幸せになりたいとき

幸せになりたい、新年ですから、こんな思いを抱いている
方も多いかもしれませんね。

幸せを心理学で考えるとき、いろいろとあるのですが、
オーソドックスな考え方として、こんなものがあります。

幸せは感情である

つまり、幸せな気持ちになるには、必ずしも、幸せに見合った
出来事を必要としないということです。

・彼ができたら、幸せになれるんじゃないか
・お金持ちになったら、幸せになれるんじゃないか
・会社がいい会社だったら・・・・
・両親がもっとよい両親になったら・・・
・一流大学に入れたら・・・
・資格に合格したら・・・
・もっとやせていたら・・・

このように幸せになるために、条件をつけてしまいがちですが、
そうならなくても、気持ちだけでも幸せな気持ちにはなれる
ものですよという意味です。

それだけだと、無意味が感じですが、

ポイントは、幸せな気持ちで過ごしていると、
やがて結果となる出来事も伴ってくるというところです。

まず、原因である、心が先に変化すると、幸せな気持ちで、
考えた発想は幸せにつながりやすく、幸せな気持ちで
発想したことを実行すると、実現しやすくなるからです。

これは不幸な気持ちで発想したことを、
不幸な気持ちで実行することと比べれば、
どちらがよいかは明らかです。

彼がいなくても、単独でも幸せそうな女性とか
お金持ちではないけれども、幸せそうな人とか
いい会社ではないけれど、幸せに働く人とか
両親がどうあれ、幸せそうな人とか
・・・・

その方が、実際に、現実的にも幸せになりそうですね。

では、幸せな気持ちになるために、どんな工夫が、
できるでしょうか。

本当は、何も工夫なく、意思の力だけで、できるんですが、
慣れないと難しいので、今ある幸せをみつけたり、
小さな幸せをつくってみるとよいでしょう。

・お正月が終わったところで、また3連休。ちょっと前までは、
連休じゃなかったんだよなぁ、幸せ・・・とか
・今日は、風は強いけど、ちょっと温かいなぁ幸せとか
・温かいお茶をいただく幸せとか、
・出かけるより、家が一番と思える幸せとか
・あったか〜いお風呂に入る幸せとか

このくらいの幸せならいくつかは誰もがあてはまると思います。
こうして、今ある幸せをみつけたり、小さな幸せをつくることは、
けっこう簡単にできるものです。

もちろん、ずっとそうして生きていくわけではないですから、
悲しくならないでくださいね。

まずは、それをはずみにしていくという意味です。

雪だるま式に増えていくのは幸せも同じで、
はじめは小さくても、コロコロとしだいに、幸せも大きくなって
いきます。

そのはじめの一歩と言うのは、無意味な感じやバカバカしさに
とらわれてしまうこともありますから、このワナにかからない
ように気をつけてくださいね。

というわけで、まとめると

幸せになりたいとき

1幸せな気持ちになることをまず目標にする
2今ある幸せをみつける
3小さな幸せをつくる
4幸せな気持ちになってから、幸せになる方法を考える
5幸せな気持ちで、幸せに向かって実行していく

これらにとりくんでみてください。

今回のコラムではこの5つをあげていますが、
これが唯一の方法ではありませんのでヒントとして
とらえてくださいね。