心理カウンセラー◆池尾昌紀

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カテゴリ: 【カウンセリングの実際】


「カウンセリングとは、何をやっていて、どんな効果があるの?」というご質問をよく伺います。それにお答えするために、私自身がカウンセリグを受けた体験を綴った連載を以前に連載しました。その続きを書くことになりました。
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 「カウンセリングって何?」「どんなことをするの?」「実際に受けてみるとどんな変化をもたらすの?」というご質問をよく伺います。
 その答えは、「幸せになること」だと思うのですが、それだけではわかりませんよね。

 一番わかりやすい答えは、カウンセリングの実際をレポートすることだと思います。
 そして、その最も身近なモデルは自分自身でした。なぜなら、僕自身がカウンセリングを受けて幸せになったからです。

 自らの体験を元に書かせていただきました連載ブログ『カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜』。
 今回、読みやすいように目次の形にまとめました。

 カウンセリングの実際を知っていただくには、ぴったりの内容です。
 お読みいただければ幸いです。

(1)ブログ連載にあたって/はじめに
(2)カウンセリングとの出会い
(3)僕たち夫婦の恋愛観
(4)カウンセリングを受ける
(5)気づき
(6)感情を感じる
(7)一人でやらなくていい
(8)人間関係のルーツは両親との関係であることを学ぶ
(9)ブロックを取り除く:誤解を解く/許す(1)
(10)ブロックを取り除く:誤解を解く/許す(2)
(11)子どもを授かる
(12)ビジョンを描く(1)
(13)ビジョンを描く(2)
(14)コミットメント/選択する(1)
(15)コミットメント/選択する(2)
(16)問題はギフトを持ってやってくる(1)
(17)問題はギフトを持ってやってくる(2)

<番外編1>連載終えて思うこと〜夫:池尾昌紀の場合〜
<番外編2>連載終えて思うこと〜妻:池尾千里の場合〜

<連載・その後>妻がカウンセラ―としてデビューすることになりました


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【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜<番外編(2)>

「連載について思うこと〜妻:池尾千里の場合」

今回の連載についてのご感想をいただいた折に、奥さんがどう思っていたのか話を聞きたいと言ってくださる方が何人もおられました。
確かに、この連載は、大部分は僕の視点で書かれています。

実際には、今回の連載については、全体の原稿を書いていく過程で、奥さんに読んでもらい、作りあげました。
時折、奥さんはこう話しています、という表記が出てくるのは、折々に聞いていたからなんですね。

でも、やっぱり、こうして連載が終わってみて、奥さん自身に、当時のことや、今の気持ちを語ってもらうことは、とても意味のあることのように思いましたので、今回は、その思いを語ってもらい、それを掲載させていただくことにいたしました。

以下、奥さんの率直な思いを、シンプルに語ってもらいましたので、連載とあわせてお読みいただけたら、両方の気持ちの一端が感じていただけるのではないかと思います。
思いをできるだけそのまま伝えたいと、内容は、修正することなく、奥さんが語る言葉をそのまま載せました。
文中、奥さんが僕のことを書く時は、「池尾」と「夫」をかけて、「いけ夫」と表現していますが、それもそのままにしてあります。

どうぞよろしくお願いいたします。


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こんにちは。池尾嫁です。
いつも主人がお世話になっております
し、しかし・・
こんなところに登場していいんでしょうかっ私っ?!
・・と、気になりつつ、少しだけ、お邪魔させていただきます。

いけ夫が、自分たちのことをきちんと文字にしたい、そして、みんなに読んで欲しいと言ったときは、正直驚きました。

でも、言葉や場面の端々に、読む方それぞれの視点や想いが入ってくるはずで、それはそれで、意味のあることかもしれないなと、思った記憶があります。

心理学を学び始めた頃、いけ夫はよく私に「辛い思いをさせた」と言っては謝まったものです。
でも、謝られるのが、どうもしっくり来ないのです。嬉しくも哀しくもない。
どうやらそれは、私自身が、あの頃、嬉しくも哀しくもない状態だったからのようなのです。
幸せでも不幸でもないみたいな。

しかも、あの頃は、それに気が付いてなかったことに、心がざわざわするような感じがします。
「不幸になりたい」と思ってたわけじゃないけど、「幸せになりたい」とも思ってなかった。ざわざわします(笑)

いけ夫が、謝り始めた頃、ふと「こども欲しいな」と思いました。
結婚して、7年もこどもができないのに、不妊治療をしようとも、産む歳を心配することもありませんでした。でも「病院行ってみよかな」と思いました。

私の「こどもが欲しい」は、「幸せになりたい」と同じでした。
嬉しくも哀しくもなかった世界で、やっと私が立ち上がった瞬間でした。

現在の私は、天使2匹・・いえ、2人と幸せまみれの毎日を過ごしています。

                              池尾千里

「連載その後・妻がカウンセラ―デビューしました」に続く 

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【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜 <番外編(1)>

「連載を終えて思うこと 〜 夫:池尾昌紀の場合 〜」

 「はじめに」でも触れておりますが、この連載は、元々、冊子にまとめて配布していた内容をブログに分割して掲載したものです。
 冊子を読んでいただいた方に好評だったので、ブログで連載を始めたものですが、連載してみると、たくさんの方が読んでくださり、ご意見をくださいました。

 そうした方が、「励まされた」「自分もやってみようと思った」「あきらめなくていいんだ」といったご感想をくださいました。
 こうした応援の声は、僕がカウンセラーとして活動していく上で、本当に大きな励ましとなりました。
 この場をお借りして、深く御礼申し上げます。
 本当にありがとうございました。


 さて、この連載は、僕たち夫婦の歴史で言えば、一人目の子どもを授かったところで一区切りし、僕たち夫婦のビジョンに展開して連載は終わっています。

 このお話の後も、僕は多くの方とカウンセリングをさせていただき、また、僕たち夫婦との関わりや子ども達の年齢も月日を重ねていきました。

 一番の変化は、二人目の子どもを授ったことです。今では、女の子と男の子二人に囲まれる生活をしています。
 本当に幸せに囲まれているな、と感じます。

 子どもが大きくなれば、今度は子どもの教育方針や、地域との関わり等、状況はどんどん変化していきます。

 そうすると、今までなかった内容で、夫婦が衝突する機会も増えてきます。

 衝突する度に、変わらないところは昔と何にも変わらないなあと感じます。

 喧嘩をすれば、気分は悪いし、奥さんの顔を見たくもない!と思う事もあります。

 今だけでなく、これからも、僕たち夫婦は、この連載時とはどんどん違う状況になり、新しい問題がやってくるでしょう。
 その度に、悩み、辛い思いをして、どうしたらいいかわからなくなることもあるかもしれません。
 そうした時には、今までのように、たくさんの方に助けを求め、その力を借りなければ乗り越えられないと思います。

 その度に、やっぱり「この人ともう一度、結婚するのか」と選択し直し続けるのだと思います。
 一度ならず、一生くり返す、この選択。
 何度も何度も選択し続けることが、大切なんだと思います。


 この話を書きながら、今、思い出すのは、僕のカウンセリングの師匠が教えてくれた言葉です。




   辛いとき、問題があって悩む時

   そんな時には、こう自分の心に聞いてみてください。


   「私は、愛を選択するのか、自分への裁きを選択するのか」


   それでも、問題はなくならないかもしれません。

   苦しみもやってくるかもしれません。

   それでも、毎日、毎時間、毎分、問いかけてみる。

   選択とは、人の心が持つ、最も大きな力のひとつなのです。

   愛を選択してください。

   そこから愛ははじまります。




 僕は、夫婦の間で何かある度に、「愛」を選択し続けようと思います。


 僕たち夫婦の幸せなパートナーシップの道を歩み続けること。

 僕がカウンセラーとして生きると決めた人生を支えてくれるのは、この思いがあってこと、だと改めて思います。

 連載や冊子を読んで応援や共感をしてくださった方の思いをしっかり胸に抱きながら、これからもカウンセラーとしてがんばっていこうと思います。

 連載をお読みくださって本当にありがとうございました。

                                   池尾昌紀

  (番外編2)連載終えて思うこと〜妻:池尾千里の場合〜 へ続く

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4ヶ月にわたる連載も、いよいよ最終回!
長い連載をお読みくださってありがとうございました!深く感謝申し上げます。

【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜(その17)

<問題はギフトを持ってやってくる(2)>

今年になってから、僕は、我々夫婦のビジョンを明言することにしました。

 1.パートナーシップの悩み
 2.子どもが授からない悩み
 3.ビジョンを描く

 この三つを解決するお手伝いをしていくこと


 これは、この連載で書かせていただいたとおり、僕たちが苦しんで乗りこえてきたこと、そのままです。


 今はまだまだ力不足で、カウンセラーとしてもっともっと大きくなっていきたいと改めて決意しているところです。
 
 また、夫婦のパートナーシップも、子どもが大きくなり、我々も歳を重ねていくうちに、今とは違った形に変化していくでしょう。

 これからも、僕はたくさんの方に助けていただくことで、自分の人生を歩いて行けるのだと思います。


 そんな中で、カウンセラーを一生の仕事にしていこうと決めました。

 たとえ、小さな光でも、暗闇をわずかに照らす一筋の光になれたら。

 それこそが僕の本当に生きたい人生です。


 この物語は、僕だけのストーリーではありません。

 困難な問題を乗り越え、その先に大きな幸せを得た、多くの方々の実績があります。

 僕もカウンセラーの勉強をしていくうちに、そうした方々に勇気をもらい、また、実際にカウンセラーとなってからは、クライアントさんが幸せな道を歩み始めたたくさんのケースをみてきました。

 だとしたら、今、この連載をを読んでくださっているあなたにもあるストーリーだと思うのです。
 
 この連載は、今回でひとつの区切りを迎えました。
 5月14日から始まり、4ヶ月におよぶ長い連載を最後までお読みいただきありがとうございました。
 僕の体験が少しでもお役に立てたのなら、こんなにうれしいことはありません。


 人は一人では生きてはいけない。そのことは誰でも知っているのに、実は、誰も信じようとしていない。

 わかりやすい愛の歌や応援歌が流行するのは、その現れではないかと思います。

 でも、ここに知る事ができる場所があります。


 僕が知った場所。奥さんが知った場所。そして、今まで多くの方々が知る事ができたと言ってくださった場所です。


 この連載のまとめとして、僕を救ってくれた、大先輩のカウンセラーが教えてくれた言葉を紹介して終わりの言葉とさせていただきたいと思います。

 これは僕がカウンセラーをしていく上での信念にもなったものです。

 この言葉をいつも胸に抱いて、これからもカウンセリングを行っていきたいと思っています。


 「カウンセリングとは、自分の心の中の真実の愛に気づく場所である。」

 (完)

 (番外編1)連載終えて思うこと〜夫:池尾昌紀の場合〜 へ続く

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【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜(その16)

<問題はギフトを持ってやってくる(1)>

 心理学には「問題を乗り越えたら宝物がやってくる」という言葉があります。

 問題は、今の自分や、パートナーとの関係を変えていくきっかけを与えてくれるもの。

 問題は人生に深く関わることだけに、人としての成長や、成熟していくための様々な要素を磨きあげてくれる。つまり、自分を磨き、成長させてくれる大チャンス!なのです。

 今、問題があるだけでなく、過去に問題があって傷になっていることでも、それを癒し乗り越えた時には、すべてがギフトになります。



 そして、僕が問題を乗り越えた時に得たギフトとは、自分の本当に生きたい人生でした。

 「ある問題で悩み苦しんだ末にそれを乗り越えた時、今度は、同じような問題を抱えた人を助けることができる。」

 カウンセリングの勉強をしていく間に出会った言葉です。



 夫婦の問題は、我々を苦しめるためにあったのではなく、様々な傷や誤解で覆い隠されていた、どんなに相手を純粋に愛しているか、どんなに情熱を持っているかを真に気づかせてくれるために存在していた。その実感は僕を大きく変化させました。

 そしてその変化に敏感に反応して、奥さん自身も変化していったのです。



 そのうち、奥さんもカウンセラーの勉強をし始め、今は二人目の子どもに恵まれて子育てで中断していますが、将来的には、今よりも幸せなパートナーシップを築き、その上で「自らが乗り越えたて得た経験を活かし、今度は同じ悩みを抱えた人が乗り越えるお手伝いをしていきたい」という、僕達夫婦の人生のビジョンになっていったのです。



 僕たちは、あの時、お互い別々の無人島にいました。そこには誰もいません。誰もいないところで幸せを感じることはできません。人がいるから幸せも不幸も感じる。何をしても感じなかった我々は、まさに文字通り無人島にいる二人でした。本当に孤独だったのです。



 けれど、そうした状況を乗り越えた今だからこそ、「幸せは人間関係の中で生まれる」ことを心の底から感じることができるようになったのだと思います。

 問題があったからこそ、今の自分がある。だから恩返ししたい。同じように苦しんでいる人のお手伝いがしたい。

僕たちは、二人でそう思うようになりました。

  (17)問題はギフトを持ってやってくる(2) へ続く

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【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜

<その15:コミットメント/選択する(2)>

 結婚をしている場合には、もう一度この人と結婚をするかどうかを決めることになります。

 こうして、向かい合うことにコミットメントしていくと、真に二人が向き合った時に、道が開けます。

 
 時には、別れるという選択がその答えであることもあるのです。

 けれども、命がけで納得いくように向かい合っているから、やり残しがなく、お互い相手を理解して尊重して別れ、それぞれ新しい自分の道を歩んで行くことになります。

 それが二人の真の幸せになるのです。

 たとえお互いが別れて別々の道を歩むことになっても、それぞれの道で、新しい真実のパートナーと出会って幸せになっていく道です。


 僕が直面したことも、まさにそうでした。


 たとえ、どんなに素晴らしいカウンセラーであっても、当人達が真に前に進む決心がつかなければどうすることもできません。

 心の変化をさせられるのは、その人しかできないからです。

 そして、自分の内面に深く目を向ける作業は、とても大変な作業でもあります。

 それを乗りこえることができたのは、結局のところ「愛の力」なんだと思います。


 僕がカウンセラーとなって、たくさんの離婚問題のご相談を受ける中で、このことは改めて実感したことです。

 問題を乗りこえて幸せを手に入れた方々に共通しているのは、最後はこの「相手を愛する心」を貫けるかどうかなのです。


 僕は、あんな無茶苦茶な恋愛観でつきあっていたにも関わらず、この人と一生添い遂げよう、という気持ちが不思議と途切れることはありませんでした。

 それは、僕にとっては、一番辛くて寂しかった恋人との別れの時に、無茶な恋愛観にもかかわらず僕と価値観を共にすることを選んでくれた彼女が、強い信頼と愛情に値すると人だと心の底から思ったからではなかったかと思います。


 では、奥さんはどうだったのでしょう。

 ちょうど一人目の娘の出産を目前にしたある日、食事をしている時に、ふと思いついて彼女に聞いてみたことがあります。

 どうしてあんな無茶な男だった僕と、別れようとも思わず付き合いを続けてくれたのか、と。

 すると彼女はたった一言、こう言ってくれました。


「何か価値があるように思っていたから」


 問題を乗り越えていく最後のそして最大の切り札は、「相手を愛する心」と肌で感じたのはこの時でした。

  (16)問題はギフトを持ってやってくる(1) へ続く

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【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜(その14)
様々な大きな問題を抱えている時、苦しい状況でも先を見続け、それを乗り越える原動力があるとしたら、それは何でしょう。今回は、その原動力に迫ります。

<その14:コミットメント/選択する(1)>

 様々な大きな問題を抱えている時、苦しい状況でも先を見続け、それを乗り越える原動力があるとしたら、それは何だと思われますか?

 本当の自分の気持ちや感情に気がついた時、どうしていいかわからなくなります。その時に大切なのは、これからどうするかを選択することです。

 例えば、夫婦の問題がある時には必ず離婚をするか結婚を続けるかを選択する時期がやってきます。

 その時の選択とは、離婚するにせよ、続けるにせよ、自分がそうしたいかどうか、というレベルではなく、するかどうかを決めることを指します。

 大きな問題を抱え、それを解決しようとカウンセリングを受けることを決意する時は、この選択や決意をするタイミングでくることがあります。

 僕がカウンセリングを受けた時も、まさに、自分達がこのままの夫婦生活を本当の気持ちを隠したまま続けていくか、本当の気持ちに気づいて距離を縮めて絆を取り戻すのかを選択する時でした。

 もし、あの頃のまま夫婦でいたのなら、恐らくどこかで破綻していたのではないかと思います。

 カウンセリングの現場の中で、離婚問題のご相談を受けることは多くありますが、ご相談にこられる方は、どれだけ口で離婚したいと言われる方でも、心の中では「離婚したくない、やり直したい」と思っておられます。

 なぜなら、本当に離婚したい方は、カウンセラーのところではなく、弁護士のところに行かれるからです。

 そうしないで我々カウンセラーのところにご相談にこられるのは、言ってみれば、夫婦としてのやり残しがあるからです。


 こうした本当の気持ちに気づき、それを選択し続けることを決意することを「コミットメント」と言います。


 それは、自分の痛みを大切にするか、相手を大切にするかの選択です。

 パートナーシップの問題は、相手と向き合うことが解決方法だと言われます。

 そのためには、まず、自分から本気で相手と向き合おうと決意することが必要になるのです。

 なぜなら、本気でのぞんだら、その時やっと、相手は本気で考えはじめるからです。それが「向き合う」ということなのです。

 向き合っていない状態とは、安全な範囲でコミュニケーションしているだけです。この距離が問題を作り出す隙間になります。

 浮気などの他の誰かに気持ちが流れてしまう場合には、この隙間が入り込むスペースを作っているからです。

 これを打破するには、リスクを冒す、危険ゾーンに飛び込まないといけなくなります。これは本当に勇気がいることで、それこそ命がけです。

 命をかけてもこの人と人生をやっていきたいと思うかどうかの決断がそこにはあるのです。

   (15)コミットメント/選択する(2) へ続く

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【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜

<その13:ビジョンを描く(2)>

 僕は、カウンセリングを受け始めた時と時同じくして、カウンセリングサービスの母体である「神戸メンタルサービス」でカウンセラーになるべくカウンセラー養成コースを受講しはじめました。

 この連載の(その2)で書かせていただいておりますが、当初、僕がカウンセラーを志していたのは、誰かを癒したい、という思いよりも、自分が癒して欲しいという思いの裏返しだったように思います。

 ところが、実際に、この養成コースで具体的にカウンセラーになるための学びを重ねるうちに、いろんなことがわかってきました。

 まず、カウンセラーという仕事は、本当に一生をかけて取り組むに値する仕事であると気がついた事。
 そして、その情熱が僕自身の心の中にあるということ。

 この思いは、知識や技術を学ぶということもさることながら、最も大きな影響を与えてくれたのは、入った当初はまるで自分に価値をみいだせなかった僕に対して、多くの仲間達が「君には価値がある」と何度も何度も教えてくれたことです。

 こうした仲間がいなければ、今の僕はいないといっても過言ではありません。

 そのうちにカウンセラーという職業が本当に自分がやりたい仕事であることに気がついていきました。


 僕は、幼い頃から、自分に本当に向いている仕事や心からやりたいと思う仕事が何なのかをずっと思い描いてきましたが、結局、大人になってもそれはわからず、そんな仕事は自分には出会えないとあきらめていました。

 ところが、人生も半ばをすぎてから、ここにきて初めてそうした仕事に出会うことができたのです。

 この出会いは、僕個人の生き方だけでなく、夫婦のこれからの生き方につながることになりました。


 僕にとって幸いだったのは、ブロックを外すことと、将来の夢=ビジョンを描くことが、どちらもカウンセラー養成コースを学んでいく中で同時に得ることができたことでした。

 子どもを得、夫婦の絆を得ることができたのは、僕のゴールがそのもっと先、夫婦で愛し合い、子どもとともに幸せな家庭を築きながら、二人で心を扱う仕事をして、困っている人のお手伝いがしたいというビジョンを描けたからなのです。


 結婚する事がゴール、子どもが生まれて家族ができることがゴール。

 到達する目標がそこまでしか設定されていないと、心は、到達すると終わってしまうと判断して、その目標にたどり着くスピートを緩めてしまいます。

 欲しいと思うこと、望んでいることは、あくまでゴールへの中間地点であり、そのもっと先を描いて目指すことで、心は中間地点をこえてゴールに向かって進んで行こうとします。

 このゴールとは、パートナーシップでいえば、どんな夫婦になるか、二人で何をするのか、それが家族に、そして周囲にどんな影響を与えられる存在になるのか、といったものです。

 それを具体的に、また、個人的な思いだけでなく、両親や周囲の友人達、さらには社会にどんな貢献をしていくのか、というレベルまで高めて設定することができたら、そこに至るまでに必要な、結婚、子ども、仕事という目標は、当然、クリアされていく中間ポイントとなり、手に入ることが自然に感じることができます。

 つまり、ビジョンというのは、自分が幸せになることで、周りの人も幸せになることなのです。

 
 あなたの幸せは、あなただけの幸せではありません。

 パートナーの、両親の、兄弟の、子どもの、友人の、あなたの周りのすべての人の幸せなのです。

   (14)コミットメント/選択する(1) へ続く

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<その12:ビジョンを描く(1)>

 さて、僕たち夫婦が絆を取り戻すことができ、子どもを授かることができた大きな要因の一つは、先に書いた「幸せになる気持ちをブロックする思い」を取り除くことでしたが、それだけで達成したものではありませんでした。

 もう一つの大きな要因、それは「ビジョンを描くことができた」ことです。

 ビジョンと目標とは少し意味が違っています。

 結婚する事がゴール、子どもが生まれて家族ができることがゴールでは、その目的がかなえられた時点で、終わってしまいます。パートナーシップは、結ばれた時がゴールではなく、それからがスタートなのです。

 どんな夫婦になるか、二人で何をするのか等、将来に渡って作り上げていくワクワクドキドキする到達点を見つけていく。それこそがビジョンです。

 幸せなパートナーシップを築くためには、パートナーに向かい合い、自分自身を見つめていく作業が必要となります。この過程は、自らを真剣に見つめていく作業となるために、本当にやりたい仕事がみえやすくなるという側面も持っています。

 心理学の格言で「真実のパートナーと天職は同時にやってくる」という言葉がありますが、このことを意味します。

 (その5)の回でも述べましたが、僕は、カウンセリングを受け始めた時と時同じくして、カウンセリングサービスの母体である「神戸メンタルサービス」でカウンセラーになるべくカウンセラー養成コースを受講しはじめました。

 養成コースでは、グループセラピーに参加することになりますが、個人の内面を丁寧にみていくカウンセリングと、グループでセラピーを行うワークショップを平行して行うことで、夫婦の絆を取り戻すために、相手と向かい合い、そのために、本当の自分の気持ちと向かい合い、両親との関係に気づき、許し、癒すことを効果的に行うことができたと思っています。

 これが、ブロックを外すということにあたるわけですが、そのこととあわせて、僕の場合は、養成コースで具体的にカウンセラーになるための学びを重ねるうちに、自分には価値があるのだということを仲間から教えられ、そのうちにカウンセラーという職業が本当に自分がやりたい仕事であることに気がついていきました。

 こうした自分の価値をみつけることができたのは、養成コースで本当に素晴らしい先輩や仲間に出会えたことも大きな要因でした。

 当時は自分にはなんの価値もないと思っていた僕に、たくさんの人が様々な表現方法で、僕の価値を伝えてくれたのです。

 ここでは多くは語るスペースがありませんので省略しますが、この出会いは本当に大きな支えになり、自分に自信を与えてくれました。

   (13)ビジョンを描く(2) へ続く

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