5月3日の東京カウンセラーズ・フェスタにご来場いただき、ありがとうございました。
とても、熱心に聞いていただき、また、いろいろなお話を伺う事もできました。
私にとって、とても楽しい、充実した一日でした。
私の講演内容をブログで紹介して行きますね。
『子ども時代からの脱却!〜わかってほしいを、手放してみませんか?〜』
自分の事をわかってほしいと思っていませんか?
わかってくれないと、傷つきませんか?
私はけっこう傷つきます。
私たちは大人という年齢なのに、心は、まだまだ大人になりきれていないところがあります。
子どもの頃、両親に望んだ「わかってほしいという欲求」を、まだ、手放せずにいます。
今回の講演の総合テーマは『目標を達成する』です。
目標に向かって、進んで行く時、わかってほしいのに、わかってくれないという思いは大きな妨げになる事があります。
わかってくれないと自信がなくなります。
自分はまちがっているんじゃないか。
やり方が違うのではないか。
こんな誰もわかってくれない事をやっていても無駄なんじゃないか。
目標はラブラブになる事。
でも、彼は、私の事、ちっとも、わかってくれない。
だめじゃん。
目標を持つ前に挫折する事もあります。
人と人の関係はわかり合ってこそ、と習ってきました。
私もそう思ってきました。
わかってもらう事も人をわかろうとする事も、当然と思ってきたところがあります。
でも、ほんとうにわかり合うって、なかなかできない事のような気がします。
わかってくれない、と傷つく事もしょっちゅうでした。
おかしい、おかしいとずっと、感じていました。
友達に「期待するからだよ」と言われた事があります。
「期待しないで、どうして、関係が持てるの?」と言い返したのは、私です。
わかってくれると思っているから、関わりたいと思うのに、と考えていました。
わかってくれない人には、近寄りたくもありません。
けれど、私は相手を、自分勝手な想像で決めつけた間違った姿で期待していたのです。
やさしい人だから。テキパキしているから。いろんな事を知っているから。
人はひとつの性格だけではないし、状況によっても変わります。
それで、実像と違っている事も少なくありませんでした。
私が思っていたような人ではなかったのです。
そんな相手に、わかってもらえるはずがありません。
友人に言われてから、二年ぐらいたってから、やっと、気がつきました。
期待の仕方が間違っていたんだ。