■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

6月5日から受付開始しました。2018年7月分のカウンセリングですが

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それでは今日のコラムです。

今日もいただいたご質問にお答えしております。よろしければどうぞ。


浅野さんへの質問

前回、『彼の収入が低くて結婚するのが不安です』という内容で相談させていただきました。
的確なアドバイス、ありがとうございます。

『彼の価値を伝える』は、何度かやってるんですが、彼があんまり真に受けてないというか、私の言い方が悪いのか、私が言い足りないのか。。
つい、自分が悪いんじゃないかって感じてしまいます。
彼のいいところ、分かってる 伝えてるんですけどね。

ただ自分の悪いところは、『本当はこうして欲しい』とか『こういう人がタイプなんだよね』といって、相手をコントロールしてしまうところです。
問題は彼の収入ではなく、本当はこんな自分と一緒になることで彼を不幸にしてしまうのではないかと思っているところがあるからじゃないかと気付きました。
私は昔から人と仲良くなるのが苦手です。
父親が小さいときに蒸発したのがキッカケで、人が信じれなくなり、いろいろと苦労してきました。
だから本心では彼を信用してないのかもしれないし、本当に愛してるのか、分からなくなることが多いです。
人と仲良くなるときも同じような感情に襲われます。
無意識に自分から人を避けてしまいます。好きだなって思った人に自分から近づけなくて、彼以外の人と付き合ったこともなかったです。
陰で接しづらいと言われたこともあるし、とても情けないです。
彼と結婚するのが怖いのも、そういった心境からだと思います。
こんな状況を乗り越えるには、どうしたらいいでしょうか。

(匿名さん ※原文のまま掲載しています)
なるほど・・・そうお感じだったんですね。

では一つ一つお答えしていきますね。

***
『彼の価値を伝える』は、何度かやってるんですが、彼があんまり真に受けてないというか、私の言い方が悪いのか、私が言い足りないのか。。
つい、自分が悪いんじゃないかって感じてしまいます。
彼のいいところ、分かってる 伝えてるんですけどね。
こういった「彼に価値を伝えているんだけど、うまく伝わっていない気がする」というご意見、少なからず僕のもとに届いているんですよ。

実際そういった状況が生まれることもあると思うし、頑張って相手の価値を見ても受け取ってもらえないのは切ないですよね・・・。

ただ、こういったときこそ、私達の「心の影響力」について見つめてみるといいですよ、とお伝えしています。



例えば・・・

あなたが体調不良でクリニックに行ったとしましょう。

そこで出会った病院の先生の顔色が凄く悪かった。一時的な体調不良でね。

しかし、その先生はとてもいい人で、必死に「お大事になさってくださいね」と伝えてくれる。

さぁ、あなたはどんな気分になるでしょう?その先生からどんなメッセージを受け取るでしょうか。

たしかにその気持ちは嬉しい、けれど・・・・その続きでもなにか感じそうですね。

逆に、先生の顔色もよく元気いっぱいだったなら、心からありがとうって思いやすくなりますよね。


あえて妙な比喩にしていますが、これが私達の心の影響力のようなものです。

私の心の状態が、相手に伝わる部分があるということですね。

ただ自分の悪いところは、『本当はこうして欲しい』とか『こういう人がタイプなんだよね』といって、相手をコントロールしてしまうところです。
なんだか「自分が悪いな」と感じながら、人に思いを伝えると、なぜかその部分も伝えてしまうものです。

だから、「コントロールしちゃうとマズイな」と自分では理解しているけど、つい口に出てしまうことってありますね。

そのあたりがテーマかなぁ、と思うんです。

問題は彼の収入ではなく、本当はこんな自分と一緒になることで彼を不幸にしてしまうのではないかと思っているところがあるからじゃないかと気付きました。
なるほど、そうお感じなんですね・。


ではここから本題へ・・・。

さて、匿名さんのこの「彼を不幸にしてしまうのではないか」という思いは、どんな意味があってあなたの中に存在しているんでしょう。

そう思うことであなたは何を表現したいと思っておられるんでしょう。

だから本心では彼を信用してないのかもしれないし、本当に愛してるのか、分からなくなることが多いです。
ここも同じかもしれませんね。

もしあなたが彼を本心から信用しないことに意味があるとしたら、それは何なんでしょう?

兎にも角にも・・・傍にいるパートナーを本当に愛せているのか?と感じてしまうのは切ないことですよね・・・。



僕の経験上、

「相手を不幸にしてしまうのではないか、だから相手と近づかないほうがいいのではないか」

という思いには、いろいろな意味が込められていることが多いものだと思います。


例えば・・・

私がそばにいても相手は喜ばないのではないか、とか。

私が相手の負担になってしまうのではないか、とか。

いろいろなことを考えてしまう状況かもしれませんね。

それは切ない気持ちになることもありえる話かな、と。


が、そういった思いを感じるなら

そこに「どんな意味があるんでしょうね」という部分は本当に大切なこと。

あなたが不安を感じたり、相手を不幸にしてしまうのではないかと思うことで

「あなたが本当に伝えたいことは何なのでしょうか?」

そこがとても大切な部分です。

ここを呼び覚ますことが何より大切なことだとも、僕は考えています。

パートナーに対する強い不安も、相手への遠慮も、「私が自分を守る意味」だけで存在していることは稀だと思うからです。

実はその他にも・・・伝えたい思いがあるはず、ですよね。

それは「大切な人にどうか伝わりますように。どうかわかってほしい」という祈りにも似た願望となっていることも多いもの。

それぐらい前向きなメッセージだとも思うんです。

が、どこか自分に自信がなかったり、自分のことを「それでいい」と感じ取れないと、そのメッセージを強く打ち出せない、つまり、深く相手と関わったり、パートナーの傍に自分がいることの意味を感じられなくなってしまうんですね。

だから「私は本当に相手を愛しているのかどうか」が見えなくなってくる、とも考えられます。



父親が小さいときに蒸発したのがキッカケで、人が信じれなくなり、いろいろと苦労してきました。
それは寂しい思いをされてこられたんですね。

こういった寂しさや、どこか人を信じられない気持ち。持ちたくて持ったわけではないですよね・・・。

ただ、こういった気持ちを心の中から解放せず、長く我慢して抱えていると

『私にどんな理由があるにせよ、人を信じられないのは私なんだから、その私は苦労しないといけない』

と感じてしまう可能性は否定できないです。

いいか悪いか別にして、そう感じてしまいやすいんですよ。


・・・ただ。

何より切ない思い、寂しい思いを抱えて頑張ってこられたのは、あなたなのではないでしょうか。

であれば、あなたにふさわしいのは罰や不幸ではなく、許しや喜び、癒やしだと僕は思うんですよね。

そういった思いをどうか自分自身に向けてほしいなぁと思いますし、それこそが自分癒やしなんだと思うんですね。

人と仲良くなるときも同じような感情に襲われます。
無意識に自分から人を避けてしまいます。好きだなって思った人に自分から近づけなくて、彼以外の人と付き合ったこともなかったです。
陰で接しづらいと言われたこともあるし、とても情けないです。
これも切ない話ですよね。

人に陰で接しづらいと言われれば傷ついちゃいますよね・・・。

ただ、これで傷つくということは、あなたは「できるなら人と仲良くなりたい」と思われているはず。

そう思わなければ問題にはならないですもんね。

しかしあなたが「これ以上辛い思い、悲しい思いをしたくない」と感じていたのなら、人と距離を取らざるを得なかったのかもしれないな。

そう僕は感じています。

そこには「必死に葛藤していた自分」がいたはずで、その自分を「接しづらい」と評価されれば、また傷ついちゃいますね。

※もちろん接しづらいと話した人も、そもそもはあなたとうまく接したかったから「接しづらい」という声が出てくるケースが多いので、何がいいとか悪いとかの話にすると厄介ですね。

彼と結婚するのが怖いのも、そういった心境からだと思います。
こんな状況を乗り越えるには、どうしたらいいでしょうか。
まずは自分を責めないこと。

あなたが誰かを不幸にする存在だという自己概念を手放すために、どう自分の心を癒やすか、なんでしょう。



そもそも「身近な大切な人が離れていく」経験は、本当に切ないことです。

そんな自分が抱えている「本音・感情」を解放したり、自分自身を更に理解し許すことからはじめてみてくださいね。


一言で言えば「私、よく頑張った」なんです。

私はすごく頑張った、です。どんなことがあってもちゃんと今まで生きてきた、です。

自分を大切にしてみてくださいね。


また、僕が感じているところでは・・・

現時点までのあなたにとって「私は人を不幸にするのではないか?」という気持ち、まだ必要なのかもしれないです。

だから、無理やり「不幸にする人間だ、と思わないようにしよう」嫌って手放そうとしても離れてくれないかもしれません。

罪悪感は「心の痛み止め」のような効果をもたらすことがあります。

例えば、本当の孤独感を感じる怖れ、人と繋がれない悲しみを感じたとき、その感情を中和する材料のように使われることも多いのです。

「罪悪感」や「自分を責めること」には、百害あって一利なしのように思えますが、本当に感じたくない気持ちをブロックする作用もあるといえばあるんですよ。

しかし、これらの話は、意識的に「問題」にするべきではなく、「そうせざるを得なかったこと」と扱うほうが僕はいいように思うんですね。

これは問題ではなく、癒やされるべき必死さなんだろうと僕は思っています。

あなたが自分のココロと向き合いながら、どれだけ今までに抱えてきた感情を解放し、自分の本当の気持を見つけていくか。

これが鍵になりそうです。

このあたり、確かに癒やしのセミナーやカウンセリングが得意としていて、お役に立てるところでもあります。

これがある程度できると、自分自身が「人を不幸にする」という感覚が手放せていくかもしれませんね。



大切な人を信じられない。大切な人を愛せていない。

そんな想いを抱えていると苦しくなりがちです。


これはもしかすると「私の気持ちの意味」に対するヒントになるかもしれませんが

あなたに「大切な人を愛し喜ばせたい」と思う気持ちがなければ、悩まないということなんです。

まずはそこから、自分に優しさを向けていくことなんでしょうね。


なにか参考になれば幸いです。




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