今日は先日のコラムの続きです。コラムの中に登場する、
自分を幸せにしない目的リストの中から、いくつかを選びまして簡単な
解説をさせていただこうと思います。
今日のこのコラムから読みはじめた方はこちらを参照してくださいね。
良い子であること、ヒーローであることを、目的にして、がんばって
きたのだけれども、気がついたら、幸せでないと感じる場合を対象と
しています。良い子、ヒーローのパターンがあっても、幸せを感じる
ならば読む必要はないかもしれませんね。
・良い子
これは良い子であること、良い子になることを目的に生きてきた場合
を指しています。
良い子というのは、多くは、ご両親にとっての良い自分を指しています。
自分でも、ご両親の考え方を受け継いで、良い自分でありたいと
考えている方も多くいらっしゃいます。
良い子になって、社会や家族や恋愛相手に認められて幸せになる場合も
ありますが、ご両親の期待には応えられたけれども、自分が幸せではない
場合があります。
こういうタイプの方は、自分らしく生きることが、
親の期待に反する=悪い子
だと誤解していることが多くあります。
良い子として生きてきたけれども、過去を振り返って、意味がなかった
ように感じている方もいらっしゃいますし、受験や学業、就職で、
つまずいてしまい、良い子でい続けられなくなり、悩む方も
いらっしゃいます。
自分が生まれながらにして本来、善良であることや、親が自分の存在自体を
喜んでくれている中で、自分が生まれてきたという事実を頭の中だけでも、
理解することが、このパターンから抜け出す、スタートだと思います。
心の中から、すぐは思えないかもしれませんが、それでもまずはよしとして
あげてください。
親は、良い子の自分を受けいれ、歓迎してくれますが、良い子でなければ、
愛していないわけではないんです。かけがえのない息子、娘ですから、
どのような状態であっても、愛すべき、息子、娘です。それを心から
理解できたら、きっとラクになっていただけるだろうと思いますが、
難しい場合も多くありますから、すぐ理解できなくてもOKです。
このパターンの方は、良い子になるために、努力して、備わった、
優秀さ、真面目さ、善良さという能力を持っています。自分を幸せに
するために、その能力を使っていくことに意欲をもっていただきたい
と思います。
自分らしく生きるとしたら、どんな人生を求めますか?
・ヒーロー
これはヒーローであること、ヒーローになることを目的として生きてきた
場合を指しています。
良い子に似ていますが、偉業を成し遂げる、スーパーエリートになる、
超難関の資格試験に挑むなど大きな目標を掲げるところが特徴です。
うまくヒーローになることが、できれば、幸せになることも可能ですが、
ヒーローになろうとして無理をしてしまっている途中で行き詰ってしまう
ことも多くあります。またヒーローとして生きているけれども、
心はボロボロで幸せとはほど遠いという場合もあります。
このパターンをもった方は、家族を救おう、両親を喜ばそう、自分の力を
認めてもらいたいという意欲が高い分だけ、心の裏側では、その反対の
自分を信じてしまっていることに気づくことが、役立ちます。
自分がありのままでいたならば、不十分だという感覚がある場合も
多いようです。
その根底には、ありのままの自分でいることで、誰かの役に立てなかった、
認めてもらえなかった、期待に応えられなかった、などの失敗感があること
が多くあります。
また家族が不幸の渦の中にいて、それから救い出したいと、思うあまり、
自分が偉大なヒーローになろうとする場合もあります。
家族の不幸の渦の中から、自分だけでもまず、抜け出して、等身大の幸せを
得ることが、家族を救うことにつながります。
ヒーローにならなくても、抜け出すことはできるのです。
偉大な人間になろうとすることは、間違っていませんが、等身大の幸せを
獲得しながら、偉大な人間を目指してもよいですよね。
自分がすでにヒーローになって、すべての問題を解決してしまった
としたら、その後は、どんな人生を過したいですか?
今日は、良い子、ヒーローのパターンについて書きました。
どちらも、意思の強さ、忍耐強さ、善良さ、思いやりなどの才能が
ある方です。
こいうしたパターンをもっているお客様のお話を伺うとき、
みなさん、それだけ辛抱強く努力してこられたわけですから、
ぜひ、今、幸せでいて欲しいなといつも、私は思います。
ご自分を許してあげてほしいなと思います。
ご自身を見つめる、ヒントにしていただければ幸いです。
自分を幸せにしない目的リストの中から、いくつかを選びまして簡単な
解説をさせていただこうと思います。
今日のこのコラムから読みはじめた方はこちらを参照してくださいね。
良い子であること、ヒーローであることを、目的にして、がんばって
きたのだけれども、気がついたら、幸せでないと感じる場合を対象と
しています。良い子、ヒーローのパターンがあっても、幸せを感じる
ならば読む必要はないかもしれませんね。
・良い子
これは良い子であること、良い子になることを目的に生きてきた場合
を指しています。
良い子というのは、多くは、ご両親にとっての良い自分を指しています。
自分でも、ご両親の考え方を受け継いで、良い自分でありたいと
考えている方も多くいらっしゃいます。
良い子になって、社会や家族や恋愛相手に認められて幸せになる場合も
ありますが、ご両親の期待には応えられたけれども、自分が幸せではない
場合があります。
こういうタイプの方は、自分らしく生きることが、
親の期待に反する=悪い子
だと誤解していることが多くあります。
良い子として生きてきたけれども、過去を振り返って、意味がなかった
ように感じている方もいらっしゃいますし、受験や学業、就職で、
つまずいてしまい、良い子でい続けられなくなり、悩む方も
いらっしゃいます。
自分が生まれながらにして本来、善良であることや、親が自分の存在自体を
喜んでくれている中で、自分が生まれてきたという事実を頭の中だけでも、
理解することが、このパターンから抜け出す、スタートだと思います。
心の中から、すぐは思えないかもしれませんが、それでもまずはよしとして
あげてください。
親は、良い子の自分を受けいれ、歓迎してくれますが、良い子でなければ、
愛していないわけではないんです。かけがえのない息子、娘ですから、
どのような状態であっても、愛すべき、息子、娘です。それを心から
理解できたら、きっとラクになっていただけるだろうと思いますが、
難しい場合も多くありますから、すぐ理解できなくてもOKです。
このパターンの方は、良い子になるために、努力して、備わった、
優秀さ、真面目さ、善良さという能力を持っています。自分を幸せに
するために、その能力を使っていくことに意欲をもっていただきたい
と思います。
自分らしく生きるとしたら、どんな人生を求めますか?
・ヒーロー
これはヒーローであること、ヒーローになることを目的として生きてきた
場合を指しています。
良い子に似ていますが、偉業を成し遂げる、スーパーエリートになる、
超難関の資格試験に挑むなど大きな目標を掲げるところが特徴です。
うまくヒーローになることが、できれば、幸せになることも可能ですが、
ヒーローになろうとして無理をしてしまっている途中で行き詰ってしまう
ことも多くあります。またヒーローとして生きているけれども、
心はボロボロで幸せとはほど遠いという場合もあります。
このパターンをもった方は、家族を救おう、両親を喜ばそう、自分の力を
認めてもらいたいという意欲が高い分だけ、心の裏側では、その反対の
自分を信じてしまっていることに気づくことが、役立ちます。
自分がありのままでいたならば、不十分だという感覚がある場合も
多いようです。
その根底には、ありのままの自分でいることで、誰かの役に立てなかった、
認めてもらえなかった、期待に応えられなかった、などの失敗感があること
が多くあります。
また家族が不幸の渦の中にいて、それから救い出したいと、思うあまり、
自分が偉大なヒーローになろうとする場合もあります。
家族の不幸の渦の中から、自分だけでもまず、抜け出して、等身大の幸せを
得ることが、家族を救うことにつながります。
ヒーローにならなくても、抜け出すことはできるのです。
偉大な人間になろうとすることは、間違っていませんが、等身大の幸せを
獲得しながら、偉大な人間を目指してもよいですよね。
自分がすでにヒーローになって、すべての問題を解決してしまった
としたら、その後は、どんな人生を過したいですか?
今日は、良い子、ヒーローのパターンについて書きました。
どちらも、意思の強さ、忍耐強さ、善良さ、思いやりなどの才能が
ある方です。
こいうしたパターンをもっているお客様のお話を伺うとき、
みなさん、それだけ辛抱強く努力してこられたわけですから、
ぜひ、今、幸せでいて欲しいなといつも、私は思います。
ご自分を許してあげてほしいなと思います。
ご自身を見つめる、ヒントにしていただければ幸いです。