきらぼうに話す彼らを見て、僕のココロは確実に動いていましたね。

その後、僕に気を使った彼らはさっさと帰っていったんですけど、正直泣きそうでした。

嬉しくて。

自分は誰にも必要とされない、もはや意味のない存在だと感じていたからですね。しかし彼らはそれを一瞬のうちに、しかも500円のお土産で成し遂げていきました。

彼らにとって、僕を見舞いに面会にきてくれたこと、お土産を持ってくることにどれだけの意味があったかを僕は推し量ることができないですよ。

けれど、僕にとって、彼らの気持ちは、そのおみやげの価値は500円どころじゃない、僕を生き返らせるだけの価値を持っていたわけです。

それぐらい、人って凄いんです。私も、あなたも、そうなんです。


この経験とそこで感じた思いが、僕をこの仕事に向かわせた原動力、みたいなものなんですよ。

きっと彼らは僕にそんな理由に使われているとは思っていないと思いますけどね(笑)



自分のことが好き。そう思えていることってとっても幸せなことだと思うんです。

ただ、僕達にはつい自分を信じられなくなったり、「自分のことが好き」だったのに、そう思えなくなるような事が起きることもあるかもしれない。

そうなってしまう理由は、たったひとつかもしれないですよ。

「自分が自分を信頼したいけどできなくなっている」

自分に価値が無いわけではなくて、ちょっと自分を疑っていたり、価値が無いと感じてしまう感情が強まっている、ということ。


だから、ぶっちゃけた話・・・僕のカウンセリングって「もう一度自分って素晴らしんだよ」と感じていただけるような心理サポートがほとんどです。

ないと感じるものを、あると感じていただくサポート。ないものを作るのではなく、既にあるものを認めて感じていただるような、ね。

たしかに僕は理論的・分析的なこともお話しますけど、それは枝葉というか、肚落ち感を高めるためのツール。

「私は素晴らしい」と感じられると、パートナーシップも、婚活も、仕事の問題も、対人関係も、お金の問題も・・・解決の方向の進むだろうって、カウンセリングの経験上感じています。とてもシンプルなんです。

「自分への信頼」こそ「心の基礎体力」

今でこそ、結婚し、娘がいて、カウンセリングやセミナー・人の前でお話させていただく仕事をしていますけど、ぶっちゃけそんな自信なんて一ミリも僕にはなかった。

だからこそ、今、自信を持って言えることもあるんですよ。

自分への信頼こそ、「いい意味での自立」や「素敵な関係性」を培うもの。

とてもシンプルなんですよね、と。



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