こんにちは。
心理カウンセラーの鈴木美穂です。

カウンセリングサービスの母体の神戸メンタルで、心理学を学び始めて、
「我慢のしすぎ、がんばりすぎ」という言葉を聞いた時は、ほんとうに驚きました。

そんな日本語があったんだとさえ、思いました。

我慢やがんばる事は子供の頃から推奨されていて、
やればやっただけ、認められたり、ほめられたりするのに。

「やりすぎって事があるの?」

私は、納得できませんでした。

特に我慢強いとか、いつもがんばっているわけではなく、
がんばらなかったり、我慢しなかったりする事で、
問題は起こるのにと思っていました。

そして、ある日、その疑問を心理学を学んでいない友人にぶつけてみました。

彼女はそれを聞いて、さらっと言ったのです。

「えっ、自分が無くなるくらい我慢するのは、良くないんじゃないの」
「そういうことだったんだ」

私は、やっと何事にも限度というものがある事に気がつきました。         

まわりの状況や人を気遣って、
自分の気持ちを抑える事が必要な場合は、確かにあるけれど、
抑えすぎてしまうと、苦しくて、自分を見失ってしまう。

んな我慢はする必要ないんだ、ということが、わかりました。

そして、最近、我慢のしすぎが、
かえっていろいろな問題を引き起こしているように思えます。

少しだけ勇気を出して、今している辛い我慢をやめてみませんか?



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