心理カウンセラー清水三季央オフィシャルサイト

カテゴリ: 【超自立の男性の心理】

今回は超自立系男性(ロックマン)をテーマにしました。

このような問題がありますか?
1. 彼が何でも一人で抱え込んでしまう
仕事で大変なことがあっても「大丈夫だよ」と言って何も話してくれない。サポートしたい気持ちがあっても、「自分でやるから」と言われると、近づきにくく感じることはありませんか?

2. 感情をあまり見せてくれない
楽しいことがあっても「普通だよ」とそっけなく、怒りや悲しみがあるときも「何でもない」と隠してしまう。結果として、二人の間に心の距離を感じてしまうことがあります。

3. 彼が頼ってくれない
「私の存在は彼にとって必要なのだろうか」と感じたことはありませんか?彼が自分だけで問題を解決しようとするため、パートナーとしての役割を見失い、孤独感を覚えることがあります。

4. 一緒の時間を作るのが難しい
彼が仕事や趣味に忙しく、二人で過ごす時間を作れない。特別な日であっても「忙しいから」と断られると、「本当に私のことを大切に思ってくれているのかな?」と疑問を抱くこともあるでしょう。


超自立系男子の背景にある心理とは?
1. 幼少期の環境による影響
幼少期に「誰にも頼らず自分でやるしかない」と感じる環境で育った男性は、大人になってもその姿勢を続けることがあります。厳しい親のもとで育った場合、「泣くな、弱音を吐くな」と言われ続けると感情を抑えることが習慣になります。

2. 弱さを見せることへの恐怖
「弱さを見せると相手に迷惑をかける」「弱さを見せると見下される」といった心の傷が恐れとして根付いていることがあります。その結果、パートナーにすら本音を見せることが難しくなってしまうのです。


どうしたらいいの?
1. 彼の自立を尊重しつつ、安心感を与える
「私もあなたを支えたい」と言葉で伝えるだけでなく、小さなサポートから始めてみましょう。「今日は私が夕食を作るね」と提案するだけでも、彼が頼る練習をするきっかけになります。

2. 自分自身のケアも忘れない
趣味や友人との時間を大切にすることで、心に余裕を持ちましょう。彼に合わせすぎることも自身の心の負担になりすぎる場合があります。カウンセリングを活用して、自分の不安や悩みを整理するのも一つの方法です。


おわりに
超自立系男子との関係は、一見すると難しく感じるかもしれません。しかし、彼の背景にある心理や行動の理由を理解し、無理のない範囲で寄り添う努力を続けることで、少しずつ心の距離を縮めることができます。
彼との関係を見つめ直し、小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?その一歩が、より豊かで親密なパートナーシップを築くための大きな力になります。応援しています。


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今回は、離婚経験のある男性の心理についてお話しします。超自立の男性についてもヒントになると思いますので、ぜひ参考にしてください。


離婚経験のある男性とは?

言葉の通り、離婚の経験があって再婚していない独身の男性を指します。女性側にとっては、離婚経験がある男性が心の痛みを知っていて優しい、影があって魅力的に感じるということもあるようです。一方で、離婚に至る事情があったのだから何か問題があるのではないかと不安に感じることもあります。


離婚経験のある男性の心理の背景にあるもの

離婚経験のある男性といっても様々なパターンがあります。その中の1つに、男性の親も離婚や浮気の経験があるなど、親に問題がある場合があります。(親に離婚経験があると子供も離婚するという決めつけや偏見とは異なりますので誤解なきようご注意くださいね)

親が離婚をするなどの問題を抱えていると、子供はそれを歓迎するよりは嫌う傾向があります。自分も大人になったら親のように離婚したり問題を抱えたくないと思うでしょう。そのため、離婚しないように、問題のないように、より完璧に生きよう、完璧に結婚しようという気持ちになることが多いようです。

このため、男性は完璧主義に陥りやすいです。完璧主義に陥ると、一時は良い生き方をし、良い彼氏、良い夫として振る舞います。しかし、やがてストレスをためこみ、相手や自分のミスを許せず責めてしまうことが増えます。さらに、超自立的になり、疲れ果てて鬱や無気力に陥ったり、浮気やアルコール依存などの問題を抱えることもあります。

その結果、男女関係がうまくいかなくなり、一度は結婚して完璧を目指したものの、離婚に至るという裏腹な結末となってしまうのは離婚を望んでいなかったわけですから残念なことです。


ありのままの自分

離婚は当然の権利であり、離婚経験のある方も非常に多くいますから、客観的にはネガティブに言われるものではありません。しかし、多くの離婚経験者はありのまま受け止めることが難しいと感じています。表面的にはポジティブに見える場合でも、内心ではネガティブに捉えがちです。

これは、親の問題を許せない分だけ、自分の問題も許しにくいということです。

本当は、親も子供に辛い思いをさせたいわけではなく、親なりにベストを尽くした結果、仕方なくそうなった場合が多いのです。男性もまた、辛い思いを繰り返したくないとベストを尽くした結果ですから、理不尽に思えるかもしれませんが、仕方がないところがあります。このように考え、親のことも男性自身のことも理解し、許しに向かっていけると良いのです。


パートナーシップのサポート

女性側は、ありのままの問題を抱えた男性を許し受け入れたり、価値を認めたりすることが重要です。また、男性がありのままの自分や親を許し受け入れ、価値を認められるようにサポートしてあげることが理想的です。男性側の努力ももちろん大切ですが、上手にサポートできれば、男性が抱えた完璧主義や離婚によるネガティブなセルフイメージ、鬱、無気力などの問題も緩和され、問題が減っていきます。

その結果、男女関係で良い関係を保つことができたり、良い関係に修復することができるでしょう。


おわりに

今回は、離婚経験のある男性の心理についてお伝えしました。超自立の男性にも当てはまるところがあると思いますので、ぜひヒントにしてみてください。離婚経験があるからこそ、心の痛みを知り、より優しくなれる部分もありますが、その裏には様々な心理的背景があることを理解することが大切です。

もし、あなたやあなたのパートナーが離婚経験のある男性であるならば、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。カウンセリングでは、さらに詳しいアドバイスやサポートを提供していますので、ぜひご相談ください。あなたの心の健康と幸せを心から応援しています。



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今回は「ストイック」をテーマにお話しします。彼やご主人が俗にいう超自立やストイックである場合だけでなく、女性の方も自立やストイックな場合に役立つヒントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ストイックすぎる男性とは?

ストイックとは、禁欲的な生活態度を指します。例えば、スポーツトレーニングに励む、菜食主義など食べ物にこだわる、モラルを厳守する、仕事に熱心であるといった特徴があります。ほどよいストイックさは勤勉で良いことですが、行き過ぎると問題が生じることもあります。ここでは、ストイックすぎる男性について詳しく見ていきます。


ストイックすぎる男性の心理

禁欲的であることは、自然な欲求、例えば楽をしたい、がんばりたくない、好きなものを食べたい、寝たいだけ寝たい、誰かと一緒にいたい、といった欲求を抑え、自分を厳しく律して目標に向かって行動することを意味します。

ストイックであることは勤勉で良いことですが、度が過ぎると自然な欲求を持つ自分に対して劣等感を感じ、「自分はダメだ」「悪い」と自己否定してしまいます。この結果、自分を攻撃し、抑圧してしまうのです。過度なストイックさは心や体の健康を損ない、他人にも同じレベルの禁欲を求めることがあります。


ストイックさの見極めと幸せであることの価値

では、ストイックさがほどよいのか行き過ぎなのか、どのように見極めたら良いのでしょうか?生活には仕事や経済、健康、男女関係、人間関係、家族などさまざまなジャンルがあります。あるジャンルで幸せになろうとしてストイックになるあまり、他のジャンルがおろそかになり不幸を感じるようであれば、それは行き過ぎです。全体として幸せかどうか、一部に不幸がないかどうかで見極めると良いでしょう。

例えば、仕事にストイックすぎて家族との関係が悪化したり、心や体の健康を損なう場合、ポジティブで前向きすぎて日常会話で相手を疲れさせるなどの場合などは、健全さを欠いているかもしれません。


ストイックすぎる男性の具体例

例えば、あなたのパートナーが完璧主義で自分の感情を表に出さない場合、その背景には過度なストイックさとそれに伴う罪悪感や無価値感があるかもしれません。彼が仕事でストレスをため込んでいるときや、小さなミスで過度に落ち込んでいるとき、あなたが寄り添い、彼の気持ちを受け入れることで、彼は少しずつ自分の弱さを見せることができるようになります。

また、彼が何か問題を抱えていると感じたら、一緒にリラックスできる時間を作り、小さな失敗や愚痴を聞いてあげることが大切です。ここで重要なのは、彼のサポートをしながらも、あなた自身のニーズも満たすことです。たとえば、一緒に楽しい時間を過ごすことや、あなた自身もリラックスできる時間を持つことが重要です。カウンセリングを使いながらとりくむこともよいでしょう。


ストイックすぎる男性からの批判に対処する

ストイックすぎる男性と関わると、ときにそのストイックさを強要されたり、特別な努力をしない生き方を否定されることがあります。例えば、のんびり何もしない休日を過ごすことが無駄だと言われたり、楽しんで雑談することが意義のないことだと批判されることです。

健全な範囲でストイックであり、全体として幸せを実現できるのであれば素晴らしいことですが、幸せを損なってまで過剰なストイックさを持つ必要はありません。健全なストイックさであっても、他人に強要されるべきではありませんし、それができていないからといって批判される理由もありません。


幸せであることの価値を見直す

ストイックすぎるパートナーや自分自身が行き過ぎたストイックさを持っていると感じた場合、全体としての幸せが重要であることを再確認しましょう。幸せとは、心地よさや健全な楽さ、便利さに価値があることを理解することです。幸せであることの価値を見失うと、ストイックさがただの自分いじめとなり、幸せにはつながりません。

あなた自身の心が揺らいでしまったり、行き過ぎたストイックさに付き合わされることがないようにするためには、相手の言うことが健全な範囲なのか、行き過ぎているのかを見極めることが大切です。そして、自分の人生は自分次第で自由に選んで良いのだという意識を持つことが役立ちます。


おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ストイックさは超自立の男性だけでなく、女性にとっても美容やダイエット、節約、ミニマリスト、清潔さ、仕事など、現代人にとって重要なテーマです。行き過ぎず、ほどよく取り組むことで、幸せな気持ちで継続でき、良い成果を出しやすくなります。皆さんの幸せな男女関係や人生へのお役に立てられたら嬉しいです。

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今回はこれまでではじめて男性の方のご相談にお答えしたいと思います。俗に超自立と呼ばれる男性自ご身からのご相談ですので、超自立の男性の彼やご主人をサポートしたい女性の方にもヒントにしていただけるかもしれません。



ではまずご相談文から

 こんにちは,私は20歳代前半の男性です.自分のことについて相談させてください.
 清水さんが2011年の1月頃に書かれた超自立の男性像が自分に当てはまる気がしたのですが,他人への頼り方がわからず困っています.


 私は本来統合失調症気質でしたが,高校生の時に反抗期を迎えてから攻撃的で神経質な面が強くなり,無頼漢風の超自立になりました.


 悩みの殆どは同年代の友人達と関わる場面です.
 高校では対人交流が下手なこともありほぼ一人で行動せざるを得ませんでしたが,
幸い大学では凝集性の高い40人程度の集団に属したお陰で友人もでき,卒業時には「お父さん,天然,変人」といった役割を持っていたように思います.


 さて,対人交流技能も向上し友人も何人も得ましたが,プライドが邪魔するのでしょうか,信頼できる友人にも弱音を吐くことができません.一度,意を決して友人に話を聞いてもらいましたが,友人との対話を元に自己洞察が深まった気はしても超自立のままな気がします.
また,友人以外には依然として排他的に接してしまうこと,自分のことを話していても理屈っぽく「他人事のようだ」と度々指摘されることも気になります.
 「〜すべき」といった考えや役割意識に縛られている感じはしますが,何を変えれば好転するのか見当がつきません.最近は居合道を通して神経質な心構えを整えられないかと期待していますが,いかがでしょうか.ご助言よろしくお願いします.



清水から


Aさん、今回はご相談をありがとうございました。お調べしたところ2011年2月に超自立の男性の心理(4)を執筆していましたので、このことを指してお伝えいただいたのかなと思います。


無頼漢風の超自立なところがあるんですね。凝集性が高い40人の集団というのは、専門性が高いという意味なのかなと解釈させていただきましたが、よい仲間に恵まれてご友人もできたようでよかったですね。
「お父さん、天然、変人」という役割というのは、成熟しているけれども、周りからわかりにいところがあるという様子なのかもしれませんね。


お友達の中で信頼できる友人にも弱音を吐くことが難しいようですね。意を決して話を聞いてもらったけれども、自己洞察は深まった気はしても超自立に変化はないように感じるんですね。


またご友人以外には排他的に接してしまったり、自分のことを話しても陸っつっぽくて「他人事のようだ」と指摘されることも気にかかるんですね。


「〜すべき」といった考えや役割意識に縛られていると感じるけれども、何を変えればよいのか見当がつなかいと感じるところもあるんですね。


そうした中で、最近は居合道を通して神経質な心構えを整えられないかと考えていらっしゃるようですね。


Aさんの様子はとてもよくわかります。ストイックで真面目で誠実なタイプの超自立の男性のようですね。20代前半なので真面目であることは優秀なことでも あるので自信をもってほしいなあと感じました。その上で、対人関係もうまく楽しめるともっとより幸せ度がアップしそうですね。


どうしたらよいのかをいくつかお伝えしますのでヒントにしてくださいね。また他の読者の方が参考にしやすいような書き方にしていますので、その点はご了承くださいね。




超自立を抜け出すためにめざすところとは?


私たちがお伝えしている心理学では、心は


依存→自立→相互依存


という3つの段階で成長すると考えています。これは人が子供から大人になるまでの成長過程になぞって考えるとわかりやすいんですね。子供の頃は親に頼って 生きていくことが多いです。これが依存時代です。やがて人を頼ることがわずらわしくなり自分のことを自分でして生きていくことが多くなる時期がきます。こ れが自立時代です。さらには自分のことを自分でしながらも、他人にも頼ったり、他人を手助けしたりして、お互いに協力し合って生きることが多くなる時期が きます。これが相互依存の時代です。


もちろん、依存の時期にも自分のことを自分でする生き方がゼロということはないですし、自立の時期にも誰にも頼らないわけではないですし、相互依存の時代にも、他人と協力しない場面もでてきますので、比較的多い時期ととらえていただくと理解が混乱しにくいと思います。


通常だとある程度自立できると、自然に他人と協力し合う相互依存という関係に移行していくんですが、人によっては自立の時代が長くなると自立を続けるため、自立度が高くなり超自立の状態になる場合があるんですが、それでも目指すところは相互依存なんですね。ですから、Aさんは相互依存できるようになったらいいんだなと とらえておくと、これが目標つまり、超自立を抜け出すためにめざすところになります。




相互依存がめざすところとは?


では次に、相互依存するためにはどうしたらいいのでしょう?他人と協力した結果、こんな幸せな状態になりたいな、こんな幸せな状態を実現したいなという目標をもつことが役立ちます。これをビジョンと呼んでいます。


例えば、チームでサッカーをするとき、チームのビジョンは、相手のゴールにボールを入れることとか、試合に勝つことになりますよね。そのために選手が常に 一人でボールをキープしてドリブルで敵のゴール前まで進んでシュートすることにこだわっていれば、これは自立の状態です。それよりも、チーム内が協力して パスをまわして、シュートした方がビジョンである、ゴールや勝利につながりやすいと思います。このサッカーをするときの精神のようなものをもつことが相互 依存になるために役立つということなんです。


つまりAさんは今回のご相談できっとご友人とコミュニケーションをして楽しい人間関係をもちたいとかより豊かな関係を育んでいきたいとか、恋愛を楽しみた いとか、ただ単純にお互い笑っていたいとか、そういった思いがあると思うんですが、それをビジョンとして心の中にもっておくことがまず大事ということにな ります。




ビジョンを実現するためのコミュニケーション


Aさんが一番知りたいところというのは、コミュニケーションでどうしたらいいのかとか、どんな心のあり方がいいのかというような「コツ」なんだと思うんですね。そのために役立つものとして2つをあげたいと思います。


1 本音を少し話しましょう。

「本音」という心の中で感じていることをコミュニケーションしてみましょう。けれども、プライドや恥ずかしさなどが邪魔をしてしまって伝えにくいところが あると思うんですね。とくに本音を言いましょうというと究極の本音を言わないといけないように感じてしまう場合もありますが、究極の本音をいきなり相手に 言ってしまうと、気まずいような関係になりやすいです。ですから、言えそうな本音から言ってみてください。言っても安全そうな本音です。


例えば、「何かみんなで楽しいことしたいなあ」、とか、「人を頼りたいと思う時があるんだけど、苦手なんだよね」といったような漠然としているような言葉でも、心の中にあるならばそれを伝えるだけでもいいです。


整理できていなくても、相手は、「え?楽しいことって?」「どういうこと?」と自然に疑問に思うでしょうし、「頼りたいことがあるならいつでも言ってくれ よ」とか、「頼りたいってどういうところを?」と聞いてくれたり、「変な事、急に言い出すなよ」とたしなめられたり、といった反応が返ってくるでしょうか ら、またそれに対して感じた本音を、「うーん、最近マンネリっぽい感じがしてるんだけど、僕だけかなあ」とか、「頼るといってもよくわからないんだよね」 とか「変なことってそう言うなよ(笑)」などと、また少し本音を伝えてみるという感じです。


超自立の男性を彼やご主人にしている女性などがそうですが、Aさん自身が感じているよりも、周囲がAさんに興味をもっていたり、Aさんのことを知りたいと 思っていたり、Aさんが苦しかったり、コミュニケーションが苦手と感じているなら手助けしたいと思っていることは意外と多いものなので、本音を少しずつ話 すことで、周囲もAさんの気持ちがわかってくるので、頼らせてもらいやすいですよ。


またご友人以外には排他的になってしまうということですが、ある程度関わりたくない相手がいれば、関わらない自由もありますので、あからさまにせずにさりげなく、関わらないでいるようにすると、角がたちにくいと思います。




2 相手や周囲が求めているものは何ですか?


本音を伝えるだけでは、自分中心なコミュニケーションになりやすいので、相手や周囲が求めているものごとを考えてみましょう。自分だけで考えても答えが出 ない場合があると思いますので、相手や周囲の会話をよく聴こうとしてみてください。また、グループでの会話なら、上手に話していて、周囲から受け入れられ ているタイプの人がどんなコミュニケーションをしているのかをよく聴いて話題や話し方を学んでおくと、周囲に受け入れられる話題とか周りが興味を持ってい る話題がわかってくると思います。


周りに合わせてばかりだとAさん本人が楽しくなくなる場合もありますので、ほどよく周りにも合わせながら、1の本音を少しずつ伝えていくという1と2のバランスがとれるとよいコミュニケーションがとりやすいです。


また、ご友人以外には排他的になってしまうということですが、こういう場合でも、相手に関心をもって話を聴いてみると、コミュニケーションの勉強にもなり ますし、相手が拒否されたという印象になりにくいと思います。ご友人意外にも少しだけでいいですから興味をもった態度にしておくと、会社などのグループで のコミュニケーションがしやすいと思いますよ。




最後に


まだまだお伝えできることはたくさんありますが、ある程度ヒントは得られましたでしょうか?子供の頃のことや親との関係なども影響しているもので、イン ナーチャイルドなど心の深い部分についても、知っておくと役立つことはたくさんありますから、さらに詳しく知りたいという場合はカウンセリングを使ってみ てくださいね。Aさんに、また超自立の心理に関心のある皆さんに、幸せな人間関係が訪れるよう祈っています。



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俗にいう超自立系男性は肉食のイメージがあるかもしれませんが、それとは少し違うのですが、いい人なタイプの男性があります。いい人なら問題や悩みにならないのでは?と思いそうですが、お客様からのご相談では、なかなかややこしいことが起こっていることが多いので、とりあげてみました。


いい人な男性とは?

いい人なので、メールや電話、コメントなど、マメに返事をしたり、気のきいた一言があったりと、うまく付き合えると、女性にはとってもやさしくてよいところがあります。でも、誰にでも同じようにやさしくしてしまったり、実はあまり恋愛感情はないのに、善意から、やさしくてしまうところがあるので、女性の側がどう解釈してよいのか戸惑ってしまうということがあるようなんです。


いい人な男性のいい人ぶりをどう読みとったらよいのでしょうか?

様々な見方ができますが、5つ挙げたいと思います。

1 ただ誰にでもやさしい

これは恋愛感情がない場合があるので、食事にでもいきたいですね、とか、食事つれてってくださいよぉーとねだってみるといいと思います。反応がなかったり、お誘いがあっても、1日デートに発展しないなどあまり手ごたえがなければ、誰にでもいい人なのかもしれないと疑ってみた方がよいかもしれません。昔の歌で、浜田省吾さんの片想いという曲がありますが、あまりやさしさにふれた経験がない方が、このいい人なタイプの男性からの全員へのやさしさにふれたとき、恋愛感情をもってしまうことがあるようです。この曲は、女性に片想いした男性側の気持ちが綴られていますので、その逆バージョンということになりますね。


2 ノーと言えない

相手に気を遣いすぎてしまって、自分の意見を言えないという感じです。女性の側を傷つけてしまってはいけないという思いから、いい人な対応をしてしまいます。ですので、女性が好感をもってくれていても、男性側はむしろ嫌がっているのに、笑顔でありがとうございます。うれしいです。などと裏腹なことを言ってしまって、後で自分の首を絞めてしまい、困ってしまう、しかもそれなのに、また遊びましょうなどとまた、自分の思いと裏腹なことを言ってしまうということがあります。余計に女性側に誤解させてしまうので、逆に迷惑なくらいだと女性側は感じてしまうかもしれませんね。


3 相手の出方をうかがっている

これは恋愛感情をもっているのだけれども、自分からデートに誘ったり、彼いるの?など恋愛話にもちこんだり、恋愛の雰囲気にもちこんだりできなかったり、もちこんで拒絶されることを怖がっていたり、相手から一歩ふみこんでくれるまで駆け引きをしているような感じです。女性側から恋愛話にもちこんだり、デートをねだったりして、恋愛へ向けて一歩をふみだしてみるといいと思います。この場合は男性は、女性の求めに応じるという形をとって、関係を進めてくれると思います。男性が2人の関係にある程度、(付き合えそうだという)確信をもてると、関係をリードしてくれるようになりやすいと思います。


4 どう接してよいのかわからない

女性になれていないので、礼儀正しい態度や、マナーやルールにのっとったふるまいしかできないという感じです。ですので、女性に対して恋愛感情をもっていても、それを出せずに、その状況であるべき態度に限定しての発言や行動をしてしまうので、男性が女性に好感をもっていることが伝わりにくく、ただいい人なんだと思ってしまいがちです。3と同じく、女性が愛情を表現してあげたり、少し積極的にかかわってみて、男性が喜んだ様子があるかどうかでチェックしてみるといいと思います。喜んだ様子があっても、発言や行動には表現できない場合があるので、注意深くチェックする必要がありそうです。


5 女性に好かれるためには正しい男性でないとダメだと思いすぎている<

まじめなタイプの方が、女性に好かれるために心理学やハウツーみたいなものをよく学びすぎて、それに忠実になりすぎているという感じです。そうすると、男性の欲望のようなものを率直に発言や行動に表しにくくなり、とてもマナーのよい紳士な態度になりすぎてしまって、デートを何度しても、キスもしない、エッチもしないという同じ形のデートばかりになってしまうということもあるようです。こういうときは、女性とはどういうものなのかということを、友達の話を例えに出すとか、一般論として話題に出すなどして、女性もエッチが好きだし、もっと仲良くしたい、わがままでありたいと思っていることを、暗に気づかせてみてはどうかなと思います。


女性側はどう対処したらいいの?

女性側はリアルで自由で率直なかかわり方を心がけた方がうまくいきやすいです。つまり、女性側もいい人のパターンにはまってしまうと、お互いにいい人のラインを超えることなく、いい人同士の恋愛なのか友情なのか礼儀なのかわかりにくいかかわり方が続いてしまうからです。

今は婚活パーティーやお見合いなど、自由な出会いというよりも形式的な出会いが多い場合もあり、コミュニケーションが苦手であったり、自由な恋愛をしてよいはずなのに、いつのまにか就活のような形式的なかかわり方にはまってしまって、このいい人のパターンに陥ることも多いような気がします。

いい人のパターンって、実はけっこう面倒で大変なところがあるのに、それをしてくれる人というのは、その根っこに自然なやさしさや愛情がたくさんあるように思います。そこをうまく引き出しあって、自然で幸せな恋愛ができるといいなと思います。皆さんの幸せな男女関係のためのヒントにしていただければ幸いです
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