love





結婚生活の中で、多くの妻は夫に「遠慮」しています。
それにあぐらをかいている男性もいて、男性サイドの問題も大きいですが、女性の中にある「良き妻でなければならない」という思いも「遠慮」の心理に大きく影響していることもあります。

4月より毎週月曜日の「恋愛テクニック」がリニューアル!

「カップル・カウンセリング」と題して、パートナーシップの問題の修復やもっと幸せな二人になるための提案をしていきます。

担当は「池尾昌紀」「池尾千里」の夫婦カウンセラー。夫婦で毎週交代で発信していきます。

新しくなった「月曜日:カップル・カウンセリング」のコンテンツを、どうぞお楽しみに!


※今回の記事は4/27にアメブロにアップされた記事のご紹介です。

担当は、妻、「池尾千里」です。


    


以前、こんな記事を書きました。

「夫に対し、日常的に『怒り』を感じている妻たちへ〜『遠慮』が生む、夫への『期待』〜」


夫・池尾昌紀も、「男性」の視点から、こんな記事を書いています。

よろしければお読みくださいませ。

「夫への怒りを止めたいのに、止まらない時の対処の仕方」


その女性の「遠慮」について、今回は、もう少し考えてみたいと思います。


女性がパートナーに、気を使って思ったことを伝えない「遠慮」。この「遠慮」が厄介なのは、自覚がないことです。



静かに溜まって、やっと気づくもの*


たしかに、「遠慮」すること自体は、悪いことというわけではありませんし、「気を使う」ということは、「相手に負担をかけない」ことが大きな目的ですから、「遠慮」をして、言葉を飲み込んだ時、相手が気付く確率が低くなります。女性自身も「無自覚」なことが多いですから、表面的には、その瞬間は二人の間に何も起こらないようになってしまいます。


しかしながら、女性は、本当は一番聞いて、理解しておいて欲しいことを飲み込んでいるのですから、気が付かないうちにストレスを抱えることになります。


例えば、毎日帰りが遅い夫に、

「寂しいから、早く帰ってきて欲しい。」

そう思っているとします。


これも、夫が遅くなる日が続いたから、やっと自覚できるようになった感覚といえます。最初は、きっと、「ふーん」とか「そういうものね。」という捉え方だったでしょう。そういう捉え方をしている時は、感情もそんなに動くことはありません。

夫に、何か言おうという発想も浮かばないでしょう。


では、夫の帰りが、1週間ずっと遅かったら、どうでしょう。何か、伝えようと思うでしょうか。

疲れて帰ってくる夫を前に、

「仕事なんだから、仕方ないよね。」

そうやって、言葉を飲み込むしかなかったでしょう。


忙しい夫は、また今週も、毎日遅い。

今日は、結婚記念日。せめて、少しくらい早く帰ってきて欲しい。でも今日は、きっと帰ってきてくれるだろう。

しかし、口に出せずに、夫を見送った朝。


そして、やはりその日も遅くに帰ってきた夫に、

「毎日毎日、なんでこんなに遅いのよ!今日は、結婚記念日じゃない。そんな日くらいは、早く帰ってきなさいよっ!!」


感情が堰を切ったようになってしまう。

「怒り」が噴出して、抑えられない。


妻は、我慢に我慢を重ねて、「結婚記念日」という大切なものを引き合いに、夫の「仕事」を責めています。

彼女は、実際、言葉にはしていませんが、こう言っています。


「『仕事』なんかよりずっと『私』を大切に扱って欲しい!」

「『私』が、寂しい思いをしていることに気付いて欲しい。」


この思いは、今、生まれたものでしょうか。

いいえ、帰りが遅くなって、2、3日した頃には、もうすでにあった思いではないでしょうか。


そして、この時、「遠慮」して、思いを飲み込んだ背景には、こんなものもあるのです。



「良妻賢母」が生む、たくさんの制約*


「良き妻であらねばならない」

この「観念」は、私たち女性の中に、深く刻まれているものです。

私たちは、一人残らず「母親」から産まれます。そして、その「母親」が「良き妻であろう」「良き母であろう」とする姿を見てきました。

実際、「良き妻」であったか、「良き母」であったかは、問題ではありません。でも、「良きものであろう」としていたところを、私たちは見ていたので、私たちも、同じように、良きものであろうとするようになったのです。


「良き妻」であろうとする時、いろんな制約が出てきます。


夫を立てなくてはいけない。

怒ってはいけない。

いつも優しくあらねばならない。


すると、妻たちが何を感じていたとしても、寂しがっていようとも、腹が立っていようとも、それらは、心の中にしまっておかねばなりません。でないと、夫を立てることもできないし、優しくあることもできないからです。


深く刻まれた「良き妻であらねばならない」という「観念」=「思い込み」が、無自覚の「遠慮」を生み出しているようです。


でも、ここで、大切なことに気がつくこともできます。


この「観念」が、私たち女性を縛ってはいないだろうか。

自分を表現することを止めていないか、夫とのコミュニケーションを遠ざけてはいないか。

それによって、私たち女性は、幸せなのだろうか。


今、その「やり方」で、幸せでないのならば、もういつかの「やり方」は、合わなくなっているようです。


「良き妻であらねばならない」のではなく、「良き妻じゃない」のでもなく、それを責めているあなたが、「もうすでに、良き妻である」ことを知ってください。
 

そして、私たち女性が、心の中を表現し続けることは、それが、とても苦手な男性とのコミュニケーションを大いに進めることも。


      


この「カップル・カウンセリング」のブログ連載では、男性心理を「池尾昌紀」が、女性心理を「池尾千里」が担当し、「男心」「女心」を解き明かしていきます。


合わせて「男心」「女心」を理解しあった二人が、どのように問題を乗り越えていけるのか、という事例を紹介しながら、恋愛・夫婦問題で悩んだり、恋人が欲しい!方へのアドバイスを発信していきます。


手っ取り早く「男女の心理が知りたい!」という方は下記の記事を御覧ください。

>>>「こんな時の『男心』『女心』がわからない!」シリーズへ


今後の「池尾昌紀」「池尾千里」の「カップル・カウンセラー」によります、男女関係改善のためのブログをどうぞお楽しみにしていただけたらと思います。


今回の記事がお役に立てたなら幸いです。


池尾昌紀のプロフィール&ブログ

池尾千里のプロフィール&ブログ