◆鈴木美穂

◇すずきみほ

(心理カウンセラー)

東京在住
対人関係や男女関係を始め、家族や仕事、心の問題まで、どんなテーマにも寄り添うように根気強く取り組むカウンセラー。
「恋愛プロムナードの歩き方」「復縁プログラム」「上司・部下・同僚と良い関係を作る方法」「浮気の深層探索術」「男性浮気マニュアル読解法」「パートナー育成プロジェクト」「女語男語異話対訳」等を考案、提供を行っている。
20年以上の医療施設での勤務経験と3回の転職経験を持つ。
2013年3月 放送大学教養学部卒業。
柔らかい雰囲気で、うまく話を引き出してくれるため、自然と心を開く事ができ、「カウンセリングが楽しかった」との声も多数届く。
皆の幸せを何よりも願いながら、その実現のためのサポートを行っている。
「エキサイト・健康コネタ」にコラムを掲載 。
『今日を楽しく』『人間関係を良くするたったひとつの方法』
携帯サイト【運命の恋占い】にコラム「Happy Cafe〜愛と幸運の法則〜」を掲載。

「自分を見つめる」「自分と対話する」「心とつながる」カウンセリングとイメージワークを行っています。

カウンセリング実績 7000件以上

2016年9月30日 カウンセリングサービスを退会


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相談

職場でのコミュニケーション(20)〜モラハラ、パワハラが辛いあなたへ(1)〜

心理学アメーバブログで、恋と仕事の心理学火曜日の「うまくいくコミュニケーション」は、小倉健太郎カウンセラーと吉村ひろえカウンセラー、樋掛豪カウンセラーの4人で担当しています。


 モラハラ、パワハラを受けた時の対処法

 


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モラル・ハラスメント、パワー・ハラスメントのハラスメントは、
いやがらせと訳される事もありますが、精神的な暴力です。

職場で上司や同僚など、身近な人から、そのような行為を受ける事は、
とても、辛い事だと思います。

常識的に考えると、そのような事は、あるはずの無い事です。
人の気持ちを考えなさい。
人の嫌がる事をしてはいけないと、学校教育の中で、
ずっと、言われてきたはずです。

けれど、そのような事をされてしまう事は、けっして、稀な事ではないようです。

職場の中で、自分だけ無視される。
些細な失敗で、どなられる。
仕事のやり方を頻繁に注意される。
どんなやり方をしても、非難される。
理不尽な事を言われる。

ひどい、と思っても、なかなか、本人には言えません。
辛い事を、誰にも、訴えられません。

まわりの人も、なぜか、見て見ぬふりなような気がします。

そして、毎日が憂鬱になり、何をやっても、楽しくなくなります。

仕事も、その人かまた、何か言うのではないか、攻撃されるのではないかと、
びくびくしてしまうので、ミスが増え、さらに、攻撃される事になります。

恐れてはいけない、毅然とした態度をと言われても、
暴力の前では、無理なのではないでしょうか。

殴られた時、相手に、恐怖を感じるのと同じです。
よっぽど、腕に自信が無い限り、向かって行く事はできません。

人は防衛本能があるので、自分を守るために恐怖を感じてしまうのです。
精神論では、どうにもなりません。

仲の良かった同僚にも、なかなか、打ち明けられません。
味方を作ればいいのではないかと言う意見がありますが、
それもできづらくなります。

人は、自分を責める癖を持っているので、相手の事情での攻撃でも、
暴力を振るわれるのは、自分が悪いからではないかと思ってしまいます。

ひどい目に合うのは、自分が原因、自分が悪いからと言い聞かされて、
育って来たからかもしれません。

暴力を振るわれるほど、自分は悪い事をしている。
そんな行為を受けても、仕方がないほど、だめな人間なんだと
感じるようになります。

誰かに助けを求める事は、自分は暴力を受けるほど、
だめだという事を表明するようなものなので、言う事ができません。

また、こんなダメな自分を人は軽蔑するかもしれない、
助けてなんかくれないかもしれないと心の奥で思ってしまうのです。

そして、「あなたが悪いんじゃないの」と言われる事が恐くなります。

そう言われてしまったら、居場所も生きる場所も失ってしまうように思えるからです。
真っ暗な闇に転落して行く気分になってしまうのかもしれません。

この精神的な暴力は、同じような立場で、同じように受けていない場合、
理解できにくいという事があります。

「そんな事、気にしなければ、いいんじゃないの」
「そんな事、する人には見えないよ。たまたま、機嫌が悪かったんじゃない」

そういわれる事もあるかもしれません。
そうなると、誰にもわかってもらえす、孤立感を深めて行きます。

また、職場は利害関係の場でもあります。

みんなは我慢できているのかもしれない。
自分だけが大げさに考えているのかも。
もし、自分が何か言ったら、輪を乱したとして、みんなに嫌われてしまうかも。

仲が良かった同僚でさえ、どう思われるか、恐くて、何も、言えなくなります。
同じような環境にいる同僚も、信じられなくなります。

こんな事で、悩んで、辛いと言っている自分をみんなは嫌うのではないか。


精神的なものであっても、暴力を受け続けていると、心は壊れて行きます。
数回、ひどい責められ方をしても、
また、同じような事があるのではないかと、心は怯えます。

まわりの人がなかなか助けられないのは、潜在的に、暴力を受ける事を恐がるからです。
それは、道徳の問題ではなく、生存を維持するために、
自動的に気がつかないうちに、そうしてしまうのです。


モラハラ、パワハラによって、精神的に暴力を受けると、
そうされる自分を責め、人に助けを求める事もできず、
人を疑うようになり、孤立感を深め、追いつめられて行きます。

そうなると、日々は辛いだけになり、何の希望も持てなくなります。
感情も感じなくなります。
生きる意欲も無くなります。


それでも、生活のために仕事は辞められないのかもしれません。
仕事を辞めてしまったら、生きて行くことができない。

がんばり続けて、事態が好転すれば、その体験は、忍耐を養う事になるのかもしれません。

けれど、心が壊れてしまい、体も、
そして、命さえも壊そうとしてしまったら、何もなりません。

命を壊してしまったというニュースを見るたびに心が痛みます。


私も、ずっと、以前ですが、会社でそのような体験をした事があります。

その時は、本当に辛くて、
「神様、私を連れて行って下さい。こんなに辛いのは、もう、嫌です」と祈りました。

私の心も壊れかけていたのかもしれません。
「生きるのがめんどくさい」と、よく言っていた事を思い出しました。

私は、上司に部署替えを申し出て、それを受け入れてもらい、
心の平安を取り戻しました。


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友人とのコミュニケーション(2)〜友人が相談にのってくれない時〜

心理学アメーバブログで、恋と仕事の心理学火曜日の「うまくいくコミュニケーション」は、小倉健太郎カウンセラーと樋掛豪カウンセラー、吉村ひろえカウンセラーの4人で担当しています。

辛い事や困った事が起きて、相談しても、思ったような反応が返ってこない。
辛い気分が倍増。
話さなきゃよかった、と思ってしまう事はありませんか?
そんな時の傾向と対策をお伝えしますね。


【相談したのに、なぜか、責められてしまう場合】


「こんな出来事があって、へこんでいる」
「こんな事を言われたのよ」
「どう思う?そういう事をする人って。私は辛かったんだけれど」

わかってほしくて、共感してほしくて、慰めてほしくて、言ったのに。
いきなり言われてしまった。

「あなたが原因なんじゃない?」


「・・・・・・・」絶句。


「あなたの行動が・・・」
「あなたが、そういう事を言ったのなら」

友人は容赦ない。


せめて、もう少し、客観的にみてほしかった。

私だって、むやみに相手ばかりを責めているわけじゃない。
いろいろ考えた結果、おかしいから、言ったのに。
いきなり私を責めるなんて、ひどい。


心の傷はどんどん深くなってしまいます。

友人だから、わかってくれると思ったのに。
もう少し、寄り添ってくれてもいいのに。


いつもというわけではないかもしれませんが、
時には、こんな反応が返ってきて、
戸惑ったり、裏切られたような気分になってしまう事もあるかもしれません。

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カウンセリングの利用の仕方(1)〜話をする〜

カウンセリングを受けてみたいけれど、どうしていいかわからないと感じている方も少なくないのではないかと思います。
そこで、カウンセリングの利用の仕方をご紹介して行こうと思います。

(1)話をする。

カウンセリングを受けようと思っても、何から話していいかわからない。
話がまとまらない。
そのような事で躊躇する事もあるのではないでしょうか。

カウンセリングでは、何でも、思いつくまま、話して下さい。
まとまっていなくても、話があっちこっちに飛んでしまってもかまいません。
悩みがあったり、追いつめられている時は、冷静でいる事は難しくなります。
もともと、自分が考えている事や感じている事を言葉で表現する事はやさしい事ではありません。
そして、考えれば、考えるほど、自分の気持ちはわからなくなりがちです。
人の気持ちはひとつではありません。
心の中にはいろいろな感情や考え方が存在しているのです。

話している途中で、何がいいたいのかわからなくなってしまったり、感情がわきあがってきたり、言葉につまって、黙ってしまう事もあるかもしれません。
それでも、大丈夫です。
どんなお話でも、カウンセラーはお聞きしますし、わからない場合は確認や質問をして、理解するようにします。
言葉が続かなくなったら、次の言葉が出て来るまで、待ちます。
お話の主旨をまとめて、お伝えする事もできます。
できるだけお話ししやすい雰囲気を作るように努めますし、お話を受け入れ、寄り添い、支えます。

ただ、話してみませんか。

心の中で考えているだけでは、結論はなかなか出ません。
迷いや辛い感情などが邪魔をして、途中でわからなくなったり、消えてしまったりして、最後まで考える事が難しいからです。
そして、また、始めから、考えるという事を繰り返してしまいます。
たくさん考えているようでも、迷って、同じところをぐるぐる回っている状態となってしまいます。

話す事によって、考えが先に進み、考えがまとまります。
自分が思わず発した言葉によって、自分の気持ちがわかる事もあります。
抑えていた考えや感情を吐き出す事によって、すっきりする事ができます。
自分の中の否定していた気持ちを話す事によって、肯定でき、自分を責める事をやめられる事もあります。

心に言葉や思いがたまった時。
なんだかわからないけど、心の中がもやもやした時。
淋しくて、誰かと話がしたくなったら。
ただ、愚痴を言いたいだけの時も。
カウンセリングを利用して下さいね。

カウンセラーは、お話をしっかり伺いますが、楽にもなっていただきたいので、アドバイスも用意します。
話す事だけをご希望の時は「今日はただ、聞いてほしい」「今日は話したい」という事を伝えていただけると、ご要望にお答えしやすくなります。

  ☆ 気軽に 気楽に カウンセリング ☆


コスモス

ミニミニ心理学<あなたの隣にカウンセラー>(2012/11/13配信)

昨日、友人の写真展を見に行きました。
彼女は鉄子ちゃんで(鉄道が趣味)、写真のすべてが鉄道にまつわるものでした。
列車は主役だったり、脇役だったりしていましたが、どれもみな生き生きと撮られていて、彼女の愛情が感じられ、心が温かくなりました。
好きという気持ちは、自分自身のエネルギーにもなりますし、人にもエネルギーをおすそ分けできるのではないかと思いました。
冷たい風の中を、ちょっと、ほんわかしながら、駅に向かいました。

では、今日のミニミニ心理学「あなたの隣にカウンセラー」をお届けします。

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悩み事を解決したい。
辛い気持ちを聞いてほしい。
どうしたらいいか迷っている。
どうしてこうなってしまうのか、理由を知りたい。
自分について、わかりたい。
もっと、幸せになりたい。
願いをかなえる方法を知りたい。
成功したい。

そんな時、誰かに相談する、本を読む、自分で考える事で解決するかもしれません。
けれど、話を聞いてくれる人やわかってくれる人がいなかったり、本に書いてある事はもっともだけれど、
なかなか実行できなかったり、自分で考えても考えても同じところをぐるぐる回り、
答えにたどり着けない事もあります。

カウンセリングを受けるという事は、以前より一般的になったとは言え、
まだまだ、敷居は高いのではないでしょうか。
問題を抱える事自体が自分がダメだからと思ってしまったり、問題は自分で解決するものだという考え方が
根強いのかもしれません。
カウンセリングを受ける事は特別な事、弱い人が受けるものという印象もなかなかぬぐえません。

けれど、人が悩みを持つ事は当たり前ですし、私たちは悩みの解決の方法をほとんど習ってきませんでした。
人の心についても、知らない事も多いのではないでしょうか。
また、カウンセリングは悩みの解決のためだけではなく、特に問題はないけれど、
もっと、自分らしく楽しく生きる事にも、お役に立てるのではないかと思います。

問題を解決するために、今、足りないものを手に入れるために、さらに
より良く生きるために、生活必需品や嗜好品をコンビニに買いに行くように、
気軽にカウンセリングを利用していただけたらと思っています。

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