魅力的な人を見たとき、
幸せな人を見たとき、
成功している人を見たとき、
幸せそうなカップルを見たとき

人は嫉妬にかられることがあります。

嫉妬をしている自分は、なんて悪いやつだと、
ダメダメ・・と、嫉妬をやめようとする前に、
嫉妬する自分を「嫉妬もするさ〜」と認めて
受け入れてあげると、嫉妬をやめるための準備に
なります。

ちょっと気持ちをおちつけて、
嫉妬の心理について理解を深めてみましょう。

嫉妬の感情は
ポジティブな事柄に直面したときに、自分にはそのポジティブな
要素がないと誤解しているときに、自分はちっぽけな存在だとか
自分は何かが欠けているだとか、自分はダメだとか、
そういったネガティブな感情が刺激されて、起こります。

ですが、自分はちっぽけだとか、自分はダメだとかと、
自分の本質をネガティブだと決め付けているのは、
自分だということに気づいてください。

心の中のたくさんある要素のうち、そのネガティブな要素に
意識が向かっているということです。

人は投影や転移といって、自分の心の中にあるものを、
目に映る物事に、映し出してとらえる、そんな性質があるのですが
誰かのポジティブな要素、例えば、幸せな結婚の様子を
見たときには、自分の心の中にある、幸せの要素を、映し出して
いるわけです。

つまり、嫉妬しているとき、自分の心の中の
ポジティブな要素を、その対象に、映し出してとらえているのです。

だから、人のポジティブな要素を見たときには、自分の中にある
ものが見えているととらえることができると、
嫉妬をする必要がなくなるのです。

そうとらえなおしてから、さらに
その嫉妬の対象になっている相手を祝福したり、誉めて、
あげると、さらに、自分の中にあるポジティブな要素と、
相手が感じているポジティブな要素が、つながりあえるので、
自分自身もさらに確実にポジティブな感情を体験できます。

これが最終の目標になりますね。

まとめると

嫉妬してしまうとき

１まず嫉妬してしまう自分を受け入れる
２嫉妬相手に見ているポジティブな要素は
　自分の心の中にもあると認める
３できれば、嫉妬している相手を、祝福して
　ポジティブな要素をわかちあう

なかなか理屈どおりにはスムーズにいかないかも
しれませんが、生活の中で、少しずつ意識して
根気よく続けていくことが大切だと思います。