うちの近くに大きな川があって、土手はちょうどよいお散歩コースになっています。
夫は週に何回か、土手を散歩したり、自転車で走っています。

3年ほど前のある日、夫が「川になぞの生物がいた!!」と携帯で撮った写真を見せてくれました。

それは、私が見たところでは、どうもヌートリアのようでした。
ヌートリアは、川にいる動物として私の実家の岡山ではけっこう有名なのですが、夫ははじめて見たそうです。
HPで、調べてみたところ、南米が原産で、1930年頃に毛皮をとるために輸入されたものが、あちこちの川に棲みついたらしいということでした。
それ以来、夫はヌートリア(うちでは略して「ヌー」と呼ばれています)の観察を楽しみにしていて、何とか写真を撮ろうとがんばっていたのですが、やはり野生の動物だけあってなかなか近づかせてもらえなかったようです。

ところが、最近になって一匹だけはぐれたヌーが、下流の方にいて結構人に慣れているのを発見したそうです。
そこでさっそく夫と一緒に散歩をかねたヌー見物に行ってきました。
私たちが行ったのは夕方だったせいか、ヌーは草の上で眠りかけていたようで、大きなあくびを何度もしていました。
しかし、本当に人に慣れているのか、すぐ近くまでよって携帯を構えてもぜんぜん気にしていない様子。
おかげでアップの写真が撮れました(*^^*)

しかし、このヌーいつまでここにいるんでしょうか?
ちゃんとみんなのところに帰れるのか、ちょっと心配です。


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