今回は「ストイック」をテーマにお話しします。彼やご主人が俗にいう超自立やストイックである場合だけでなく、女性の方も自立やストイックな場合に役立つヒントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ストイックすぎる男性とは?

ストイックとは、禁欲的な生活態度を指します。例えば、スポーツトレーニングに励む、菜食主義など食べ物にこだわる、モラルを厳守する、仕事に熱心であるといった特徴があります。ほどよいストイックさは勤勉で良いことですが、行き過ぎると問題が生じることもあります。ここでは、ストイックすぎる男性について詳しく見ていきます。


ストイックすぎる男性の心理

禁欲的であることは、自然な欲求、例えば楽をしたい、がんばりたくない、好きなものを食べたい、寝たいだけ寝たい、誰かと一緒にいたい、といった欲求を抑え、自分を厳しく律して目標に向かって行動することを意味します。

ストイックであることは勤勉で良いことですが、度が過ぎると自然な欲求を持つ自分に対して劣等感を感じ、「自分はダメだ」「悪い」と自己否定してしまいます。この結果、自分を攻撃し、抑圧してしまうのです。過度なストイックさは心や体の健康を損ない、他人にも同じレベルの禁欲を求めることがあります。


ストイックさの見極めと幸せであることの価値

では、ストイックさがほどよいのか行き過ぎなのか、どのように見極めたら良いのでしょうか?生活には仕事や経済、健康、男女関係、人間関係、家族などさまざまなジャンルがあります。あるジャンルで幸せになろうとしてストイックになるあまり、他のジャンルがおろそかになり不幸を感じるようであれば、それは行き過ぎです。全体として幸せかどうか、一部に不幸がないかどうかで見極めると良いでしょう。

例えば、仕事にストイックすぎて家族との関係が悪化したり、心や体の健康を損なう場合、ポジティブで前向きすぎて日常会話で相手を疲れさせるなどの場合などは、健全さを欠いているかもしれません。


ストイックすぎる男性の具体例

例えば、あなたのパートナーが完璧主義で自分の感情を表に出さない場合、その背景には過度なストイックさとそれに伴う罪悪感や無価値感があるかもしれません。彼が仕事でストレスをため込んでいるときや、小さなミスで過度に落ち込んでいるとき、あなたが寄り添い、彼の気持ちを受け入れることで、彼は少しずつ自分の弱さを見せることができるようになります。

また、彼が何か問題を抱えていると感じたら、一緒にリラックスできる時間を作り、小さな失敗や愚痴を聞いてあげることが大切です。ここで重要なのは、彼のサポートをしながらも、あなた自身のニーズも満たすことです。たとえば、一緒に楽しい時間を過ごすことや、あなた自身もリラックスできる時間を持つことが重要です。カウンセリングを使いながらとりくむこともよいでしょう。


ストイックすぎる男性からの批判に対処する

ストイックすぎる男性と関わると、ときにそのストイックさを強要されたり、特別な努力をしない生き方を否定されることがあります。例えば、のんびり何もしない休日を過ごすことが無駄だと言われたり、楽しんで雑談することが意義のないことだと批判されることです。

健全な範囲でストイックであり、全体として幸せを実現できるのであれば素晴らしいことですが、幸せを損なってまで過剰なストイックさを持つ必要はありません。健全なストイックさであっても、他人に強要されるべきではありませんし、それができていないからといって批判される理由もありません。


幸せであることの価値を見直す

ストイックすぎるパートナーや自分自身が行き過ぎたストイックさを持っていると感じた場合、全体としての幸せが重要であることを再確認しましょう。幸せとは、心地よさや健全な楽さ、便利さに価値があることを理解することです。幸せであることの価値を見失うと、ストイックさがただの自分いじめとなり、幸せにはつながりません。

あなた自身の心が揺らいでしまったり、行き過ぎたストイックさに付き合わされることがないようにするためには、相手の言うことが健全な範囲なのか、行き過ぎているのかを見極めることが大切です。そして、自分の人生は自分次第で自由に選んで良いのだという意識を持つことが役立ちます。


おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ストイックさは超自立の男性だけでなく、女性にとっても美容やダイエット、節約、ミニマリスト、清潔さ、仕事など、現代人にとって重要なテーマです。行き過ぎず、ほどよく取り組むことで、幸せな気持ちで継続でき、良い成果を出しやすくなります。皆さんの幸せな男女関係や人生へのお役に立てられたら嬉しいです。

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